Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

高天井のリビングで森を眺めて憩う 変化に富んだスキップフロアの住まい

[千葉県 Tさま邸]

ブナやナラの樹木が豊かに茂る公園の森と向き合うTさまのお住まい。ウォールナット色の床や建具で統一されたLDKは、シンプルながら木の温もりを感じるデザインで、リビングは天井高3.5mの吹き抜けになっています。上下に設けられた二面の窓から陽光がたっぷりと入り、窓に目をやると庭の植栽と森の樹木がひとつに溶け合って一面の緑の眺め。駅から遠くない立地でありながら、まるでリゾート地の別荘にいるかのようです。

「ロケーションが気に入って、ここに土地を求めました。朝はダイニングに東側の窓から光が木漏れ日のようにやさしく差し込むので、朝食タイムがすごく気持ち良くて」とTさまは微笑みます。

共働きで子育て中のご夫妻が特にこだわったのは収納プランでした。リビングには玄関ホールから続く土間の大収納空間「蔵」があり、生活用品やお子さまの玩具はもちろん、ベビーカーやガーデニングの道具など外まわりの用具も手軽にしまえて便利です。また、リビングやダイニングにはベンチソファを造り付けて、くつろぎやすさと片付けやすさを両立させています。

「蔵の上のスキップフロアは子どものお気に入りの遊び場になっています。高いところからリビングにいる私たちを見下ろすのが楽しいみたい。ソファでくつろぎながら見守れるから親としても安心ですね」

お仕事、子育てとお互いに多忙ながらも、憩いの時間を大切にされているTさまご夫妻。住空間を美しく保ち、四季の自然に癒やされる心豊かな暮らしを満喫されています。

光や木々の美しさを楽しむ居心地の良い住まい

[新潟県 Iさま邸]

シンプルなスクエアを組み合わせた美しい外観が目を引くIさま邸。若いご夫婦のデザインイメージを叶えたお住まいは、空間にも素材にもこだわりが光ります。

2m85㎝の天井高が伸びやかさを生むLDKは、板張りの天井とミャンマーチーク無垢材のフローリングが調和した木の温もり溢れる空間。くつろぎのリビングは、床から天井まであるフルハイトサッシの効果で、まるで庭とリビングがひと続きに繋がっているかのようです。

5.1Chサラウンドのスピーカーから流れるジャズを聴きながらソファでくつろぐIさまは「この空間は格別ですね。窓から庭の木々を眺めるひととき、ほっと心が和みます」と微笑みます。

一方、ダイニングはあえて窓から離して、お家に優しく包まれた心地よさと安心感のある雰囲気を出しています。床暖房の入った無垢のフローリングは「暖かくて、肌触りや香りが良く住み心地も満点です」と笑顔の奥さま。

照明は、ダウンライトで壁を照らしてアクセントにしたり、間接照明を使って明るさのメリハリをつけてお部屋を演出しています。

ダイニングキッチンは賑やかに会話をしながら食事が楽しめるよう、天井の間接照明とペンダントライトで明るく演出。リビングは一人でもゆっくりとくつろげるよう、テレビの上のダウンライトだけに絞り、落ち着きがありリラックスできる環境にしています。

「一つのLDKの中に、庭へのつながり方や明るさに違いがあり表情豊かで、気分に合せて居場所を変えて楽しんでいます」とIさまは語ります。お二人の美意識をデザインしたお住まいで心地よい暮らしを満喫されています。

"一緒"を感じながら各々の趣味を満喫 ハイブリッド住宅で叶えた理想の暮らし

[群馬県 Yさま邸]

ご結婚を機に、鉄骨系ハイブリッド住宅で新居をお建てになったYさま。「展示場で見て、フラット屋根のシンプルな箱型フォルムと手彫りの風合いが漂う外壁に二人とも一目惚れでした。陽光が当たると壁に豊かな陰影が生まれて、とても素敵です」と笑顔で語ります。

外観はフラットコンパクトな都市型デザインながら、屋内は木の質感を活かしてナチュラルで温かい雰囲気に。南面に大きく開いた幅約2m60㎝を超える掃き出し窓から、LDKの隅々まで光が明るく差し込みます。映画がお好きなYさまは、リビングに大きなスクリーンとプロジェクターを設置して、5.1chサラウンドの迫力ある音響でホームシアターを楽しまれています。

「ハイブリッド住宅の外壁は遮音性も高いので、屋内はとても静か。すぐ前の幹線道路を走る車の騒音も全く気になりません。ご近所に気兼ねなく映画を大音量で観賞できるのもうれしいですね」

また、リビングとつながる「ミニラボ」は今は奥さまの趣味スペース。
「時間を見つけてはここにこもってグラスアートや革小物づくりに熱中しています。扉を開けておけばリビングの様子も見えるので、将来、子どもが生まれても目が届いて安心です」とにっこり。

 お天気の良い休日は、掃き出し窓から続くインナーテラスで、ハーブを植えた庭を眺めながらゆっくりとティータイム。「夫婦それぞれが好きな趣味を楽しみながら、『いつも一緒』を感じられる暮らしが気に入っています」と幸せいっぱいの笑みを浮かべるご夫妻です。

伸びやかな吹き抜けのある平屋、「蔵」の上のスキップフロアが楽しい

[愛媛県 Tさま邸]

Tさま邸は白いタイル張りに黒目地を効かせた外壁が瀟洒な平屋のお住まい。「マンション生活でワンフロアの暮らしに慣れていましたし、いずれ子どもたちは巣立っていくので大きな家はいらないと思い、平屋にしました」とTさま。

木の温もりに満ちたLDKは屋根勾配を生かした吹き抜けの設計で、最高約4mを超える天井が気持ちまで伸びやかにしてくれます。また、全館空調で夏も冬も暑すぎず寒すぎず、自然でちょうどいい温度感。家中どこにいても寒暖差を感じることなく快適に過ごせます。

リビングにある一見飾り棚に見える扉は、大収納空間「蔵」への出入り口となる引戸で、「蔵」の上はスキップフロアでモダンな畳スペースになっています。ここはお子さまたちの大好きな遊び場所。ガラスの腰壁越しにリビングにいるパパやママの姿が見えるから、手を振ったり、声を掛けたりと楽しそう。

「子どもの友だちも、遊びに来るとみんな必ず上がってはしゃいでいます」と笑顔の奥さま。天井にはロールスクリーンが収納されていて、下ろせば畳スペースが個室感覚で使える客間に早変わりします。

「ふだん使わない和室を別に設けるのはもったいないと思って、スキップフロアを畳の間にしました。両親や友人が泊まりに来たときも、下の『蔵』から布団を出して寝てもらえるので便利ですね」
寝室は雰囲気を変えて、カーペットとウォールナットのベッドでホテルのような落ち着いた空間に。広いクロゼットも備え、洋服類をすっきりと収納しています。

誰がどこにいても気配がわかる平屋の暮らしは、仲良しご家族にとって理想のスタイル。「シンプルな空間でどの部屋も明るいから、気持ちも自然と明るくなります」と笑顔で語るTさまです。

家族の集う空間が緩やかにつながり、光と温かさが溢れる二世帯住宅

[大阪府 Tさま邸]

やさしい色調の端正な外観が印象的なTさま邸は、二世帯住宅。1階がお母さまの居室、2階と3階がTさまご家族の居室となっています。

以前、ここには古い4階建のビルがあり、そこを二世帯で居室用として利用していたとのこと。 「とにかく夏は暑く、冬は寒かったんです。しかも日中でも電気をつけていたほど暗くて」とご主人。当然ながら、ご希望は「夏涼しく冬暖かく、明るく広い住まい」でした。

「今は、夏も冬も快適です。また全館空調でどこにいても室温の差がなく、母もとても喜んでいます」とご主人もうれしそう。

そして、2階と3階の居室は、主に奥さまのご希望を叶えたもの。 「家族が集まる場所は、仕切りが少なく空間全体がつながっている。そんな住まいにしたかったんです」と奥さま。雁行型に連続したダイニングとリビングは、「立つ位置で空間の見え方が異なる」とご主人もお気に入りです。

3階には吹き抜けに開いた窓も設置し、ご家族の気配が感じられるよう、上下階でのつながりも実現しました。

また、奥さまがこだわったのが収納とインテリアでした。たとえば、玄関に隣接したシューズクロゼット。靴や屋外で使用するものなどが大量に収納できるため、玄関がいつもすっきりと使えると好評です。

インテリアは白を基調としながらも、モダンすぎず、ナチュラルすぎない、暖かみのある色調でまとめられ、空間にやさしさを添えています。

「担当のインテリアコーディネーターの方とは、毎回楽しく打ち合わせができました。プロの知恵を借りながら、私なりのインテリアにできたのがうれしいですね」

元気な3人の息子さんを微笑みながら見守るご夫妻。明るい住まいに、明るい笑顔が溢れていました。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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