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和室のある暮らし ー和室のインテリアー

和室では椅子ではなく畳に座ることが多いため、家具や飾り物、雑貨やグリーンなどは、座ったときの視線にあわせた低い位置に置くことがポイントです。和室ならではの照明、インテリアのコーディネイトを考えてみましょう。

和室の照明

その昔、和室では行燈やろうそくなどで室内の明るさをまかなっていました。照明が発達した今日でも、置き型の照明器具を部屋のコーナーや床の間に置くことで、より和の雰囲気が高まります。照明器具としては、和紙や竹、籐などを素材にしたものがおすすめです。和紙を通したやわらかな明かりが、リラックス感を与えてくれるでしょう。

照明の光源には、あたたかみのある光の白熱灯と、自然光に近い蛍光灯の2種類あり、和室にはあたたかい色調の白熱灯が適しているでしょう。
さらに落ち着いた雰囲気を演出したい場合は、床の間の照明を工夫してみましょう。掛け軸や生け花をスポット照明で照らしたり、和風スタンドを床の間の横に置くことで、床の間が引き立ちます。一方、薄暗さが気になる場合は、天井に吊り下げるペンダント形や、直付け型のシーリングライトを主照明とし、十分な明るさを確保しましょう。明るさをリモコンで調整できる照明器具なら、座ったまま操作できるので便利です。

和室の暖房

和室は、夏は涼しく過ごしやすそうですが、冬は寒そうというイメージがあるかも知れません。テーブルや椅子のような固定的な家具を置かないのが和室の特徴なので、なるべく大型の冷暖房器具を置かないようにしたり、機器が見えないつくりにしたいものです。そこで、和室の暖房として最近注目されているのが、床暖房です。床暖房は、ふく射、熱伝導、自然対流によって、部屋全体が均一に暖まります。足元から体を温めるので、室温を最大4℃低く設定しても温風暖房と同じ体感温度を得ることができます。和室用の床暖房に適した畳仕上げができるので、和室らしさを壊すこともありません。直接畳に座る和室では、床暖房は何より快適です。

部屋の一角に和のコーナーを

和室がない場合でも、市販されている置き畳をフローリングの上に敷くことで、和の空間ができあがります。正方形が特徴の琉球畳をはじめ、最近ではモダンなデザインの畳や、織り方や色がさまざまなものもでているので、従来の概念にとらわれず、自由な発想で畳を取り入れてみてはどうでしょう。

テーブルは床に近いものを

和室では、家具の密度が高くなると空間に圧迫感を与えてしまいます。和室にテーブルなど家具を置く場合は、できるだけ低いものを選ぶのがベストです。また、いつでもごろんと寝転がれるようなスペースを保っておくことも重要です。床に近い暮らしは、リラックスしてくつろぐことができ、快適です。

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和室にソファでレトロにコーディネイト

和室には、テーブルや椅子のような固定的な家具を置かないのが特徴と延べてきましたが、視線を低い位置でそろえることを忘れなければ、ソファを置いてコーディネイトしてみるのも相性がよいものです。「和室にソファだなんて!」と思われるかも知れませんが、畳の縁と障子の格子が重なりあう空間に直線的なフォルムのソファを置いてみると、意外としっくりくることに驚きます。また、高級旅館をイメージして、和室にベットを配置してみるのも、いつもと違う雰囲気が楽しめてよいかもしれません。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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