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大空間ながら寒冷地の冬も暖かく快適、木質パネルが叶えた高断熱の家

[岩手県 Iさま邸]

「広い芝生の庭、大らかなリビング、掘り炬燵の和室など、憩いの場があちこちにあるから、どこにいても居心地が良くて」と微笑むIさまご夫妻。ご結婚3年目に、こだわりいっぱいの新居を実現されました。

玄関ホールの続きに設けた和室は、室内に白砂利の坪庭をしつらえた粋な演出で、障子を開けると外の坪庭も見えて、客人の目を楽しませます。

憩いの場となるLDKは、約3.3mの天井高が開放感をもたらす大空間。ウォールナット色の床や建具が落ち着きを生むシックな内装に、パープルのソファが差し色となってインテリア性を高めています。天井近くの高い窓から朝日が明るく差し込むダイニングキッチンもIさまのお気に入り。「朝の光に包まれて、1日が爽やかにスタートできます」と顔がほころびました。

Iさま邸は冬の外気温はマイナス10℃にもなる寒冷地にあります。そこで高性能な木質パネルとトリプルガラスの樹脂サッシで、断熱性を高めたのもポイントです。
「開放的なLDKは冬の寒さが心配でしたが、全くの杞憂でした。真冬もパネルヒーターで十分暖かく快適に過ごせました」とIさま。

2階の階段の踊場には2つの大収納空間「蔵」を向かい合わせに配置。1階からも2.5階からも行き来しやすく、かさばるモノもラクに収納できて便利です。

「私たちの期待を超える素敵な家になりました。目下の夢は芝生の庭にピザ釜をつくること。家庭菜園で育てた野菜を使ったピザを焼いて、友人達と楽しく過ごしたいですね」と笑顔が広がりました。

大空間リビング、人工芝の練習スペース。野球大好きファミリーの夢をかなえた邸宅

[東京都 Kさま邸]

Kさまご一家は野球大好きファミリー。2人の息子さまは少年野球で活躍し、Kさまも草野球チームで年間50試合に出場されているそうです。

「子ども達がいつでもバットとボールに触れられる環境の住まいづくりが夢でした」とKさま。その言葉通り、ガレージの奥には野球の練習ができる人工芝の広い庭が設けられ、リビングからもダイニングやキッチンからもお子さまの練習姿が見守れます。おおらかなお人柄のKさまは、この庭をお子さまの友達にも開放されているので、いつも大勢の子ども達が集まり、賑やかで楽しそう。

お人柄と同様、お住まいもゆったりとおおらかなKさま邸。約25畳のリビングダイニングは、大きな折り上げ天井や暖炉を組み込んだ石タイル壁でグレード感漂う雰囲気に。夜、折り上げ天井の間接照明を点けると、柔らかな光でくつろぎの空間が包まれます。キッチンはリビングからまる見えにならないように独立した別空間にし、ダイニングとオープンにつなげて行き来しやすくしました。

野球一家ならではの生活動線の工夫も見逃せません。洗面・浴室の横に設けたプライベート玄関に、ユニフォームの泥が洗い流せるスロップシンクを設置。汚れたユニフォームをここで脱いでお風呂に直行し、着替えてからリビングへ。「家の中が汚れないから、ストレスが溜まりません」と奥さまはうれしそうです。

野球仲間やママ友を招いて庭でバーベキューをしたり、防音のカラオケルームで歌ったりと、日々の暮らしを満喫されているKさま。「家族の団らんも増えました」と満面の笑みで語ってくださいました。

重厚にして繊細な和モダンスタイルで、家族への細やかな心が光る豊かな暮らし

[三重県 Hさま邸]

「私たちの希望を美しいカタチに仕上げていただき、住み心地にもたいへん満足しています」と微笑むHさまご夫婦。お二人の望みは、すっきりとした美しさと機能性に富んだ和モダンスタイルでした。

まず目を奪うのは大屋根と深い軒、グレージュ色のタイル張りの外観と広々とした玄関ホール。1階はホールの右手に格子扉が印象的な和室が、左手にLDKが配置され、幅広廊下を介して無駄なく回遊できる生活動線も確保されています。しかも、どの空間も高天井と大開口があるため開放感もたっぷり。それでいて全体に繊細な印象をつくり出しており、折り上げ天井や木目が美しい突板のフローリングなど細部の造りや素材へのこだわりが光ります。開口枠や巾木にも突板を使うという徹底ぶりです。

機能面でのお気に入りはキッチンと洗面室。「二人の娘とキッチンに立てるよう、広いコの字型にしました。洗面室は、朝、戦場のようになるので、複数で利用できる広さにし、エアコンも設置。乾燥室としても利用できるため、洗濯動線がぐんとコンパクトになりました」と奥さま。

また2階の個室にはそれぞれにウォークインクロゼットを設け、「おかげで、大量の衣類管理がとても楽になりました」とにっこり。一方、Hさまも念願の書斎を手に入れて、「ときには一人の時間を楽しんでいます」と語ります。

広い玄関で彩り豊かに迎えてくれるのは、奥さまの生け花。そんな心遣いに象徴されるように、Hさま邸にはご家族への細やかさに満ちた豊かな空間が広がっていました。


ご夫婦の寝室はホテルのような上質な空間になっている。


天窓から光が注ぐスタイリッシュな階段室。

吹き抜けリビングで中庭を眺めて憩う、ラグジュアリーホテルのような住まい

[新潟県 Oさま邸]

Oさま邸の玄関ホールに入ると、そこに広がるのは虚飾を排し、ラインで建築美を際立たせた白の世界。大きな窓越しに見えるホワイトタイルの中庭に目が奪われます。

モザイクタイルの水盤にたたえられた水が陽光を受けてゆらめき、モダンアートの美術館のよう。この中庭はリビングにも面しており、高い壁で外からの視線を遮ることで、プライバシーが守られています。
「家にいながら非日常的な雰囲気が味わえる暮らしがしたくて、ハワイのお気に入りホテルのテイストを設計に取り入れてもらいました」とOさまは語ります。

玄関から続く階段ホールの壁際には、マッキントッシュの名作椅子、ラダーバックチェアを飾ってインテリアのアクセントに。ブラウンガラスの壁越しにリビングが透けて見える演出も素敵です。

LDKは約30畳の大空間で、6mを超える吹き抜けリビングは、上の窓からも光が差し込んで圧巻の明るさです。白い大理石調フロアに黒革ソファやアールを描くアルコランプが調和する上質な空間は、ラグジュアリーホテルさながら。

「夜は間接照明とアルコランプだけを灯し、落ち着いた雰囲気でくつろいでいます。中庭の水盤をライトアップすると水面が煌めいてきれいですよ」とOさま。

テレビボード側のタイル壁の後ろは家事コーナーとパントリー。雑多なモノをここに隠せるのも、生活感の漂わない美しい暮らしの秘訣でしょう。

「木目の質感を取り入れたメタルスモークのキッチンは奥さまのお気に入り。フランスの伝統陶器をコレクションしている奥さまは、家づくりをきっかけにテーブルコーディネーターの資格も取得されたそう。
「ときどき仲良しの友人とダイニングで食事会をしています。今度は好きな食器でテーブルコーディネートも楽しみたいですね」

三世代8人家族が楽しく団らんできる旅館のような憩いを感じる和モダンの家

[宮城県 Kさま邸]

東日本大震災の後、6年半の仮設住宅生活を経て、三世代8人家族が一つ屋根の下で暮らせる念願のお住まいを建てられたKさま。入母屋の大屋根が風格を漂わせる佇まいは、住宅地でひときわの存在感を放っています。

玄関ホールには大谷石の壁をあしらった床の間風のニッチがあり、お母さま作の生け花が美しく飾られていました。
「夫婦で飲食店を営む多忙な毎日なので、帰宅後や休日にホッと心がなごむ温泉旅館のような住まいにしたいと思いました」とKさま。その言葉通り、脱衣室の入り口に「ゆ」の暖簾をかけ、浴室の続きには露天風呂もつくって、旅館風の入浴タイムを楽しまれています。

30畳以上もあるLDKは天井高が約3.5mあり、ダークな板張り天井にしても圧迫感がありません。高い位置の窓からも光が差し込み、障子が醸す和の落ち着きと吹き抜けの開放感が両立しています。今年のお正月には家々を回る獅子舞の人たちも集い、広いLDKが大勢で祝いのお酒を酌み交わす場として賑わったそうです。

リビングから続く小上がりの和ダイニングは8人が座れる掘り座卓を造り付けて、粋な小料理屋のような雰囲気に。
「キッチンに立つと掘り座卓を囲む家族と目線が揃うので、会話が自然に弾みます。大きな四つ窓から庭の景色が眺められるのもいいですね」と奥さまもお気に入りです。

 リビングに集まって家族みんなで映画を観たり、お子さま達と階段上の壁でボルダリングを楽しんだり。ゆとりのお住まいで遊び心に満ちた暮らしを満喫されています。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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