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信仰の対象でもあった"お月様"。収穫を祈願・感謝し団子や芋をお供え

十五夜のお団子、供えるのはいくつ?

旧暦の8月15日は「十五夜」。今年は新暦の9月24日にあたります。この日は「中秋の名月」と言って、団子やススキを供え、お月見をするのが習わしです。さてこのお供え、意外と深い意味や決まりがあったり、地方によって違いがあったりします。そんな十五夜飾りのあれこれをご紹介します。

なぜ団子やススキをお供えするの?

そもそも月見の風習は唐より伝わり、平安貴族が取り入れ、庶民に広まったもの。貴族の月見は風雅を楽しむものでしたが、庶民に広まると収穫を祈る、あるいは感謝する行事になっていきました。月が美しい時期と収穫の時期が重なったのもありますが、かつて月は農作業に深く係わる信仰の対象だったからです。

昔は月の満ち欠けをもとに、太陽の動きを加味した太陰太陽暦を使っていました。農作業において暦は大切です。いつ種をまき、自然災害に備え、収穫するかの基準となるからです。暦のもととなる月に信仰が集まるのも当然でしょう。 そこで十五夜では、月にお供えをするようになりました。団子は満月を表し、物事の結実を、ススキは稲穂の代わりで、神の依り代であると共に、米の収穫を祈願・感謝していると言われています。

十五夜飾り、どう飾ればいい?

十五夜は別名「芋名月」といい、芋類の収穫祭でもあります。むしろ稲作が普及する前は、米で作った団子ではなく、里芋が主役だったとか。十五夜飾りは、団子やススキのほか、収穫された芋・野菜・果物、また秋の七草など季節の草花を飾ります。そのため、かなり地域差があるのです。
よって、これが正解!という飾り方はありません。ですが、比較的スタンダードと思われる飾り方をご紹介しましょう。
お団子は、「三方」という器に紙を敷き、ピラミッド型に15個飾ります。下段に3×3個、中段に2×2個、上段に2個縦に並べます。
このお団子を、花瓶等に挿したススキや秋の草花、器や籠に盛った秋の作物と共に、月から見えるところか床の間に飾ります。
団子は、しばらくお供えしたらその日のうちに食べてOK!お月様のパワーで、健康や幸せを得られるそうですよ。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
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