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北欧に学ぶ冬の楽しみ方

寒い冬を楽しむ北欧の暮らし方

スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマークなど、冬の北欧では日に3時間ほどしか太陽が顔を出さず、一日のほとんどが暗闇に包まれています。北欧に暮らす人々は、長く厳しい冬の大半を家の中で過ごすため、家の中での心地よい暮らしをとても大切に考えているのです。北欧といえば、照明や椅子、インテリアが有名ですが、これらはまさに冬を楽しもうとする文化から生まれた傑作といえます。近年日本でも人気の高い北欧スタイルに、寒い冬を楽しむヒントをみつけてみましょう。

和の空間にもなじむ北欧デザイン

「豊かな自然環境の中で生まれたシンプルでナチュラルな北欧家具は、和の空間にもなじみやすいので、日本でも人気の高いインテリアです。
北欧家具が人気なのは、飽きのこない素朴なデザインと木製の温かみといった家具そのものの魅力はもちろんのこと、家の中での心地よい暮らしを大切にする北欧のライフスタイルに対する関心が高まっているともいえます。
意外に思われるかも知れませんが、畳、砂壁、珪藻土などを用いた和の空間に北欧家具が調和することでモダンな空間に変身します。床、天井、階段、扉に、それぞれ材質の違う木を使うことで、木材の色や質感の違いがコントラストとなって表情のある空間が生まれ、北欧家具の魅力をより引き立ててくれます。
実際に北欧製の家具を住まいに取り入れられたらベストですが、まずは手持ちのシンプルでナチュラルな家具を利用して、北欧スタイルを参考にコーディネイトしてみてはいかがでしょうか。

部屋ごとにテーマを変えて楽しむ

壁や床の色の調和は大事にしながらも、部屋ごとにテーマを変えて楽しむのも北欧流。たとえば、リビングはモノトーンでクールなイメージに、ダイニングはブルーのアイテムを揃えたり、あたたみのあるカラーにしてみたり。子ども部屋はカラフルにするなど、家具の色や質感で各部屋の雰囲気を変えてみるのも楽しいものです。

マイチェアのある暮らし

近年、有名デザイナーの椅子がリメイクされるようになったことで、デザイン性の高い椅子が購入しやすくなり、椅子への関心が高まっているようです。リビングのソファーに家族が集まってくつろぐのもいいものですが、たまには自分専用のマイチェアに腰掛けて、自分だけの時間を楽しんでみるのもいいものです。
リビングで音楽や映画を楽しむなら、リクライニングチェアがおすすめです。足を乗せるオットマンやヘッドレスト、アームがあれば、リラックスしたひと時を過ごせます。休日の昼下がりや就寝前のひとときにも、いつもより贅沢な時間をもたらしてくれるでしょう。

またキッチンには、キャスター付きの自由に移動できる椅子があれば、座りながら料理や下ごしらえをしたり、コンロから離れることなくレシピや本を読むことができ、キッチンでの作業を楽しくします。
椅子は、座るものである一方、そこにあるだけで空間を美しく居心地のよいものにしてくれるインテリアとしての機能もあわせ持ちます。自分のお気に入りの椅子を見つけて、いつもと違う時間と空間をゆっくり楽しんでみてはいかがですか。

アートなファブリックで暮らしを彩る

シンプルを極めた北欧家具には、ラグやクッションなど、ファブリックをアクセントに活用しましょう。ファブリックの質感や色柄で季節ごとに変化を出すことができます。北欧のファブリックの中には、青や赤、黄色や緑といったカラフルな色使いや、植物や動物などのモチーフを取り入れた豊富なデザインが多く見うけられます。鮮やかな色や自然のモチーフを室内に取り入れて、長い冬の暮らしを楽しんでいるのでしょう。
家具を布張りにしたり、ソファーにクッションやブランケットを添えるなど、身体が触れる部分にファブリックのあたたかな素材を活かしてみましょう。

柄の大きなものをカーテンにする場合は、柄がよく見えるようプリーツが少なめのフラットカーテンやロールスクリーンなどがおすすめです。カーテンやクッションだけでなく、ファブリックをパネルに仕立て、絵のように飾って空間のアクセントにするのも北欧流の楽しみ方です。

複数のランプ使いで冬の部屋を優しく照らす

北欧のお宅を訪ねると、部屋中にカラフルな色やモチーフが溢れているのに、不思議と落ち着いたあたたかな雰囲気を感じます。そのヒントは、複数のランプの効果的な使い方にあります。布、プラスチック、ガラス、籐など、さまざまな素材のランプシェードから放たれるあたたかな光が、落ち着いた空間を作り出しているのです。照明の種類や明度も大切ですが、ランプシェードの素材にこだわってみるのもポイントです。

幻想的なキャンドルのぬくもり

フィンランド人は世界一キャンドルを消費するといわれているように、キャンドルもまた北欧の冬の生活になくてはならないものです。キャンドルを飾るときは、たくさん並べることで存在感を出すのがポイント。小さな炎のゆらめきが集合することで、よりぬくもりのある空間になります。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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