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季節の訪れを和菓子で楽しむ

和菓子は季節の素材を用いたり、色、形、香りで季節の動植物を表現するなど、味わうだけではなく、その造形の美しさにも奥深さを感じさせられます。そんな和菓子の楽しみ方をご紹介します。

季節を感じる和菓子

桜餅や草餅、五月の粽(ちまき)や柏餅、そして夏の水羊羹やお彼岸のおはぎ、お月見団子など四季折々の和菓子は、暮らしや伝統行事と密接に結びついていることに気づきます。
日本人のもつ自然観や、伝統的な暮らしが、和菓子を育んできたと言っても過言ではないでしょう。

五感で味わう

和菓子は五感で味わうものと言われています。見た目の美しさ、口にした時の美味しさ、触れた時のやわらかさ、ほのかな香り。そしてもうひとつ、和菓子の菓銘(かめい)のいわれを聞く楽しみです。お茶席では花や鳥、水や月のほか和歌などからつけられた菓子の名を聞き、季節を感じながら美しさや味を楽しむのです。

日本人のもつ感性や繊細さから作り上げられた和菓子はまさに芸術品といえます。

もうひとつの魅力は、美味しさの決め手となる餡(あん)にあります。ポリフェノールや炭水化物などの栄養素がバランスよく含まれるうえ、食物繊維も豊富ですし、洋菓子に比べ低カロリーなのもうれしいことです。

和菓子の3つの楽しみ方

ご家庭で和菓子を楽しむ方法をご紹介しましょう。1つ目は季節と伝統行事の意味を「知る楽しさ」です。例えば、桜餅の葉はなぜいい香りがするのか、柏餅の柏の葉の意味は、粽(ちまき)を包んでいる笹の意味はなど、「小さななぜ?」が日本の伝統的な暮らしの知恵を知ることにもつながっていきます。

2つ目は「作る楽しさ」です。和菓子は、小豆やさつま芋、薄力粉など身近な食材で作ることができます。生地を伸ばしたり、餡を丸め包んだりする作業は、小さなお子さまの手でも十分にできますし、砂遊びのような面白さがあるので、喜んでお手伝いしてくれるでしょう。
3つ目は、「食べる楽しさ」です。作り立ての和菓子は、軟らかく香り立ちもよくとても美味しいものです。

作りたてを食べるのも、自分で作るからこその贅沢です。お皿に乗せる時に笹の葉や千代紙を使ったり、季節の花を添えるなどの手間を加えれば、より和の演出を楽しむことができます。これからの季節は、春の色にあった桜餅や鶯餅、草餅など、この時期ならではの季節を感じさせる素朴な和菓子を、家族で楽しみながら作ってみませんか。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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