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世界に挑む力が宿る成田山新勝寺柔道指導者・解説者金丸雄介さん

国際試合前に必ず参拝


「成田山の『勝守』も持っています。僕にとって成田山は戦いの神です」と金丸雄介さん。

北京五輪柔道男子73kg級元日本代表の金丸雄介さんが好きな場所は、現役時代から頻繁に足を運んでいる「成田山新勝寺」だ。
「子どもの頃に通っていた道場が試合の前に神社へ必勝祈願に行っていたので、神社やお寺には親しみがあって、海外遠征の前には空港に近い成田山に立ち寄って手を合わせていたんです。2007年のフランス国際大会前にも拝み、優勝することができました」
現役を引退した今も、2〜3カ月に一度は足を運ぶ。立派な総門をくぐるとぴりっと空気が冴え、高くそびえる木々を眺めながら石段を上る。本堂に手を合わせると、体の奥から静かなパワーがみなぎってくるような気がするという。
「現役時代は自分の必勝祈願だけでしたが、指導者になった今は選手の必勝、そして、家族の健康を願うようになりました」


初詣や節分などでたびたびニュースになる立派な大本堂。境内には光明堂、三重塔など重要文化財が点在し、本堂奥には平和の大塔、成田山公園が広がる。

現在では試合の数週間前に祈願に訪れ、帰国後のお礼参りを欠かさない。
「試合の直前に『お願いします』と言っても、都合がよすぎるだろうと思ったんです。だから早めにお願いして、きちんとお礼をするようになりました」
奥さまを同伴されることが多く、お参りの後に表参道でせんべいを買って食べ歩いたり、うなぎ屋さんに寄るのも、夫婦そろっての楽しみになっている。

世界への夢を胸に日々勉強中


石段を上り、仁王門を通って本堂へと進む。神聖な場所に向かい、急な石段を老若男女が一歩一歩上っていく。

奥さまと暮らすマンションでの"好きな場所"が、最近変わった。「テレビの前のソファが僕の指定席で、好きな場所だったのですが、海外遠征が多く、留守にしている間に、いつの間にか妻に占領されてしまいました(笑)。いつか、取り返そうと思っているのですが、心配ばかりかけているから、仕方がないかな...」


成田山新勝寺
天慶3(940)年に開山、開基1073年を迎える名刹。御護摩の祈願には多くの信徒や観光客が訪れる。
住所:千葉県成田市成田1
TEL:0476-22-2111
www.naritasan.or.jp/

新たに"好きな場所"となった寝室では、勉強をしていることが多い。日本のトップ選手だった金丸さんだが、指導者の立場となり、柔道の奥の深さを思い知らされる場面が多くなった。
「小さな頃から柔道をやっていたのに、柔道の歴史も満足に知らないことに気がつき、勉強をし直しています。海外遠征で困らないように、英語も勉強しているんです」
遠い将来の夢は、「世界の柔道発展への貢献」。かなえるためにも、英語の必要性を強く感じるという。
「夢のまた夢の話で、今は自分が指導している選手が活躍してくれるのが一番。まずは日本の柔道界で必要とされる人間でありたいと思っています」

金丸雄介 (かなまる ゆうすけ)

1979年、石川県生まれ。2007年フランス国際大会優勝、2008年全日本柔道選手権大会優勝、2008年北京オリンピック男子73kg級日本代表。2008年10月現役引退。現在は、了徳寺大学助教、了徳寺学園柔道部コーチ、筑波大学柔道部コーチ、全日本シニアコーチ、千葉県国体成年女子監督。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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