Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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薪ストーブのあるリビングで憩い、語らい、子育てを楽しむ家

[埼玉県 Kさま邸]

薪ストーブがあるリビングで、揺らめく炎を眺めながら語り合うご家族団らんのひととき。FF式薪ストーブのオーブンからは、家庭菜園で採れた野菜を載せたピザの香ばしい匂いが...。そんな暖かな光景が浮かんでくるKさま邸。

「幼い頃、実家の別荘にあった薪ストーブでマシュマロを焼いて食べた楽しい思い出があるので、我が子にもそんな経験をさせてあげたかったんです」と奥さまはにっこり。

白大理石のアクセント壁が気品を生む大空間のリビングは、夜は折り上げ天井の間接照明に彩られていっそう優美な雰囲気に。来客時は応接間としても重宝されています。

「扉を開けると北側の坪庭まで視線が抜けるのが心地よくて。南側の庭に面した掃き出し窓と坪庭の地窓を開ければ、風がすっと通り抜け、階段の天窓からも熱気を逃がせるので、暑い夏も爽やかに過ごせます。ダイニングキッチンなど来客時に見せたくないスペースは、間仕切り扉で瞬時に隠せるのも便利ですね」

家事がしやすい工夫も見逃せません。洗濯機のある脱衣室と室内干しができる土間のサンルームが玄関ホールで一直線に結ばれているから移動がとてもスムーズ。サンルームに設置した深いシンクで、家庭菜園で収穫した泥つき野菜も汚れを気にせず洗えます。

「漠然とした要望を伝えただけなのに、私たちの望む暮らしにぴったりのプランを描いてもらえました。泥んこ遊びのできる庭や広いデッキもあるから、子どもと遊ぶのが楽しくて」と微笑むKさまご夫妻です。

自然と共に静かな時を過ごす、木立の中に佇むセカンドハウス

[長野県 Aさま邸]

豊かな自然のなかに、こだわりの別荘が点在する軽井沢。Aさま邸もまた、周囲の木立に調和した素敵なセカンドハウスを実現しています。

森をくぐり、風情たっぷりの長い石畳を歩いて行くと、特徴のある外観が見えてきます。風除室とエントランスは縦の直線を活かしたシャープな印象で、2枚の壁で山小屋を切り開いたかのよう。この独特の外観が存在感を放っています。

Aさまのご希望は、3家族が利用できるホテルのような空間でした。そこで室内は、キッチン、ダイニング、リビングというラウンジの役割を担うパブリックスペースと、3つの個室で構成されています。個室にはそれぞれバス、トイレが併設され、まさにホテルライク。

また軽井沢という立地もあり、周囲の自然との一体感もご希望でした。そこで、パブリックスペースの床は、木の風合いを存分に活かしたなぐり調の床材で統一。しかもリビングとテラスの床材が同じ幅となっているため、空間がのびやかに広がり、大きな開口部から眺める自然とも見事に調和しています。

ホテルのような空間とはいえ、長期滞在した場合に備え、日常生活に必要な空間も設けられています。特徴的なのは、洗濯コーナーとパントリーがリビングにあるテレビボードの裏側に位置していること。ここでのくつろぎは非日常的な感覚を大事にしたいため、できるだけ生活感を感じさせない配慮もされています。
ここには日常の喧噪から開放された、静かでゆったりとした時間が流れていました。

高級旅館を思わせる気品と和モダンに暮らす平屋の家

[愛知県 Tさま邸]

定年を機に、ご自宅をご夫婦で伸びやかに暮らせる平屋に建て替えられたTさま。訪れてまず目を見張るのが、広々としたタイル土間の玄関ホールです。高級旅館を思わせる気品あるしつらえで、和風庭園に面した大きな窓から光がふんだんに差し込み、サンルームのよう。廊下に美しく連なる木製ルーバーの引戸を開けると、27畳大もある高天井の開放的なLDKが広がっています。

「夏は引戸を閉じた状態でも、ルーバーを開けておけば庭からの心地良い風がスッと通り抜けて、冷房がいらないくらいです」と奥さま。

床はうづくり加工を施した足触りのいいフローリング。梁の上を走る間接照明がリビングの天井をやさしく彩ります。そして対面キッチンのダイニングは、ご夫婦のこだわりを叶えた和モダンなスタイル。対面キッチンの前に、無垢材のカウンターとダイニングテーブルを一体に造り付け、さらに掘り座卓のように足が下ろせる小上がりの畳コーナーも設けて、椅子でも畳でも、好きな方に座って食事ができるようにしました。

「朝は東面の大きな窓から光が入るから気持ちが良くて。カウンターで趣味の手芸をしたり、畳コーナーはヨガにも重宝しています。このダイニングは友人たちにも大好評で、よく集まって、みんなでランチやお茶をするようになりました」と奥さま。

一方、ご主人は「畳に座ってカウンターで晩酌するのが私の楽しみ。小洒落た居酒屋のような雰囲気が気に入っています」と満面の笑み。お二人の幸せな時間がゆったりと紡がれています。

光舞う「白」の空間でくつろぎ、趣の異なる5つの庭を楽しむ邸宅

[宮城県 Sさま邸]

緑豊かな山を背にしてゆったりと気品高くたたずむ白亜のSさま邸。玄関ドアを開けると、ホール正面のガラス壁を通して坪庭や雑木林に視線が抜け、リビングに入ればワイドなサッシから視界いっぱいに大きな芝生の庭園が広がります。

さらに和室の地窓やバスルームからも違った風情の庭の景色が楽しめます。Sさまのお住まいは、100坪の敷地とロケーションを上手に生かして、それぞれの場所から趣の異なる5つの庭が眺められるようにデザインされているのです。「設計デザイナーの佐々木さんが手描きのスケッチで提案してくださったプランに一目惚れでした」とSさまは振り返ります。

「白」ですっきりと統一されたLDKは、ご夫妻と愛犬の憩いの場。リビングとダイニングの間に設けた吹き抜けの高い窓から光が差し込み、住空間を明るく包みます。

「テレビの後ろは、割り肌の大理石タイル壁にして変化を付けました。夜、ダウンライトに照らされた大理石の表情もステキですよ。美しい光の陰影が生まれて優雅な雰囲気が楽しめます」とSさま。

一方、和室は趣向を凝らし、玉砂利の前室を設けて旅館のようなしつらえに。バスコートを設けたリゾートスパさながらの浴室もご夫妻のお気に入り。雑木林の息吹を感じながら露天感覚で入浴できます。
「忙しい毎日ですが、家に帰るとホッと心が和みます。メインの庭は薔薇を植えてイングリッシュガーデンにしていきたいですね」と奥さまの笑顔が弾けました。

塀の内側に創り出す、 静寂とゆとりを愉しむ暮らし

[大阪府 Tさま邸]

街中の瀟洒な邸宅街で、寄棟屋根を戴いたシンメトリーの佇まいが威風を放つTさまの邸宅。旧道に面した角地であることから、車の往来による騒音やセキュリティを考慮して、建物の周囲を3mのストーン調タイルの塀で囲み、遮音性とプライバシーを高めています。

塀の内側には、広い敷地を生かして樹木をバランス良く植えた中庭がデザインされ、まるで公園の中に建物が佇んでいるよう。中庭のテラスに面したリビングは、ご夫妻のくつろぎの場。

壁面は天然石やウッドパネルで気品高く装飾され、折り上げ天井の間接照明が放つやわらかな灯りが優美な雰囲気を醸し出しています。

リビングはダイニングキッチンや書斎とつなげて、ぐるりと回遊できる便利な生活動線に。「どこにいてもお互いの気配が感じられるのがいいですね」とTさまは微笑みます。

将来の暮らしを考えて、ホームエレベーターを設置。全館空調も装備して、家のどこにいても温度差のない暮らしを実現されました。

吹き抜けのバルコニーに面した日当たりのいい2階のサロンは、寝室から続くプライベートリビング。

磨りガラスのフェンスで外からの視線を遮りつつ、連続する窓から広がる眺めを大きく採り入れています。

「どこに移動しても四季折々の庭の景色が目に入るので、暮らしていて飽きることがありません。ライトアップした夜景も格別です」とTさま。

高い塀の内側に開かれた景色を創り出し、中層マンションも多く建つ街中でありながら、静寂で開放感に満ちた暮らしを満喫されています。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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