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対話と学びが自然にできる 子育てが楽しくなる住まい

[愛知県 Sさま邸]

Sさま邸の外観は、近隣の家並みに比べてちょっぴり背が高い。ここは、2階の上に「小屋裏」が設けられ、そこに「ホームコモンズ」があるお住まいだ。

Sさまご夫妻がこの住まいをつくったきっかけは、ご主人がホームコモンズ設計を提唱している東京大学大学院情報学環の山内祐平准教授の考え方に深く興味を抱いていたことに始まる。

ホームコモンズ設計とは、子ども自身のプライベートな空間と、家族と過ごすパブリックな空間を上手に融合するための仕掛けで、子どもの年齢や成長に合わせたそれぞれの「学びの空間」を設けることで、気軽に家族とのコミュニケーションを楽しみながら、子どもの「学び」を育む設計提案である。

展示場でホームコモンズ設計を実現した「HYBRID自由空間Edu」に共感され、分譲地に実際に建っているものを見学。ご夫妻ともにひと目見て「これだ!」と納得し、迷うことなくプランニングをスタートさせたという。

空間構成は、1階にご夫妻の主室と和室、2階に、リビング、ダイニング、キッチンと水廻り。さらにその上に「ホームコモンズ」と子ども部屋がある。「ホームコモンズ」には、ラウンジコーナーとご夫妻の机が並ぶ。ここは、幼稚園に通うお子さまの大のお気に入り。家族揃って過ごすことも多い。

また、ご夫妻がこだわったのはライブラリーの存在だ。所蔵する書籍類が多いため、それらを収納しつつ、気軽に読書ができるスペースが欲しかったと いう。お子さまの本も混在するライブラリーは、さながら小さな図書館。それぞれが思い思いに本を手に取り、読書を楽しんでいる。

またSさま邸には、年齢に合わせて「トークサイト」や「ホームワークコーナー」という仕掛けも用意されている。子どもが小さいうちは、キッチンやダイニングに勉強机を置いて、親と対話しながら学べるスペースをつくるというもの。

当初、あまり意識せずに机をダイニングの横に設置したところ、ごく自然にお子さまが利用するようになったという。お子さまは自分の興味のあることをしながら、奥さまは家事をこなすなか、さりげなく対話ができると好評だ。

ご家族に見守られながら本を読んだり、机に向かうお子さまの凛々しいお顔がとても印象的でした。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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