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冬の訪れを告げる「木枯らし一号」あなたの街で吹くのはいつ?

木枯らしは「一番」?「一号」?

11月は秋が深まり冬の気配が近づく頃。「木枯らし一号が吹いた」と聞けば、本格的な冬の訪れを感じます。ところで、似たような"季節の変化を告げる風"として「春一番」がありますが、それぞれに具体的な定義はあるのでしょうか?また「一番」と「一号」、なぜ単位が違うのでしょうか?素朴な疑問に迫ります。

地域が限定されている「木枯らし一号」

気象庁では「木枯らし一号」を次のように定義しています。
●期間は「霜降」(10月23日頃)から「冬至」(12月21日頃)までの間
●冬型の西高東低の気圧配置になった時
●北よりの風
●最大風速が毎秒8m以上
紅葉していた秋の木立の葉を散らし、また「立冬」(11月7日頃)前後に吹くことが多いため、冬の訪れを感じさせる風の代名詞になっています。
なお、木枯らし一号が発表されるのは関東地方(東京)と近畿地方(大阪)についてのみで、他の地方については発表されていません。とはいえ、他の地方で観測されないというわけではなく、気象庁による正式な発表がされていないということのようです。

漁師が使う方言だった「春一番」

一方、「春一番」の気象庁による定義は以下の通りです。
●期間は「立春」(2月4日)から「春分の日」(3月20日頃)までの間
●低気圧が日本海側にあるとき
●南よりの風
●最大風速が毎秒8m以上
●最高気温が平年値または前日より高い
暖かく春の訪れを感じさせる風ではありますが、雪崩・融雪洪水・竜巻などの気象災害や海難事故をもたらすことが多いので注意が必要です。
そもそも春一番という言葉は、ある地方の漁師が使う俗語だったといいます。それが春一番による海難事故が世に紹介されると、春一番という言葉も有名になり、やがて気象用語に採用されたのです。ちなみに木枯らし一号は気象庁の職員が使い始めたため、台風にならって「○号」と呼ぶようになりました。
なお、北日本でも春一番のような風は吹きますが、その後に北西からの季節風が吹き冬に逆戻りするため、春一番とは言わないそうです。また、沖縄でも春一番の発表はされていませんが、それは日本海側の低気圧により、吹く南風がそれほど強くならないためだそうです。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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