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ホテルのラウンジを思わせる美しいリビング 高い天井の開放感あふれる平屋の暮らし

[大阪府 Yさま邸]

「夫婦だけの暮らしなので、部屋数よりもゆとりと開放感がほしい」との思いから、平屋のお住まいを建てられたYさま。北側に視線が抜けるロケーションを活かし、LDKはあえて北東に配置。リビングは天井高が3.6mもあり、まるでホテルのラウンジのよう。

高い窓からも光がふんだんに差し込み、明るさに包まれています。テレビを掛けた鉄錆色のアクセント壁の左右に配した北側の窓から空と緑が眺められ、「夜は星空も見えます」とYさま。一方、通常の高さに抑えたダイニングキッチンの天井は黒のクロスで引き締めてメリハリをつけています。

白×黒×茶でコーディネイトされたインテリア空間は、余分なものが一切ないシンプルモダンな美しさ。キッチンとダイニングテーブルは同じ素材と色合いで統一して一体感を生み出しています。「生活感の漂わない住まいづくりにこだわった」と語るYさまは、キッチンの演出にも気を配り、家電製品も冷蔵庫もパントリー内に隠してすっきりと洗練された表情にされました。コーヒーがお好きなご夫妻は、壁面にエスプレッソマシンを埋め込んで"おうちカフェ"を楽しまれています。

リビングのスケルトン階段でつながる1.5階は、趣味のゲームを楽しむ書斎スペース。黒をベースにしたインテリアが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。「木調格子越しにリビングを見下ろせるので、こもっていても孤独感がありません。夫婦が別々の場所で思い思いに過ごしていても、お互いの気配が感じられるのがいいですね」とYさまに幸せそうな笑顔が広がりました。

ホテルライクな洗面室。

上下に配した横長窓でプライバシーを守りつつ光を採り入れた寝室。大収納空間「蔵」も配置。

高天井の伸びやかな玄関ホール。

自然の趣漂う庭に切妻の大屋根が映える 微気候デザインを採り入れた心地よい住まい

[京都府 Nさま邸]

Nさま邸は切妻の大屋根が印象的なお住まい。沖縄から取り寄せた花ブロック塀が雑木林を思わせる庭の風情と調和して、別荘のような趣を漂わせています。

ご夫妻が目指したのは庭とふれあう平屋感覚の暮らし。

2階は大収納空間「蔵」と子ども部屋のみにして、洗面・浴室も寝室も1階に配置し、1階だけで生活が完結できる間取りにされました。「歳を取っても階段の上り下りをせずに暮らせますし、移動がラクなので家事もスムーズにこなせて助かります」とNさまは語ります。

LDKは壁に設けた大開口で吹き抜けの階段室とオープンにつながる設計に。これは微気候デザインを採り入れたプランの工夫で、階段上のトップライトとリビングの窓を開けると、南側から入った風がすっと北側へ通り抜け、トップライトから熱気が逃げていく仕組みです。「暑い夏も自然の風で涼しく過ごせて、ほとんど冷房をつけることはありませんでした」とNさま。

トップライトから降り注ぐ光がLDKにも届き、明るさも開放感もひとしおです。

ダイニングテーブルの背面の壁にはPCカウンターがあり、共働きのご夫妻はテレワークの際に重宝されているとのこと。「仕事の合間に庭に目を向けると心が癒やされます」とNさまは微笑みます。

リビングの外に広がるテラスは深い庇に守られてゆったりとくつろげる戸外の憩いの場。バーベキューをしたり、お茶を飲んだり、お子さまと庭に植えたブルーベリーや野いちごを摘んで食べるのも楽しいひととき。

四季折々の情趣を感じる暮らしを満喫されています。

折り上げ天井が広がりを生む上質なLDK、海辺の街並みに映える風格ある住まい

[千葉県 Kさま邸]

椰子の木をシンボルツリーに、外壁や屋根の色調を揃えた邸宅がゆったりと建ち並ぶ。そんな南国を思わせる海辺の分譲地で、ひときわの風格を放つKさまのお住まい。

「子どもたち3人が成長して住み替えを考えていたとき、新聞広告でこの分譲地を知り、美しい街並みに惹かれました」とKさまは語ります。

折り上げ天井が伸びやかな広がりを生むLDKは、コーナーで連続する大開口サッシから光が差し込み、シックなインテリアながら暗さを感じさせません。長く愛用されているクラシックな英国チェスターフィールドソファがモダンな住空間にしっくりと調和して、上質な落ち着きとくつろぎ感を生み出しています。

「天井が高いので、革張りの重厚なソファを置いても圧迫感がありません」と微笑むKさま。

黒いカウンタートップのキッチンは、リビングのテレビボードや吊り収納と同じ木目調の面材で統一されて、スタイリッシュな家具のよう。生活感が漂わないよう、家電類はダイニングから見えない場所に配置。夜は間接照明が憩いの時間を優美な明かりで彩ります。

玄関ホールからつながるスケルトン階段を上がると、そこは勾配天井のオープンなファミリールーム。壁の一面に本棚を造り付けて、ご家族みんなの「図書室」に。窓辺のカウンターデスクは、お子さまたちの勉強スペースにも使われています。

「海辺の遊歩道を散歩したり、ダイニングで趣味のハワイアンキルトをつくったり、静かな環境でゆったりと暮らせるから心にゆとりが生まれました」とお喜びのKさまです。

自然と、家族と、心地よくつながりお子さまたちが伸びやかに楽しく遊ぶ住まい

[新潟県 Sさま邸]

自然豊かな環境で3人のお子さまを大らかに育てたいとの思いから、新潟県へと移住されたSさま。2つの中庭を抱いた眺めの良いお住まいは、歩く都度に目に入るシーンが変わり、いたるところにお子さまたちが遊べる仕掛けが施されています。

「子どもたちが家の中で自由に楽しく遊べて、家族と思う存分コミュニケーションできる家づくりを目指しました」とSさまは語ります。

玄関ホールと一体にしつらえた小上がりの和室はオープンなくつろぎの間で、五月人形や雛人形を飾る場としてもうってつけ。地窓から見える和庭の眺めは一幅の絵画のようです。

玄関ホールからLDKへと続く中庭に面した長い廊下には、壁一面に天井まである本棚を造り付けてご家族みんなの「図書室」になっています。お子さまたちは好きな絵本を選び、ハンギングチェアに揺られて読書をしたり、外のウッドデッキで遊んだり。

「本を手にリビングのベンチソファで寝そべって、田園風景を眺めるのも気持ちがいいですね」とSさま。

リビングの吹き抜けを介して上下階の視線がつながり、家族がどこにいてもお互いの気配が温かく伝わってきます。2階の渡り廊下からはLDKが見下ろせて楽しそう。

子ども部屋の手前に設置したカラフルなボルダリングウォールも育ち盛りのお子さまたちのお気に入りです。

「子どもたちが伸び伸びと楽しく遊んでいる姿を見るのが何よりの幸せですね。こうした住まいで育つことで兄弟愛が深まり、大人になってもずっと仲良しでいてくれると思います」と目を細めるSさまです。

空間同士が巧みにつながり合う住まいで家族が心地よく安心して過ごす

[埼玉県 Oさま邸]

Oさま邸は、車2台分を収容できるビルトインガレージのある住まい。明るいベージュの外観正面には一切の窓がないにもかかわらず、室内に入ると圧倒的な開放感に満たされます。その仕掛けは、建物全体を「ロ」の字型に配置し、その中央に中庭を設けていることが挙げられます。

1階のオープンなLDKには中庭に面して豊富な開口部が設けられ、リビングからはガレージの5連窓を通して愛車も見えます。

アイランド型キッチンの横にはステップダウンした土間ダイニングを配置し、ガレージや庭へも出入りが可能。

LDKを中心に、中庭やガレージ、土間ダイニングや和室がつながって、機能的で心地よい空間を実現しています。

「基本的には、妻が快適な日常が過ごせる住まいにしたいと考えました。僕はガレージがあって、室内から愛車が眺められれば十分!」と笑顔のOさま。「子どもが小さいので、見守りができるLDKが望みでした。外からの視線を気にせずにくつろげる中庭があって、カーテンをせずに済む家に住みたかったので、願いが叶いました」と奥さまも微笑みます。

個室などのプライベート空間は2階に集め、2つの大収納空間「蔵」や適所に豊富な収納があるOさま邸。2階には洗濯物を干したり、アイロン掛けをしたりできるスペースや屋根のあるバルコニーもあり、家事がしやすいと奥さまにも好評です。

「冬は温かく、夏も風が通って涼しく快適です。プライバシーがしっかり守られているので、安心してくつろげるのが何より満足です」とご夫妻。ここにはご家族の温かい時間が流れ、豊かな暮らしがありました。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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