Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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四季の自然を感じ、愛犬と楽しく過ごす、果樹園に面した中庭ダイニングのある家

[埼玉県 Kさま邸]

果樹園に面した緑豊かな立地が気に入って土地を購入されたKさま。
「果樹園の眺めを生かした家で愛犬と楽しく過ごしたいと相談したら、コの字で中庭を囲む間取りを提案してもらえました。プランを見たとたん、リゾート感のある暮らしが浮かんで心が弾みました」と語ります。

3m超の高天井が伸びやかなリビングは、板張り天井やアルウッドサッシで木の温もり漂う雰囲気に。床材は愛犬が滑りにくい「うづくりplusフロア」を採用。木製棚には、エスニックな調度品など、インテリアがお好きな奥さまのコレクションが飾られ、空間を引き立てています。

中庭に面した4つ窓の大きな窓辺は、3匹の愛犬の特等席です。ソファの背もたれに座り、外の景色を眺めていることも多いそうです。
「窓を開けると大喜びで中庭に出て、自由に遊んでいます。その姿を見ると癒やされます」とKさま。さらに隣家に面した側の壁には、高い位置にスリット窓を設けて、視線を遮りつつ、光を明るく採り入れています。

オープンキッチンからつながるタイル土間の広い中庭は、人目を全く気にせずにくつろげるので、アウトドアダイニングとして大活躍。Kさまの手作りの囲炉裏テーブルで、毎日のように旬の食材を焼いて食事を楽しまれているとのこと。

「白い梨の花が咲く春は、うっとりするほど綺麗な景色ですし、実がたわわになる秋の風情も格別です。冬も炭をおこすので、それほど寒くありません。四季の変化を自宅で愛でられるのは最高の贅沢ですね」と顔をほころばせるご夫妻。その笑顔が満足感の大きさを物語っていました。

リビングに施された縦と横の大胆なラインと照明計画で演出された心地よい大人の空間

[愛知県 Aさま邸]

住まいづくりにあたってAさまご夫妻が望んだのは、将来、ご夫婦お二人で暮らすためのお住まいでした。
「今はまだ娘もおりますが、いわゆるアットホームな空間である必要はなかったのです」と語ります。そのため、「大人の空間」を意識したデザインによって、メリハリを効かせながら落ち着きのあるお住まいが実現しました。

外観は、壁から駐車スペースまで連続するダークブラウンの縦のラインを強調した端正なフォルムに。内部は1階にLDKと和室を配し、吹き抜けの階段室を介して、2階の個室や浴室などとゆるやかにつながる空間構成となっています。

セミオープンなLDKには、壁面の中央に横壁が施され、リビングとダイニングを仕切る壁とともに大胆な縦横のラインを形成。横壁は外からの視線を遮り、プライバシーを確保するための仕掛けですが、壁の上下に高窓と地窓を設けることで採光も十分です。

また、ダイニングにつながる面の地窓は掃き出し窓にすることで、通風もしっかり確保。地窓からは庭がのぞき、建物の内と外との一体感も感じられます。

そして、Aさま邸を「大人の空間」にしているのが照明計画でしょう。LDKの横壁には白壁にやさしく反射する間接照明が設けられ、仕切り用の縦壁には天井からの照明が光を放ち、それぞれの壁の素材感をより豊かに見せています。

「昼と夜で異なる2つの表情を楽しんでいます。すっきりとして、暮らしやすいこともうれしいですね」とAさまご夫妻。「大人の空間」を味わっていらっしゃいました。

同一フロアでほどよく交わる二世帯住宅、吹き抜けの大空間で憩いの暮らしを満喫

[秋田県 Wさま邸]

将来、ご両親を呼び寄せて同居できるよう、二世帯住宅を建てられたWさま。玄関ドアを開けると、天井を白木のルーバーで覆った奥行約13mもの長いホールに目を奪われます。このデザインは、「木都」として栄えた秋田を象徴したもの。夜はダウンライトの灯りがルーバーから拡散し、白壁に美しい陰影を描きます。

ご両親の住空間は玄関土間の西側に配置。二世帯の住まいを同一フロアに設けつつ、ほどよい距離感を保って、お互いに気兼ねのない暮らしができるようにしています。

玄関ホールの先にはスケルトン階段を配した吹き抜けの階段室があり、ここを通って勾配天井のリビングへ。
「階段室を接点にした開放的な設計デザインが気に入っています。子どもたちの部屋のみを2階に設け、私たちは1階ですべて生活が完結できる平屋のような間取りにしてもらいました。リビングでくつろぎながら、階段室の上の素通しガラスの壁越しに、2階にいる子どもたちと顔を合わせられるのも楽しいですね」とWさまは笑顔で語ります。

子ども部屋は勾配天井の梁にブランコを吊って、北国の長い冬の間、室内で遊べるようにしています。

リビングと大開口でつながるダイニングキッチンは、天窓からも光が降り注ぎ、北側とは思えない明るい空間になっています。キッチンの前には、2人のお子さまが並んで座れるスタディーコーナーも設置。お勉強する様子をキッチンから見守れるようにしています。
「日々愛着が深まり、この住空間で暮らす幸せを感じています」とお喜びのWさまです。

吹き抜けのLDKで伸びやかに子育て、生活動線も工夫してゆとりの暮らしを

[東京都 Hさま邸]

奥行きのあるモノトーンのタイル外壁と切妻屋根の佇まいが風格を漂わせるHさま邸。育ち盛りの3人の息子さまが日々成長され、お住まいになっていた賃貸マンションが手狭になったことから、ご実家の隣地にマイホームを新築されました。

天井高3.5mの開放感あふれるリビングは、南側のワイドサッシや高い位置の連窓から光がふんだんに差し込み、照明いらずの明るさです。
「日差しが温かいので、冬は床暖房だけで十分暖かく過ごせますし、気候の良い季節は窓を開けると心地よい風が通ります」とHさま。お子さまたちはタタミコーナーでゴロンと寝そべって遊ぶのが大好きだそう。

キッチンは調理の油ハネが気にならないよう、あえて壁付けに。ダイニングとキッチンを高めのカップボードでさりげなく仕切って、キッチンがリビングから丸見えにならないように配慮し、食器類や家電をカップボードにすっきりと納めています。

「回遊動線でキッチンからすぐに洗面室や玄関に行けるから家事もスムーズ。勝手口から直接洗面・浴室に行けるので、サッカー帰りで泥んこの子どもたちをお風呂に直行させられるのも助かります」と奥さま。

外壁の柱型の凹みを利用して、リビングに埋め込みの収納を造作。レジャー用品や季節モノは2階の大収納空間「蔵」にたっぷりしまえるので、住空間をすっきりと保てます。

「住まいにゆとりがあるから、子育ても家事もしやすくなり、心にもゆとりが生まれました」と奥さま。夜は間接照明の灯りだけをつけたリビングで、ゆったりと大人の時間を楽しまれています。

吹き抜けのリビングで田園風景に憩い、大空間で愛犬と一緒に楽しく過ごす家

[静岡県 Iさま邸]

緑の田園風景にニューセラミックの白い外壁が映えるIさま邸。大きな吹き抜けのリビングは、南面のワイドな窓からなだらかな山並みが一望でき、屋内とは思えない開放感に満ちています。

「四季折々、のどかな自然の風景を眺めて暮らす毎日は、気持ちも大らかにしてくれます。2匹の愛犬は芝生の庭で遊ぶのが大好きで、サッシを開けるとうれしそうに駆け出していきます」とIさまは目を細めます。

スケルトン階段をアクセントにした大空間のLDKは、愛犬が滑りにくい「うづくりPlus」のフローリングに。壁掛けテレビの壁はストーンタイル調のエコカラットを貼ってすっきりと演出しています。

奥さまはリビングや外の景色が見渡せるオープンキッチンがお気に入り。 「家族とお喋りしながら料理ができるから孤独感がありませんし、勝手口からパントリーに直接買い物した食材を運べる動線も便利です」

エコ意識の高いIさまは省エネの暮らしを求めて、切妻屋根に6.5kWの太陽光発電システムを搭載。オール電化の住まいにされました。
「気密・断熱性が高いから、夏も冬もエアコン1台で大空間が快適に保てます。夏は愛犬のために、冷房を一日中つけていましたが、電気代の収支はプラスになって驚きました」

リビングは高い窓からも日射しがふんだんに差し込み、冬も暖かく過ごせるそう。「休日、家族が揃ってランチを楽しんでいると、ワンちゃんたちがそばに来て気持ちよさそうに寝そべります。そんなひとときに、とびきりの幸せを感じますね」と語る奥さまの笑顔が印象的でした。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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