Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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重厚にして繊細な和モダンスタイルで、家族への細やかな心が光る豊かな暮らし

[三重県 Hさま邸]

「私たちの希望を美しいカタチに仕上げていただき、住み心地にもたいへん満足しています」と微笑むHさまご夫婦。お二人の望みは、すっきりとした美しさと機能性に富んだ和モダンスタイルでした。

まず目を奪うのは大屋根と深い軒、グレージュ色のタイル張りの外観と広々とした玄関ホール。1階はホールの右手に格子扉が印象的な和室が、左手にLDKが配置され、幅広廊下を介して無駄なく回遊できる生活動線も確保されています。しかも、どの空間も高天井と大開口があるため開放感もたっぷり。それでいて全体に繊細な印象をつくり出しており、折り上げ天井や木目が美しい突板のフローリングなど細部の造りや素材へのこだわりが光ります。開口枠や巾木にも突板を使うという徹底ぶりです。

機能面でのお気に入りはキッチンと洗面室。「二人の娘とキッチンに立てるよう、広いコの字型にしました。洗面室は、朝、戦場のようになるので、複数で利用できる広さにし、エアコンも設置。乾燥室としても利用できるため、洗濯動線がぐんとコンパクトになりました」と奥さま。

また2階の個室にはそれぞれにウォークインクロゼットを設け、「おかげで、大量の衣類管理がとても楽になりました」とにっこり。一方、Hさまも念願の書斎を手に入れて、「ときには一人の時間を楽しんでいます」と語ります。

広い玄関で彩り豊かに迎えてくれるのは、奥さまの生け花。そんな心遣いに象徴されるように、Hさま邸にはご家族への細やかさに満ちた豊かな空間が広がっていました。


ご夫婦の寝室はホテルのような上質な空間になっている。


天窓から光が注ぐスタイリッシュな階段室。

7人家族が暮らしあえる二世帯住宅

[三重県 Yさま邸]


軽やかでありながら、落ち着きも感じさせる佇まいが、街並みにしっくりと調和します。

二世帯・7人家族のYさまご一家。以前から二世帯住宅にお住まいでしたが、2人のお子さまの成長に合わせて新たに二世帯住宅を建てることになりました。 テーマは「7人のご家族それぞれが心からリラックスできる個別の空間と、一家が集う団らん空間をいかに実現するか。しかも限りある敷地の中でいかに広さを感じられるようにするか」ということでした。 完成した住まいはそうしたご要望を見事に昇華。白とシルバーを基調にした洗練された佇まいの中に、大家族がゆったりと暮らせる上質な生活空間を実現しています。


2階のファミリールーム。リビングとはまた違うくつろぎの時間が楽しめます。

トータルな配色の妙で広がりを

1階に設けた二世帯共用のLDKをはじめ、2階ファミリールーム、主寝室、子ども室まですべてにゆとりを実現しました。その要因の一つは、ご主人の「全体をホワイトカラーでまとめ、家具や雑貨などでアクセントカラーを要所に配する」というこだわりです。全体を白とステンレスカラーで統一したことで、スペースのどこをとってもすっきりとし、まったく狭さを感じさせません。


奥さまのピアノ教室のための空間。音漏れに配慮した小窓がアクセントにもなっています。

奥様のピアノ教室も配置

奥さまのピアノ教室をつくることも条件の一つ。音が周囲に漏れにくいように小さな窓を9つ配して、機能もデザインも高めています。生徒さんたちがスムーズに入ってこれる動線にも配慮しました。また、2回の各部屋は勾配天井にし、空間に広がりを持たせたほか主寝室のウォークインクロゼットの引戸には半透明の素材を用いて開放感を演出しています。


やさしい色調でまとめた子ども室。勾配天井が広がりを感じさせます。

所在地 三重県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人、祖父、祖母、妹
敷地面積 237m²
延床面積 156m²(1階 83m²、2階 72m²)
建ぺい率 37%
容積率 65%

ウォークインクロゼットの仕切りには半透明の引戸を使い、空間に広がりをもたらしています。

自然と一体になる、太陽光発電の家

[三重県 Kさま邸]


美しい切妻屋根に輝く太陽電池モジュール。重厚感のあるニューセラミックの外観です。

歴史と文化が香る景勝地、伊勢神宮にほど近い場所にあり、伊勢の山々を一望できる高台に建つハイブリッドの住まい。 「重厚感のある佇まいや大開口を実現できることに魅力を感じた」というKさまは、ミサワホームの高い基本性能やデザイン性だけでなく、環境に配慮した住まいづくりを進めている企業姿勢にも共鳴。少しでも環境にやさしい生活にするため、当初から太陽光発電システムの採用を決めていたそうです。 オール電化システムを採用されているK邸ですが、現在、通常月2万円かかる電気代が約半分になる月もあるといいます。


リビング・ダイニングと連続した広いデッキスペース。雄大な眺めを独り占めできる空間です。

自然との一体感を満喫するために

1階は45帖のリビング・ダイニングを中心に南面のデッキスペースへ、ガラス張りのサンルームへとつながり、自然との一体感が楽しめるプランです。デッキスペースは17m×3mという広さを確保し、さらに外につながる庭はレンガを敷き詰め、バーベキューコーナーも設けました。また、冬でも温室のように暖かいサンルームも、読書やお茶など、ご家族のお気に入りのスペースになっています。


デッキスペースとサンルーム。それぞれの時間を思い思いに楽しむことができます。

家族のふれあいが深まる空間

奥さまはケーキやパンを焼くのがご趣味。開放的で使いやすいキッチンで、娘さん達と一緒に料理を楽しまれています。「オール電化でIHヒーターコンロの熱量も十分。調理時間が短縮できる」と満足のご様子です。また2階は主寝室に加え、家族の団らんのためのファミリースペースを設定。3階は4人姉妹の居室とし、間仕切り家具でソフトに仕切った開放的な空間にしています。


42帖の大空間を仕切らずにリビングとダイニング・キッチンを悠々と配置。サンルームも格別のくつろぎ空間です。

所在地 三重県
家族構成 ご夫婦・お子さま4人
敷地面積 572m²
延床面積 279m²(1階 135m²、2階 82m²、3階 61m²)
建ぺい率 23%
容積率 48%

デッキスペースの前面に広がるレンガ敷きの庭。アウトドアのパーティも開けます。

厳しい北風を考慮し、二重の玄関扉に。風除室も設けました。

背比べの壁。大黒柱に4人の成長過程を記録。

オープンスタイルのキッチン。大勢でわいわい料理しても、ゆとり十分です。

開放感とプライバシーを両立した家

[三重県 Oさま邸]


外観は、高さ4mを超える堂々としたゲートが大きな魅力。

日当たりと風通しのよい高台に建つO邸。そのメリットを生かしつつ、プライバシーにも十分配慮してほしいというOさまご夫妻のご要望に応えた住まいです。 その工夫の一つが高さ4m超のゲート。住まいの内と外を明確に分けて目隠し効果を発揮しながらも、縦のルーバーを設けることで光と風を室内に招き入れることができます。 ご家族の生活空間は、間仕切りの少ない開放的なつくり。しっかり守られているという安心感と、のびやかな開放感を見事に両立しました。また、高台からの眺望や夏の花火大会を楽しむ広いバルコニーを2ヶ所設けています。


間仕切りのない広いLD。3本のラインが空間をゆるやかに仕切っています。

間仕切りのない広々としたLDK

約24帖のLDKは間仕切りを設けず、ゆとりある空間を実現。LDには全開口サッシを使うことで、庭と一体化した開放感を演出しています。また、LDの間に設けた3本の列柱が心理的な仕切りの役目を果たします。インテリアは白をベースに濃いアンバー色をアクセントに使って、広がりが感じられるツートーンにまとめました。


オープンキッチンはフルフラットカウンターですっきり。庭との一体感が感じられる空間です。

人通りの多い立地でプライバシーを保つ工夫

敷地の内外の仕切り方やルーバーの活用、開口部の位置を考えることで、開放感とプライバシーの両立がはかれます。O邸のようにゲートで仕切ると高い安心感が得られ、そこに縦ルーバーを併用することで道往く人の視線を遮りながら日差しをとりいれることが可能。また開口部は高窓や地窓など、窓の高さを変えることで、視線を巧みにそらすことに成功しています。


ルーバーは光と風を十分に通しながら、プライバシーを確保することができます。

所在地 三重県
家族構成 ---
敷地面積 148m²
延床面積 185m²
(1階 109m²、2階 75m²、2階蔵 13m²)
建ぺい率 37%
容積率 46%

ゲートの内側にはタイル敷きの庭。ルーバーは視線を遮りながら、光と風を通します。

壁の曲線を美しく演出した玄関ホール。光と影が奥行きを感じさせます。

ゲートの右側を回りながら玄関ポーチへ。ほどよい「間」のある玄関アプローチ。

階段の端にはアクセントとなるピンコロ石を敷きました。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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