Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

「書くのが苦手」を克服しよう!

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

夏休みも終わり、いよいよ勉強に集中できる秋がやってきます。夏休みの宿題のなかでも、とくに苦戦していたのが読書感想文ではないでしょうか。その読書感想文をとおして「書くのが苦手」というお子さんの気持ちを克服してみませんか。

感想文で身につく力は 将来の受験にも役立つ

読書感想文は、他の学習に比べて多くの子どもにとってハードルが高いものなぜなら、 本を深く読み解く力、あらすじや登場人物の気持ちなどを整理して考える力、そして感じたことを自分の言葉で表現する力が求められるからです。
文章の読解力や書く力は、中学受験はもちろんその後に続く高校や大学受験でも重要な要素となります。

ですから、親にとってもできるだけ早くから、子どもにその力を身につけさせたいと思うのは当然でしょう。読書感想文を利用して、ぜひそうした力を養ってあげてください。その有効な方法を具体的にご紹介しましょう。

読書感想文で身につく3つの力

読解力

「読書感想文を書く」という意識で本を読むことで、読解力が身につきます。本の主題や物語のキーとなる出来事、事件、主人公の気持ちなどをじっくりかみ砕いて読む練習になります。

整理力

整理力とはあらすじや登場人物の気持ち、そのとき自分はどう感じたかなどを解釈、整理する力。これがあると優先順位をつけたり、自分の経験と関連づけるなど考えを深められます。

表現力

「面白かった」という感想から一歩進んで、「どんなふうに面白かったのか?」「どの場面が面白く、自分はどう感じたのか?」、それらを深く考え、自分の言葉で表現する力が身につきます。

◎ 3つの力が身につく方法

上手に本を選べば
書くのがつらくなくなる!

その1

よい読書感想分が書けるか否かは、本選びで決まります。第一に子どもにとって興味のあるテーマの本を選ぶこと、第二に実体験と重ね合わせて共感できる内容が含まれている本を選ぶのがベストです。

本選びのコツは?

  • 子どもと登場人物に共通点がある
    野球をやっている、音楽が好き、最近友だちとけんかしたなどの共通点があると、夢中になりやすいもの。伝記ものでもいいでしょう。
  • 推薦図書から選ばなくてもいい
    推薦図書の内容紹介を読んで、子どもが自分との共通点を感じるものがベスト。必ずしも読書感想文に最適とはいえないものもあります。
  • 親が読ませたい本と子どもが読みたい本は違う
    興味や関心のないテーマの本を読むのは、大人でも苦痛。子どもが夢中になれそうなテーマの本を選んであげましょう。

◎ 3つの力が身につく方法

心が動く場面を探して読むと
書く内容が見つかる!

その2

子どもにとって興味のある本を見つけることができれば、子どもは自然に本の世界へ飛び込んでいくことができるはず。

「そうめん読み」と「せんべい読み」って?

  • そうめん読み → 趣味の読書
    そうめんを食べるように、さらっと文字を読みます。飛ばし読みをしても大丈夫。
  • せんべい読み → 感想文の読書
    せんべいをかみように、ストーリーを追うのではなく、考えながら丁寧に読み込みます。感想文のための読書では、この「せんべい読み」が大切です。
  • 心が動いた場面に付箋を貼ろう
    「せんべい読み」に欠かせないのが付箋。考えながら丁寧に読み進めて、心が動いた場面に付箋を貼っておくと、感想文を書く際に役立ちます。

◎ 3つの力が身につく方法

親子でいっしょに作る
「構想メモ」が決め手!

その3

本を読み終えたら、何について書くのか、メモにまとめておきましょう。この「構想メモ」を」をきちんと作れば、すらすらと感想文を書くことができます。

感想をふくらませる声かけとは?

構想メモは、書くための設計図。次のように声かけに対する答えをメモしておきます。声かけは、感想文の内容をふくらませるのに効果的です。

  • 「いちばん心に残ったことは?」
  • 「自分にも似たようなことがある?自分ならどうする?」
  • 「いま、どんなことを考えている?」
  • 「作者や登場人物に言ってあげたいことは?」
  • 「どんな人が出てきた?」
  • 「その人についてどう思う?」

◎ 3つの力が身につく方法

書き出しとまとめが
決まればもう完成間近!

その4

構想メモができあがったら、いよいよ感想文を書きはじめます。コツは書き出しとまとめ。構想メモを横に置いて、「書き出し」「なか」「まとめ」の3つのブロックで考えると書きやすくなります。

「書き出し」にはこんなことを書こう

  • 例 ① 本を読んで考えたこと
    「この本を読んで、考えたことが三つあります。一つは〜」
  • 例 ② 解説的にあらすじを
    「この本は主人公の□□とクラスメイトの○○が、自転車で〜」
  • 例 ③ 感動を勢いよく
    「自転車で海を見に行くなんて、□□も○○もすごいと思う〜」
  • 例 ④ 読んでいるときの心情
    「主人公のクラスメイト○○はちょっとぼくの友だちに似ている〜」

「なか」には

構想メモのなかの「自分と似たような体験や、自分ならどうする」といったことを書きましょう。

「まとめ」にはこんなことを書こう

  • 例 ① 本を読んでつかんだこと
    「困ったときに助け合えるのが、本当の友だちだと思った。」
  • 例 ② 登場人物に呼びかける
    「□□と○○はけんかもしたけれど、最後には友だちになれてよかったね。」
  • 例 ③ 自分の決意や提案
    「ぼくもお互いに助け合える友だちをたくさんつくりたいと思います。」

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

PAGE TOP