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かわいい癒し系盆栽 苔玉を育てよう

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苔に覆われたまぁるいフォルムとそこからちょこんと伸びる小さな樹木が特徴の「苔玉(こけだま)」。見た目のかわいらしさと「ミニチュアの地球」にも例えられる独特の世界観で、癒し系インテリアとしても人気のグリーンアイテムです。

この苔玉、じつは盆栽の手法のひとつ。土と植物を苔でくるんで表面に糸を巻き付け、用土が流れ出るのを防止、鉢植えの代わりにしているんです。日本人らしい、とっても風流で実用的なアイデアですよね。
直径5センチぐらいから15センチを超えるものまで大きさもさまざまで、好みやスペースに合わせてお気に入りの苔玉をチョイスすることができます。盆栽と同じように成長がゆっくりなので、大切に育てているうちに、世話をしている自分の時間もゆっくりと感じられるのが、苔玉が癒し系と言われるゆえんかもしれません。

どこで売ってるの?

苔玉専門店や苔玉を取り扱う園芸店、インターネットなどで入手できます。おすすめは、育てやすくて見た目もかわいいワイヤープランツや初雪カヅラ、園芸用のアスパラ。より「ミニチュアの地球」感覚を楽しみたいなら、盆栽と同じ樹木系もおすすめです。
苔と土と糸がセットになった手づくりキットも販売されているので、自分で作ってみるのも楽しいですよ。多肉植物を除く大抵の観葉植物が利用可能で、はじめての人でも2時間ほどで作れます。

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どんなところで育てるの?

苔玉は室内で育てるものと思っている人が多いのですが、じつは屋外で育てます。ベランダや庭などの半日陰(午前中だけ日の当たる場所や木漏れ日が当たる場所のこと)で風通しのよい場所に置いてください。地面に直接置くより、少し高さのある台に置くと風通しが良くなってベストです

お部屋でゆっくり鑑賞したい場合は、数日に1回を目安に室内に入れ、1日程度経ったらまた外に出すようにしましょう。ずっと室内に置いておくと苔の状態が悪くなる場合があります。

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水やりはどうする?

春夏秋は基本的に毎日、冬は2〜3日に1回程度、苔玉が全部沈むように水にドボンとつけてください。ブクブクと気泡が出てくるので気泡が止まったら水から引き上げます。表面から水をかけても中まで染み込まないので、必ず水につけるようにしましょう。

苔玉を持ってみて水をあげた直後より軽かったり、表面を触って湿り気がないと感じる場合は臨機応変に水やりを。夏は水分の蒸発が激しいので特に注意して苔玉の様子を見守ってくださいね。

どのぐらいの期間、育てられるの?

苔玉の大きさや植物にもよりますが、だいたい2〜3年ほどです。それ以上だと、植物の根が苔玉の大きさより伸びてきてしまうので植え替えが必要になります。植え替えをすればさらに2〜3年は保ちます。

試しにひとつ育ててみてください。緑で覆われた手のひらサイズのかわいらしいフォルムにホッと心が癒されます。不思議な魅力のある苔玉で、のんびりまったりのグリーンライフを楽しんでくださいね。

(取材協力)コリン/苔玉アーティスト

苔玉専門店で苔玉制作に携わったあと、フリーで苔玉制作を始める。枯れた植物による壁面アート、ライティングアーティスト集団hikariasobi clubのデコレーション制作担当としても活躍中。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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