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作文上手な子になる!「見たこと日記」を はじめましょう!

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

新年は「新しいこと」に取り組むには絶好のチャンス。たとえば、日記をつけるという習慣はいかがでしょう。見たことを書かせるだけで、子どもの表現力や感性を伸ばすことができるのです。今回は、日記を応用しながら作文力アップをはかる「見たこと日記」について紹介します。

見たことを書くだけで「思い」を伝える力がつく

まずは、下のふたつの文章を読み比べてみましょう。どちらも、小学生が博物館の動物展を見に行ったときのことを書いた日記です。

「いつもの日記」より「見たこと日記」のほうが、展示物の様子がより伝わってきませんか?
このように、見たことを書く習慣をつけるだけで、子どもの表現力がどんどんアップしていきます。見たことを書くだけ、と思うと、作文嫌いの子どもでもあまり苦になりません。しかも、すらすら書けるようになると、書くことが楽しくなって独特の表現力ものぞかせるようになります。
そこで実践したいのが、先ほどの例にもある「見たこと日記」です。もともと日記には、文章が上達したり、自分を見つめることにもつながったり、子どもの言葉に対する感度を養う効用があります。それを利用して、苦手な作文力を克服しようというのが、「見たこと日記」というわけです。
なぜ見たことを書くのかというと、まず書くことを意識すると、見過ごしていることがたくさんあることに気づきます。また、それを「どのように伝えるのか」を考えることで、すこしずつ自分の思いが表現できるようになっていくからです。
「日記だから毎日書かなくては」と力まずに、1週間に1回くらいのペースでのんびりと。最初は、お正月の様子からはじめてみるのもいいかもしれません。

楽しく続けられる
3つのルール

RULE1無理強いはしない

日記を習慣にするには、子どもが「やっていて楽しい」と思える環境づくりが大切。「絶対にやらなきゃダメ」とルールを押しつけたり、無理やり子どもにやらせようとすると、子どもの意欲がしぼんでしまうことに。疲れているときなど集中力が途切れているときは押しつけず、最初は「週に1回できれば十分」くらいに思って、気長に取り組みましょう。

RULE2親の先入観を押しつけない

子どもが言葉に詰まったり、おかしなことを言ったりすると、思わず「だから、こういうことでしょ」と言ってしまいがち。親が言葉で先回りして言ってしまうと、子どもは「もうそれでいいや」と自分で考えることをやめたり、すねたりしてしまいます。子どもの言葉を待って、どうしても出ないようなら「たとえば、こういうこと?」と例をあげましょう。

RULE3親も一緒に楽しむ

「子どもにちゃんとやらせないと」と思うと、親子ともに続けることが苦痛になってきます。「見たこと日記」を通して、子どもが何を考え、どんなことをしているのか、成長が垣間見える時間として、親自身も楽しみながらやっていきましょう。親が楽しそうにやっていると、子どもも自然に楽しくなるものです。

書く力を伸ばす
3つのポイント

POINT1マス目のある
ノートを用意しよう

「見たこと日記」では、マス目のついたノートを使うことがおすすめです。最初は100字を目標にして、120字詰めのノートから始めるのがポイント。ノートが埋まっていく達成感がモチベーションにつながります。

POINT2見たことの中から
「書けること」を探そう

親子の会話で子どもが書けることを引き出してあげましょう。原稿用紙の前では何も書くことがないと思っても、会話なら書けることがたくさん飛び出してきます。テーマはなんでもOK。子どもに「見たことがたくさん言えそうなことはなに?」とメモして見せながら、テーマを決めます。テーマが決まったら、「そこで何が見えたかな?」と子どもが見たことをメモしていきます。そして「こんなに書けることがいっぱいあるね」とほめてあげてください。それからノートを渡して「見たこと日記」をはじめます。

POINT3慣れてきたら大きさや
形などをくわしく書こう

何回か「見たこと日記」を続けたら、機会を見て、子どもが見たことの情景をより深く引き出してあげましょう。相手にも伝わるように書けることが、「見たこと日記」の狙い。子どもの文章で、あまり情景が浮かばないようなら、具体的にイメージできるようにするために、気になる部分を聞いていきます。たとえば、公園で「木が見えた」と書いてあれば、「どれくらいの大きさ?」「葉っぱはどんな形?」と具体的に特徴を聞きます。詰問調にならないように注意しながら、くわしく書くことを習慣づけましょう。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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