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将来の三世代同居に備えた三階建

[埼玉県 Hさま邸]


風合いのあるタイル調のサイディングが落ち着いた雰囲気をかもし出す外観。

将来、二世帯・三世代での同居を想定して、ご両親の敷地内に三階建の住まいを構えられたHさま。 お仕事柄、住宅に関する知識を豊富にお持ちのご主人は、ミサワホームのシンプルな空間デザインをはじめ、環境志向の「M-Wood」、健康に配慮した建材や24時間フロアセントラル熱交換換気システムなどに興味を持たれていたといいます。 一般に三階建住宅はデザインが犠牲になりがちですが、Hさま邸では空間の有効活用をはかりながらもシャープで洗練された外観を実現。Hさまのお望み通りの魅力的な佇まいとなりました。


ダイニングとの程よい独立感があるリビング。壁面収納ですっきりとした空間を保てます。

1階は将来の親世帯スペースに

1階は今後、親世帯ゾーンとしてお使いになることを想定されたため、居室間の床段差をなくしたバリアフリー設計になっています。ダイニング・キッチンはとても明るく使いやすい空間に。ふだんの居室となる和室にはクロゼットを設け、収納力も十分。開口の前面には濡れ縁と庭が広がります。また、和室の向かいのフリースペースには浴室に変更できるよう水道配管も整えてあります。


作業カウンターのあるキッチン。大きなテーブルで会話も弾みます。

2・3階は子世帯の快適空間に

2階のリビング・ダイニングは、木素材「M-Wood」のぬくもりで包み込まれるようなくつろぎ空間。「2階に設けたことで日当たりは良いし、外からの視線を気にせずにすむのが良いですね」とご夫婦ともに満足のご様子です。リビングとダイニングは引戸を閉めることで独立した空間となり、冷暖房コストが抑えられるだけでなく、来客時は気兼ねなくダイニングで過ごせるなど重宝しているそうです。


自然の光と風を招き入れる大開口のあるダイニング。バルコニーも広がりを感じさせます。

所在地 埼玉県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 195m²
延床面積 178m²(1階 56m²、2階 61m²、3階 59m²)
建ぺい率 60%
容積率 200%


和室は、ご両親が居室として使われることを前提にクロゼットを設置。開口部からは和の趣の庭を楽しむことができます。


一階のオープンなキッチンは、コンパクトながら必要な設備が整っています。

濡れ緑の配された和室に面した庭。美しさが心を癒してくれます。

白い扉は愛猫の出入り口。かわいらしい階段も設けました。

1階はワンルームのような広びろ住宅

[神奈川県 Sさま邸]


やさしい色調ながら、重厚感が漂うニューセラミック外壁の邸宅。

仕事の関係でアメリカでの生活が長かったSさまご家族。「空間は広びろしている方が良い」との ご希望から、1階は一つの大空間としてLDKをオープンに配置しました。 ニューセラミックの重厚な外壁をはじめ、床から天井までの大開口、「M-Wood」の色合いも決め手になったというご主人。さらに20~30年後を見据え、バリアフリーも積極的に採用されました。 居室間の床段差をなくしたり、階段やトイレ、浴室に手すりを設けたりしたことで、 奥さまからは「段差がないと掃除がラクで、生活が便利になった」と今から高評価を頂きました 。


ホワイトが基調の清潔感あふれる空間を、ナチュラルな木の縁どりがやさしく引き締めています。

あえてLDKを仕切らない開放感

1階フロアは仕切り壁がほとんどないワンルームのような大空間。白を基調とした清潔感のあるインテリアはいっそう広がりが感じられます。また、アクセントウォールを上手に使って、大空間の良さをいかしつつリビングとDKをさりげなく仕切っています。キッチンは吊り戸棚をなくし、視線の抜けを良くした対面式。奥さまは料理をしながらカウンターテーブルのお子さまたちと会話も弾みます。


アクセント的な壁と柱を設けることで、大空間の中に適度な独立性が生まれています。

2階はプライベートタイムを大事に

2階は家族のプライベートフロア。南面バルコニーに面して、主寝室と2つの子ども室を配置しました。各部屋にクロゼットを設け、共有の納戸もあるので収納量は万全です。主寝室は落ち着いた雰囲気にまとめ、シッティングコーナーも配せるゆとりを確保。浴室も2階に設けたことで、朝起きてすぐに利用でき、1階に来客がある時でも気兼ねなく入浴できます。


ナチュラルな雰囲気の主寝室。軽くくつろげるシッティングコーナーも確保しました。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 230m²
建築面積 160m²
延床面積 149m²(1階 91m²、2階 69m²)
建ぺい率 50%
容積率 80%

ホワイトで統一された開放的な玄関ホール。ドアがアクセントになっています。

採光の見晴らしが満喫できる、広びろとしたアウトデッキスペース。

2階トイレとバスルームは床段差のないフラットなつくりになっています。

勉強と睡眠のための子ども室ですが、自然なぬくもりが感じられます。

中庭のある明るい空間構成が コミュニケーションを育む二世帯住宅

[埼玉県川越市 Oさま邸]

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川越市郊外に位置するOさま邸。ここはお母さまと子世帯家族が同居する二世帯住宅です。駐車場の奥にある日本庭園、そして外観のツートンカラーが美しい居住空間。どこをとっても広々として、おおらかさを感じさせる住まいとなっています。

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二世帯住宅を建てるにあたって、こだわったことは大きく3つほどあったといいます。それは、まず中庭を設けること、次にリビングを広く明るくすること、そしてフルフラットのバリアフリーにすることでした。

玄関に入るとホールには広い開口部があり、まっ先に目に飛び込んでくるのが中庭です。中庭から入る陽射しで、玄関ホールが明るく暖かな空間になっています。

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そして徹底的に明るさにこだわったという1階のリビングは、四方にさまざまなサイズの窓が設けられ、ここにもたっぷりと陽射しが差し込みます。中庭を挟んで、向こう側にお母さまの部屋。中庭では休日のランチやバーベキューを楽しむこともしばしば。アウトドアリビングとしての機能も果たしています。
そしてリビングは、ダイニングやキッチンと一体化したオープンな空間となっています。キッチンでお料理をする奥さま、ダイニングでお茶を楽しむお母さま、テレビを見ながら寛ぐご主人……。ここでは家族それぞれがひとつの空間のなかで、お互いの気配を感じながら思い思いに過ごせることが魅力とのこと。二世帯住宅の要として、家族のコミュニケーションを育む空間でもあります。
ちなみにキッチンの収納はビルトインされているため、たくさんの食器類を効率よくすっきりと収納できると好評です。複数で作業できるよう、空間が広くとられているのも特徴でしょう。

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さらに、空間と空間をつなぐ床はすべてフルフラット。特に1階は、お母さまに配慮して廊下を広くとり、往来を容易にしています。万が一、車椅子を利用することになってもラクに移動が可能です。

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2階には3つの個室があり、なかでも息子さんの部屋が個性的。大型パソコンやオーディオ類、テレビ、ソファなど、好みの調度品が心地よく配置されています。ここは設計段階からデザイナーと独自に打ち合わせをしながらつくり上げた空間とのことでした。こうした個室をつなぐ廊下にもゆとりがあり、中央の空間は特に広くなっているため、現在は写真を飾ってギャラリーのように活用しています。そこから眺める中庭は、まるでカフェの一角のよう。
おおらかな印象のなかに機能がしっかり備わっているOさま邸は、家族の笑顔にあふれていました。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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