印象派の絵画のような景観を独り占めした別荘
[兵庫県篠山市 Oさま邸]
丹波の山の豊かな自然を背景に、青緑色の水をたたえる美しい大池にせり出すように佇むOさまの別荘。リビングのワイドな窓から広がる景観は印象派の絵画さながら。「夏になると池面に睡蓮の花が咲き、まるでクロード・モネの絵のような眺めです」とOさまは目を細めます。
リビングとダイニングキッチンはオープンに続く間取りながら、前後にずらして設計されているため、どちらにいても二面の窓から光がたっぷりと差し込み、窓を開けると風が心地よく通り抜けます。
「初めて訪れたとき、池の上に浮いているような雰囲気や、自然を切り取ったような景色に感嘆しました。週末は2匹の愛犬と一緒にこの別荘で、読書や音楽を楽しみながらゆったりとくつろいでいます」とご夫妻。
床は愛犬が走っても滑りにくい突板チーク材のフローリングに。落ち着いた色味と風合いがテレビボードや収納カウンターなど、こだわりの造作家具ともしっくりと調和し、木格子の仕切りや石張りの装飾壁がアクセントになって、上質な大人のくつろぎ感を醸し出しています。
対面キッチンのダイニングは、池側が全開口する窓サッシで、開け放つと屋内と外のウッドデッキが一続きにつながり、開放感ひとしお。
「気候の良い季節は、外のデッキでお茶を飲むと気持ち良くて。ここでバーベキューも楽しむつもりです」
お仕事をリタイアした後は、こちらに永住しようとお考えのご夫妻。
「キッチンのパントリーや寝室のウォークインクロゼットなど、収納もたっぷりと設けてもらいましたし、床暖房で冬も暖かく過ごせます。春夏秋冬の自然を愛でながら、ここでスローライフを送るのが夢ですね」
自然と共に静かな時を過ごす、木立の中に佇むセカンドハウス
[長野県 Aさま邸]
豊かな自然のなかに、こだわりの別荘が点在する軽井沢。Aさま邸もまた、周囲の木立に調和した素敵なセカンドハウスを実現しています。
森をくぐり、風情たっぷりの長い石畳を歩いて行くと、特徴のある外観が見えてきます。風除室とエントランスは縦の直線を活かしたシャープな印象で、2枚の壁で山小屋を切り開いたかのよう。この独特の外観が存在感を放っています。
Aさまのご希望は、3家族が利用できるホテルのような空間でした。そこで室内は、キッチン、ダイニング、リビングというラウンジの役割を担うパブリックスペースと、3つの個室で構成されています。個室にはそれぞれバス、トイレが併設され、まさにホテルライク。
また軽井沢という立地もあり、周囲の自然との一体感もご希望でした。そこで、パブリックスペースの床は、木の風合いを存分に活かしたなぐり調の床材で統一。しかもリビングとテラスの床材が同じ幅となっているため、空間がのびやかに広がり、大きな開口部から眺める自然とも見事に調和しています。
ホテルのような空間とはいえ、長期滞在した場合に備え、日常生活に必要な空間も設けられています。特徴的なのは、洗濯コーナーとパントリーがリビングにあるテレビボードの裏側に位置していること。ここでのくつろぎは非日常的な感覚を大事にしたいため、できるだけ生活感を感じさせない配慮もされています。
ここには日常の喧噪から開放された、静かでゆったりとした時間が流れていました。
碓氷峠を望む住まいで美しい四季を堪能
[長野県 Oさま邸]
軽井沢の豊かな自然を見晴らせるバルコニー。深い庇が印象的
長野県、軽井沢。枕木を敷いたなだらかな坂の上にOさま邸はあります。遠くに碓氷峠を見渡せる、自然の豊かな軽井沢の中でも有数の好立地。この壮観を楽しむために、2階のパブリックフロアは東面を大開口とし、バルコニーはもちろんリビングやダイニング、バスルームからも四季の美しい景色が堪能できます。
美しく揃った軒の水平ラインが建物に落ち着きを演出します
2階は軒の出1.3m以上と深くし、リビングとダイニングをつなぐ中庭のようなスペースは軒の出を3m以上も確保。室内の快適さと戸外の気持ちよさを融合した住まいです。
視界をさまたげるものがなく遠く碓氷峠まで見渡せる好立地
「海外の滞在型高級リゾートの雰囲気を取り入れたい」というOさまのご要望をお聞きしながら、自然素材を用いて軽井沢の風景や歴史に調和するモダンなデザインを実現。プラン作成前に1年以上もミーティングを重ねただけに「フランク・ロイド・ライトが好きで建築家志望だった」というOさまにたいへんご満足いただいています。
Oさまがゆったりと過ごす部屋。暖炉、バーカウンターも設けています
温もりのある窓明かりが森に溶け込む夕暮れ
自然素材をふんだんに用いたモダンなリビング。高画質・高音質のホームシアターを備えています
木の香りがすがすがしいバスルーム。入浴中も軽井沢の景色が堪能できます
自然を堪能する週末の別荘
[長野県 Sさま邸]
25年の植生管理を経た豊かな自然環境に、その佇まいは美しく調和しています。
都会での忙しい毎日を抜け出して、自然とふれあいながら過ごす週末の家をお探しだったSさま。軽井沢のお気に入りの地にミサワホームの分譲別荘を見つけることができました。都心にあるご自宅からのアクセスが良かったことも決め手の一つになったとのことです。 「別荘のつくりが、自然とのふれあいを本当に大切にしていることがわかって気に入りました」とご主人。周囲の環境に寄り添うように建つこの別荘には、野鳥はもちろん、リスなどの小動物もよく遊びに来るそうです。
ホワイトの壁とナチュラルな色合いのフローリングが温もりのある空間を生み出しています。
素朴で味わいのある外観デザイン
シンプルでいながら味わいのあるデザインの建物は「何年経っても飽きが来ないし、むしろ愛着が増します」というSさま。夏は涼しく、冬は暖か。結露などのトラブルもありませんでした。快適そのものの住環境に、Sさまご夫妻はお仕事をリタイアされた後、生活のステージをこちらに移すことも計画されているそうです。
本格的な薪ストーブが心まで暖めてくれます。
自然と仲良くなれる家
週末の別荘暮らしを始められてから、庭づくりの面白さにすっかりはまってしまったというSさまご夫妻。丹精を込めたガーデニングをはじめとして、1年に一つずつ記念のモニュメントを制作されています。ご入居4年目の現在では、レンガ造りのバーベキューコーナーや木を再利用した丸太小屋など、ご家族の力作の数々が目と心を楽しませてくれます。
円形のバーベキュー広場はご家族みんなの力作。丸太小屋へ続くアプローチも手づくりです。
所在地 | 長野県 |
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家族構成 | --- |
敷地面積 | ---m² |
延床面積 | ---m²(1階 ---m²、2階 ---m²) |
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建ぺい率 | ---% |
容積率 | ---% |
1階リビング・ダイニングには団らんの中心になる暖炉を設置。あたたかな時間が流れます。
まき割りをされるご主人。
寒い冬場に備えて割ったまきをストック。
軽井沢の四季を楽しむ快適な別荘
[長野県 Kさま邸]
軽井沢の景観と調和して穏やかな表情で佇む、Kさまの別荘全景。
日本有数の別荘地として知られる軽井沢。豊かな自然と便利な交通アクセスにも恵まれた地として、最近では定住する人も増え、ますます人気が高まっています。そんな軽井沢に惚れ込んだKさまはセカンドハウスとしてミサワホームのハイブリッド住宅を選ばれました。 その建物にはご主人のお人柄を映したかのような温もりが漂います。余計な装飾を施さず、あくまでシンプルにこだわった外観デザイン。都会の忙しい日常を抜け出して、手足を思いきり伸ばせる。まさに上質な時間を楽しめる空間です。
本格的な暖炉も設置した、大空間リビング。勾配天井が高さと広がりを感じさせます。
日常を忘れる特別な空間
ご家族の一番のお気に入りは、何といってもリビング。広びろとした空間にはレンガ造りの暖炉が置かれ、避暑だけでなく、四季を通じて軽井沢の自然を楽しめます。とくにご主人は「ここで読書をする時間が、何より心のご馳走」と満足のご様子。また、リビングと連続した南面のデッキテラスは、新緑や紅葉を味わいながら、ご家族やゲストとくつろげるアウトリビングになっています。
リビングとL型につながるダイニング・キッチン。のびのびとした開放感があふれます。
厳寒の冬もくつろげる快適性能
軽井沢は涼しい気候で避暑には最適ですが、四季折々の良さを味わうためには冬の厳しい寒さへの対策も大切です。K邸ではハイブリッド住宅のすぐれた断熱性・気密性に加え、床暖房をトイレや浴室にいたるまで全室に設置して穏やかな暖かさを感じられるようにしました。また、雪による凍結で屋根や外壁が傷まないよう、雨樋に電熱線を通した凍結防止対策なども施しています。
本格的な暖炉が快適な暖かさを提供してくれます。
所在地 | 長野県 |
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家族構成 | ご夫婦・お子さま1人 |
敷地面積 | 1354m² |
延床面積 | 269m²(1階 221m²、2階 48m²) |
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建ぺい率 | 17% |
容積率 | 19% |
ご夫婦の寝室。スギのムク材を貼った壁が温もりを感じさせます。
自然と一体になれる、南面のデッキテラス。戸外にある、もう一つのリビングです。
M-Woodのウッドデッキで自然を感じながらくつろぎのひとときを。
断熱性、気密性に優れたハイブリッド住宅の外壁。
廊下にも十分なゆとりを実現。床暖房で足もとからポカポカ、快適です。
将来移り住むことを考えた別荘
[熊本県 Yさま邸]
外観はブラウンの外壁に青く輝く太陽電池モジュールが印象的。ウッドデッキがリゾート気分を演出しています。
熊本はもとより全国的にも名高い黒川温泉。阿蘇の眺めを一望できる素晴らしい立地に別荘をお建てになったYさま。現在、自宅は福岡県にありますが、将来的にこちらに住み替えることを想定されてのことといいます。 「家づくりのテーマは構造がしっかりしていて、長く快適に住み続けられること」というYさま。ご自宅もミサワホームで、その品質や性能、住み心地に満足されていたことから、いずれ移り住む別荘も当然ミサワホームと決めていたそうです。 ブラウンのタイル調の外壁と、陽ざしを受けた太陽電池モジュールがひときわ印象的な住まいです。
正方形に近い形で、広がりが感じられるLDK。
手がかからず、電気代もかからない
当面は別荘として利用されることをお考えのYさま。メンテナンスに手がかからないことを条件に建物を選ばれ、家が傷まないようにと24時間フロアセントラル換気システムと太陽光発電システムを採用されました。その結果、何日も家を空けていても空気がこもることなく、室内はいつも新鮮な空気で満たされているそうです。その必要な電気は、もちろん太陽光発電でまかなわれています。
吹き抜けで2階とつながるリビング・ダイニング。明るい陽ざしが満ちあふれます。
心を豊かにする快適空間
温暖な気候の熊本にあっても、この一帯は冬の寒さが厳しく、かなりの積雪もあります。その点、ハイブリッド住宅なら断熱性・気密性に優れているため、少ないエネルギーで暖かさを保てます。奥さまも「家の中はポカポカ。気持ち良くつろげます」とご満足の様子。また、1階のデッキや吹き抜け、2階のスカイパティオなど、心を豊かにしてくれる空間も多彩です。
スカイパティオからの眺望。天気の良い夜には奇麗な星空も眺めることができる。
所在地 | 熊本県 |
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家族構成 | ご夫婦・お子さま2人 |
敷地面積 | 305m² |
延床面積 | 100m²(1階 55m²、2階 45m²) |
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建ぺい率 | 30% |
容積率 | 60% |
太陽光発電のためのモジュールを敷き込んだ大屋根。
2階にはゲストのための居室も用意。勾配天井が開放感を増しています。
蛇口をひねれば天然温泉が出ます。
ウッドデッキ下の草花。自然と仲良くなれる住まいです。
和モダンの粋を凝らしたセカンドハウス
[京都府 Sさま邸]
高さが5mもあるリビングの大開口。まさに別世界のような眺望が楽しめます。
大切なお客さまのおもてなしと、ご家族が週末のひとときを過ごすために建てられたセカンドハウス。 上質な和モダンを感じさせるエントランスをはじめ、やわらかな光があふれる玄関ホールなど、品格のある空間が訪れる人をあたたかく迎えてくれます。 設計にあたり、Sさまのご要望は「美しい桜の木を眺める住まいにしたい」というもの。これを受けて、リビング、3つのベッドルーム、花見台から眺められるプランを実現しました。春には"桜の間"とよぶにふさわしい風情を、また、四季折々の味わいを心ゆくまで堪能していただけます。
水平ラインとシンメトリーが美しい外観。周囲の緑に馴染むナチュラルな色調も魅力です。
桜の眺めを特等席で楽しむ
全長26m のギャラリーホールをはじめ、その途中にある花見台、そしてくつろぎながら眺めを楽しむリビングと2階ラウンジにいたるまで、桜の眺めを楽しむための贅を尽くした空間をつくりあげました。まさに桜の表情をあらゆる角度から楽しむ仕掛け。とくに天井高約5mのリビングは壁一面をガラス張りとして、美しい景色に圧倒されるほどのダイナミックな空間です。
落ち着きのある色調でまとめた、シンプルな洋風のベッドルームです。
おもてなしの心を込めた空間
おもてなしの心が込められた3つのベッドルーム。浴室も備えられ、それぞれが異なるテイストでまとめられています。たとえば、和モダンのベッドルームには檜の浴槽や竹で造作した洗面台などを設け、また洋風のベッドルームはシンプルにまとめられ、浴室にはジャクジーバスと大開口サッシを設置。いずれも心地よい週末を過ごしていただける格別な空間となっています。
桜の季節には途中の花見台で、しばし桜の美しさに浸ることができます。
所在地 | 京都府 |
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家族構成 | --- |
敷地面積 | 2508m² |
建築面積 | 645m² |
延床面積 | 658m²(1階 580m²、2階 77m²) |
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建ぺい率 | 25% |
容積率 | 26% |
和モダンの意匠を凝らした空間。桜の木を眺められるよう、開口部の位置にも配慮しています。
エントランスから続く玄関スペース。無駄な虚飾を廃したシンプルなデザインです。
シンプルかつエレガントなこだわりの別荘
[Sさま邸]
軒やデッキの水平ラインを整え、クラシカルながらもシャープにデザインされたファサード
日本有数の避暑地において、環境のよい好立地に構えるSさま邸。平屋造を基本とし、2階は一部のみ。水平方向に広げ高さを抑えることで、美しい木立を借景としていかしています。クリーム色の外装が印象的です。
風光明媚な景色に溶け込みながらも、存在感を感じさせるクリーム色の壁が映える外観
シンプルかつエレガントな別荘を、とのご希望をもとに、クラシックだと重厚になりがちなフォルムを、なるべく軽快に加工して、全体をすっきりと美しくデザイン。ディテールやバランスなどを工夫してモダンテイストに仕上げています。
漆喰の白壁にベージュのライムストーンがアクセントになった、穏やかな雰囲気のリビング
木陰をイメージした深い軒や、それを支える細い列柱なども、別荘らしい広くゆったりとした趣となっています。ドアノブや金具など、室内の金物はすべてシャープなイメージのクロム製に統一。玄関ドアなどの建具もオリジナルで作り、細部にいたるまでこだわりを追求し、クラシカルな魅力の中に繊細なモダンデザインを織り込んだ優美さあふれる別荘が完成しました。
清涼感のある白い内装と、木のぬくもりが出迎えてくれる、開放感あふれるエントランス
シックなインテリアでまとめ上げ、落ち着きのある空間を演出したベッドルーム
他の空間とは異なるブルーの壁が印象的なトイレは、Sさまご夫婦のこだわりの1つです
ガラス張りのドアから覗く絵画のような風景を楽しめる、優雅なダイニングルーム
絶景の屋根付きテラスがある森の隠れ家
[長野県 Kさま邸]
森の中にあり、森と一体化したKさま邸。自然に抱かれたくつろぎの隠れ家です
南面は豊かな自然が広がり、森林に接する西面には木々の梢が間近に迫り、北面は遠く浅間山を望んでいます。Kさま邸は、景色に恵まれた敷地です。アプローチとなる東側道路からの目線を上手にカットする一方、南・西・北面からの眺望をいかす設計を心掛けました。
森の木々の頭を抜けた爽快なビューを堪能できる2階ゲストルーム。遠景には浅間山を望むことができます
三景をもっとも贅沢に味わえる舞台として設置したのが、建物からせり出すように設けた屋根付きテラスです。清涼な空気の中、アウトリビングやアウトダイニングなど家族で心ゆくまで堪能することができます。
ゆったりと森林浴ができるテラス。Kさまのご要望により、愛用のハンモックを取り付けるフックを設置しました
自然の懐に抱かれたこのテラスとダイニング・キッチン、リビングがひとつの大きな空間としてつながるようオープンな設計とし、インテリアの材質・色などもコーディネイトしています。また、浅間山の優雅な姿を1階のテラスからだけではなく、どこからでも楽しめるよう開口の位置を工夫。森のバケーションをゆっくりと過ごせる上質な隠れ家が完成しました。
楽器にも使用される木材であるサペリを床材に採用。その上質な赤褐色に合わせて天井もコーディネイトしました
大きな開口から自然を取り込むリビング。奥に続くライブラリー、寝室でも同じ風景を楽しめます
傾斜地であることを利用し、森の中で浮かんで見えるようにデザインしました
風景を招き入れる大開口、遊び心が息づく軽井沢のヴィラ
[長野県 Aさま邸]
レンガとルーバーを組み合わせた外観の美しさをシンボルツリーが引き立てています
南に向かってなだらかに傾斜した土地に建つAさま邸。視界の広がり、採光、通風など、すべてが好条件となる建物南面の中央に、フルオープンサッシを備えたリビングを設計しています。サッシを開け放てば、葉ずれのざわめきや鳥の声が心地よく響き、閉めれば軽井沢の自然を絵画のように暮らしへ取り込めます。
プライベートルームをつなぐブリッジ。遊びのあるデザインが住まいに奥行を演出
北側にフィックスガラスを設けることで、南北の景色がつながる開放的な空間となり、まるで木立の中で暮らしている感覚。南側にはリビングと同じ高さでデッキを設置し、室内空間と外部との連続性を表現しています。
大開口のリビングは、デッキや吹き抜けと一体化した開放的な空間です
また、上下階の広がりも演出するためリビングに吹き抜けを設け、2階の両サイドにある居室をつなぐブリッジを通しました。「家の中に遊びを取り入れたかったのです」というAさまは、踊り場の床をガラス張りにしたオブジェのような階段がお気に入り。軽井沢の自然と共鳴する、横にも縦にも広がりのあるこの別荘で、のんびりと過ごす心地よさを実感されています。
フルオープンのワイドサッシを開けて外とつながるリビング。北側にはフィックスガラス
風の音が癒しのBGMとなる空間。風景がインテリアの一部のように感じられます
空と海の蒼が一体となるサマーハウス
[Tさま邸]
Tさまが一番にこだわられたLDKからのオーシャンビュー。内外の明暗差で絵画のように景観を切り出しています
目の前に青い海を一望できる土地を購入し、別荘建設を検討されたTさま。景観は素晴らしいものの、細長の敷地は三方を崖に囲まれており、難易度の高い立地でした。それでも、決してクオリティを犠牲にすることなく、ご満足いただける住まいをデザインすることが命題となりました。
深い軒が印象的なファサード。塩害対策の他、海風特有の突発的な強風に備え、風を受け流す仕組みも取り入れています
Tさまが何よりもこだわられたのは、部屋からの"海の見え方"です。幾度となく現地立ち会いを重ね、念入りに検証し理想のシチュエーションをつくり上げました。海に面したLDKには大開口を設け、サッシを外部に収めることで全面フルオープンとなるドルフィンウィンドウを採用。
白基調に赤の差し色が印象的なダイニング。窓廻りの壁は左右にスライドでき、生活感のあるテレビを隠せる仕組み
夏期利用がメインとなることを考慮し、深い軒先で日射を遮り、あえて室内を明る過ぎない空間とすることで、蒼の景観をパノラマフレームのように切り取りました。インテリアは白を基調としたシンプルデザイン。ご趣味の絵画を効果的に配置し、別荘としての異空間を演出。Tさまは毎週末のように訪れ、美しい時間を愉しまれています。
南北を一直線につなぐ廊下。天窓から射し込む自然光でほどよい明るさを確保し、絵画のギャラリーとしました
海をイメージした青のモザイクタイルとマティスの絵画を合わせ、色彩的にも一体感を持たせたキッチン
シンプルな心地よさを追求した洗面室。奥の浴室にある大きな開口から、豊かな自然の緑を楽しめます
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