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設計図面を見るときのポイントは?

家を建てるときに必ず見ることになるのが設計図面です。
リビングや水廻りなど空間の配置を見るだけでなく、吹き抜けや「蔵」、窓や扉の位置などある程度詳しく読み取るためには、設計図面についての基本的な知識があると便利です。今回は設計図面を見るときのポイントについてご紹介します。

基本設計図と実施設計図の違いを知ろう

住まいづくりに必要な図面には、大きく「基本設計図」と「実施設計図」の2種類があります。これらの図面についての詳細な専門知識は必要ありませんが、建てたい家が本当に実現できているのかを見るためには、基本的な知識と読み取るためのポイントを知っておくと、たいへん便利です。

「基本設計図」は、施主が設計者(営業担当者の場合もあり)に対して、どんな住まいを望んでいるのかを詳しく伝え、それをもとにプランを描いた初期段階の図面です。「平面図(間取り図)」や「立面図」などつくられますが、まだおおよそのプランですから、ここからさらに検討や修正を行いながら、設計をつめていきます。
そして、ほぼ設計方針がかたまった基本設計図をもとに作成される図面が「実施設計図」です。これは、設計者から施工者に対して、実際に行う工事の内容を伝えるための図面。この段階では、詳細な平面図や立面図に加えて、敷地と建物の位置関係を記した「配置図」から、各部屋の壁面形状を表した図面が描かれる「展開図」、電気や給排水などに関する各種「設備図」に至るまで、さまざまな図面が描かれます。これらは施主には建築請負契約のための書類であり、また一部は建築確認申請に必要な重要書類でもあります。

図面上を動いて生活動線を確かめよう

では、これらの図面から空間を把握するためのポイントについてご紹介します。
基本設計図の段階でチェックするのは、部屋の種類と広さ、それらの位置関係といったいわゆる間取りです。その際、ただ漠然と眺めるのではなく、少しだけ想像力を働かせてみてください。
縮尺は100分の1なので、図面での1cm が1mとなります。身長が160cmの人なら、図面上では1.6cm。その高さを想像しながら、まずは玄関から入ってみましょう。そしてホールから扉を開けてリビングへ入り、キッチンへ。あるいはキッチンから水廻りへ移動して、階段を上がり.......。

実際に自分がそこでどう動くのかを想像することで、ある程度の暮らしの動線を確認できるでしょう。同時に、「この辺が不便そう」「ここはもっと広いほうがいい」といった課題も見えてくるはずです。

また、「蔵」があると、1.5階や2.5階のフロアができます。蔵をどう活用するかで最適な位置が決まりますから、動線チェックによってその活用方法や使い勝手を確認したいものです。
この段階で意外に見落としがちなのが「方位」です。図面は基本的に上方が北となっています。どの位置がどの方角に位置しているのかもチェックしましょう。

実施設計図で確認したいことは、天井や窓、建具などの「高さ」や「段差」「勾配」です。図面は二次元ですが、そこには三次元情報としての詳細な寸法が書き込まれています。ただし、専門家でない限り、高さや勾配をすぐに想像することはできません。そこで、実施設計図を見ながら設計者から高さや勾配についてしっかりと説明受けるようにしたいものです。
このように図面から空間がある程度把握できれば、きっと図面を見ることが楽しくなるはずです。

ラグで魅力的な室内をつくる

ラグは手軽に室内の雰囲気を変えることができる、お洒落なインテリアのひとつです。そんなラグの魅力と選び方について、ご紹介します。

ラグ選びのポイントは

ラグの最大の魅力は、インテリアとしての装飾性です。まずは、家族が集うリビングで考えてみましょう。基本は、家具や床の色と調和させることが大切です。例えばソファと同系色のラグを合わせてはいかがでしょうか。色数が少ないシンプルな組み合わせは、部屋に落ち着きと上質感を与えてくれます。曲線や模様の入っているタイプで空間に動きをつくるのも楽しいでしょう。さらにクッション照明器具などと色調を合わせればより洗練された雰囲気が生まれます。

ソファを窓辺に置いている場合はカーテンの色と調和したものを、ガラスのテーブルをお使いの場合は大胆な柄物のラグにするのがおすすめです。部屋が狭い場合は床に近い色のラグ選びを考えるとよいでしょう。

サイズは生活のスタイルによって選んでください。リビングの床に座ってくつろぐことが多いのであれば、余裕をもって大きめのラグを選びます。素材は毛足の長いウールがおすすめです。ソファ中心の生活なら、テーブルよりもひと廻り大きなサイズのものでよいでしょう。
ダイニングにラグを敷く場合は、立ち上がった時に椅子がラグからはみ出ないサイズのものを選びましょう。椅子を引いた時の音を和らげ、床の傷防止にもなります。素材は、汚れにくく掃除しやすいナイロン製の毛足の短いものがおすすめです。

寝室のラグは、ベッドカバーやカーテンの色と合わせることで落ち着きが生まれます。素材は湿度を調節し匂いを吸収するウールが基本になります。敷くだけで、室内に調和やアクセントを生み出すラグ。毎日の暮らしに楽しい変化をつけてくれる、インテリアのひとつです。ラグで、お部屋の模様替えをしてみませんか。

クールな佇まいの「蔵のある家」

[岐阜県 Tさま邸]

住宅街のなかでも、ひときわ目をひくTさま邸。その白くクールな佇まいは周囲とは異なる趣を漂わせつつも、街並みにしっくりと調和しています。

ご夫妻がこだわったのは、「蔵のある家」、そしてプライバシーでした。敷地は南が道路に面し、周囲にも住宅のある敷地。そのため設計のポイントは、「見え隠れ」を生かしたセミオープンな住まいにありました。

1階に「蔵」を設けたことで通常の2階建てよりも。0.5階分高くなるため、その高さを美しく見せる工夫として玄関とリピング側の下屋に、母屋の切妻屋根と平行に屋根を設けました。また、白い塀には「見えるようで見えない」フレームレスのフロストガラスをはめ込み、さらに玄関アプローチ上のバルコニーにもフロストガラスを設置。これらの工夫によって、独特のクールな外観をつくり出しています。

またプライバシーを重視するため、正面に玄関をつくらず、下屋を設けた左側に設置。
そのため、庭や広いアプローチからも玄関内部が見えることはありません。「見え隠れ」というコンセプトは、室内にも生かされていました。1階のダイニング側に「蔵」があり、その上が和室。ダイニングとは太い格子で仕切られています。

格子は、空間の広さや高さを考慮した独自の間隔でつくられたオリジナル。格子による「見え隠れ」が空間を程よく仕切り、適度な一体感を生み出しています。同じ格子がダイニングテーブルの脚やキツチンの仕切りなどにも使われ、視覚効果だけではなく、空間のデザイン的なアクセントになっています。

また外観に使われているフレームレスのフロストガラスをダイニングにも使用。外から見られることなく、内部を明るく保つことが可能です。しかもカーテンが不要なため、開口部全体がすっきりとした印象に。
ちなみに「蔵」は、室内はもちろん、外側ともつながつている2WAY。半分が土間になっているため、収納だけでなく、愛犬の出入口として活用されています。機能的な空間構成に加え、巧みな仕掛けを施したTさま邸。そこにはご家族の明るい笑顔が見え隠れしていました。

「書くのが苦手」を克服しよう!

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

夏休みも終わり、いよいよ勉強に集中できる秋がやってきます。夏休みの宿題のなかでも、とくに苦戦していたのが読書感想文ではないでしょうか。その読書感想文をとおして「書くのが苦手」というお子さんの気持ちを克服してみませんか。

感想文で身につく力は 将来の受験にも役立つ

読書感想文は、他の学習に比べて多くの子どもにとってハードルが高いものなぜなら、 本を深く読み解く力、あらすじや登場人物の気持ちなどを整理して考える力、そして感じたことを自分の言葉で表現する力が求められるからです。
文章の読解力や書く力は、中学受験はもちろんその後に続く高校や大学受験でも重要な要素となります。

ですから、親にとってもできるだけ早くから、子どもにその力を身につけさせたいと思うのは当然でしょう。読書感想文を利用して、ぜひそうした力を養ってあげてください。その有効な方法を具体的にご紹介しましょう。

読書感想文で身につく3つの力

読解力

「読書感想文を書く」という意識で本を読むことで、読解力が身につきます。本の主題や物語のキーとなる出来事、事件、主人公の気持ちなどをじっくりかみ砕いて読む練習になります。

整理力

整理力とはあらすじや登場人物の気持ち、そのとき自分はどう感じたかなどを解釈、整理する力。これがあると優先順位をつけたり、自分の経験と関連づけるなど考えを深められます。

表現力

「面白かった」という感想から一歩進んで、「どんなふうに面白かったのか?」「どの場面が面白く、自分はどう感じたのか?」、それらを深く考え、自分の言葉で表現する力が身につきます。

◎ 3つの力が身につく方法

上手に本を選べば
書くのがつらくなくなる!

その1

よい読書感想分が書けるか否かは、本選びで決まります。第一に子どもにとって興味のあるテーマの本を選ぶこと、第二に実体験と重ね合わせて共感できる内容が含まれている本を選ぶのがベストです。

本選びのコツは?

  • 子どもと登場人物に共通点がある
    野球をやっている、音楽が好き、最近友だちとけんかしたなどの共通点があると、夢中になりやすいもの。伝記ものでもいいでしょう。
  • 推薦図書から選ばなくてもいい
    推薦図書の内容紹介を読んで、子どもが自分との共通点を感じるものがベスト。必ずしも読書感想文に最適とはいえないものもあります。
  • 親が読ませたい本と子どもが読みたい本は違う
    興味や関心のないテーマの本を読むのは、大人でも苦痛。子どもが夢中になれそうなテーマの本を選んであげましょう。

◎ 3つの力が身につく方法

心が動く場面を探して読むと
書く内容が見つかる!

その2

子どもにとって興味のある本を見つけることができれば、子どもは自然に本の世界へ飛び込んでいくことができるはず。

「そうめん読み」と「せんべい読み」って?

  • そうめん読み → 趣味の読書
    そうめんを食べるように、さらっと文字を読みます。飛ばし読みをしても大丈夫。
  • せんべい読み → 感想文の読書
    せんべいをかみように、ストーリーを追うのではなく、考えながら丁寧に読み込みます。感想文のための読書では、この「せんべい読み」が大切です。
  • 心が動いた場面に付箋を貼ろう
    「せんべい読み」に欠かせないのが付箋。考えながら丁寧に読み進めて、心が動いた場面に付箋を貼っておくと、感想文を書く際に役立ちます。

◎ 3つの力が身につく方法

親子でいっしょに作る
「構想メモ」が決め手!

その3

本を読み終えたら、何について書くのか、メモにまとめておきましょう。この「構想メモ」を」をきちんと作れば、すらすらと感想文を書くことができます。

感想をふくらませる声かけとは?

構想メモは、書くための設計図。次のように声かけに対する答えをメモしておきます。声かけは、感想文の内容をふくらませるのに効果的です。

  • 「いちばん心に残ったことは?」
  • 「自分にも似たようなことがある?自分ならどうする?」
  • 「いま、どんなことを考えている?」
  • 「作者や登場人物に言ってあげたいことは?」
  • 「どんな人が出てきた?」
  • 「その人についてどう思う?」

◎ 3つの力が身につく方法

書き出しとまとめが
決まればもう完成間近!

その4

構想メモができあがったら、いよいよ感想文を書きはじめます。コツは書き出しとまとめ。構想メモを横に置いて、「書き出し」「なか」「まとめ」の3つのブロックで考えると書きやすくなります。

「書き出し」にはこんなことを書こう

  • 例 ① 本を読んで考えたこと
    「この本を読んで、考えたことが三つあります。一つは〜」
  • 例 ② 解説的にあらすじを
    「この本は主人公の□□とクラスメイトの○○が、自転車で〜」
  • 例 ③ 感動を勢いよく
    「自転車で海を見に行くなんて、□□も○○もすごいと思う〜」
  • 例 ④ 読んでいるときの心情
    「主人公のクラスメイト○○はちょっとぼくの友だちに似ている〜」

「なか」には

構想メモのなかの「自分と似たような体験や、自分ならどうする」といったことを書きましょう。

「まとめ」にはこんなことを書こう

  • 例 ① 本を読んでつかんだこと
    「困ったときに助け合えるのが、本当の友だちだと思った。」
  • 例 ② 登場人物に呼びかける
    「□□と○○はけんかもしたけれど、最後には友だちになれてよかったね。」
  • 例 ③ 自分の決意や提案
    「ぼくもお互いに助け合える友だちをたくさんつくりたいと思います。」

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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