Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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初夏の湿気の多い曇天も 夜はホタル狩りのお出かけ日和に

ホタル狩りシーズンは"初夏"

 ホタルというと夏のイメージがありますが、実は夏といっても初夏、5月下旬頃からがホタル狩りのシーズンです。「狩る」といっても、もちろん実際に捕まえるわけでありません。「紅葉狩り」などと同じく、季節の風物を楽しむ・鑑賞するという意味です。
 一時、ホタルの数は激減しましたが、各地でホタルの飛ぶ自然環境を取り戻そうという動きがあり、今では都心でも観賞できる場所があります。そんなホタルについてご紹介します。

日本で代表的な3種のホタルといえば?

 日本には40種類以上のホタルがおり、ほとんどの幼虫や卵が光りますが、成虫になっても光るのは一部だけです。成虫になっても光る代表的なホタルは、ゲンジボタル(源氏蛍)、ヘイケボタル(平家蛍)、ヒメボタル(姫蛍)などです。
 日本でホタルといえばゲンジボタル。日本固有の種で、5月下旬~6月下旬頃成虫になり、体長は15mm前後と、日本のホタルとしては大型の種です。本州・四国・九州に分布し、水のきれいな川に生息します。発光時間は約2~4秒間で他のホタルよりも長く、また強い光なのが特徴です。
 ヘイケボタルは6月下旬~8月頃成虫になり、体長は10mm前後。日本では北海道から九州にかけて分布し、水田などの止水域に生息します。発光はあまり強くなく、発光時間は1秒程度で揺れるような光を発します。
 ヒメボタルは5月下旬~6月下旬頃成虫になり、体長は7mm前後。本州・四国・九州に分布し、別名「森のホタル」と呼ばれ、高山から市街地の草地まで適応する陸生のホタルです。フラッシュをたいたように強く短い間隔で発光します。

ホタルはなぜ光る?

 幼虫の光は警戒色という説がありますが、成虫の光はプロポーズの合図といわれています。オスは光を発して飛びながらメスを探し、メスは弱い光を発しながら草や木の葉の上でオスを待ちます。お互いを見つけて、両方が強く光ればカップル成立です。
 ホタルの成虫期間は約1~2週間。エサを食べずに夜露だけで過ごし、繁殖が終わると死んでしまいます。

初心者はマナーに従ってイベントに参加が吉

 ホタルの活動期間は地域や種類によって違います。初心者は「ホタル前線」で大体の見頃をチェックしつつ、近くのホタル狩りイベントに参加するのがよいでしょう。デリケートなホタルに対する注意点も、そこで教えてくれます。
 ホタルが好む気象条件は、曇っていて風のない、生暖かい夜だとか。まさに、梅雨時のレジャーにぴったりですね!

愛着のある和庭の眺めを採り入れた 長い玄関アプローチが印象的な家

[群馬県 Kさま邸]

農家造りだった築50年のご実家を、風情ある和庭を残してモダンなお住まいに建替えられたKさま。来客用とご家族用の駐車場の間に長方形の仕切り壁を立て、玄関ポーチへと続く路地風のアプローチに仕立てたデザインが目を引きます。「帰宅時、このアプローチをゆっくりと歩くうちに、オンとオフの気持ちの切り替えができます」とKさまは仰います。

リビングはダイニングキッチンと切り離して独立させ、生活感の漂わない上質なくつろぎ空間に。大画面テレビをストーン調のタイル壁にすっきりと埋め込んだのもこだわりのひとつ。南面に設けた大開口サッシの外に和庭が広がり、風雅な和風ホテルのような趣が感じられます。

「亡き父がこよなく愛していた和庭の眺めを美しく取り込むことができました」とKさまはお喜びです。

リビングの続きに設けた小上がりの和室は黒い畳を敷き、大きなアールを描く紫色のアクセントクロスを差し色にして、遊び心のあるインテリアに。法事などで大勢が集まる際は、襖を開放すれば奥の仏間と二間続きになる間取りも便利です。

リビングに隣接するダイニングキッチンは雰囲気を変え、白い大理石調フロアで明るく演出。リビングと別空間なので、来客の際も気兼ねなくくつろぐことができます。

「建替え前は冬の寒さに悩まされていましたが、今はエアコンの効きが良く、夏も冬も省エネで快適に過ごせます。以前は道路を走る車の騒音でテレビが聞こえにくかったのですが、今は嘘のように静かで、遮音性にも驚いています」とKさま。住み心地にも大満足のご様子です。

普段の生活を楽しみながら、将来も元気に安心して過ごせる家


子育てが終わり、仕事も定年退職の時期を迎える50〜60歳代は、「第2の人生」を謳歌する楽しみがあると同時に、将来訪れるであろう「老い」への不安にも向き合わねばならない年代でもあります。高齢を迎えてから、身体状況の変化のたびに住まいを改修するのは大きな負担となるもの。
元気なうちに、今からできることとして、将来を考慮した準備(先行配慮)も検討してみてはいかがでしょうか。


今と将来の生活を考えた2段階配慮設計

今を楽しみながら、家族の健康に変化が生じた際も対応できる住まいのために、「基本」と「将来」の「2段階配慮設計」という考え方があります。手すりの設置や段差解消など「基本」となるユニバーサルデザインに加え、家族の健康に変化が生じた「将来」も、少しの変更で個別の状況に対応できるように配慮します。

第1段階 基本設計のバリアフリー
  • 引き戸への変更
  • 手すり
  • 浴室・洗面暖房
  • 滑りにくい床仕上げ
  • 高断熱・高気密 ほか

先々に備えるために

住み慣れたわが家に長く住み続けるためには、将来、リフォームしやすくしておくことが重要です。そこで、元気なうちに考えておきたいのが、将来の変化を見据えた工夫です。基本設計のバリアフリーに加えて、「将来手すりを設置できるように下地を入れておく」、「将来スロープを作れるようにスペースをとっておく」などの「先行配慮」をしておくことで、いざ必要となったときに、手すりの設置やトイレの増設といった個別対応がしやすくなります。

将来の個別対応をしやすい先行配慮
  • 手すり下地設置
  • トイレの配管設置
  • キッチンの電化回路確保
  • 玄関段差解消機用電源の設置 ほか
手すり下地設置

動作を補助する手すりは、浴室への出入り口や腰掛椅子の近くに設置を。移動や増設を考え、あらかじめ下地補強だけでもしておくとよいでしょう。

トイレの配管設置

将来の介護対応も含めて考えると、1階和室など利便性のよい部屋を寝室に設定。押入など直接アクセスできる場所をトイレに変更したり、そのための配管工事だけでも事前に行っておくと安心です。


身体の変化に合わせた個別対応のバリアフリー

加齢により身体機能が低下したり、介護が必要になった場合、健康状態に合わせて、個別に「高齢・虚弱対応」または、「介護・障害対応」のバリアフリーにします。実際に必要になった段階でリフォームすることで、無駄なコストを抑制。個別のバリアフリー設計のため、必要な設備のみで対応できます。

第2段階 高齢・虚弱対応のバリアフリー
  • 手すり増設
  • キッチンの電化
  • 床暖房等空調見直し
  • 照度の引き上げ・明暗差の解消 ほか
第2段階 高齢・虚弱対応のバリアフリー
  • 専用の寝室・トイレの設置
  • 広い水廻りスペースの確保
  • 車椅子の通れる廊下
  • 玄関段差解消機の設置
  • アプローチのスロープ設置 ほか

賢い住まいづくりには低金利時代の今こそ「建てどき」住宅ローンアドバイザー高橋秀治

住宅ローン金利がきわめて低水準にある今は、賢くマイホームを手に入れる絶好のチャンス。
住宅ローンの金利タイプの選び方によっては、さらに差がつく住まいづくりが可能だ。
低金利時代だからこその住宅ローンの選び方を、住宅ローンアドバイザーにうかがった。

── まずは住宅ローンの金利のタイプについて教えていただけますか。

高橋 大きく分けると3種類あります。ひとつは「変動金利型」。一般的には固定型よりも金利が低く設定されていますが、金利の見直しが年2回行われ、金利が上昇して返済額が増えたりすることもあります。
次に「全期間固定金利型」。返済終了まで金利が変わりませんから、将来にわたって確実な資金計画が立てられます。
最後は一定の期間だけ金利を固定する「固定金利期間選択型」です。期間終了時に金利の見直しが行われ、その際に金利タイプを改めて選ぶことになります。

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── 低金利時代では、金利が低い変動タイプが有利なのでしょうか。

高橋 少しでも当初の返済額を少なくしたい方には有利かもしれません。ただし、今後もこの低金利が続く保証はありません。
よく「金利が上がったら固定型に切り換えればいい」とお考えの方もいらっしゃいますが、固定型の方が変動型よりも金利の上昇が早く、切り換えようと思ったときには、かなり上昇していて、メリットが享受できない場合があるのです。

── 世界的な金利上昇の兆しが表れている今、変動型には確かにリスクを感じますね。

高橋 一方の固定型では、借り入れ時の金利が返済終了まで変わりませんから、金利が上昇しても、返済額が増えたりすることがありません。
ですから、子どもが成長して教育費の支払い額がピークに達したころ、金利も上がって返済額が増えるなどのリスクも防ぐことができます。

── 固定型はメリットが多いですね。

高橋 実は世の中の金利が高かったころは、変動と固定の金利差も大きかったため、固定をおすすめしづらかったのですが、今は金利差が非常に小さくなっています。
35年返済で3千万円借りたとして、月々の差額は、固定型が数千円多い程度です。逆に言うと、数千円多く払う余裕があれば、1%台という低い金利で全期間固定の住宅ローンが使えますから、返済途中で金利が上がれば、その差額はもっと小さくなります。
金利上昇リスクの保険料と考えても十分納得できる額ではないでしょうか。

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── 金利上昇リスクの保険とはどういうことでしょう。

高橋 家が火災になれば火災保険、借りた方がお亡くなりになった場合は団体信用生命保険。どちらのリスクにも万が一の保険が用意されていますが、金利上昇のリスクにだけは保険がありません。

── いわば保険代わりなのですね。

高橋 ホームファーストファイナンスが提供する住宅ローン「ファーストFlat」なら、団体信用生命保険に、これまでの死亡保障に身体障害保障が加わった「新機構団信付きFlat」や、3大疾病保障に介護保障がついたものも用意しており、これまでのような団信特約料の別払いも不要です。

── 住宅メーカーがローンに関してそこまで取り組んでいることに驚きます。

高橋 かつての日本の住まい方は、アパートから庭付一戸建てへバージョンアップさせていく「ライフサイクル」の考え方が一般的でした。ですが、価値観の多様化が進んだ現代では、一人ひとりの生き方を尊重する「ライフコース」という考え方が主流です。これからの住宅メーカーは、住まいをつくるだけでなく、すべての生活をデザインする企業でなければならない。ミサワホームはそう考え、資金計画はもちろん、将来においてもさまざまなニーズにお応えしていきたいと思っています。

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※ファーストFlatは独立行政法人住宅金融支援機構から【フラット35】事業の承認を得て、ホームファーストファイナンス(株)が提供する住宅ローンです。

高橋秀治(たかはし・ひではる)

ホームファーストファイナンス(株)融資部 開発業務課 兼 推進課 貸金業務取扱主任者・2級FP技能士・住宅ローンアドバイザー

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

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