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庭へ広がる暮らし方 -庭の考え方-

庭を生活空間に取り入れる

庭は、暮らしの中でもっとも自然に近い場所。自然と触れ合う空間づくりはもちろん、上手に取り入れることで、第二のリビングともなる生活空間をつくることもできます。しかし、新築時には、なかなか庭づくりにまで気がまわらなかったという方も多いのではないでしょうか。春の足音が聞こえ始めるこの季節、いまの暮らしに合わせて最適なプランを考えてみませんか? 敷地全体を住空間と考えて自由に発想してみましょう。

リビング空間を戸外に作るという発想で、庭と室内を一つの空間として活用すれば、使い勝手も心地よさも大きく広がります。光や風、緑を存分に感じる開放的なスペース、アウトリビングの楽しみ方をいくつかご紹介しましょう。

もう一つのリビングとしての庭

リビングと連続するアウトリビング

庭を活用したいと思っても、リビングから庭へ出るのに段差があるなど、ちょっとしたことで、庭へ出るのがおっくうになってしまうものです。そこで、ウッドデッキを設置して、リビングに連続した『アウトリビング』をつくり、庭をもう一つのリビングと考えてみてはいかがでしょう。
アウトリビングのポイントはリビングとデッキの床段差をなくすこと。室内から室外への移動がスムーズになり、快適性がグンと増します。フル開口サッシを採用するなど、開口部を広く取る工夫でリビングとの一体感が高まります。

狭いからとあきらめないで、敷地を有効活用

「うちの敷地は狭いから...」と庭づくりをあきらめていませんか。そんな場合は敷地いっぱいにウッドデッキを設置してしまうのも一つの方法。パーゴラを設けたり、プランターを置けば、四季の草花を楽しむこともできます。シンボルとなる木を1本植えるだけでも、建物がひときわ立派に見えるようになります。

気になる視線対策・ルーバースクリーンやパーテーションで目隠し

屋外ならではの開放感を満喫するためには、周囲からの視線を上手に遮って、プライベートな時間を楽しみたいものです。通行人に圧迫感を与えてしまうコンクリート塀などは避け、透視性の高いデザインのアイテムなら、圧迫感なく、周囲の視線を遮ることができます。それでも圧迫感がある場合は、緑の壁である生垣を巡らしてみてはいかがでしょう。キンモクセイやツバキなどの中高木類で補うとよいでしょう。視線を遮るだけでなく、街並みの美化にも貢献します。

植栽を中心に演出する開放的なオープンスタイルと、塀などを設けて庭空間と街並みを意識的に仕切るクローズスタイルがあります。好みを優先させることも大事ですが、敷地の規模、建物配置、街並みとのバランスなども合わせて検討しましょう。

空中庭園という考え方

ルーフバルコニー

庭が狭くなるのは嫌、という方に、ルーフバルコニーがオススメです。2階居室と連続して楽しめるアウトリビングにすれば、ガーデニングも気軽に楽しめ、敷地活用率が一層高まります。外の視線を気にせず眺望を楽しめ、解放感もいっぱいの空間になります。

工夫で広がるプライベート空間

サンルーム

敷地に余裕がある場合は、リビングに隣接して『サンルーム』を増築することも一つの考え方です。全面ガラス張りにすることで、太陽の光をリビング側に取り込むことができます。室内に居ながらにして自然をいっぱいに感じられる贅沢な空間となります。
夜は間接照明やキャンドルのあかりで幻想的な空間を演出するなど、自然だけでなく、非日常を楽しめる空間です。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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