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光と風を呼ぶパティオを介して コミュニケーションを楽しむ住まい

[熊本県熊本市 Mさま邸]

陽射しがたっぷりと注ぎ込み、木の葉が風にひらひらと揺れるパティオは、Mさま邸のこだわりのひとつです。まるで光や風を呼び込むかのように、パティオの存在が室内を明るく快適なものにしていることがわかります。

暮らしの中心となる1階のリビングはもちろん、玄関、ご主人の書斎、さらには2階のホールや廊下からも、パティオを望むことができ、各空間がそこを囲むように配置されているといっても過言ではありません。しかも、パティオを通してそれぞれの空間感が伝わってくるため、家族がどこにいても、その気配が感じとれるようになっています。

パティオを設けたのは、Mさまご夫妻の強い希望があってのこと。シンプルモダンなスタイルながら、自然のやさしさを採り入れたいというのがその理由でした。

プランニングの際、シンプルモダンにこだわったのはご主人。外観もフラットルーフのすっきりとした形で、周囲に溶け込みつつも、Mさま邸だけがもつ独特の雰囲気を醸し出しています。またパティオの目隠しとして、ルーバーが屋根と同じ高さに大胆に配してあるため、それが外観に和モダンのテイストを与えているのも特徴といえるでしょう。

一方、奥さまがこだわったのは、キッチンと収納でした。日常の家事動線を考え、アイランド型キッチンとダイニングテーブルをT字型に配置。最も多くの時間を過ごすキッチンに立ちながら、1階のパブリックスペースを見渡すことができる構造になっています。さらにキッチンの一角には、奥さまの趣味のコーナーを設け、大好きなソーイングで、お子さまの洋服やさまざまな雑貨の手づくりを楽しんでいます。

そしてキッチン回りの収納以外にも、2階の2つのウォークインクロゼットを含め、全空間で15カ所もの収納があるのも、Mさま邸ならでは。それぞれ、収納する物と奥さまの使い勝手を考えた場所に配置されているため、家事もスムーズにできるうえ、個々の空間がすっきりと使えると好評です。

また、2階にはリビングの吹き抜けとパティオを囲むようにホール、廊下、バルコニーがあります。特徴的なのはホールの存在で、もともとは「エアロバイクを置いてエクササイズをしたい」という奥さまの希望から生まれたスペースです。いわばマルチスペースとして、将来的にはお子さまが勉強をする空間としても利用したいとのことでした。

明るい開放的なパティオのあるお住まいは、ご家族が楽しくコミュニケーションしている様子が目に浮かぶ、あたたかな空間でした。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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