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家族の誰もが自然に家事に参加できる工夫で楽しく暮らす住まい

[福島県 Sさま邸]

広いアイランド型キッチンとウォークインクロゼット

Sさま邸は、ご夫妻と小学6年生から生後2カ月までのお子さま5人が暮らしている。7人の大家族が住むには十分な広さのあるSさま邸だが、お子さまが多いだけに家事をいかにスムーズにこなせる住まいにするか、それが新築時のひとつのテーマだったという。

そこでまずキッチン。中央に作業台のあるオープンなアイランド型キッチンは、とにかく広く、収納もたっぷりある。しかもシンク、IHクッキングヒーター、食洗機がそれぞれ2台ずつ備えられている。シンクや食洗機は、食器用と鍋やフライパン用に分けて、大量に発生する洗い物を処理しやすくするためだ。また一方のシンクや食洗機の片付けが間に合わない場合でも、もう一方で作業ができるのもメリットとなっている。中央の作業台には収納もあり、ここを中心に家族みんなで食事の準備をするという。

またユニークなのが、ウォークインクロゼットの位置である。ウォークインクロゼットは、ふつうなら寝室の隣にあることが多い。ところがSさま邸の場合は、1階の洗濯機置き場のすぐそばにある。洗濯が終わると、浴室乾燥機や廊下、洗面所などに干し、乾いたらそれらをウォークインクロゼットにどんどん収納していく。洗濯機、干し場、収納がまとまった場所に集中していることから、短い距離の移動だけでたくさんの洗濯物が処理できるというわけだ。

さらに、実際に暮らしてみて便利だと感じているのが、駐車場から出入りができる勝手口だという。ここはキッチンやパントリーと直結しているため、車から荷物の移動がスムーズで、収納もすぐにできる。家族の出入りは、この勝手口が中心になっているという。もちろん、メイン玄関にも広いシューズクロゼットが備えられてあり、靴だけではなく、よく利用するコートなども掛けられるようになっている。

広いSさま邸も、家事が必要な場所に効率よく作業ができる工夫を施すことで、移動や時間を短縮することができている。また、育児や家事に積極的なご主人をはじめ、お子さまたちもよくお手伝いをする。Sさま邸は、家族が自然に家事参加できる住まいといえる。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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