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梅雨ならではのお家イベント?美味しさ浸み出す半年後が楽しみ

「梅雨」の時期に仕込むもの

6月は「梅雨」真っ只中ですが、なぜ「梅」の字が使われているのかご存知ですか?それは、梅雨にあたる6月〜7月中旬頃が、梅の実の熟す時期だから。そして、梅酒や梅干しの仕込み時期でもあります。一般的に、梅酒には青く若い梅を使い、梅干しには黄色く熟した梅を使います。今回は、梅酒の歴史や基本的な作り方、最近の傾向などをご紹介します。

梅酒の歴史

梅酒がいつ誕生したのか、はっきりしたことはわかりませんが、江戸時代中期発刊の『本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)』という文献に記載があるので、それ以前には存在していたと考えられます。梅酒の材料である梅・酒・砂糖のうち、砂糖は当時貴重品だったので、庶民が楽しめるようになるのはもっとあと、おそらく江戸時代後期頃と思われます。江戸時代後期には砂糖の流通量が増えるとともに、農家の梅の栽培・加工が強く奨励されていたからです。
さて、時代は下って1962年、酒税法が改正されて家庭での梅酒造りが認められると、梅酒を初めとした果実酒(ホームリカー)ブームが起こりました。基本的にお酒造りは免許がないと法律違反ですが、自分で消費するために、漬け込む酒以上のアルコールを発生させず、法律で規定するものは混ぜないならばOKとなったのです。梅などの果実を漬けるお酒は大体OKですが、ブドウはNG。また、漬ける時のお酒はアルコール度数20度以上でないといけません。

一般的な家庭での梅酒の作り方

材料は、青梅1kg・氷砂糖500g〜1kg・ホワイトリカー1.8リットル・ビン5リットル用(ふたが密封できるもの)・竹串。
手順は、①ビンを煮沸消毒する、②青梅をきれいに洗う、③2リットル以上の水に1〜2時間ほど漬けてアク抜きする、④水気を拭き取る、⑤竹串で青梅のヘタを取る、⑥青梅を半分入れる→氷砂糖を半分入れる→残りの青梅を入れる→残りの氷砂糖を入れる、⑦ホワイトリカーを注ぐ、⑧ふたをして半年から一年ほど冷暗所に置いた後、飲めるようになります。

ホワイトリカーは果実酒を作るためのお酒です。無味無臭なので梅の風味が活きやすく、失敗は少ないですが、ほかのお酒で梅酒を作ってもOKです。日本酒、焼酎、ラム酒、ブランデー・・・いろんな風味が楽しめそうですね。ほかにも、砂糖を氷砂糖ではなく黒砂糖やザラメに代えたり、梅の種類や完熟度を変えることによって、味わいは変わってきます。
実際、最近は多種多様な梅酒が出ています。ブランデー梅酒、黒糖梅酒、完熟梅酒、梅肉をすりおろして混ぜた濁り梅酒なんかもありますね。基本的な梅酒をマスターしたら、いろいろな変わりレシピに挑戦して、「我が家のオリジナルレシピ」を作ってみるのも楽しいかもしれません。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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