高断熱で夏も冬も快適なエネルギー収支ゼロの暮らし
[神奈川県 Uさま邸]
<きっかけは、大容量の太陽光発電>
家を建てられる前は、駅近くの分譲マンションに住まわれていたUさま。「近所にいい土地が売りに出ているのを知り、プランニングや資金計算を依頼しました。ZEHには以前から関心があったので、太陽光発電がどのくらい設備できるかも確認してもらったところ、10kWもの太陽光パネルが載せられるとわかったんです。それが背中を押しましたね」
年間の売電額シミュレーションの結果、平均で月2万円ほど売電できる予想となったことや、平成26年度のZEH支援事業の補助金制度により、予算を大きくアップせずにZEH仕様にできることが後押しとなり、購入を決断されました。
<温度変化も結露も、まとめて改善>
断熱性や機密性が高いミサワホームの住まいですが、UさまはZEHにするにあたり、特に窓の断熱性について意識されたといいます。「性能の良いエアコンを付けても、窓から熱が逃げてしまったら空調のロスが多くなってしまうということで、樹脂サッシを選択しましたが、一冬を過ごしてみて快適さに驚きました。
冬の夜、1階LDKの暖房を消して寝ても、朝起きた時にあまりに温度が下がっていないんです。マンションのころと比べても全然違いますね。
保温性がいいというのを実感します。夏も同様で、外気の影響を受けにくいんだと思いますね」また、マンションでは窓の結露がひどかったそうですが、今ではまったく結露もないとのこと。
オール電化でキッチンもIHクッキングヒーターになったことで、温度や湿度が変わりにくく、夏場の調理が快適なのもご家族に好評だそうです。また、屋内でガスの燃焼がないことで「部屋の空気もきれいになった気がします」とメリットを実感されていました。
<今まで通りの生活でも、おトクで快適>
「洗濯機や食洗機くらいは、なるべく深夜電力を使うように心がけていますが、エアコンは気にせずつけていますね。調理の時間帯なども特に意識していないのですが、電気代がとても安いんです」とUさま。マンションの頃は電気代が月々平均13,000円、ガスが平均10,000円、合わせて23,000円ほど光熱費を払っていたそうですが、いまは電気代だけで月平均13,000円程度。「かなりの光熱費削減になっていますよね。太陽光発電の売電額を計算に入れると、毎月光熱費の収支がプラスになってしまうほどです」
さらに、設備面では大容量の蓄電池をレンタル。昼間はご家族が皆出かけているため、冷蔵庫や照明、炊飯器やコーヒーメーカーなどで使う電気は、ほぼすべてを太陽光発電と蓄電池でまかなえており、万一の災害などの停電時に備えられる安心感も魅力だといいます。
「『enecoco』でどれくらい発電したのか見るのが楽しいですね。チェックしているのは主に私で、家族はほとんど何も気にせず暮らしていますが、今まで通り生活して今まで以上に快適でおトクに暮らせるのはすごいですよね」と語るUさまは、ZEHに大満足のご様子でした。
太陽光発電を備えたZEHの住まいで電気代収支プラスのエコライフを実現
[千葉県 Mさま邸]
白いタイル張りの外観に、太陽光発電モジュールを搭載したダークな屋根が調和するMさま邸。
木の温もりに満ちたLDKは間接照明の光に彩られ、オープンキッチンまでもがインテリア家具のよう。階段壁を木格子にして視線を通した設計が開放感を生み出しています。
「キッチンから全体が見渡せて、子どもがどこで遊んでいても様子が見守れるので安心です」と奥さま。
Mさまのお住いはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)。そもそもは「寒いのが大の苦手」というMさまの希望で、高性能の断熱材やサッシを採用するプランとなったことから、ZEHの提案につながったと言います。
「照明は最初からLEDにするつもりだったので、あと太陽光発電を設置すれば、ZEHの基準をほぼ満たし、130万円※の補助金が得られるとのうれしい提案をいただきました」とMさま。※ZEH補助金の金額は、平成27年度のものです。
まだ入居されて2ヶ月ですが、省エネ性能の高さを実現されているご様子。寒い冬も床暖房だけで充分暖かく、エアコンの出番はほとんどなかったとのこと。太陽光発電による収支にも満足されています。
「2月は買電額が約8000円、売電額が約1万5000円でした。特に我慢して節電していたわけでもないのに、7000円もプラスになったのは驚きでしたね。スマートフォンのアプリで発電量や消費電力を確認できるのもおもしろくて。空が晴れているとうれしくなりますね」と笑顔のMさま。
伸び伸びと子育てをしながら、無理なく快適なスマートライフを満喫されています。
庭に広がる南阿蘇の樹々、街中で「森林浴」を叶えた憩いの家
[熊本県 Kさま邸]
「街中の住まいでも森にいるような生活がしたい」。Kさまの家づくりは、そんな夢をテーマに始まりました。リビングの外に広がる庭には、コナラ、モミジ、ナツハゼなど南阿蘇の山から採った樹木が植えられ、成長すると雑木林さながらの自然な趣になるようにデザインされています。
「木立の中を小鳥のさえずりを聴きながら散歩して、ブルーベリーの実を摘んで食べたり、子どもとドングリを拾ったり...。木陰のベンチで読書にふけるのもいいですね」とKさま。
LDKはリビングの一部を吹き抜けにして上の窓からも光を招き、明るく開放的に。2階でお子さんが奏でるピアノの調べを聴きながら、ソファでくつろぐのがKさまのお好きな時間だそう。
内装は素材感にこだわって、ウォールナットの床材や天然石タイルの壁で重厚な雰囲気に仕上げました。
また、キッチンは家族みんなで料理ができるようにスペースを広く取り、作業しやすいⅡ型にレイアウト。「娘と一緒にケーキづくりをするのが楽しくて。週末は主人がお得意のイタリア料理に腕を振るってくれます」と奥さまはうれしそうに語ります。
リビングの上にはスキップフロアで和室をつくり、床下を大収納空間「蔵」に。キッチンから出入りできるので片付けやすく、かさばる玩具や生活用品もたっぷりとしまえます。
「和室の地窓からリビングが見下ろせるのも気に入っています」とKさま。
どこにいてもご家族の気配が伝わり、笑顔がつながるお住まいで、四季の自然を感じる風情豊かな暮らしを満喫されています。
ご自慢の愛車が並ぶこだわりのガレージハウス
[埼玉県さいたま市 Mさま邸]
「この住まいは、あくまでもガレージがメインです」といかにもうれしそうに語るMさまご夫妻。ご主人が営む歯科医院とご家族の住居が一体となった建物に隣接し、もう一つのお住まいとして建てられているのがMさま邸です。
なるほど、1階の広いスペースはガレージで占められ、愛車3台とバイク2台が心地よさそうに並んでいます。天井には愛車を照らすダウンライトやスポットライトが数多く設置され、まるでショールームのよう。
また、ガレージ専用の排気ガス排出システムも備えるなど、そのこだわり具合には目を見張ります。
「ガレージ前にカフェコーナーをつくって、仲間と一緒にくつろぎながら車談議に興じるのが目下の夢なんです」とご主人。
その際に簡単なおもてなしができるよう、ガレージの奥にはミニキッチンと冷蔵庫も設置されていました。
一方、ご夫妻に「サブ」と位置づけられている2階の居室には、現在二人の息子さんがお住まい中です。
オープンなLDKに個室が隣接し、屋根勾配を活かした広いロフトや大収納空間「蔵」が設置されているなど、コンパクトながら使い勝手のよい空間になっています。
「将来的には主人の両親や、現役引退後の私たち夫婦が住むことも想定して、設計していただきました。たとえば、洗面、トイレ、浴室は同じスペースに配置したり、LDKと個室を連続させて動線を短くしたり。
ほかにも、防災対策として太陽光発電システムや蓄電池も備えています」と奥さま。
ご趣味を楽しむだけでなく、将来をもしっかりと視野に入れているMさま邸。住まう人の年齢やライフスタイルに合わせて寄り添ってくれる、やさしさ溢れるお住まいとなっていました。
多彩な庭を創り、四季の移ろいを潤い豊かに楽しむ二世帯の暮らし
[石川県 Yさま邸]
和の趣を生かした間口23メートルの風格ある佇まい。長く伸びる下屋の水平ラインが美しいYさま邸は、1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅です。
石タイル壁のアプローチを歩いて玄関に入ると、地窓から坪庭の眺めが目に入り、つくばいに落ちる水音が心地よく響きます。
さらにリビング、ダイニング、和室と移動する度、異なる風情の庭が現れて目を楽しませてくれます。
「能登の山採りの樹木を植えた6つの庭が、四季折々、それぞれの味わいを見せてくれるので、見飽きることがありません」とYさま。
なかでも伝統工芸の建具やアカマツの床柱など、しつらえに凝った和室はYさまのお気に入り。「輪島塗の座卓で、和庭の景色を愛でながらくつろいでいると、心が自然に和みますね」と目を細めます。
一方、2階・子世帯はワンルームの開放的なLDKをつくり、リビングは平織りのテキスタイルフロアにしてくつろぎ感を。「北欧風のナチュラルモダンな雰囲気にこだわりました」と息子さまご夫妻。
完全分離型の二世帯住宅ながら、仲の良いご一家はいつもご一緒。夕食は1階のダイニングに集まって、毎日家族みんなで賑やかに。ダイニングの外には広いテラスがあり、アウトドアリビングとしても活躍しています。
「家族でバーベキューをしますし、夏はビニールプールを置いて孫たちに水遊びをさせました。
キッチンからも目が届くから安心ですね」と奥さま。3世代6人家族の潤い豊かな暮らしを満喫されています。
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