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泳ぐもよし、眺めるもよし!今も昔もパワーをくれる"海"

海水浴は元々医療行為だった!?

7月の第3月曜日は「海の日」。 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とした国民の祝日です。 海に関わる仕事をしていなければ、海に直接ふれる機会は"海水浴"などの海のレジャーではないでしょうか? しかし、元々"海水浴"はレジャーでなく医療行為だったのだとか...。 海水浴や海のレジャーの歴史をご紹介します。

高級な保養地から、庶民の行楽地へ

今では"遊び場"のイメージが強くなった海ですが、昔はそれよりも漁や交易をする"生活の場"であり、神仏に祈り穢(けが)れを払う"神聖な場所"でした。 また「潮湯治(しおとうじ)」「潮浴(しおあみ)」などといって、病気治療のために海水につかることも古くから行なわれていたようです。 『吾妻鏡』には、鎌倉幕府の第三代将軍である源実朝が、鎌倉の海に入って病を癒したと記されています。

「海水浴」という言葉は、明治時代に欧州より導入された "保養"の考え方とともに広まりました。 18世紀中頃の欧州では、産業革命が引き起こした健康被害により、海岸周辺での保養・療養が注目されるようになりました。 19世紀以降には、海水浴場とサナトリウムが併設されて欧州各地に広まり、その考え方が日本へも伝わったのです。
初期に広まった保養・療養目的の海水浴は、明治政府の高官が別荘の建設とともに行ったことから、高級なイメージができあがって庶民の憧れとなりました。 そこへ、産業の発達による余暇の誕生と鉄道網の整備という条件が加わり、庶民が手軽に海水浴場へ行けるようになったため、行楽としての海水浴がブームとなったのです。

平安時代以来の海レジャー"潮干狩り"

明治時代より前は海のレジャーがなかったのかといえば、そんなことはありません。 今でも盛んな"潮干狩り"の歴史は古く、平安時代まで遡るといわれます。 庶民の行楽になったのは江戸時代からで、浮世絵に描かれたり、俳句の季語になったりしています。
ただし、潮干狩りは真夏ではなく春~初夏がシーズンで、特にゴールデンウィーク頃がベストといわれています。 潮干狩りは潮が引く時間帯を狙って行いますが、春は特に潮が引く度合いが大きく、かつ潮が引く時間帯が昼間だからです。 また、潮干狩り定番のアサリが春に旬を迎えることも理由として挙げられます。

海水浴や潮干狩り以外にも、釣り・サーフィン・スキューバダイビング・シーカヤック・ヨット・モーターボート・ホエールウォッチング等々、様々なレジャーがあります。 是非何か好みのレジャーで、海を満喫してください!

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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