Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

ツインコアデザインのH型二世帯住宅に建替え、愛着ある桜の大木を眺めて憩う暮らし

[東京都 Yさま邸]

築50年余のご実家を完全分離型の二世帯住宅に建替えて、お母さま、お姉さまと同居されたYさま。
「南側にそびえる樹齢50年の桜の大木を残した住まいづくりを考えました」と語ります。

一級建築士でインテリア関連のお仕事に就くYさまは、自らの手でプランを描き、それを実現できるハウスメーカーとしてデザイン力に定評のあるミサワホームを選ばれたとのこと。建物は2棟を大きなアーチで結ぶH型のデザインで、中央の抜けた空間が中庭を兼ねたガレージになっています。

子世帯の玄関ホールと直結したYさまの寝室&アトリエは、ご自身で無垢材の床や壁をペイントしてブルックリン風の内装に演出し、壁には趣味のロードバイクをディスプレイ。掃き出し窓からガレージを介して、お母さまの部屋の様子が見守れるのも安心です。

2階に広がる子世帯のLDKは、リビングを折り上げ天井にして開放感あふれる雰囲気に。ワインレッドのキッチンが差し色となって引き立っています。4連の大きな窓からは四季折々の桜の眺めが窓一杯に広がり、くつろぎ感も満点。「満開の桜で窓がピンクに染まる春の眺めは最高ですね。夏は葉が繁って通りからの目隠しになります」と奥さまもうれしそう。

息子さまや娘さまが帰省された折にはご家族みんなが集まり、ガレージに面したウッドデッキでバーベキューをするなど、二世帯でほどよい交流を楽しまれているYさま。昔も今も桜の大木がご家族の暮らしを温かく見守っています。

三世代8人家族が楽しく団らんできる旅館のような憩いを感じる和モダンの家

[宮城県 Kさま邸]

東日本大震災の後、6年半の仮設住宅生活を経て、三世代8人家族が一つ屋根の下で暮らせる念願のお住まいを建てられたKさま。入母屋の大屋根が風格を漂わせる佇まいは、住宅地でひときわの存在感を放っています。

玄関ホールには大谷石の壁をあしらった床の間風のニッチがあり、お母さま作の生け花が美しく飾られていました。
「夫婦で飲食店を営む多忙な毎日なので、帰宅後や休日にホッと心がなごむ温泉旅館のような住まいにしたいと思いました」とKさま。その言葉通り、脱衣室の入り口に「ゆ」の暖簾をかけ、浴室の続きには露天風呂もつくって、旅館風の入浴タイムを楽しまれています。

30畳以上もあるLDKは天井高が約3.5mあり、ダークな板張り天井にしても圧迫感がありません。高い位置の窓からも光が差し込み、障子が醸す和の落ち着きと吹き抜けの開放感が両立しています。今年のお正月には家々を回る獅子舞の人たちも集い、広いLDKが大勢で祝いのお酒を酌み交わす場として賑わったそうです。

リビングから続く小上がりの和ダイニングは8人が座れる掘り座卓を造り付けて、粋な小料理屋のような雰囲気に。
「キッチンに立つと掘り座卓を囲む家族と目線が揃うので、会話が自然に弾みます。大きな四つ窓から庭の景色が眺められるのもいいですね」と奥さまもお気に入りです。

 リビングに集まって家族みんなで映画を観たり、お子さま達と階段上の壁でボルダリングを楽しんだり。ゆとりのお住まいで遊び心に満ちた暮らしを満喫されています。

離れのあるおおらかな二世帯住宅、たくさんの人が集い心豊かに住まう

[宮城県 Oさま邸]

歴史ある閑静な住宅街に壮大な姿を見せるOさま邸は、二世帯で暮らす母屋に離れが連結した大邸宅。東南の広大な庭は公園が隣接し、豊かな緑が遠くへ連続しているため、住まい全体がリゾート地にあるかのような風情に包まれています。

広大な敷地に離れ付きの邸宅を建てたのは、Oさまが「人の集まる家にしたい」という願いを叶えるため。そして、周囲の自然と一体感が味わえる立地は、「長年、共に働いている妻は、多忙で旅をしたことがありませんので、日常で旅気分を味わってほしくて」と微笑みます。

玄関の扉を開けると、まず二世帯が共有する玄関の広さに驚かされます。玄関本来の機能の他に、土間の一部にテーブルと椅子が置かれ、ここで仕事の打ち合わせをすることも多いそう。また、1階のOさまご夫婦の居室は、中心となるLDKに光があふれ、大きな窓には公園の豊かな緑が広がります。

「日差しと床暖房のおかげで、冬もぽかぽか。朝、キッチン横の窓からきれいな朝焼けが見えるんです。まさにリゾート気分で一日が始まる。とても気持ちがいいんですよ。それに収納をたっぷり設けていただいたので、ストレスがなくなりました」と奥さまにもたいへん好評です。

一方、2階のご子息夫婦の居室は、白を活かしたカジュアルな空間で、リビングの窓から渡り廊下を通って離れへ行くことも可能。
「親戚や友人が集まっても、離れなら気兼ねがありません。住まいが『暮らしを楽しんで!』と後押ししてくれている感じですね」と、心豊かに暮らすOさまご夫婦でした。

同一フロアでほどよく交わる二世帯住宅、吹き抜けの大空間で憩いの暮らしを満喫

[秋田県 Wさま邸]

将来、ご両親を呼び寄せて同居できるよう、二世帯住宅を建てられたWさま。玄関ドアを開けると、天井を白木のルーバーで覆った奥行約13mもの長いホールに目を奪われます。このデザインは、「木都」として栄えた秋田を象徴したもの。夜はダウンライトの灯りがルーバーから拡散し、白壁に美しい陰影を描きます。

ご両親の住空間は玄関土間の西側に配置。二世帯の住まいを同一フロアに設けつつ、ほどよい距離感を保って、お互いに気兼ねのない暮らしができるようにしています。

玄関ホールの先にはスケルトン階段を配した吹き抜けの階段室があり、ここを通って勾配天井のリビングへ。
「階段室を接点にした開放的な設計デザインが気に入っています。子どもたちの部屋のみを2階に設け、私たちは1階ですべて生活が完結できる平屋のような間取りにしてもらいました。リビングでくつろぎながら、階段室の上の素通しガラスの壁越しに、2階にいる子どもたちと顔を合わせられるのも楽しいですね」とWさまは笑顔で語ります。

子ども部屋は勾配天井の梁にブランコを吊って、北国の長い冬の間、室内で遊べるようにしています。

リビングと大開口でつながるダイニングキッチンは、天窓からも光が降り注ぎ、北側とは思えない明るい空間になっています。キッチンの前には、2人のお子さまが並んで座れるスタディーコーナーも設置。お勉強する様子をキッチンから見守れるようにしています。
「日々愛着が深まり、この住空間で暮らす幸せを感じています」とお喜びのWさまです。

大開口と高天井の開放感あふれるLDK。ご家族の笑顔が集う将来の二世帯住宅

[岐阜県 Wさま邸]

「以前の住まいは寒くて、収納が少なく、駐車スペースも足りなかったんです」と語るご夫妻。そこでゆとりある敷地に、広い外構と大屋根を施した明るいお住まいを新築しました。室内は開放感あふれる大開口や高天井、リビング内のベンチ階段、大収納空間「蔵」など、「ぜひ欲しかった」という希望を叶えつつ、将来は二世帯住宅として利用できるよう配慮されています。

「世帯間のプライバシーを尊重しながら、気軽に交流できる共用スペースの多い二世帯住宅が望みでした」とにこやかに語るご夫妻。そこで、1階にご家族が集うオープンなLDKとご夫妻の主寝室を、2階にはミニキッチンを備えたセカンドリビング、お子さま達の個室や洗面カウンターなどを配置。

庭に面した1階の大開口の先には、ご主人のこだわりでもあるウッドデッキが施され、室内空間にさらなる広がりを与えています。また、主寝室のウォークインクロゼットには外へ抜けられる「蔵」を併設。その蔵上を和室とし、リビング側に幅広のベンチ階段を設けました。

さらに木目を基調とした内装の室内には随所に収納スペースがあり、「下にモノを置かない生活が理想でしたので、この収納力が本当にうれしいですね」と奥さま。一方、ご主人はキッチンのバーカウンターがお気に入り。「仕事から帰ると、まずこのカウンターでくつろぐのが習慣になっています」

開放感に満ちたWさま邸は、「冬は温かく、夏も過ごしやすい」と好評で、ご家族の笑顔が似合う温かなお住まいでした。

家族の集う空間が緩やかにつながり、光と温かさが溢れる二世帯住宅

[大阪府 Tさま邸]

やさしい色調の端正な外観が印象的なTさま邸は、二世帯住宅。1階がお母さまの居室、2階と3階がTさまご家族の居室となっています。

以前、ここには古い4階建のビルがあり、そこを二世帯で居室用として利用していたとのこと。 「とにかく夏は暑く、冬は寒かったんです。しかも日中でも電気をつけていたほど暗くて」とご主人。当然ながら、ご希望は「夏涼しく冬暖かく、明るく広い住まい」でした。

「今は、夏も冬も快適です。また全館空調でどこにいても室温の差がなく、母もとても喜んでいます」とご主人もうれしそう。

そして、2階と3階の居室は、主に奥さまのご希望を叶えたもの。 「家族が集まる場所は、仕切りが少なく空間全体がつながっている。そんな住まいにしたかったんです」と奥さま。雁行型に連続したダイニングとリビングは、「立つ位置で空間の見え方が異なる」とご主人もお気に入りです。

3階には吹き抜けに開いた窓も設置し、ご家族の気配が感じられるよう、上下階でのつながりも実現しました。

また、奥さまがこだわったのが収納とインテリアでした。たとえば、玄関に隣接したシューズクロゼット。靴や屋外で使用するものなどが大量に収納できるため、玄関がいつもすっきりと使えると好評です。

インテリアは白を基調としながらも、モダンすぎず、ナチュラルすぎない、暖かみのある色調でまとめられ、空間にやさしさを添えています。

「担当のインテリアコーディネーターの方とは、毎回楽しく打ち合わせができました。プロの知恵を借りながら、私なりのインテリアにできたのがうれしいですね」

元気な3人の息子さんを微笑みながら見守るご夫妻。明るい住まいに、明るい笑顔が溢れていました。

「蔵」による空間構成の工夫で、ほどよい距離感の二世帯の暮らし

[奈良県 Hさま邸]

奥さまのお母さまとご同居のHさま邸は、玄関を親子で別々に設け、それ以外は共有にした二世帯住宅である。3.5mの天井高が開放感を生む高天井のリビングは、ご家族の交流の場。リビングがすっきり片付く「1階の蔵」の上には、ロフトの書庫を備えた1.5階の子ども用リビングもある。

「娘は二人とも大の読書好きなので、家の真ん中に『図書室』をつくってあげたくて。ここのテーブルで植物図鑑を開いて、祖母から庭に咲く花の名前を教えてもらっています」と奥さま。

リビングからガラス手摺越しにお子さまたちの様子がわかり、書庫下の内窓を介してキッチンにいる奥さまとも視線がつながって安心だ。

お母さまのゾーンへは玄関ホールの内部ドアからも、キッチンの後ろのドアからも直接行き来できる便利な動線。洗面・浴室やトイレはお母さまの和室のそばに設けて、行き来しやすくしている。

一方、子ども部屋は2階に配置し、その上の2.5階をご夫妻のプライベートゾーンに。デスクワークの多いご主人は帰宅後、ホールに設けたトレーニングマシンで運動不足を解消されるのが日課だ。

「ルームランナーで走った後に書斎で仕事をすることも多いのですが、スキップフロアを介した最上階なので1階に音も伝わりません。遅くなっても気兼ねなく自分の時間を過ごせます」と微笑む。

「蔵」を活用したスキップフロアの設計で立体空間を縦に横に上手に活用し、お互いのプライバシーを守りつつ、3世代の家族がいつも温かくふれあえる心地よい暮らしを楽しまれている。

多彩な庭を創り、四季の移ろいを潤い豊かに楽しむ二世帯の暮らし

[石川県 Yさま邸]

和の趣を生かした間口23メートルの風格ある佇まい。長く伸びる下屋の水平ラインが美しいYさま邸は、1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅です。

石タイル壁のアプローチを歩いて玄関に入ると、地窓から坪庭の眺めが目に入り、つくばいに落ちる水音が心地よく響きます。

さらにリビング、ダイニング、和室と移動する度、異なる風情の庭が現れて目を楽しませてくれます。

「能登の山採りの樹木を植えた6つの庭が、四季折々、それぞれの味わいを見せてくれるので、見飽きることがありません」とYさま。

なかでも伝統工芸の建具やアカマツの床柱など、しつらえに凝った和室はYさまのお気に入り。「輪島塗の座卓で、和庭の景色を愛でながらくつろいでいると、心が自然に和みますね」と目を細めます。

一方、2階・子世帯はワンルームの開放的なLDKをつくり、リビングは平織りのテキスタイルフロアにしてくつろぎ感を。「北欧風のナチュラルモダンな雰囲気にこだわりました」と息子さまご夫妻。

完全分離型の二世帯住宅ながら、仲の良いご一家はいつもご一緒。夕食は1階のダイニングに集まって、毎日家族みんなで賑やかに。ダイニングの外には広いテラスがあり、アウトドアリビングとしても活躍しています。

「家族でバーベキューをしますし、夏はビニールプールを置いて孫たちに水遊びをさせました。
キッチンからも目が届くから安心ですね」と奥さま。3世代6人家族の潤い豊かな暮らしを満喫されています。

4世代が温かくふれあいながら暮らす、こだわりの多世帯住宅

[奈良県 Sさま邸]

古都・奈良の伝統が息づく純和風の家並みに、タイル外壁の陰影豊かな佇まいがしっくりと溶け込むSさま邸。

1階にご両親、妹さま、お祖母さま、2階にSさまご夫妻とお子さまの7人家族が暮らす二世帯住宅で、北側と南側にそれぞれの玄関を設けて独立感を出し、内部ドアで行き来できるようにしています。

親世帯の住空間は濃い色調で和モダンに。

玄関ホールはお母さまが丹精された草花の鉢植えで彩られ、正面壁の窓から広がる坪庭の眺めが訪れた客人の目を楽しませます。

一方、2階の子世帯はナチュラルな北欧テイストの住空間に。階段上のホールはご夫妻のセンスが感じられるミニギャラリー。イームズシェルチェアやインテリアポスターを飾って楽しまれています。「この椅子は、私の誕生日に妻がプレゼントしてくれた記念の一脚なんです」とSさまはうれしそう。

LDKはアイランドキッチンを中心に、ダイニングとリビングがL字につながる設計。南側のダイニングは日当たりが良く、東側のリビングからは大和三山が望めます。

「二人ともインテリアが趣味なので、北欧の家具や照明が似合う住まいにしたかったんです」とSさま。その言葉通り、温かみのあるチェリー色のフローリングにYチェアなど木の名作家具が調和し、ルイスポールセンのランプがアクセントとなって空間を引き立てています。

休日は1階のLDKで一家揃ってお母さまの手料理を楽しまれることも多いというSさまご家族。昨年の秋にご夫妻に初のお子さまも誕生し、ご両親もお祖母さまも大喜びです。

「みんなから愛情をたっぷりと注がれて娘もすくすく育っています」と奥さまはにっこり。4世代が温かくふれあいながら気兼ねなく暮らす理想の家族の姿がありました。

ご主人と奥さまのご両親との意見が一致して実現した完全同居

[東京都 Oさま邸]


2階バルコニーの存在が印象的なOさま邸。ガレージ部分は、将来、介護などが必要になった際は居室にも変更できるよう考えられている。

閑静な住宅地に建つ3階建ての住まいには、Oさま夫婦と、奥さまのご両親、8歳と6歳の娘さんの6人が生活している。玄関はひとつ、キッチンや浴室も共用する完全同居型の二世帯住宅だ。


1階の和室は親世帯のリビング。子どもたちもお気に入りの場所だとか。置き畳にしたのは、将来的な可変性を考えてのことだ。

二世帯それぞれの意見をまとめた住まい

最初は、キッチンや浴室を世帯ごとに分ける案も出たそうだ。けれどもご主人・ご両親とも一緒がいいとの意見。中心になってプランづくりを進めた奥さまは「思いが一致してよかったです。でもその後、具体案に入ってからは、細かい部分までそれぞれの希望が出て、調整は大変でしたね」と。 ひとつの世帯なら、物事を決定するのは早い。しかし二世帯で一軒の家を建てるとなると、双方の生活文化の違いも出てくる。どちらか一方だけが我慢することはなるべく避けたい。
「結局、キッチンは母、主寝室は夫というように、その空間を主に使う人の意見を尊重しながら全体のイメージを固めていきました」 完成した住まいは統一感のある明るい雰囲気。暮らす人それぞれの動線を考えたつくりは、とても快適そうだ。共用部と各世帯の空間、個人の空間が違和感なく溶け合い、互いの気配を感じる仕掛けも随所に施されているのがわかる。


2階のリビングダイニングは親世帯・子世帯の共用空間。食事のときだけではなく、いつも家族が集まる空間になっている。

生活空間をフロアごとにゆるやかに分離する

広い玄関を入ると、1階は主に親世帯が使う空間。庭に面した和室は両親のリビングであると同時に、子どもたちの遊び場や客間にもなる。家族は皆、玄関と行き来するたびに開け放った引き戸のそばの廊下を通る。奥にはお父さま・お母さまそれぞれの個室がある。
2階は二世帯共用の場だ。階段を上がるとすぐに洗面と浴室。これは、両世帯が気兼ねなく使えるように考えられた配置だ。 普段、キッチンを預かるのはお母さま。奥さまは晩に仕事から戻ると家事を交代する。 「2人でキッチンに立つことも考えましたが、母娘でも家事のやり方は違います。母が中心と割り切ったほうがいいとわかりました」 小さい子どもがいると、リビングはどうしても乱雑になりがちだが、「両親も過ごす場所なので、なるべく落ち着いた雰囲気にし、収納もかなり計算しました」 子ども部屋はリビングの横に。家事をしながらも子どもたちに声をかけられる位置だ。
3階は子世帯専用。階段上部にはご主人の書斎があり、横を通る家族とは必ず顔を合わせるつくり。 奥の主寝室は、子世帯のセカンドリビングとしても機能する。夜、親世帯が1階に下りた後は、ここでゆっくりとテレビなどを見て過ごすことが多いという。 完全同居ならではの工夫豊かな住まいには、家族が互いに思いやる、さりげない知恵が満ちている。


3階に上がると、階段上の小屋裏部分にはご主人の書斎がある。階段と手前床との間の壁は全面をガラスにして開放感を出した。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・ご両親
敷地面積 110m²
延床面積 181m²(1階 63m²、2階 64m²、3階 53m²)
建ぺい率 59%
容積率 164%


子ども部屋はLDKから見える位置。ここは2人の娘たちの遊び場兼勉強部屋。大人たちがリビングで過ごしていても様子がわかる。


3階の子どもたち用寝室。扉は1間半分の引き戸にし、通常は開放している。中高生になったら、また使い方も変わっていくだろう。


3階の広い主寝室は子世帯のセカンドリビング。ご主人の好みの都会的なインテリアで揃えた。親世帯は3階には上がらないルールにしている。

ダイニングの外のバルコニー。柵をルーバーにしたのでカーテンは不要。子どもたちと育 てている野菜も常に見える。

1階和室の外には、和の風情の小さな庭をつくった。水鉢も据え付けてある。

和室の2面は光を透かす引き戸。ふだんは開け放って廊下部分と一体感を出す。

将来の三世代同居に備えた三階建

[埼玉県 Hさま邸]


風合いのあるタイル調のサイディングが落ち着いた雰囲気をかもし出す外観。

将来、二世帯・三世代での同居を想定して、ご両親の敷地内に三階建の住まいを構えられたHさま。 お仕事柄、住宅に関する知識を豊富にお持ちのご主人は、ミサワホームのシンプルな空間デザインをはじめ、環境志向の「M-Wood」、健康に配慮した建材や24時間フロアセントラル熱交換換気システムなどに興味を持たれていたといいます。 一般に三階建住宅はデザインが犠牲になりがちですが、Hさま邸では空間の有効活用をはかりながらもシャープで洗練された外観を実現。Hさまのお望み通りの魅力的な佇まいとなりました。


ダイニングとの程よい独立感があるリビング。壁面収納ですっきりとした空間を保てます。

1階は将来の親世帯スペースに

1階は今後、親世帯ゾーンとしてお使いになることを想定されたため、居室間の床段差をなくしたバリアフリー設計になっています。ダイニング・キッチンはとても明るく使いやすい空間に。ふだんの居室となる和室にはクロゼットを設け、収納力も十分。開口の前面には濡れ縁と庭が広がります。また、和室の向かいのフリースペースには浴室に変更できるよう水道配管も整えてあります。


作業カウンターのあるキッチン。大きなテーブルで会話も弾みます。

2・3階は子世帯の快適空間に

2階のリビング・ダイニングは、木素材「M-Wood」のぬくもりで包み込まれるようなくつろぎ空間。「2階に設けたことで日当たりは良いし、外からの視線を気にせずにすむのが良いですね」とご夫婦ともに満足のご様子です。リビングとダイニングは引戸を閉めることで独立した空間となり、冷暖房コストが抑えられるだけでなく、来客時は気兼ねなくダイニングで過ごせるなど重宝しているそうです。


自然の光と風を招き入れる大開口のあるダイニング。バルコニーも広がりを感じさせます。

所在地 埼玉県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 195m²
延床面積 178m²(1階 56m²、2階 61m²、3階 59m²)
建ぺい率 60%
容積率 200%


和室は、ご両親が居室として使われることを前提にクロゼットを設置。開口部からは和の趣の庭を楽しむことができます。


一階のオープンなキッチンは、コンパクトながら必要な設備が整っています。

濡れ緑の配された和室に面した庭。美しさが心を癒してくれます。

白い扉は愛猫の出入り口。かわいらしい階段も設けました。

7人家族が暮らしあえる二世帯住宅

[三重県 Yさま邸]


軽やかでありながら、落ち着きも感じさせる佇まいが、街並みにしっくりと調和します。

二世帯・7人家族のYさまご一家。以前から二世帯住宅にお住まいでしたが、2人のお子さまの成長に合わせて新たに二世帯住宅を建てることになりました。 テーマは「7人のご家族それぞれが心からリラックスできる個別の空間と、一家が集う団らん空間をいかに実現するか。しかも限りある敷地の中でいかに広さを感じられるようにするか」ということでした。 完成した住まいはそうしたご要望を見事に昇華。白とシルバーを基調にした洗練された佇まいの中に、大家族がゆったりと暮らせる上質な生活空間を実現しています。


2階のファミリールーム。リビングとはまた違うくつろぎの時間が楽しめます。

トータルな配色の妙で広がりを

1階に設けた二世帯共用のLDKをはじめ、2階ファミリールーム、主寝室、子ども室まですべてにゆとりを実現しました。その要因の一つは、ご主人の「全体をホワイトカラーでまとめ、家具や雑貨などでアクセントカラーを要所に配する」というこだわりです。全体を白とステンレスカラーで統一したことで、スペースのどこをとってもすっきりとし、まったく狭さを感じさせません。


奥さまのピアノ教室のための空間。音漏れに配慮した小窓がアクセントにもなっています。

奥様のピアノ教室も配置

奥さまのピアノ教室をつくることも条件の一つ。音が周囲に漏れにくいように小さな窓を9つ配して、機能もデザインも高めています。生徒さんたちがスムーズに入ってこれる動線にも配慮しました。また、2回の各部屋は勾配天井にし、空間に広がりを持たせたほか主寝室のウォークインクロゼットの引戸には半透明の素材を用いて開放感を演出しています。


やさしい色調でまとめた子ども室。勾配天井が広がりを感じさせます。

所在地 三重県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人、祖父、祖母、妹
敷地面積 237m²
延床面積 156m²(1階 83m²、2階 72m²)
建ぺい率 37%
容積率 65%

ウォークインクロゼットの仕切りには半透明の引戸を使い、空間に広がりをもたらしています。

家族のふれあいと地階のくつろぎがある家

[東京都 Sさま邸]


出窓がアクセントになったスクエアな外観。パーゴラとリズミカルに配置された塀が印象的です。

Sさまの住まいが建っているのは、閑静な住宅街。ご新居の計画の際には住宅展示場を数多く見学され、住宅メーカーも慎重に選ばれたそうです。 「こちらの要望に対して、すばやく答えを出してくれたのがミサワホームでした」とご主人。「しかも、プランを押し付けるのではなく、一緒に考えてくれたのが良かったですね」。 外観デザインはBOX形のシンプルなフォルム。間取りは地階と屋上を含めて4層のライフステージという構成。お子さまたちの明るい笑い声がはじける明るい住まいです。


静かな地下に設けたホームシアタールーム。右手にはバーコーナーも設置。

家族のふれあいを第一に

Sさまがもっとも大切にされたのは、ご家族のコミュニケーション。そのため、玄関から各部屋へ入る動線が必ずリビングを通る「センターリビング」設計としました。「ほんの短い時間でも子どもに声をかけたり、顔色で何かを察してあげたり、そういうことが家族の一体感につながると思う」とご主人。そんな思いを込めたリビングにはいつも笑顔が揃い、まさに住まいの核になっているそうです。


2面の開口から光が入る開放的なリビング。3帖の付け和室が和の趣を添えています。

お楽しみ空間は地階に

Sさま邸のもう一つの特等地が地階にあります。それがドライエリアに面したバスルームとホームシアター。大きな開口によって地下とは思えないほどの豊かな光が入るこの空間。お風呂好きのご主人は休日の午前中、露天風呂気分を堪能されているそうです。また、ご趣味の映画や音楽鑑賞を思う存分楽しめるホームシアタールームには小さなバーコーナーも設けています。


Sさまご一家の笑顔が集まるリビング。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・祖母
敷地面積 181m²
延床面積 210m²(1階 71m²、2階 70m²、地階 69m²)
建ぺい率 40%
容積率 80%


地下の居室にも豊かな光と風をもたらすドライエリア。

ドライエリアに面した大開口のある浴室。露天風呂の心地よさが味わえます。

玄関の左右両翼に親世帯・子世帯を配置 自然にプライバシーが確保できる二世帯住宅

[岐阜県 Kさま邸]


緻密な照明計画により、夜景が美しい外観。門扉から長いアプローチを通って玄関へと続く。

Kさま邸は共用の玄関を中心に左が親世帯、右が子世帯という空間構成。これにより、自然にプライバシーが確保され、玄関ホールを介してほどよい距離感を保っている。


左の開口部奥が子世帯のリビング。愛犬用の土間があり、外のテラスとの一体感をつくり出している。右の開口部奥は共用のダイニング。子世帯のリビングを通らずにダイニングへ行くことができるから、それぞれの気配を感じながらも、個々にくつろぐことができるようになっている。

敷地を活かした二世帯の工夫

プライベートはしっかり分けるという思いから考え出されたのが、玄関の左右にそれぞれの世帯を配置するというシンプルなデザインだった。そして広い敷地を活かして南面に庭を設け、それぞれの住居には庭に面した大きな開口部がとられている。開口部には、土間やテラスを配することで庭との一体感を生み出し、居住空間をより広く明るいものにしている。


子世帯側にある共用のダイニングキッチン。外からは見えない位置に大型のピクチャーウィンドウが設置され、なかから坪庭が楽しめる。

共有空間とプライベート空間

Kさま邸の場合、リビングや寝室といったプライベート空間は、親世帯と子世帯それぞれに設けられている。そして玄関、水回り、さらにダイニングキッチンが共用空間だ。とくにダイニングキッチンは、東南のもっとも良い位置に配置されている。 Kさまご家族は全員が仕事をもっているため、唯一顔を合わせる朝食の時間を大事にしたいとの配慮からだ。 玄関左にある親世帯は、1階にリビングと和室、寝室、「蔵」があり、「蔵」の上のスキップフロアはお父さまの書斎となっている。一方の子世帯は、1階にダイニングキッチンとリビング、2階に寝室と将来の子ども部屋がある。
両世帯ともにこだわったのは、収納だったという。そのため、「蔵」や広いウォークインクロゼット、シューズクロゼットなどを設置。キッチンの横にも広いパントリーが設けられ、どの部屋もすっきりと広く使うことができる。 親世帯と子世帯が同居するKさま邸。それぞれのライフスタイルを尊重しながら、暮らしを存分に楽しんでいる様子が印象的だ。


ロフトから見た親世帯のリビング。クラブハウスから庭を見るという発想でデザインされている。

所在地 岐阜県
家族構成 ご夫婦・ご両親
敷地面積 615m²
延床面積 237m²(1階 150m²、2階 86m²)
建ぺい率 28%
容積率 38%

建物中央にある玄関ホール。ライトコートを正面にスワロフスキーを横目に見ながら左右それぞれのエリアへと進む。

地元とのネットワークを大切にした二世帯住宅のカフェ&レストラン

[東京都 Oさま邸]


周囲とも調和している外観。右奥にあるのが住居部分の玄関。

カフェ&レストラン「AllPurpose Seasoning」は店舗併用型の3階建て二世帯住宅である。アンティークグレーのシックな外壁に囲まれた建物に、黒を基調としたファサード。店舗がカジュアルモダンなスタイルにも関わらず、全体として周囲ともしっかりと調和している。


アンティークな扉を活かしたファサード。モダンなスタイルながらオープンであたたかい雰囲気をつくり出している。ご主人がつくるフレンチベースのランチやディナーは、誰もが「美味」と絶賛。

ほどよい距離感を保つ二世帯

ご主人のお父さまがここで店を営んでいたが、Oさまご夫妻との同居を機に、3階建て二世帯住宅に建て替えた。そして、10年ほど飲食業界に従事していたご主人が、自分の店を持つという願いを叶えることになった。 Oさま邸の二世帯住宅は、親世帯と子世帯の住居が「ほどほどに独立」しているタイプ。キッチンやリビング、水回りなどは完全に独立しているが、玄関を共有することでお互いの気配を感じることができている。


木がもつ自然の風合いを活かしたカウンター。既製品の設備機器を利用しながら、巧みにつくり込んだオリジナルだ。

めざしたのは町の『洋食屋さん』

店舗部分の設計とインテリアは、ミサワホームと飲食店を手がけるデザイナーとのコラボによるもの。 店舗の場合、電気などの配線や水道やガスの配管といったインフラをどう効率的に配置するのかに工夫が必要だという。 また、ご主人が効率よく動くことができるよう厨房機器や客席などの配置も重要となる。さらに、店舗ならではのさまざまな法規制もクリアしつつ、こだわりの店舗スタイルへと仕上げていく。
「お互いにアイデアを共有しながら、店舗としての姿を模索していくプロセスは、とても楽しかったですね」とご主人。 ご主人がめざしたのは、地元の人々に親しまれる『洋食屋さん』。カジュアルモダンな粋なデザインが魅力の店舗ながら、オープンであたたかい印象だ。


ソファはすべて手づくり。背もたれの裏や座面の下は収納となっている。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・ご両親
敷地面積 94m²
延床面積 158m²(1階 56m²、2階 55m²、3階 45m²)
建ぺい率 59%
容積率 166%

ご主人が一人で対応できるよう、厨房はすべて動線を考慮して配置されている。

ご両親のキッチンとダイニング。大小のたくさんの窓により、心地よい風が通っていく。

古い街並みに調和するパノラマ眺望の家

[神奈川県 Kさま邸]


境川を臨み、悠々と建つハイブリッド住宅。端正な外観が街並みにとけ込んでいます。

明るい光と風があふれる湘南。その閑静な住宅地にある築80年の日本家屋を、Kさまはハイブリッドの二世帯住宅に建替えられました。 選ばれた理由は、第一にシンプルで風格あるデザインが街並みにとけ込むこと。第二に頑丈な構造がもたらす揺るぎない安心感。第三に長期の仮住まいでお母様に負担をかけたくないことから、比較的工期が短いことが評価されました。 「家族の歴史や思い出を大事にしたい」ということで、古い門構えや庭はそのまま残されましたが、新しいハイブリッド住宅の外観は見事に調和しています。


川の対岸から見たKさま邸。

眺めの良い2階リビングの家

建替えにあたってのコンセプトは「眺めの良い2階リビングの家」。敷地の目の前に流れる川をゆったりと船が行き交い、水鳥が戯れる絶好のロケーションをいかすことが、Kさまのたってのご希望でした。そこで、リビングを2階とし、大開口を3面に設けてパノラミックな眺めを実現しました。晴れた日はキラキラ輝く川面が天井に反射して、うっとりするほどの美しさだそうです。


家族の歴史を継いでいくため、古い門構えを大事に残されました。

空間の遊び心と気配り

Kさま邸には暮らしを思う"空間遣い"がすみずみにあります。ご主人は仕事柄、インテリアの専門家。そのセンスをいかして、リビングにはアンティークのビリヤードの台を置かれたり、床材には目地がなくホコリが溜まりにくいリノリウムを採用することで、砂ぼこりの多い当地への細かな配慮も盛り込まれました。ビリヤード台は普段は天板をのせてビッグテーブルとして活用されているそうです。


シンプルでやさしい表情の玄関ホール。正面の飾り棚がアクセントに。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・お母さま
敷地面積 214m²
延床面積 164m²(1階 82m²、2階 82m²)
建ぺい率 40%
容積率 240%


光と風と眺望が贅沢なまでに入るリビング。遊び心があふれています。


リビングアンティークのビリヤード台を配置。普段は天板をのせてテーブルにしています。

地下を快適LDKにした都心の二世帯住宅

[東京都 Sさま邸]


一見、住宅とは思えないモダンなデザインの二世帯住宅。都市の洗練された美意識が息づいています。

Sさまは、都心近くの約50坪の敷地に、モダンでシャープな外観の二世帯住宅を新築されました。当初は3階建をお考えでしたが、用途地域上、建物の高さに制限があるため、2階建+地下室の3層とし、子世帯は地階、親世帯は2階をメイン居住スペースとされました。 外観は、コンクリートとガラスで構成された極めてモダンなデザイン。細かなディテールまでこだわった、都市のオブジェのような造型です。また、都市部でのプライバシーとセキュリティー確保のため、接道面には窓を設けない"クローズド・ファサード"としています。


外構の照明に照らし出された外観。シャープで力強い面構成がさらに際立ちます。

親世帯ゾーンは、明るく心地よい2階に

親世帯のリビングは明るい陽ざしが入る2階に設けました。室内は、ホワイトの壁にダークブラウンのフローリングや建具を合わせ、落ち着いた雰囲気に。ピュアホワイトの造り付けTVボードも美しいコントラストを見せています。また、南面の大開口には天井までのバーチカル(縦型)ブラインドを取り付け、光を微妙にコントロールして心地よさを創り出せるようにしています。


親世帯のリビング。白い壁とダークブラウンのフローリングが心地よく調和しています。

地下でも驚くほど明るい、地階の子世帯ゾーン

子世帯のLDKは、ドライエリアのある南側に広い開口を確保することにより、地下の常識を超えた、明るく開放的なスペースになっています。キッチンはフルオープンとし、奥さまが料理などの家事をしながらお子さまを見守れるようにしました。また、ドライエリアやハイサイドライトの配置といったプランニングの工夫により、自然の風が心地よく通り抜ける"風の道"を設けています。


地階にある子世帯のLDK。南面のドライエリアと北側の高窓から光がたっぷり入ります。

所在地 東京都
家族構成 ご両親・ご夫婦・長女・長男
敷地面積 176m²
建築面積 88m²
延床面積 232m²(地下 70m²、1階 82m²、2階 79m²)
建ぺい率 49%
容積率 86%

限られたスペースに、最大限の使いやすさと機能美を込めたサニタリースペース。

静かで落ち着ける地下の長所をいかした、約4.5畳の書斎スペース。

二世帯共用の玄関ホール。2階への階段はオブジェとしてデザインされ、空間のアクセントに。

異なるご要望に応えた完全独立型の二世帯住宅

[Aさま・Sさま邸]


敷地中央のガレージスペースを挟んで、両世帯が並び立つプランとしています。

住まいへのご要望やライフスタイルが異なるご姉妹のための二世帯住宅。玄関をはじめ、リビング・ダイニング・キッチン、浴室などすべてを別々に設け、内部では世帯間の行き来ができない「完全独立型」のプランとしました。 外観はシンプルなBOX形。ガレージのシャッターや屋根の笠木にシャープなアルミ素材を使用して、堂々とした水平ラインを強調しています。また、正面のファサードには開口部を設けず、プライバシーの確保をはかっています。 それぞれの異なるご要望に的確にお応えしながら、無理なく2つのスタイルが寄り添う二世帯住宅が実現しました。


間取りやデザインに対する両世帯のご要望をかなえた「完全独立型」二世帯住宅。

和の趣と洋のくつろぎを両立させた「Sさま邸」

姉のSさま邸は、日本文化に造詣の深い海外からのゲストが多いこともあって、和の趣を重視されました。玄関ホールから見えるゲストルームの市松模様の襖や、数寄屋の遊び心や粋を感じさせる和の空間、ディテールまで細かく配慮することで、日本の伝統を感じる空間になっています。また、団らんの場である2階LDKは明るさと開放感にこだわり、1階の和空間とは異なるくつろぎが満ちています。


リビングは2階に設定。大きな開口でデッキテラスとつながっています。

自然素材で和みの空間を演出した「Aさま邸」

妹であるAさまの「落ち着いた雰囲気の住まいにしたい」というご要望を受け、まずエントランスの一部には御影石を用いて上品でモダンな空間にまとめました。さらに室内の壁は白の漆喰を使ってやわらかな印象に。リビングなどの床や収納扉はオイル仕上げとして、ナチュラルな色合いやマットな質感、しっとりとした肌ざわりなど、自然素材ならではの魅力をいかしています。


数寄屋の遊び心を感じるゲストルーム。和のもてなしの心を表現しています。

■Aさま邸

所在地 ---
家族構成 Aさま、次女、母
敷地面積 190m²
建築面積 118m²
延床面積 200m²(1階 113m²、2階 86m²)

■Sさま邸

所在地 ---
家族構成 Sさま、ご主人、子供2人
敷地面積 216m²
建築面積 124m²
延床面積 186m²(1階 120m²、2階 65m²)

シンプルな空間に美しく映える家具。足もとに開口を設け、美しい緑を室内にとりこんでいます。

自宅の一部を活用して洋菓子店を開いている、Aさまの店舗スペース。

たたき・廊下共にゆとりあるスペースをとり、奥行40cmの壁面収納を設けています。

バリの高級リゾートをイメージした二世帯住宅

[愛知県 Hさま・Nさま邸]


大きな寄棟屋根が印象的。既存の樹木をいかして、自然と共存できる住まいに。

バリの高級リゾートにあるコテージをイメージしたHさまとNさまの二世帯住宅。窯変が味わい深い瓦を葺いた寄棟屋根とセラミックの外壁が調和し、大らかな雰囲気をかもし出しています。 敷地の高低差をうまくいかしながら、2棟の建物を渡り廊下でつなぎ、庭を囲むように配置。二世帯のほどよい距離感を保ちながらも、さりげなく庭越しに気配を感じられるようなプランとしました。 また、天然素材にこだわったインテリアや大開口から入ってくる陽ざしが、まさにバリの高級リゾートでのくつろぎを想わせる空間を演出しています。


建物のデザインと一体で考えられた二世帯共有のガレージ。

バリのコテージを想わせる団らん空間

Nさま邸のリビングの魅力は何といっても、壁いっぱいの大開口と高さ約5mの勾配天井。こののびやかな開放感に加え、勾配天井や壁に使った天然木や石のナチュラルな質感、白とダークブラウンのコントラストが、バリのコテージのような雰囲気を演出しています。またリビングとダイニングキッチンのつながりに変化をつけたことで"心地よい奥行き感"が生まれています。


壁いっぱいの大開口がダイニングのコーナー窓とも連動し、伸びやかな開放感を満喫。

自然の光と風に憩うアウトリビング

室内だけでなく屋外でもくつろぎが広がるよう、アウトリビングを充実させました。広びろとしたスペースを確保しつつ深い軒と塀で囲んだことにより、開放感を感じながらもリラックスできる屋外空間となっています。どの居室からも大きな開口部でつながる上、室内との段差がないので室内空間の一部のように気軽に楽しめるスペースとなっています。


開放感のある勾配天井と、落ち着きのある色調の空間が心地よく調和しています。

所在地 愛知県
家族構成 ---
敷地面積 853m²
建築面積 330m²
延床面積 433m²
建ぺい率 38%
容積率 44%


高さ2.4mある大開口を2面配し、周囲の緑を楽しめます。


両側の壁や軒天で囲まれているため、外からの視線を気にすることなく、落ち着ける空間に。


風通しをよくするため、塀の天然木部分は、視線を遮り風は通す"千鳥張り"に。

大きな屋根の傾斜をインテリアとして生かした個性的なゲストルーム。

木や石など天然素材を基調とした内装。落ち着きと洗練を兼ね備えた空間です。

和室はヒノキの色調で統一し、モダンな印象にまとめました。

素晴らしい眺望を楽しむ、高台の二世帯住宅

[北海道 Kさま邸]


遥かな山々の眺めと街の夜景を楽しめる住まい。

高台に建つ見晴らしをいかして建てられたKさまの住まい。そのご自慢は何といっても、開放感あふれる大窓から見渡す山並みの美しい眺めです。 外観は濃淡をつけた温もりのあるアースカラーを基調に、素焼きのような質感のタイルとサイディングという異なる素材の組み合わせで立体感を生みだしています。 ご両親と同居の二世帯住宅。世帯を完全に分離するのではなく、大家族が交流を楽しめるよう配慮し、1階に玄関、LDK、浴室などの共用スペースと親世帯スペースを、2階に子世帯スペースを配置しました。


ベージュのタイルと茶褐色のサイディングの組み合わせ。北の大地に合うアースカラーの外観。

空間を上手に使うアクセントウォール

LDKは二世帯共用の大空間ですが、リビングは客間も兼ねていることからプライベートな部分を目隠しできるよう、アクセントウォールを活用しました。また、LDの間にも白いタイルのアクセントウォールを設置。お客様からダイニングが見えないようにする一方、リビングで遊ぶお子さまを見守ることができるよう、キッチンカウンターの前の視界は開かれています。


玄関ホールからリビングに入ると、ニッチに飾られた花がまず目に入るように工夫されています。

楽しさが広がるセカンドリビング

2階には子世帯用のセカンドリビングを設置。共用リビングに来客があった際も、ここで気兼ねなくお子さまを遊ばせることができます。その一角にある畳コーナーは、ご家族の多目的スペース。寝ころんでくつろいだり、親子で遊んだり、さまざまなに使えます。下部が収納になっているので、オモチャなどをサっとしまうことができます。


間接照明が基本。壁を照らすスポットライトで、昼間とは違う雰囲気のリビングを演出。

所在地 北海道
家族構成 ご夫婦・お子さま3人・ご両親
敷地面積 561m²
延床面積 215m²(1階 120m²、2階 94m²)
建ぺい率 22%
容積率 38%


夜のタタミコーナーは間接照明により静粛なイメージを演出。


アクセントウォールにより、リビングからはキッチン右手にあるダイニングが見えないつくりに。


玄関ホールからリビングを望む。リビングの入り口にある飾り棚が日当たりの良さを強調。

大窓のプリーツカーテンを閉めると、ガラリと変わった雰囲気が楽しめます。

タイルの筋目がつくる陰影をいかして、微かな市松模様に見せるアクセントウォール。

お子さまたちお気に入りの畳コーナー。外の自然と一体化する感覚を味わえるスペースです。

日当たりの良いタタミコーナー。下部は収納スペースとして利用できる。

内観のアクセントにはウォールナットを使用、さりげない暖かみが感じられる。

リビングに隣接した和室を開口することで奥行きの広さを感じる。

4層のスキップフロアを持つ二世帯住宅

[北海道 Hさま邸]


シンプルなBOXフォルム。外壁の白とカーポートの黒のコントラストが印象的です。

二世帯が快適同居できるよう、スキップフロアを活用したHさまの二世帯住宅。4層のフロア構成とし、1層がダイニング・キッチン、2層が書斎、3層が大収納空間『KURA』、4層はリビングとしました。 外観はシンプルなBOX形状。外壁には白の窯業系サイディングを用いています。シンプルなデザインが無機質な印象にならないよう、玄関には木製ドアを採用、和みのある自然素材をアクセントにしました。 インテリアは、各フロアの雰囲気を考えて照明プランにもひと工夫。多彩な照明が造りだす陰影が心豊かな空間を実現しています。


リズミカルに配置された照明が、空間の表情を豊かにしています。

二世帯がゆったり交流できる広びろスペース

「ダイニングスペースは1階、リビングスペースは2階に」というご要望に合わせ、1層部分のダイニング・キッチンは、二世帯が共有して食事や会話を楽しむスペースとしました。高い天井を確保し、キッチンやテーブルは中庭が眺められる位置に配置。また、1層のダイニングと4層のリビングをつなぐ階段や木質感溢れる焼杉板の壁が、2つの空間をゆるやかにつなぐ役目を果たしています。


キッチンの面材やテーブルの素材を統一。ぬくもりのある木の表情をいかしたインテリアです。

居心地の良い"シンプルモダン"空間

4層にあるリビングの天井高は約2.4mとし、ダイニングスペースと比べて、より落ち着いた雰囲気に仕上げています。床や収納扉、アクセントウォールには木を使うことによって、やさしく穏やかな空間を演出。さらに、主照明と間接照明を上手に組み合わせて、美しい陰影をいかした豊かな表情を持つインテリアを実現しています。


大きさの異なるランプをランダムに吊り下げ、楽しいリズムを生んでいます。

所在地 北海道
家族構成 ---
敷地面積 202m²
建築面積 80m²
延床面積 166m²
建ぺい率 42%
容積率 82%


まるでオブジェのような焼杉板が、上下階の空間を繋いでいます


落ち着いた雰囲気に仕上げられた4層にあるリビング


ペンダントライトと間接照明で豊かな空間演出を。


やわらかなあかりが、リビングに落ち着いた雰囲気をもたらしています。

二世帯が食事、会話を楽しめるスペースは天井が高く開放的。

上下の空間をゆるやかにつなげる焼杉板は、空間を引き締めるアクセントにもなっています。

天井高3.5mという、明るく開放感のある玄関ホール。シンプルな空間を追求しました。

四世代が暮らす、都市の住まい

[東京都大田区 Yさま邸]

Yさま邸は、東京の私鉄沿線駅から徒歩5分。東京のなかでも閑静な住宅街のなかにあり、渋谷や横浜などターミナル駅まで30分ほどというアクセスのよさだ。商店街も充実し、まさに都会の利便性と快適性を備えた絶好のロケーションに立地しているといっていい。

古くから住まいを構え、地縁を大切にしたいこともあり、Yさまご夫妻は建て替えの際、迷わず二世帯住宅を選択。同居しているのは、ご主人のお母さまと長男のご家族で、四世代がそれぞれの暮らしを大切にしながら、互いに心地よい交流を実現している。

1階がYさまご夫妻とお母さま、2階が長男ご家族の住まいだ。それぞれの世帯に「蔵」があり、収納力もたっぷり。世帯ごとのライフスタイルや生活時間帯に合わせ、間取りやテイストは異なっている。

1階のYさまご夫妻は、明るいチェリーの木目調の床、天井、建具に囲まれた和モダンスタイル。「お正月には、ここに息子や娘の家族も含め、総勢21名が集合します。気軽に人が集まり、いろいろなことができるようダイニングを広くして、リビングはあえてつくりませんでした」とご夫妻は微笑む。
ダイニング横には蔵があり、親族が集まった時に使うテーブルなどの出し入れも容易にできる。そして、その分天井が高く、光をたくさん採り込むことが可能だ。

蔵上のスペースがご夫妻の主室で、テレビやパソコンを楽しむスペースと寝室の2部屋が並ぶ。リビング側の障子窓を通して、階下の気配が伝わってくる。
ダイニングに隣接するお母さまの部屋には、100年ものの桐のタンスが置かれるなど、以前の住まいで使われていたモノが随所に活かされている。

一方、2階の長男ご家族の居住空間は、ホワイトを基調としたナチュラルスタイルだ。キッチン、ダイニング、リビングが一体となったオープンスタイルで、南面の大きな窓から注ぐ明るい陽射しがよく似合う。ダイニングに直結した子ども部屋は、西側に大きな窓を設け、爽やかで開放的な空間になっている。

「子どもたちが、必ずこのダイニングを通って自分の部屋へ行くようにしました。蔵のある分、隣家よりも高さがあるので、窓からの視界が開けているのも気に入っています」と長男ご夫妻。
「実は、子どもたちは長い時間を祖母の畳の部屋で過ごしているんですよ」と長男ご夫妻が語るように、玄関は異なっても内部は扉1枚で往来が可能な二世帯住宅。都市の喧噪をよそに、世代を超えて穏やかな暮らしがここにある。

世代がふれあいを育む、和室と中庭のある暮らし

[香川県高松市 Mさま邸]

高松市の郊外で、ひときわ目を引く和モダンな佇まいのMさま邸。2階建ての子世帯と平屋の親世帯が中庭を挟んでコの字につながる二世帯住宅で、南北に長い敷地を上手に活用して美しいバランスで配置されています。

「世代が異なる両親とは生活時間や暮らし方が違いますから、玄関から別々にしてお互いのプライバシーを大切にしながら、どこかでつながり、仲良く交流が図れる二世帯住宅にしたいと思いました。戸外でくつろげる遊びのスペースもほしかったので、中庭や広いバルコニーもつくりました」とMさまは振り返ります。

子世帯にお伺いすると、1階にシンプルモダンなLDKが開放感いっぱいに広がっていました。折り上げ天井が印象的なリビングの大きな窓からは、シマトネリコが緑の木陰をつくる中庭の眺めが広がり、中庭越しに対面するご両親宅の暮らしの気配もさりげなく伝わってくるので安心です。

ペニンシュラタイプのダイニングキッチンは奥さまのお気に入り。キッチンの後ろにはスライドドアの壁面収納があり、家電や食器類、冷蔵庫もすべてここに収まっています。「この収納のおかげで、苦労しなくてもキッチンまわりがすっきりときれいに保てるのがうれしいですね。ふいの来客時にもサッと片付けられてとても便利です」と顔をほころばせます。

子世帯と親世帯をつなぐ廊下に設けられたモダンな和室は、両世帯の共有スペース。クリスマスや忘年会、お正月、お誕生日など特別な行事の際にはこの和室に全員が集まって、庭の眺めを楽しみながら会食されるそう。3世代6人家族の幸せそうな団らんの様子が目に浮かぶようです。

また、中庭につくられた広いタイルテラスは、お子さまの格好の遊び場。夏場にはプールを置いて水遊びをしたり、友達を招いてバーベキューをしたり、アウトドアリビングとしても大活躍です。

今日も楽しそうに廊下を走って、「大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの部屋」に向かうお子さま。
お二人目が誕生したばかりの奥さまは、その様子に目を細めながら、「産休が明けたら仕事に復帰するのですが、両親に子どもの面倒を見てもらえるので助かります」と語ります。一方、ご両親は「孫とお絵かきしたり、歌ったり踊ったり、いろんなことをさせてくれるので、毎日変化があって楽しいですね」とにっこり。
両世帯がほどよい距離感を保ちながら温かく交流し、お子さんの成長を一緒に見守る暮らし。理想の二世帯同居のカタチがここにありました。

家族がゆるやかにつながる二世帯の住まい

[京都府京都市 Tさま邸]

二世帯住宅のTさま邸には、玄関が二つ。1階部分は親世帯であるお母さまの居住空間、2階に子世帯のTさまご家族が暮らしている。当初は完全分離にするつもりだったが、上下階の往来を楽にするため、扉を設けることになったという。

1階のお母さまの居住空間の特徴は、リビングと和室がフラットにつながって一体感を演出していることだ。また、いわゆるダイニングがないことも特徴だろう。お母さまはタバコ店を営んでいるため、できるだけ食事を手早く済ませるのが習慣。キッチンでつくった食事は、備え付けのカウンターで食している。

食事も後片付けも無理なくできると、好評だ。時折、お孫さんがやって来て、一緒に食事をしたり、本を読んだり、楽しく交流している。また、キッチン側からそのまま中庭にも出ることができる。中庭は、アウトドア派のTさまご主人が、家族全員でバーベキューを楽しむために、切望したのだという。

1階の玄関脇にはコンパクトな居室があり、ここでタバコを販売している。小窓を介して近所のお客さまとコミュニケーションを楽しむのがお母さまの毎日だ。
そして2階の子世帯であるTさまご家族の居室は、明るい光に満ちた快適な空間となっている。

リビングとダイニングが一つの空間となっていて、南側に面した広く大きな窓からたっぷりと光が入り込む。天井は高く、しかも傾斜しているため、広い空間にダイナミックなアクセントを添えている。ご夫婦の主室は、このパブリックスペースに隣接した和室。窓からは、京都の夏の風物詩「五山送り火」のうち西賀茂船山の「船形」が間近に見えるという。

キッチン脇には大収納空間「蔵」があり、その上が子ども部屋だ。短い階段を上がると、そこには扉がなく、そのまま子ども部屋が見渡せる。ご夫妻もお子さまも、お互いどこにいても気配が感じられるようにとの配慮からだ。

1階のお母さまの居室は店舗を起点にソトの空間とつながり、2階のTさまご家族の居室はパブリックスペースを中心にご家族が容易にコミュニケーションできるようにつながっている。親世帯と子世帯がお互いに気遣いながら、それぞれの暮らしを楽しんでいる素敵な二世帯住宅となっている。

親子が自然に交わる二世帯住宅

[京都府京田辺市 Sさま邸]

マンション住まいのSさまご夫妻が二世帯住宅を考えるようになったのは、「将来は平屋住宅に住みたい」というご両親のひと言からだった。それまで2階建ての戸建住宅に住んでいたご両親。階段の上り下りから解放されたいと思うようになったのだという。そろそろ子どもがほしいと考えていたこともあり、共働きのSさまご夫妻にとっては二世帯住宅が最適な選択だと考えるようになった。

二世帯住宅を建てる際、親世帯と子世帯ともにこだわったのは、それぞれのライフスタイルやプライバシーをしっかり確保すること。そして気軽に往来できる空間構成にすることだった。

Sさま邸は親世帯と子世帯の玄関は個々だが、ホールはつながっているため、ここで互いの世帯を行き来できるようになっている。

1階はご両親の住まい。ご希望通りの平屋風で、キッチン、ダイニング、リビング、寝室、水回りがひとつの大きな空間の中に配置されている。ユニークなのは、ダイニングの畳と掘りごたつ。「畳は座る人数を限定しないので、人が集まるときにはとても便利です」とご両親。実際、家族の誕生日やお正月には、Sさまご家族が一同にこの掘りごたつを囲んで楽しく過ごすという。

そして2階から2.5階がSさまご夫妻の住まいだ。2階にダイニングキッチンと水回り、2.5階がリビングと寝室。寝室からダイニングを望むこともできる。寝室以外は扉や間仕切りがなく、全体にひとつの空間となっているのが特徴だ。

Sさま邸に2.5階があるのは、1階に「蔵」があるからだ。蔵は1階のご両親のリビングにあり、この上にマルチスペースが設けられ、リビング側の開口部はガラス張りになっている。子世帯側からこのマルチスペースに来ると、親世帯のリビングやダイニングが一望できるという仕掛けだ。つまり、このマルチスペースがほどよい交わりの要であり、空間構成にとっても重要な役割をはたしている。
互いのライフスタイルを尊重しながら、気軽に行き来するSさまご家族。自然なコミュニケーションができる心地よい二世帯住宅になっていた。

中庭のある明るい空間構成が コミュニケーションを育む二世帯住宅

[埼玉県川越市 Oさま邸]

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川越市郊外に位置するOさま邸。ここはお母さまと子世帯家族が同居する二世帯住宅です。駐車場の奥にある日本庭園、そして外観のツートンカラーが美しい居住空間。どこをとっても広々として、おおらかさを感じさせる住まいとなっています。

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二世帯住宅を建てるにあたって、こだわったことは大きく3つほどあったといいます。それは、まず中庭を設けること、次にリビングを広く明るくすること、そしてフルフラットのバリアフリーにすることでした。

玄関に入るとホールには広い開口部があり、まっ先に目に飛び込んでくるのが中庭です。中庭から入る陽射しで、玄関ホールが明るく暖かな空間になっています。

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そして徹底的に明るさにこだわったという1階のリビングは、四方にさまざまなサイズの窓が設けられ、ここにもたっぷりと陽射しが差し込みます。中庭を挟んで、向こう側にお母さまの部屋。中庭では休日のランチやバーベキューを楽しむこともしばしば。アウトドアリビングとしての機能も果たしています。
そしてリビングは、ダイニングやキッチンと一体化したオープンな空間となっています。キッチンでお料理をする奥さま、ダイニングでお茶を楽しむお母さま、テレビを見ながら寛ぐご主人……。ここでは家族それぞれがひとつの空間のなかで、お互いの気配を感じながら思い思いに過ごせることが魅力とのこと。二世帯住宅の要として、家族のコミュニケーションを育む空間でもあります。
ちなみにキッチンの収納はビルトインされているため、たくさんの食器類を効率よくすっきりと収納できると好評です。複数で作業できるよう、空間が広くとられているのも特徴でしょう。

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さらに、空間と空間をつなぐ床はすべてフルフラット。特に1階は、お母さまに配慮して廊下を広くとり、往来を容易にしています。万が一、車椅子を利用することになってもラクに移動が可能です。

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2階には3つの個室があり、なかでも息子さんの部屋が個性的。大型パソコンやオーディオ類、テレビ、ソファなど、好みの調度品が心地よく配置されています。ここは設計段階からデザイナーと独自に打ち合わせをしながらつくり上げた空間とのことでした。こうした個室をつなぐ廊下にもゆとりがあり、中央の空間は特に広くなっているため、現在は写真を飾ってギャラリーのように活用しています。そこから眺める中庭は、まるでカフェの一角のよう。
おおらかな印象のなかに機能がしっかり備わっているOさま邸は、家族の笑顔にあふれていました。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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