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バスタイムのリラックス法    

理想的なバスタイムの過ごし方

お風呂は、身体の汚れを落とすだけでなく、一日の疲れやストレスを解消する、絶好の場です。
理想的な入浴法について、ご紹介します。

バスタイムを見つめ直そう。

お湯に浸からず、シャワーだけで済ましている人もいるようですが、現代のようなストレス社会にこそ、毎日お湯に浸かって、身体と心の疲れを癒してあげましょう。また、加齢や栄養不足などによって、新陳代謝が悪くなると、病気にかかりやすく、外見上にも老化 が進んでしまいます。お湯につかることで、血液循環をよくして、新陳代謝を活発にする働きもあるため、どの年代の方にも、お風呂の習慣を大切にしていただ きたいと思っています。
また、お風呂は、着ているものを脱いで裸になり、ゆっくりと湯に浸かる、「リラックス」できる場所です。水の負荷がかか り、「エクササイズ」の場にもなります。関節や筋肉が柔らかくなりますから、関節の痛みが気になる方は、湯の中で、簡単なストレッチをするといいでしょう。
さらに、お風呂は身体をきれいにする「エステティック」空間であり、一人でものを考える、「クリエイティブ」空間でもあります。日によって、楽しみ方を変えてみるのも良い方法です。

お湯は変幻自在!アレンジを楽しんで。

今年の夏は特に暑かったですから、食欲不振や不眠、運動不足の方も多いようです。エアコンにより、冷えが気になる方も多いでしょう。ですから、今こそ、ゆっ くりとぬるめのお湯に浸かる習慣を身に付けましょう。理想は、寝る前の1時間ほど前に39℃前後のぬるま湯に20分ほど浸かって、ほんのり汗ばむ程度に身 体を温めることです。ぬるま湯が、自律神経の一種である副交感神経に働きかけ、身体をリラックスした状態にしてくれるため、心地よい眠りへと誘ってくれま す。
お湯は温度だけでなく、色や香りも、好きに変えられますから、日によって、アレンジしてみてください。これからの時期、オススメしたいのは、 血流促進作用のある、岩塩、重曹、炭酸ガスなどです。また、水の動きも利用しましょう。シャワーヘッドを浴槽に入れ、腰や肩などに当てれば、よいマッサー ジになります。
楽しくなければ続けられませんから、まずは、楽しむことから始めましょう。

リラクゼーションに最適な入浴法

より具体的に、リラクゼーションにつながる入浴のコツをご紹介します。
どれも難しいことではありません。できることから始めてみませんか?

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リラクゼーション入浴1 ぬるめのお風呂で半身浴

半身浴とは、上半身をできるだけ伸ばし、みぞおちあたりまでお湯につかる入浴法のこと。温度は38〜40℃、時間は20〜30分が目安。下半身にたまった血 液を水圧により、心臓に押し戻し、身体の芯から温めてくれます。心肺機能に負担がかからないので、無理なく、長時間湯に浸かることができ、湯冷めしにくくなります。リラックスはもちろん、疲労回復、不眠解消にも◎。肩の周りが寒ければ、乾いたタオルを肩にかけるとよいです。

リラクゼーション入浴2 マッサージでリラックス

空気中で身体を動かすよりも、水中の方が負担も少なくてすみ、利尿作用も増します。そのため、入浴中のマッサージやストレッチは効果大。筋肉の痛みやこりの原因となる、乳酸や炭酸ガスなどの疲労物質が尿として、外に出やすくなります。コツは、足の指先から、ふくらはぎ、太ももなど、心臓から遠い場所から順 に、心臓に向かってマッサージをすること。また、肩の上げ下げや、つま先を曲げたり戻したり...といった簡単なストレッチでもOKです。

リラクゼーション入浴3 アロマでリラックス

リラックスに欠かせないのが、「アロマテラピー」。これは植物の香りの成分に注目し、ヨーロッパで発達した民間療法。香りが脳に伝わり、自律神経や内分泌 系、免疫系などを刺激し、身体が本来持っている自然治癒力を高めてくれます。日本でも、浴槽に「ゆず」を浮かべるなど、お風呂で香りを楽しむ習慣があります。身近な植物でも立派な「アロマテラピー」効果が期待できるので、興味のある方は、市販のアロマオイルを試してみましょう。

リラクゼーション入浴4 小物でリラックス

心身ともに、リラックスするためには、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感すべてに働きかけることが大切です。お風呂場に工夫を凝らして、オリジナルのリラクゼーション空間を演出してみましょう。

触覚
入浴剤などにより、「さらさら」「しっとり」「つるつる」など、お湯の質感にも変化を。
視覚
照明は蛍光灯より白熱灯が◎。観葉植物を置いたり、湯船にもみじを浮かべても効果的。
味覚
水分補給を心掛けて。ミネラルウォーターやスポーツドリンクが◎。
聴覚
防水CDプレーヤーで、自然の音を流すなど、好きな音楽でリラックス。
嗅覚
前述のアロマや入浴剤を気分に合わせて、セレクトしましょう。

身体のトラブルに効く!オススメ入浴法

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【女性編】

1. 低血圧
41℃程度の熱めの湯につかること。湯船から出るときに急に立ち上がると脳貧血を起こす場合があるので、要注意。予防策は、浴槽に入っている間に、手に水をかけるか、桶に水をはり、手を水で冷やすこと。血圧が上がり、脳貧血を防いでくれるので、覚えておきましょう。
2. 冷え性
38℃程度のぬるめのお湯に30分程ゆっくりとつかること。また、血液の循環をよくするためには、浴槽から出た後、特に冷感の強い手足に43℃程度の熱めのシャワー(3分)と冷たい水のシャワー(10秒)を交互に5回かけると効果的です。
3. 不眠
就寝の1時間ぐらい前に38〜40℃のぬるい湯に20〜30分間ゆっくりとつかり、難しいことは考えず、心身をリラックスさせること。熱いお湯や、冷たいシャワーなどを浴びると、逆に眠れなくなるので注意が必要です。
4. 便秘
胃腸の働きが弱くなり、便秘状態の場合、ぬるいお湯にゆっくりとつかり、おへそを中心に時計回りにマッサージすると効果的。腸の内容物が進む方向なので、腸の運動が促されます。入浴後、瞬時に冷たい水をさっとかけることで、胃腸が驚いて動き始めることもあります。

【男性編】

1. 慢性的な腰痛
湯船の中で、腰を左右にひねるなどのストレッチ。両膝を抱えて、その膝を右に倒したり、左に倒したりします。このような動作により、腰の筋肉が伸びるため、硬くなっていた腰の筋肉がやわらぎます。ぎっくり腰の場合には、ゆっくり休めることが大切です。
2. 高血圧
高血圧の場合は38〜40℃のぬるい湯に15分程度つかること。42℃以上の湯は禁物です。また、脱衣所と浴室の温度差を5度以内にするなど温度差にも注意が必要。足元からしっかりとかけ湯をして、入浴後は十分に水分をとることが大切です。
3. 二日酔い
まずは水分補給を十分に行なうこと。その後、ぬるめのお湯にゆっくりとつかることが大事です。温まってアセトアルデヒドを尿から排出します。お酒を飲んだ後の入浴は、急激に血行がよくなるため、危険。さらに、酔いが回り、転倒する危険もあるので、注意が必要です。
4. 痔<
いぼ痔と切れ痔には入浴が効果的です。40℃以下のお湯に20〜30分つかったあと、湯温を42℃以上にして2〜3分つかる。このとき、肛門を引き締めたりゆるめたりする運動を行なったり、湯の中でシャワーをあててマッサージを加えると効果的です。


  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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