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江戸時代には五節句のひとつでもあった七草の節句

お正月のシメにお腹にやさしい七草粥

1月7日の朝に七草粥を食べる習慣がありますが、皆様は実践されたことがありますか?七草粥とは、春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)を入れて炊いた粥のこと。どうして7日に七草粥を食べるのか、由来や簡単な作り方などをご紹介します。

中国の汁物を食す習慣が、日本風に変化したのが七草粥

かつて中国では、1月7日を「人日(じんじつ)」といって人を大切にする日とし、7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を祈る風習がありました。
一方日本では、年の初めに若菜を摘んで食べ、自然から新しい生命力をいただく「若草摘み」という風習がありました。さらに、小正月の1月15日に小豆粥を食べ、邪気を払い一年の健康を願うという風習もありました。
中国の人日の風習が日本に入り、若菜摘みと小豆粥の風習に影響を受けて出来上がったのが、1月7日に春の七草を入れた粥を食べる七草粥の風習です。 七草粥を食べ無病息災を願うのは、若々しい青菜の生命力にあやかるといったまじない的な意味だけでなく、青菜の不足しがちな時期にそれを補うという栄養学的な意味もあります。また、正月のご馳走を疲れた胃腸をいたわり、日常生活へ戻る節目の意味も込められています。

レシピはいろいろ。最終的にはお好みで

それでは、七草粥をどのようにして作るのでしょうか?
①米1合を研ぎ、30分ほど水に浸します。②水を切った米を土鍋に入れ、水1リットルを入れて軽く混ぜます。③蓋をして最初は強火で、沸騰してきたら弱火にして40〜50分ほど炊きます。④米が柔らかくなったら刻んだ七草を入れます。⑤七草に火が通ったら塩で味付けし、しばらく蒸らせば、4人分の七草粥が出来上がりです。

春の七草は、昔は野に出ればすぐ手に入る馴染み深い青菜だったと考えられますが、現在はスーパーなどにセットで売られています。七草は刻んで入れますが、かつては刻む際に"七草囃子"を歌ったそうです。
ご紹介したのはシンプルな塩味ですが、お好みでだしや醤油をいれてもいいでしょう。小さく切ったお餅を入れると腹持ちがよくなります。青臭さが気になる人は、あらかじめ軽く塩茹でしてからお粥にまぜてもよいです。時間が無い場合は、炊いたご飯を2〜3倍の水で炊き直す"入れ粥"という方法もあります。
お好み・生活スタイルに合わせて、七草粥を楽しんでください。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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