Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

大空間のリビングや芝生の広場で遊び、学び、語り合う子育て家族の住まい

[石川県 Nさま邸]

趣豊かな苔山や山採りの樹木に彩られた小径のようなアプローチを通って玄関に辿り着くNさま邸。大空間のLDKは、高天井のリビングがいっそうの開放感を生み、窓の外には軒の深いテラスと芝生の庭が広がっています。

Nさまがこだわったのは、お子さま達が楽しく学び、健やかに成長できて、親子の会話が弾む住まい。
「キッチンに立つとLDKから和室まで見渡せて、芝生の庭で子ども達が遊ぶ様子も見守れるから安心ですね」と奥さま。キッチンと一体に造作したウォールナットのロングカウンターと大テーブルもご夫妻のお気に入り。カウンターはお子さま達のお絵かきや学習スペースとして大活躍しています。

「カウンターが散らかっていても、片付けずにテーブルで食事ができますし、料理をしながら勉強を教えてあげられるのもいいですね。長男は来年小学生になりますが、子ども部屋に机は置かないつもりです」

映画ファンのNさまはリビングにサラウンドシステムも設置してホームシアターに。またキッチンの隣には書斎を設け、壁一面の本棚に蔵書を収納して家族の「図書室」にしています。お子さま達はここで読書をするのが大好きだそう。

「家族みんながいつもリビングにいるから、自然に親子のコミュニケーションも深まります。子どもの保育園の友達もたくさん遊びにやってきて、楽しそうに走り回っています。

居心地がいいみたいで、ママ友もみんな長居していくんですよ」と目を細める奥さま。その笑顔に暮らしの満足感が現れていました。

ゴルフ練習を楽しみ、大空間で憩う 家族との時間を楽しむ邸宅

[埼玉県 Wさま邸]

南北に長い敷地を上手に活かした「コの字」の設計で、家のどこにいても自然光が差し込む明るい暮らしを叶えたWさま邸。1階には車を愛するご主人や、ゴルフがお好きなご一家の夢が素敵な形で実現されています。

タイル土間の玄関は、壁のスリット窓から愛車が眺められる楽しい仕掛け。そして玄関ホールから続く廊下に面した中庭は、人工芝を敷いてパッティングの練習場に。

さらにゴルフレッスン室もあり、ここは床を一段下げてドライバーを思い切り振れる天井高に。 「ゴルフスクールに通っている次女はレッスン室でスウィングチェックをするのが日課で、私も帰宅後、毎日30分ほど練習しています」とWさま。続きのシューズクロークを通って、直接ガレージと行き来できる動線も便利です。

2階に広がるのは、天井高3mのリビングと吹き抜けからも光が明るく降り注ぐダイニングキッチン。約40畳もの大空間に白い大理石調フロアが美しい光沢を放ち、向き合うように配置した白と黒のタイル壁が気品を漂わせています。黒タイル壁の後ろは、ロングカウンターや本棚を造り付けたホームコモンズスペース。

「子どもたちは個室にこもらず、ここで宿題をするようになりました。キッチンにいても子どもの様子がわかるから安心ですし、お勉強も見てあげられます」と奥さま。

「まさに思い描いていた理想の家」と頬を緩めるWさま。ご家族で仲良く趣味の時間を楽しみ、光に満ちた開放感あふれる住空間で大らかな暮らしを満喫されています。

薪ストーブのあるリビングで憩い、語らい、子育てを楽しむ家

[埼玉県 Kさま邸]

薪ストーブがあるリビングで、揺らめく炎を眺めながら語り合うご家族団らんのひととき。FF式薪ストーブのオーブンからは、家庭菜園で採れた野菜を載せたピザの香ばしい匂いが...。そんな暖かな光景が浮かんでくるKさま邸。

「幼い頃、実家の別荘にあった薪ストーブでマシュマロを焼いて食べた楽しい思い出があるので、我が子にもそんな経験をさせてあげたかったんです」と奥さまはにっこり。

白大理石のアクセント壁が気品を生む大空間のリビングは、夜は折り上げ天井の間接照明に彩られていっそう優美な雰囲気に。来客時は応接間としても重宝されています。

「扉を開けると北側の坪庭まで視線が抜けるのが心地よくて。南側の庭に面した掃き出し窓と坪庭の地窓を開ければ、風がすっと通り抜け、階段の天窓からも熱気を逃がせるので、暑い夏も爽やかに過ごせます。ダイニングキッチンなど来客時に見せたくないスペースは、間仕切り扉で瞬時に隠せるのも便利ですね」

家事がしやすい工夫も見逃せません。洗濯機のある脱衣室と室内干しができる土間のサンルームが玄関ホールで一直線に結ばれているから移動がとてもスムーズ。サンルームに設置した深いシンクで、家庭菜園で収穫した泥つき野菜も汚れを気にせず洗えます。

「漠然とした要望を伝えただけなのに、私たちの望む暮らしにぴったりのプランを描いてもらえました。泥んこ遊びのできる庭や広いデッキもあるから、子どもと遊ぶのが楽しくて」と微笑むKさまご夫妻です。

家族の動線を間取りに活かし、快適で便利な「蔵」のある暮らし

[神奈川県横浜市 Tさま邸]


ご主人が特にこだわったのフラットルーフの外観。シャープな形状にモノトーンの色調がよく似合う。


家族が集うダイニング。キッチンはシンクが収納棚でうまく目隠しされている。

シャープな形状、墨色のようなカラー、ルーバーや外構のやわらかい色調。建物とエクステリアの調和が印象的なTさま邸は、中古住宅からの建て替えでした。


ベッドルームには、ウォーキングクロゼットと書斎がある。

傾斜した敷地を活かし、かつて地下にあったガレージを1階にビルトイン。その上に「蔵」を設けることで居室をより広くとるようデザインされています。


リビングのテレビボードには壁面の両側に明かり取りの窓があり、空間の心地よいアクセントとなっている。

1階のパブリックスペースは広々とした明るい空間で、リビングの横には和室が続いています。実は和室を最も利用しているのは、二人のお子さまたち。カウンターを設置したことで、宿題や勉強をする学びの場になっているのです。キッチンやダイニングからも目が届くため、奥さまも安心できるとのこと。


2階のコモンスペースには造り付けのデスクがあり、奥さまが家事コーナーとして活用している。

2階は、コモンスペースを中心に、主室と2つの子ども部屋、浴室と洗面所が配置されています。洗濯関連の家事はすべて2階で済ませられるため、動線もコンパクトで効率的とのこと。またコモンスペースは、テキスタイルフロアにしたため、寛ぎやすいと人気です。ライブラリーや家事コーナーもあり、お子さまたちが本を読んだり、ゲームをしたり、思い思いに利用されています。


コモンスペースはお子さまたちのお気に入りだ。

ご夫妻の希望でもあり、実際に好評なのが、ガレージ上の大収納空間「蔵」です。ちょうど階段の踊り場に扉があり、1階と2階どちらへのアクセスも便利とのこと。家具から備蓄品まで、多彩なモノが収納されています。


ビルドインガレージから続くアプローチの階段。やわらかい色調がやさしく玄関へ導く。

ご家族の動線がよく考慮されているため、入居後も大満足だとご夫妻は語ってくれました。


斜めのラインが印象的な玄関には、シューズクロゼットや洗面台が設けられている。


リビング横の和室は、お子さまたちの学びの空間。掘りごたつ式のカウンターに座り、ここで宿題をするという。

ご主人と奥さまのご両親との意見が一致して実現した完全同居

[東京都 Oさま邸]


2階バルコニーの存在が印象的なOさま邸。ガレージ部分は、将来、介護などが必要になった際は居室にも変更できるよう考えられている。

閑静な住宅地に建つ3階建ての住まいには、Oさま夫婦と、奥さまのご両親、8歳と6歳の娘さんの6人が生活している。玄関はひとつ、キッチンや浴室も共用する完全同居型の二世帯住宅だ。


1階の和室は親世帯のリビング。子どもたちもお気に入りの場所だとか。置き畳にしたのは、将来的な可変性を考えてのことだ。

二世帯それぞれの意見をまとめた住まい

最初は、キッチンや浴室を世帯ごとに分ける案も出たそうだ。けれどもご主人・ご両親とも一緒がいいとの意見。中心になってプランづくりを進めた奥さまは「思いが一致してよかったです。でもその後、具体案に入ってからは、細かい部分までそれぞれの希望が出て、調整は大変でしたね」と。 ひとつの世帯なら、物事を決定するのは早い。しかし二世帯で一軒の家を建てるとなると、双方の生活文化の違いも出てくる。どちらか一方だけが我慢することはなるべく避けたい。
「結局、キッチンは母、主寝室は夫というように、その空間を主に使う人の意見を尊重しながら全体のイメージを固めていきました」 完成した住まいは統一感のある明るい雰囲気。暮らす人それぞれの動線を考えたつくりは、とても快適そうだ。共用部と各世帯の空間、個人の空間が違和感なく溶け合い、互いの気配を感じる仕掛けも随所に施されているのがわかる。


2階のリビングダイニングは親世帯・子世帯の共用空間。食事のときだけではなく、いつも家族が集まる空間になっている。

生活空間をフロアごとにゆるやかに分離する

広い玄関を入ると、1階は主に親世帯が使う空間。庭に面した和室は両親のリビングであると同時に、子どもたちの遊び場や客間にもなる。家族は皆、玄関と行き来するたびに開け放った引き戸のそばの廊下を通る。奥にはお父さま・お母さまそれぞれの個室がある。
2階は二世帯共用の場だ。階段を上がるとすぐに洗面と浴室。これは、両世帯が気兼ねなく使えるように考えられた配置だ。 普段、キッチンを預かるのはお母さま。奥さまは晩に仕事から戻ると家事を交代する。 「2人でキッチンに立つことも考えましたが、母娘でも家事のやり方は違います。母が中心と割り切ったほうがいいとわかりました」 小さい子どもがいると、リビングはどうしても乱雑になりがちだが、「両親も過ごす場所なので、なるべく落ち着いた雰囲気にし、収納もかなり計算しました」 子ども部屋はリビングの横に。家事をしながらも子どもたちに声をかけられる位置だ。
3階は子世帯専用。階段上部にはご主人の書斎があり、横を通る家族とは必ず顔を合わせるつくり。 奥の主寝室は、子世帯のセカンドリビングとしても機能する。夜、親世帯が1階に下りた後は、ここでゆっくりとテレビなどを見て過ごすことが多いという。 完全同居ならではの工夫豊かな住まいには、家族が互いに思いやる、さりげない知恵が満ちている。


3階に上がると、階段上の小屋裏部分にはご主人の書斎がある。階段と手前床との間の壁は全面をガラスにして開放感を出した。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・ご両親
敷地面積 110m²
延床面積 181m²(1階 63m²、2階 64m²、3階 53m²)
建ぺい率 59%
容積率 164%


子ども部屋はLDKから見える位置。ここは2人の娘たちの遊び場兼勉強部屋。大人たちがリビングで過ごしていても様子がわかる。


3階の子どもたち用寝室。扉は1間半分の引き戸にし、通常は開放している。中高生になったら、また使い方も変わっていくだろう。


3階の広い主寝室は子世帯のセカンドリビング。ご主人の好みの都会的なインテリアで揃えた。親世帯は3階には上がらないルールにしている。

ダイニングの外のバルコニー。柵をルーバーにしたのでカーテンは不要。子どもたちと育 てている野菜も常に見える。

1階和室の外には、和の風情の小さな庭をつくった。水鉢も据え付けてある。

和室の2面は光を透かす引き戸。ふだんは開け放って廊下部分と一体感を出す。

和と洋が美しく融合した平屋の家

[長野県 Hさま邸]


団らんの中心に据えた暖炉。ナチュラルな色調のインテリアには時間もゆったり流れます。

信州で医院を開業されているHさまは、医院の研修などにも利用できる住まいをお建てになりました。 「和の伝統を生かしながらも、洗練された現代の住まいにしたい」とのご要望にお応えするべく、大屋根の日本家屋のイメージを基調に、洗練された洋瓦を組み合わせるなど、新感覚の和モダンを表現しました。 また、住宅会社の選定にあたってはミサワホームの耐震性や断熱性・気密性といった基本性能の高さが決め手になったというHさま。その結果「安心で快適な暮らしが楽しめます」と満足のご様子です。


水平ラインが美しい平屋の佇まい。櫛引仕上げの外壁にフランス瓦の組み合わせが新感覚の和モダンを表現しています。

心まで温まる暖炉のあるリビング

約25帖大のリビングは、ゆるやかな勾配天井がいっそうのびやかな開放感を生んでいます。「団らんの中心にはテレビの代わりに暖炉を置きました」というご主人。その結果、家族と過ごす時間が増え、ゆったりくつろぎながら会話も弾むそうです。また、キッチンは栄養士さんたちが医院の新しい献立を研究したり、奥さまがご友人を招いて食事会を開けるよう、オープンなアイランド型としています。


大きなダイニングテーブルとアイランド型のキッチンを配した"おいしいコミュニケーション空間"。

ゆとりと暮らしやすさをすみずみに

全室南面の各居室をつなぐようにデッキテラスを配し、気軽に行き来できるようにしました。デッキは新木素材「M-Wood」を使い、あたたかみのある雰囲気を演出しています。また、ゆとりある主寝室をはじめ、将来は二つに間仕切れる子ども室、洗面所、トイレ、廊下にいたるまで、全館床暖房を採用。冬の寒さが厳しい土地にあっても、足もとから穏やかに温まる快適さを実感されているそうです。


リビングにあふれる自然の光が連続する、開放的な玄関ホール。

所在地 長野県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 674m²
延床面積 246m²
建ぺい率 60%
容積率 200%

ダイニングの飾り棚は、家族の思い出を彩るギャラリーです。

出窓を飾るステンドグラス。和の中に洋のセンスをさりげなく取り入れました。

シンプルの中に個性が輝く家

[愛知県 Fさま邸]


「イタリアンモダンの家具が映える空間に」というご主人のご要望がも見事に叶いました。

建築家が手がけるこだわりとセンスにあふれた住まいづくりを望まれたFさま。「イタリアンモダンの家具が映える、生活感を感じさせない住まいに憧れていた」というご主人の想いを受け、すっきりとしたシャープな外観と、それに呼応するような本物の素材感を大切にしたインテリアや外構をトータルにデザインしました。 そして完成した建物は「SILVER BOX」と名付けたように、シンプルな箱形のフォルムにシルバーを中心としたシックでモダンな配色が、美しく際立つ個性を物語っています。


昼はホワイト、夕暮れにはグレーに表情を変えるシルバーの外壁。スクエアなフォルムが印象的です。

光と色彩で空間を演出する

玄関ホールは天井までのサイドライトからの光で明るく、開放感にあふれています。リビング・ダイニングは空間全体をオフホワイトで統一しながら、アクセント的にテーマカラーのシルバーを使い、空間にメリハリを付けています。ダイニングの東側の壁に設けた7つの小窓は、光と影を操るための設計アイデアの一つ。昼と夜、そして住まいの内と外に、豊かで多彩な表情をつくりだします。


すっきりとしたシャープな外観。

成長にあわせて空間を変えていく

リビングの中にある階段を上ると、そこはご家族のプライベートスペース。広い主寝室と独立して、ご主人のライブラリーも設けました。子ども室は現在はひと部屋ですが、いずれは二部屋に仕切って使えるよう、1ルーム2ドア設計としています。また、玄関ホールのサイドライトも、将来ご両親の別棟を建てる際、取り壊して両世帯をつなぐ渡り廊下をつくれるように考えられています。


日中は大開口から光があふれ、いっそうの広がりが感じられます。

所在地 愛知県
家族構成 ご夫婦・お子さま1人
敷地面積 231m²
延床面積 120m²(1階 60m²、2階 60m²)
建ぺい率 60%
容積率 200%


日中とは違った雰囲気を醸し出す夜のリビング。この家のシンボル「四角」を空間の随所に取り入れている。

7つの小窓から光が差し込み、空間に立体感のある美しさが生まれます。

パノラマ眺望とリゾート気分を味わう家

[兵庫県 Hさま邸]


パノラマ眺望を楽しむ三角バルコニーが印象的。地階ガレージで建物全体を上げ、視界を良くしています。

長年の念願がかない、Hさまご一家は神戸の百万ドルの夜景を一望できる住宅地の一角に新居を構えられました。 設計にあたってのご主人のこだわりは「窓からパノラマの景色を楽しめるリビングをつくること」。そこで高低差のある敷地形状をいかして、地階にガレージ、1階にプライベートスペース、最も視界の開ける2階にリビング・ダイニングを配されました。 このプランによって建物全体が高くなり、ワイドな眺望を実現するとともに、外からの視線がまったく気にならない快適な2階リビングをつくることができました。


リビングは開放的そのもの。あたたかみのある「M-Wood」のチェリー色でトータルコーディネートしました。

自然の中に溶け込む住まい

Hさま邸の特徴の一つは、門や塀のないオープンスタイルであること。これは敷地周辺の樹木や草花を視覚的に取り込むことで、庭にいっそう広がりを感じられるように工夫したものです。玄関までのアプローチもゆったり約4m取り、その中央部の壁には四季折々、色とりどりのしつらいが楽しめるギャラリーを設け、ご家族はもちろん、訪れる人の目を楽しませてくれます。


リビングからキッチン・ダイニングを臨む。広びろとした空間です。

美しい眺めを思う存分楽しむ

2階リビング・ダイニングからの眺めは格別。左手にはるか遠く大阪市街、右手に神戸の街や海を見渡すことができ、昼と夜、それぞれに表情の異なるパノラマ眺望が楽しめます。このリビングに連続した展望台のように張り出したバルコニーからの眺めはさらに感動的です。また、露天風呂気分が味わえる浴室もご主人のお気に入り。Hさま邸は、まさに眺めの良い暮らしが楽しめる住まいです。


バルコニーから神戸の街を一望。夜景はまさに宝石を散りばめたような美しさだそうです。

所在地 兵庫県
家族構成 ご夫婦・お子さま1人
敷地面積 343m²
延床面積 237m²(1階 82m²、2階 81m²、地階 74m² ※ガレージ含む)
建ぺい率 24%
容積率 69%

大勢のお客さまを迎えても窮屈にならない、広い玄関。

くの字型の設計は、玄関ドアを開けた時、道路から家の中が覗けないという利点があります。

プライベートビューが楽しめるガラス張りの浴室。ご主人は朝風呂が増えたとか。

白い空間とスクエアな外観の三階建

[高知県 Dさま邸]


スクエアなフォルムに、重厚感のあるタイル貼りとシャープなバルコニーの対比が印象的です。

住まいづくりにあたってDさまご夫妻のご希望は2つ。「大好きなインテリアに囲まれた暮らしを実現したい」と「将来的な親との同居を考えた三階建の二世帯住宅にしたい」ということでした。 そして完成したプランは、1階はご両親の居室としてミニキッチンを備えた洋室と和室を、2階はパティオ形式のルーフバルコニーを囲むようにLDKとワークコーナーを、そして3階はご夫婦の寝室と子ども室という、空間を最大限に有効活用した住まいになりました。 外観にもDさまのセンスが反映され、街並みに美しく映えるシンプルモダンの佇まいに仕上がっています。


リビングからキッチンの眺め。パティオ形式のルーフバルコニーから明るい光と風が入ります。

ルーフバルコニーを囲む家族の空間

2階はバーベキューも楽しめるルーフバルコニーを囲むようにコの字型に居室を配置したことで、プライバシーを確保しながら自然の光や風を取り込むことができます。リビングとキッチン・ダイニングを半独立とした上に、ふだん使うモノの収納も兼ねたワークスペースも配置。実際の広さよりも、明るく広びろと感じられる開放的なスペースが実現しました。


ゆとりあるスペースを確保し、アイランド型としたキッチン。機能美があふれます。

白を基調にした洗練されたインテリア

キッチンは奥さま念願のアイランドタイプに。奥さまは「ここで料理をしながら、リビングもワークスペースも見通せるので、常に子どもたちに目を配ることができるの安心」とのことです。また、居室全体は白を基調にしたシンプルな空間に統一。Dさまご夫妻がこだわって選び抜いたインテリア家具たちは、まるでこの空間のためにつくられたかのような一体感で調和しています。


シンプルモダンで、しかも落ち着きを感じさせるご夫婦の寝室。

所在地 高知県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 148m²
延床面積 191m²(1階 74m²、2階 62m²、3階 54m²)
建ぺい率 51%
容積率 114%


ご両親用の居室。和室は茶道をたしなまれるお母さまのために茶室風にしつらえています。


3階子ども室。お子さまが大きくなったら2部屋に仕切れる1ルーム2ドア設計としました。

玄関ホールはコンパクトながら、視線の抜ける坪庭を設けるなど、開放感を演出。

都市の快適さをデザインした三階建

[静岡県 Sさま邸]


都市景観に礼節を尽くした、美しくスタイリッシュなフォルムが特徴です。

「機能と美しさをかね備えた北欧スタイルやモダンなバウハウスのデザインが好きだった」というご主人の眼鏡にかなったのがミサワホームの「FORMAL-U」でした。 もともとご両親が建てたミサワホームで青春時代を過ごされた経験から、その住まいの快適さやこだわりなどを肌で感じ、「いずれ家を建てるならミサワホームで」と決めていたそうです。 住宅展示場で、都市の景観に調和する外観をはじめ、家具が映える白いインテリア、オブジェのようなスケルトン階段を目にされてから、Sさまの理想の住まいづくりが始まりました。


ご自慢のバイクと愛車を納めるビルトインガレージ。

ご主人のこだわり、ビルトインガレージ

ご主人のこだわり空間は、三階建の1階部分に組み込まれたビルトインガレージ。ガレージ内にはご自慢のイタリア製のバイクと愛車BMWが格納されています。「外国製のクルマは湿気や直射日光を嫌うので屋根があるのはいいですね。天気に煩わされることもなく、暇さえあればバイクの手入れを楽しんでいます」と満足のご様子です。


2階リビングからダイニングの眺め。右手には造形美あふれるスケルトン階段が見えます。

奥様のお気に入り、「KURA」

一方、奥さまのお気に入りの空間は、大収納空間「KURA」。ガレージの上の空間を利用して設けたもので、「季節外の衣類やストーブ、子どもたちのおもちゃなど普段使わないものをたくさん収納できて、本当に便利です」と笑顔の奥さま。延床面積に算入されない収納スペースがあるおかげで、室内にモノがあふれることもなく、すっきり広びろとした生活を楽しまれています。


大収納空間「KURA」の出入り口は階段の踊り場にあります。

所在地 静岡県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 112m²
延床面積 147m²(1階 57m²、2階 57m²、3階 33m²、※KURA 13m²)
建ぺい率 50%
容積率 131%


3階には2つの子ども室に加え、プラスαのゆとりのファミリールームを設けています。


白を基調としたインテリアでまとめた寝室。やすらぎが広がります。

7人家族が暮らしあえる二世帯住宅

[三重県 Yさま邸]


軽やかでありながら、落ち着きも感じさせる佇まいが、街並みにしっくりと調和します。

二世帯・7人家族のYさまご一家。以前から二世帯住宅にお住まいでしたが、2人のお子さまの成長に合わせて新たに二世帯住宅を建てることになりました。 テーマは「7人のご家族それぞれが心からリラックスできる個別の空間と、一家が集う団らん空間をいかに実現するか。しかも限りある敷地の中でいかに広さを感じられるようにするか」ということでした。 完成した住まいはそうしたご要望を見事に昇華。白とシルバーを基調にした洗練された佇まいの中に、大家族がゆったりと暮らせる上質な生活空間を実現しています。


2階のファミリールーム。リビングとはまた違うくつろぎの時間が楽しめます。

トータルな配色の妙で広がりを

1階に設けた二世帯共用のLDKをはじめ、2階ファミリールーム、主寝室、子ども室まですべてにゆとりを実現しました。その要因の一つは、ご主人の「全体をホワイトカラーでまとめ、家具や雑貨などでアクセントカラーを要所に配する」というこだわりです。全体を白とステンレスカラーで統一したことで、スペースのどこをとってもすっきりとし、まったく狭さを感じさせません。


奥さまのピアノ教室のための空間。音漏れに配慮した小窓がアクセントにもなっています。

奥様のピアノ教室も配置

奥さまのピアノ教室をつくることも条件の一つ。音が周囲に漏れにくいように小さな窓を9つ配して、機能もデザインも高めています。生徒さんたちがスムーズに入ってこれる動線にも配慮しました。また、2回の各部屋は勾配天井にし、空間に広がりを持たせたほか主寝室のウォークインクロゼットの引戸には半透明の素材を用いて開放感を演出しています。


やさしい色調でまとめた子ども室。勾配天井が広がりを感じさせます。

所在地 三重県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人、祖父、祖母、妹
敷地面積 237m²
延床面積 156m²(1階 83m²、2階 72m²)
建ぺい率 37%
容積率 65%

ウォークインクロゼットの仕切りには半透明の引戸を使い、空間に広がりをもたらしています。

家族のふれあいと地階のくつろぎがある家

[東京都 Sさま邸]


出窓がアクセントになったスクエアな外観。パーゴラとリズミカルに配置された塀が印象的です。

Sさまの住まいが建っているのは、閑静な住宅街。ご新居の計画の際には住宅展示場を数多く見学され、住宅メーカーも慎重に選ばれたそうです。 「こちらの要望に対して、すばやく答えを出してくれたのがミサワホームでした」とご主人。「しかも、プランを押し付けるのではなく、一緒に考えてくれたのが良かったですね」。 外観デザインはBOX形のシンプルなフォルム。間取りは地階と屋上を含めて4層のライフステージという構成。お子さまたちの明るい笑い声がはじける明るい住まいです。


静かな地下に設けたホームシアタールーム。右手にはバーコーナーも設置。

家族のふれあいを第一に

Sさまがもっとも大切にされたのは、ご家族のコミュニケーション。そのため、玄関から各部屋へ入る動線が必ずリビングを通る「センターリビング」設計としました。「ほんの短い時間でも子どもに声をかけたり、顔色で何かを察してあげたり、そういうことが家族の一体感につながると思う」とご主人。そんな思いを込めたリビングにはいつも笑顔が揃い、まさに住まいの核になっているそうです。


2面の開口から光が入る開放的なリビング。3帖の付け和室が和の趣を添えています。

お楽しみ空間は地階に

Sさま邸のもう一つの特等地が地階にあります。それがドライエリアに面したバスルームとホームシアター。大きな開口によって地下とは思えないほどの豊かな光が入るこの空間。お風呂好きのご主人は休日の午前中、露天風呂気分を堪能されているそうです。また、ご趣味の映画や音楽鑑賞を思う存分楽しめるホームシアタールームには小さなバーコーナーも設けています。


Sさまご一家の笑顔が集まるリビング。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・祖母
敷地面積 181m²
延床面積 210m²(1階 71m²、2階 70m²、地階 69m²)
建ぺい率 40%
容積率 80%


地下の居室にも豊かな光と風をもたらすドライエリア。

ドライエリアに面した大開口のある浴室。露天風呂の心地よさが味わえます。

大空間と2つの「KURA」がある家

[京都府 Mさま邸]


表情豊かな外壁と白いパーゴラが印象的な外観デザインです。

京都市内の閑静な住宅街に建つMさまの住まい。ルーフバルコニーからは京都の風物詩である大文字五山送り火なども眺められるそうです。 住まいづくりのテーマは「子どもたちをのびのび育てられる家」。外観は普通の2階建に見えますが、内部は中2階に大収納空間「KURA」を設けた3層構造のため、1層分広びろとしています。 このゆとりをいかして、リビング・ダイニングは天井も高く、開放的なビッグスペースを実現。この心地よいファミリースペースで、二人のお子さまと一緒にほとんどの時間を過ごされています。


3.2mの天井高のリビングとひと続きのダイニング。床材の切り替えで、視覚的な仕切り効果を出しています。

家族が自然に集まるファミリースペース

会社経営で忙しい毎日を送られているご主人は「家族でくつろげる開放的なリビング」がご希望でした。そこで、リビング部分の天井は「KURA」の高さを利用して、3.2mの高さを確保。また、ダイニング・キッチンまでひと続きとなった大空間を実現しています。気がつくと家族が集まっている、まさにくつろぎの空間。「自分の部屋に戻るのは寝るときくらいですね」と笑顔の奥さまです。


ご夫婦で料理を楽しまれることも多いので、キッチンは8帖の広さを確保しました。

2つの「KURA」など収納充実

以前の住まいでは「収納の少なさ」も悩みのタネだったため、収納をとことん充実させました。1階には家族がふだん使うものをしまえる壁面一体収納、中2階には2つの大きな「KURA」とウォークインクロゼットを設け、季節の衣料や調度品をまとめてしまっています。また、2階の居室にもそれぞれ収納を設け、片付けるのもラクなので、インテリアはいつもすっきり美しく保てます。


中2階に大収納空間「KURA」の入口を設置。ウォークインクロゼットも洗面化粧台の横から出入りできます。

所在地 京都府
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 233m²
延床面積 186m²(1階 106m²、2階 80m²)
建ぺい率 50%
容積率 80%

安全で掃除もラクなIHヒーターコンロなど設備も充実。

セミオープンのキッチンに、大きなシンク。お料理をしながら洗い物も無理なくできます。


セミオープンタイプ、大きなシンク、引出し式のキャビネットなど、使いやすさは抜群です。

シンプルなデザインで素材の質感を最大限にいかした玄関ホール。床は大理石です。

バーゴラの内側には、リビングと連続して使える中庭が通風、採光をよくしてくれます。

子育てを楽しもう!「ホームコモンズ設計」の住まい

[愛知県 Sさま邸]


2階の上の「小屋裏」にあるSさま邸の「ホームコモンズ」は、家族みんなが利用している。

Sさま邸の外観は、近隣の家並みに比べてちょっぴり背が高い。ここは、2階の上に「小屋裏」が設けられ、そこに「ホームコモンズ」がある住まい。 Sさまご夫妻がこの住まいをつくったきっかけは、ご主人がホームコモンズ設計を提唱している東京大学大学院情報学環の山内祐平准教授の考え方に深く興味を抱いていたことに始まる。
展示場でホームコモンズ設計を実現した「HYBRID自由空間Edu」を紹介したところ共感され、分譲地に実際に建っているものを見学。ご夫妻ともにひと目見て「これだ!」と納得し、迷うことなくプランニングをスタートさせたという。


ラウンジスペースの裏側にあるライブラリー。Sさま親子の多彩な書籍が並んでいる。

子供部屋に直結している「ホームコモンズ」

空間構成は、1階にご夫妻の主室と和室、2階に、リビング、ダイニング、キッチンと水廻り。さらにその上に「ホームコモンズ」と子ども部屋がある。 「ホームコモンズ」には、ラウンジコーナーとご夫妻の机が並ぶ。ここは、幼稚園に通うお子さまの大のお気に入り。家族揃って過ごすことも多い。また、ご夫妻がこだわったのはライブラリーの存在だ。所蔵する書籍類が多いため、それらを収納しつつ、気軽に読書ができるスペースが欲しかったという。お子さまの本も混在するライブラリーは、さながら小さな図書館。それぞれが思い思いに本を手に取り、読書を楽しんでいる。


奥さまは家事をしながら、お子さまの様子を見守ることができる。

さりげなく対話ができる「ホームワークコーナー」

またSさま邸には、年齢に合わせて「トークサイト」や「ホームワークコーナー」という仕掛けも用意されている。子どもが小さいうちは、キッチンやダイニングに勉強机を置いて、親と対話しながら学べるスペースをつくるというもの。当初、あまり意識せずに机をダイニングの横に設置したところ、ごく自然にお子さまが利用するようになったという。お子さまは自分の興味のあることをしながら、奥さまは家事をこなすなか、さりげなく対話ができると好評だ。


ダイニングの脇に勉強机が設置されているホームワークコーナーで、漢字の練習をしたり、お絵かきしたり。

所在地 愛知県
家族構成 ご夫婦・子供1人
敷地面積 202m²
延床面積 153m²(1階 59m²、2階 55m²、3階 38m²)
建ぺい率 −−−
容積率 −−−


「ホームコモンズ」と子ども部屋は直結。「寝学分離」が実践されている。

つながりと、程良い距離感が「心地良い家」

[神奈川県 Kさま邸]


広いオープンなパブリックスペース。ひとつにつながっていながら、思い思いに過ごす個室感覚もある空間になっている。

外壁のテクスチャーと玄関のアーチが美しい端正な外観のKさま邸。ここは、鉄骨ラーメン構造と外壁が特徴の「ハイブリッド住宅」です。家をつくろうと決心したとき、ご主人があちこちの展示場を丹念に巡り、さまざまな情報を収集して検討した結果、もっとも「腑に落ちた」のがハイブリッド住宅でした。
たとえば耐震性は、構造体が揺れることで地震の揺れを吸収し、その揺れをさらにMGEOで制御するという仕組みです。それはとても理にかなっていると思いました。また、外壁が断熱性や耐火性、耐久性など多機能で、厚さ8㎝のセラミック素材であることも、気に入った理由です」


ハイブリッド住宅ならではの美しい外壁が独特の雰囲気を醸し出している外観。

便利で機能的な空間

1階に広いパブリックスペース、2階にプライベートスペースを配置。そして、空間に求める考えやアイテムを明確に伝えたことで、便利で機能的な空間を実現しています。
お気に入りのひとつが、玄関の両側それぞれにシューズクロゼットと駐車場に通じる広い収納を設けていただいたことですね」とご主人。奥さまも「シューズクロゼットは靴だけでなく、宅配品など、整理前のちょっとした荷物などを置けますし、もう一方の収納からはそのまま駐車場へ出入りできるので、とても助かっています」と大好評。


2階にあるマルチスペースは、ご家族のセカンドリビングとしてくつろぎ空間となっている。

互いの気配を感じながら過ごすことができる空間「コモンズ」

リビングは広く明るいうえに、タタミコーナーもあるオープンなつくり。「キッチンから子どもたちを見守りたい」という奥さまの願いをご主人が叶えたものです。コモンズとは人が集まるという意味ですが、Kさま邸の場合は、二人のお子さまが勉強したり、お絵描きができるラーニングコモンズ。キッチンの真横にあり、親子がお互いの気配を感じながら、それぞれに過ごすことのできる空間になっています。


リビングにあるコモンズは、個室感覚の学びの空間だ。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・子供3人
敷地面積 268m²
延床面積 197m²(1階 105m²、2階 91m²)
建ぺい率 −−−
容積率 −−−


女の子用のピンクの壁がアクセントになっている子ども部屋。


玄関扉に向かって右にシューズクロゼット、左に駐車場へ通じる収納がある。

子ども部屋には落書きができるクロスが貼ってあり、お子さまたちのキャンバスに。

伝統的なまち並と融合した光と風がやさしく包む住まい

[石川県 Mさま邸]


下屋の水平ラインと面格子や壁面の垂直ラインが、独特の外観をつくり出している。

Mさま邸のあるエリアは、文教地区の一角。しっとりと落ち着いた景観と閑静な環境を維持し、保全するため、独自のまちづくり協定を定めています。 Mさま邸の外観は、そうした周囲の雰囲気に溶け込みながらも、独特のフォルムが印象的です。


雁木にみたてた下屋の空間は、内と外をさり気なく仕切る役割を果たしている。

まちの景観になじむ外観デザイン

外観を特徴づけているのは、2方向の道路に沿って延びる下屋と、フラットルーフの住居部分のデザインでしょう。 下屋はまち並みとの融合を実現しているのと同時に、道路と住居とをソフトに仕切る役割も果たしています。この下屋でつくられた空間は、雁木(がんぎ)づくりのよう。雁木は雨や雪をしのぐため、軒から庇が長く延び、その下が通路になっている雪国特有のつくりです。
また横に延びる下屋に対し、外壁には縦に面格子が施されているため、外観に心地よい緊張感を生み出しています。面格子には独特の陰影が感じられることから、建物全体に圧迫感がないだけでなく、和の風情を醸し出すことにも成功しています。


リビングは天井が高くて開口部も広いため、明るい陽射しがたっぷりと注ぎ込む。

家族のお気に入りの空間"DEN"

室内は1階がパブリックスペースとなっており、すっきりとしたダイニングキッチンと天井の高いリビングが中心。それらは壁で仕切られているものの、高さのあるガラス戸をオープンにすると適度な一体感を感じさせる仕掛けに。リビングに来客があっても、ダイニングで家族が過ごすこともできると好評です。 また1階とプライベートスペースである2階をつなぐように設けられているのが、DENと呼ばれる多目的空間。ここにはたくさんの書籍が書棚に並び、窓からいっぱいの光が差し込むため、家族にとっての癒しの空間なのだそう。
2階へ続く階段やそれぞれのプライベートルームにも、自然の光が無理なく取り込める工夫がなされ、いつも明るく、風がやさしく流れるデザインになっています。 Mさま邸は、扉や窓といった開口部がうまく配置されているため、どこにいても家族の気配がわかるという。それぞれのプライバシーを確保しながら、互いのぬくもりを身近に感じられる住まいです。


ダイニングキッチンは、床や家具などにウォールナットをベースにナチュラルオークを加え、空間に軽快さを与えている。キッチンの目隠し役でもある収納部分は奥さまのご希望によるオリジナルだ。

所在地 石川県
家族構成 ---
敷地面積 ---
延床面積 ---
建ぺい率 ---
容積率 ---


1階と2階をつなぐDENは、読書とくつろぎのスペースとしてご家族全員のお気に入りだ。

ご主人の部屋はメゾネット式。窓が多く採光もたっぷりあって、心地のいい空間となっている。

2階へ続く階段にもホールの窓やトップライトから陽射しが差し込む。

クルマも家族の一員になる住まい

[奈良県 Tさま邸]


愛車を眺めながらくつろぐリビング。一枚ガラスが眺めをグレードアップしています。

リビングに座りながらカーポートの愛車を眺められる家にすることがTさまの一番のご希望でした。そこで、通常であればガラスの強度の問題で中央に桟が入るところを、大型の高性能ガラスを用いることでまるで本物のショールームのような美しい眺めを実現しました。 外観もキューブフォルムの上に切妻屋根を載せたような個性的な佇まい。「子どもたちにとっては、ウチはジャングルジムみたいなもの」と奥さまが笑顔で仰言しゃるように、T邸は育ちざかりの二人のお子さまの元気な笑い声がたえない明るさと活気に満ちた住まいです。


キューブ形のフォルムの上に切妻屋根を載せたような個性的な佇まい。

リビングから愛車を眺める暮らし

広びろとした玄関ホールからリビング、ダイニング、キッチン、土間テラスまで、ほとんど仕切りのない大空間設計。その中でも圧倒的にインパクトがあるのが壁一面のガラス越しに見える、ご主人の愛車フェラーリの姿です。「部屋からガレージを見る暮らしのために家を建てたといっても過言ではありません」と笑うご主人。まさに夢の暮らしをかなえる、夢の住まいといえます。


掘りごたつ風リビング。「正座が苦手な小さい子ども達にも対応できる」と奥様からのリクエスト。

リビング~土間~庭とつながる空間

二人のお子さまはまだ小さいため、遊ぶのはもっぱらリビング。そこに連続した土間風のテラスもお気に入りの遊び場だそうです。窓を開け放つと庭と一体になり、休みの日には友人を招いてバーベキューを楽しまれています。お子さまが大きくなった頃にはソファーを置いてカフェテラス風にするなど、「インテリアにも凝ってみたいですね」と奥さまの夢も広がります。


シンプルなガレージ空間。夜はライトアップした眺めも楽しめます。

所在地 奈良県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 426m²
延床面積 188m²(1階 118m²、2階 70m²)
建ぺい率 29%
容積率 44%


リビング・ダイニングとつながった土間風のテラス。

自然の光がたっぷり射し込むテラス。現在はお子さまの遊び場になっています。

愛車の整備もはかどります。

愛車4台と家族4人を抱擁し暮らしの幅を広げる3階建て

[大阪府 Kさま邸]


外壁とのマッチングも考慮し、擁壁には石英岩を採用。4台の車が横並びで置けるよう、ゆったりとした幅を確保。

色鮮やかな黄系の外壁タイルに、重厚な石英岩張りの擁ようへき壁を組み合わせ、ポイントカラーとして赤いラインや濃紺の門扉。普段は閉ざされた内外のシャッター奥には、ご主人愛用のロールスロイスやベントレーに加え、BMWやベンツも控えます。


大理石をふんだんに用い、華やかな印象の玄関ホール。玄関扉と反対側のライトコートからは自然の光が注ぎます。

愛車とガレージへのこだわり

「これらの車4台を横並びに置けるガレージが絶対条件」というご主人の要望は、2軒分の土地約100坪を手に入れることで実現へ。建物とのバランスを考えながら十分なスパンと奥行を確保し、タイヤ痕が付きにくく水はけの良いインターロッキングブロックを敷き詰め、使い勝手の良いガレージに仕上げました。


3階への階段室を中心に配置されたLDKは勉強コーナーも併設。広さだけでなく家族のコミュニケーションにも配慮。

広さだけでなく家族のコミュニケーションにも配慮

真っ赤なカラーリングが印象的な両開きの玄関扉を開くと、落ち着いたトーンの大理石に囲まれたホールが広がり、正面奥には大きなガラス窓。北側はルーバーで目隠しした吹き抜けのライトコートという形で、自然の光を採り入れています。華やかなエントランスフロアに対し、30帖余りのLDKを中心とする2階は、家族が集う暮らしの拠り所。「帰ってきた子どもたちの姿が見られるよう、子ども部屋へは必ずここを通るように階段室を配置。また窓辺はカウンターを設け、勉強コーナーに」と奥さま。さらに、ダイニング脇の少し高所に畳の間を設けたり、キッチンに大容量のパントリーと納戸を併設したりと、実生活への配慮が光ります。 一方で、ライフスタイルの変化にも対応。「子ども部屋は分割もできる可変空間とし、父の介護が必要となったときのために、ミニキッチン付きの洋室やホームエレベーターも用意しました」とご主人。将来を見据えた包容力を兼ね備えています。


1階の応接間は、ご主人の愛車が眺められるように大きめの窓を設置しました。

所在地 大阪府
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 350m²
延床面積 495m²(1階 190m²、2階 177m²、3階 127m²)
建ぺい率 56%
容積率 141%


テレビやオーディオ機器、ブローバスなどを備えた浴室。ライトコートに面する窓やガラス張りの間仕切りで開放感も。

ガレージの床は透水性なども考慮して、インターロッキング舗装としています。赤く塗られた天井が個性的な空間を演出します。

重厚感あふれる建物のところどころにあしらわれたポイントカラーが視覚的変化をプラス。

家族で過ごす時間を大事にする家

[千葉県 Nさま邸]


寄棟屋根と重厚なニューセラミックの外壁。お洒落で楽しげな外構にぬくもりが感じられます。

都市の便利さと自然に恵まれた環境を兼ね備えた地に、新たな居を構えられたNさま。ご夫婦ともにお医者さまというご多忙な毎日の中、「2人のお子さまと過ごす時間を何よりも大切にしたい」というご希望をかなえられました。 端正な美しさを見せる寄棟屋根に、ベージュ系の落ち着いた色調がマッチするニューセラミックの外壁。水平ラインを強調したフォルムが風格を物語りながら、街並みに調和しています。 その外観の印象通り、室内空間もゆったりとした空気が満ち、家族のあたたかなコミュニケーションが広がる住まいになりました。


広びろとした玄関。天井までのシュークロゼットで収納量もたっぷりです。

家族が自然に集うリビング

「家族が自然と集う団らん空間をつくりたい」というご主人のご要望を受けて、1階リビングはダイニングとひと続きの大空間としました。また、2面は天井いっぱいの高さの大開口をとり、建物を囲むように広がる庭と一体感のある開放的な空間を実現しました。さらに、キッチンはスライド式のドアを閉めると完全にクローズされ、心からくつろげるファミリースペースになります。


実に広びろとしたリビングスペース。低い家具で統一しているため、よりいっそう広がりが感じられます。

家族の絆になるプラスα空間

Nさまご家族の"絆"や"つながり"を象徴する空間が、2階の廊下を兼ねたホールです。ご夫婦の寝室と子ども室、そしてホビールームをつなぐ広びろとしたこの空間は、現在、お子さまが描いた絵を飾るギャラリーになっています。新しい作品を飾るときには家族みんなでワイワイと、楽しい批評をしながら...。そんな暖かい時間が広がるスペースがあることも大きな魅力です。


客間として使われている二間続きの和室。大勢のゲストを招いてもゆとり十分です。

所在地 千葉県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 522m²
延床面積 206m²(1階 116m²、2階 90m²)
建ぺい率 22%
容積率 39%


トップライトからの光がギャラリースペースを開放的にしています。

すっきりとした機能美を持つI型のキッチン。スライドドアで閉め切ることもできます。

2階の廊下を兼ねたギャラリースペース。お子さまの絵が最高のインテリアです。

家族のふれあいが増す大空間のある家

[大阪府 Tさま邸]


太陽電池を載せた青屋根と白い外壁が美しい佇まい。サンルームが生活のぬくもりを物語ります。

医師として多忙な毎日を過ごされるTさまから「なるべく家族とのふれあいが多くなる家にしたい」というご希望をいただき、鉄骨ラーメン構造をいかした大空間のある住まいをご提案しました。 太陽電池モジュールが輝く青屋根とホワイトの質感のある外壁が、閑静な街並みに調和したTさま邸の佇まい。室内はご夫婦とお子さま3人がゆったりくつろげる1階ファミリースペースを中心に、2階にプライベートタイムを充実させる空間を実現。さらには地下ガレージや小屋裏の大収納空間も設けて、上質なゆとりを生み出しています。


柱や壁のない広びろとした空間はハイブリッド住宅ならでは。まるで戸外のような開放感です。

ふれあいを増すためのオープン設計

Tさま邸では、玄関に入ると、すぐ目の前にリビングが広がるオープンな設計を採用しました。これはご主人が「出かける時も帰ってきた時も、お子さま達の笑顔をすぐそばで見たい」という気持ちをカタチにしたもの。また、玄関ホールや廊下を設けない分、リビングをさらに広くできました。このリビング・ダイニング・サンルームがつながる大空間は、まさに家族の集まる広場として楽しまれています。


キッチンからリビングの眺め。対面式なので、リビングで遊ぶお子さまを見守りながらお料理ができます。

子どもの成長に寄り添う可変空間

2階の主寝室は書斎やシャワールーム、ウォークインクロゼットを設け、ゆとりを確保。子ども室はお子さま達の成長にあわせて部屋を与えられる1ルーム3ドア設計としました。まだ小さいうちは3人共用の広びろ空間とし、将来は間仕切って独立した部屋にすることができます。このように、暮らしの変化に合わせて空間を変えていけることも、長く楽しめる住まいの条件です。


障子と畳の間に、板の間を配した和室。はだしになってゆっくりくつろぎたくなる心地よい空間です。

所在地 大阪府
家族構成 ご夫婦・お子さま3人
敷地面積 222m²
延床面積 156m²(1階 81m²、2階 75m²)
建ぺい率 50%
容積率 100%

リビングとつながるサンルームはお子さま達のお気に入りの遊び場。庭ともつながるオープンスペースです。

子ども室はお子さま達の成長にあわせて部屋を与えられる1ルーム3ドア設計としました。

積み木や本に飽きたら、サンルームから庭に出て遊べます。

お子さまの絵やかわいらしい手形でお出迎え。玄関アプローチに施した"遊び心"です。

自然と一体になる、太陽光発電の家

[三重県 Kさま邸]


美しい切妻屋根に輝く太陽電池モジュール。重厚感のあるニューセラミックの外観です。

歴史と文化が香る景勝地、伊勢神宮にほど近い場所にあり、伊勢の山々を一望できる高台に建つハイブリッドの住まい。 「重厚感のある佇まいや大開口を実現できることに魅力を感じた」というKさまは、ミサワホームの高い基本性能やデザイン性だけでなく、環境に配慮した住まいづくりを進めている企業姿勢にも共鳴。少しでも環境にやさしい生活にするため、当初から太陽光発電システムの採用を決めていたそうです。 オール電化システムを採用されているK邸ですが、現在、通常月2万円かかる電気代が約半分になる月もあるといいます。


リビング・ダイニングと連続した広いデッキスペース。雄大な眺めを独り占めできる空間です。

自然との一体感を満喫するために

1階は45帖のリビング・ダイニングを中心に南面のデッキスペースへ、ガラス張りのサンルームへとつながり、自然との一体感が楽しめるプランです。デッキスペースは17m×3mという広さを確保し、さらに外につながる庭はレンガを敷き詰め、バーベキューコーナーも設けました。また、冬でも温室のように暖かいサンルームも、読書やお茶など、ご家族のお気に入りのスペースになっています。


デッキスペースとサンルーム。それぞれの時間を思い思いに楽しむことができます。

家族のふれあいが深まる空間

奥さまはケーキやパンを焼くのがご趣味。開放的で使いやすいキッチンで、娘さん達と一緒に料理を楽しまれています。「オール電化でIHヒーターコンロの熱量も十分。調理時間が短縮できる」と満足のご様子です。また2階は主寝室に加え、家族の団らんのためのファミリースペースを設定。3階は4人姉妹の居室とし、間仕切り家具でソフトに仕切った開放的な空間にしています。


42帖の大空間を仕切らずにリビングとダイニング・キッチンを悠々と配置。サンルームも格別のくつろぎ空間です。

所在地 三重県
家族構成 ご夫婦・お子さま4人
敷地面積 572m²
延床面積 279m²(1階 135m²、2階 82m²、3階 61m²)
建ぺい率 23%
容積率 48%

デッキスペースの前面に広がるレンガ敷きの庭。アウトドアのパーティも開けます。

厳しい北風を考慮し、二重の玄関扉に。風除室も設けました。

背比べの壁。大黒柱に4人の成長過程を記録。

オープンスタイルのキッチン。大勢でわいわい料理しても、ゆとり十分です。

1階はワンルームのような広びろ住宅

[神奈川県 Sさま邸]


やさしい色調ながら、重厚感が漂うニューセラミック外壁の邸宅。

仕事の関係でアメリカでの生活が長かったSさまご家族。「空間は広びろしている方が良い」との ご希望から、1階は一つの大空間としてLDKをオープンに配置しました。 ニューセラミックの重厚な外壁をはじめ、床から天井までの大開口、「M-Wood」の色合いも決め手になったというご主人。さらに20~30年後を見据え、バリアフリーも積極的に採用されました。 居室間の床段差をなくしたり、階段やトイレ、浴室に手すりを設けたりしたことで、 奥さまからは「段差がないと掃除がラクで、生活が便利になった」と今から高評価を頂きました 。


ホワイトが基調の清潔感あふれる空間を、ナチュラルな木の縁どりがやさしく引き締めています。

あえてLDKを仕切らない開放感

1階フロアは仕切り壁がほとんどないワンルームのような大空間。白を基調とした清潔感のあるインテリアはいっそう広がりが感じられます。また、アクセントウォールを上手に使って、大空間の良さをいかしつつリビングとDKをさりげなく仕切っています。キッチンは吊り戸棚をなくし、視線の抜けを良くした対面式。奥さまは料理をしながらカウンターテーブルのお子さまたちと会話も弾みます。


アクセント的な壁と柱を設けることで、大空間の中に適度な独立性が生まれています。

2階はプライベートタイムを大事に

2階は家族のプライベートフロア。南面バルコニーに面して、主寝室と2つの子ども室を配置しました。各部屋にクロゼットを設け、共有の納戸もあるので収納量は万全です。主寝室は落ち着いた雰囲気にまとめ、シッティングコーナーも配せるゆとりを確保。浴室も2階に設けたことで、朝起きてすぐに利用でき、1階に来客がある時でも気兼ねなく入浴できます。


ナチュラルな雰囲気の主寝室。軽くくつろげるシッティングコーナーも確保しました。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 230m²
建築面積 160m²
延床面積 149m²(1階 91m²、2階 69m²)
建ぺい率 50%
容積率 80%

ホワイトで統一された開放的な玄関ホール。ドアがアクセントになっています。

採光の見晴らしが満喫できる、広びろとしたアウトデッキスペース。

2階トイレとバスルームは床段差のないフラットなつくりになっています。

勉強と睡眠のための子ども室ですが、自然なぬくもりが感じられます。

家族が集まる、光あふれるセンターリビングの家

[千葉県千葉市 Nさま邸]

長年にわたる東南アジアでの海外赴任生活を終え、ご実家の隣にお住まいを新築されたNさま。手彫りの風合い漂うセラミックの外壁が印象的なハイブリッド住宅で、「モデルハウスを見て一目でデザインが気に入りました」と笑顔で語ります。

ダークカラーの床や建具でアジアン風にコーディネートしたLDKは、天井まである大きな窓から陽光が差し込んで明るく開放感いっぱい。
スケルトンの階段がオブジェのように映え、赤のチェアと共にインテリアのアクセントになっています。

3人のお子さまを持つご夫妻が、何よりも大切にされているのが家族との時間。そこでみんなが集まるリビングはセンターに配置し、オープンキッチンと対面するスタイルに。「キッチンにいても、リビングで遊ぶ子どもたちが見守れて安心。会話も交わせるから楽しくて」と奥さま。

お子さまが必ず家族と顔を合わせてから2階に上がるよう、階段をリビング内に設けたのもこだわりです。階段には梁の厚みを利用して飾り棚をしつらえ、旅行写真や思い出の小物など家族の「歴史」をディスプレイ。さらに階段の2階壁には半透明のアクリルパネルをはめ込んで、北側で暗くなりがちな洗面スペースに光を通す工夫も凝らしています。

小さなお子さまがありながら、すっきりと美しい暮らしが保てるのは収納が充実しているから。特に小屋裏を最大限に有効活用した大収納「小屋KURA」は大活躍。「段ボール100箱以上あった」という膨大な荷物も余裕で収まっています。

週末は隣家に住むご両親や妹さま夫妻を招き、総勢9人で楽しく賑やかに食卓を囲むというNさま。
このお住まいを舞台に「大家族」の温かな交流が育まれていました。 

こだわりの隠れ家空間のあるシンプルモダンな住まい

[千葉県船橋市 Mさま邸]

Mさま邸は、郊外の住宅地に立地し、ビルトインガレージを備えたモダンな外観が印象的。周囲には、子育てが終わった世代が多いせいか、落ち着いた雰囲気が漂います。

理想的な広さの土地が見つかり、新築を決意したときに、ご夫妻がコンセプトにしたのは「キュービックな家」でした。そしてもうひとつ、「シンプルモダン」であること。新たな家にご夫妻が求めたのは、そうしたムダのない美しさでした。

そのため、1階のパブリックスペースは、広々としていてすっきりとしています。大きなオープンキッチンも道具類がしっかり収納されて、とてもすっきり。奥さまの「シンプルが好き」という志向が、パブリックスペースにも徹底されているせいでしょう。
シンプルでムダがないとはいえ、冷たさを感じないのがMさま邸の特徴です。大きな窓からは、カーテンを通してやわらかな光がたっぷりと注ぎ込み、あたたかい色調のフローリングが空間全体をやさしく包みます。大きなキッチンでは、2人のお子さまもいっしょに奥さまとお料理をするそうで、親子の楽しそうな笑い声が聞こえてきそうです。

そんなやさしい空間の一角に、隠れ家のように配置されているのが、ご主人の部屋。イメージを伝えるために、自らデザインを書き起こしたほどのこだわりの空間です。キッチンの横から階段を下りた先は、壁の色もダークに染まり、まさに「男の空間」という印象。中に入るとビルトインガレージが連結されて、大好きなスポーツカーが目の前にあるという仕掛けです。

スポーツシューズやミニレーシングカーなど、お気に入りのものが飾られている様子は、まるでギャラリーのよう。
奥さまも「家づくりはほとんどを任せてもらいましたが、この趣味の部屋だけはノータッチ。主人も楽しみながらデッサンを描いていました」と語ります。

また、ご夫妻が気にかけた空間として、子ども部屋があります。2階の明るい空間で、間仕切りもできるよう広く設定されています。ここは明るくあたたかいせいか、とても心地のいい空間で、お子さまたちも大のお気に入り。
ほかにも2階には畳の部屋やマルチスペースがあり、3人のお子さまたちの成長に合わせてフレキシブルに活用したいと考えているそうです。

こうした工夫に加えて、3人のお子さまが全員女の子であることから、シューズクロゼットや洗面所といった空間にも、女性ならではの配慮が行き届いていました。
ご夫妻ともに多忙な仕事をおもちなだけに、お子さまと家で過ごす時間は貴重なもの。やさしい空間の中で、ご家族の笑顔が素敵に輝いていました。

世代がほどよくつながる、庭のある住まい

[群馬県 Eさま邸]

楽しそうに駆け回るお子さま、それを微笑みながら見守るご主人と奥さま。そして時折、庭からご両親が訪ねて来て......。春のやわらかな陽射しが降り注ぐ明るいリビングには、そんな温かい光景がよく似合います。

Eさま邸は、同じ敷地のなかにご両親の平屋もあり、2つの住居は庭でつながっています。家を建てる際、ご主人が思い描いていたのは、庭先でバーベキューをしながら、お子さまやご両親、友人たちが笑顔で楽しんでいる風景でした。お互いのプライバシーを守りつつ、家族が気軽にコミュニケーションできる暮らしは、多忙なご夫妻にとって安心して子育てができる住まいがあってこそ実現するのです。

Eさま邸の1階は、リビング、ダイニング、キッチンが一体となったパブリックスペース。リビング横の「蔵」は、現在はお子さまの遊具の収納場所としても大活躍。蔵上は、畳敷きのマルチスペースで、大きなガラス窓から1階を見渡すことができます。

また、キッチンには土間が隣接しており、そこからも庭へ抜けることができますから、庭でバーベキューをするときには、この土間がおおいに活躍してくれそうです。広いワークトップが印象的なキッチンは、洗面所や浴室と直線的につながっているため、家事動線がとてもスムーズ。奥さまにとっても、家事がしやすいと好評です。

2階には、ご夫妻の主室とお子さまの部屋があり、ユニークなのが主室です。ここは1階の蔵の高さを活かして、2階部分を畳敷きのリラックススペースに、2.5階部分を寝室にしたメゾネット式。さらに、Eさま邸にはゲストルームもあり、居室側の玄関ホールから廊下でつながっています。

印象的なのは、ゲストルーム側の玄関。吹き抜けのホールは大きなガラス窓に囲まれ、シンプルにデザインされた階段もあって、まるで小さなホテルのよう。また、居住スペースとゲストルームの間にも庭があり、両側から四季を楽しめる仕掛けとなっています。

そしてもっともEさま邸を特徴づけているのが、その外観でしょう。シンプルながら、存在感たっぷりの外観は、六面体が集まった積木のような造形で、独特の表情をつくっています。夜、各部屋に明かりが灯ると、幻想的な姿となって浮かび上がります。

開放的な外構のなかに、造形が美しいEさま邸、そして端正なご両親の平屋がほどよくつながって、二世帯が笑顔で集う素敵なお住まいとなっていました。

風を感じ、星が見えるダイニングのある家

[宮崎県宮崎市 Yさま邸]

宮崎市内の分譲地にたたずむYさま邸。1階が水回りを含むパブリックスペース、2階が主室などのプライベートスペース、さらに1階の蔵上にあたる1.5階が客間としての和室となっています。一見、シンプルな空間構成ですが、それらの至るところにご夫妻のこだわりが詰め込まれています。

ご主人が強く希望したのが、「星が見えること」でした。夕食やその後のくつろぎの時間に、窓から星を眺められたら、どんなに心が和むだろうと思っていたからです。また、奥さまは家族がもっとも時間を費やすのはダイニング。できれば、このダイニングを広く充実したものにしたいとのご希望でした。そこで実現したのが、高い吹き抜けとたくさんの開口部を設け、椅子に座ったときにちょうど星空の見えるダイニングです。キッチンにはカウンターも設置され、夜間、照明を落とせばショットバーのような雰囲気に。ダイニングが日常の食卓としてだけでなく、リラックスのための空間になっています。

また、隣接するリビングは一段低くなっているため、ダイニングと一体感がありつつも、独立した空間として過ごすことが可能。玄関に面した壁には扉が設けられ、扉の開閉次第でリビングが開放的になったり、個室のように使用できたり、さまざまな表情を楽しむことができます。

1階でユニークなのが、キッチンの後ろ、洗面所の横に設置されているファミリークロゼットでしょう。ここは、奥さまからのリクエスト。朝、洗面所で身づくろいを済ませた後、そのすぐそばで身支度できれば、忙しい朝も効率よく準備ができる。ご家族の行動を考えたとき、1階にファミリークロゼットがあれば、より便利になるとの思いからでした。

適材適所の収納も、奥さまのこだわりの一つです。1階の階段室の脇に「蔵」を設け、調度品など大きなモノはここに収納。その他、玄関、キッチンや洗面所など、利用する場所に合わせて収納スペースが設けられています。
さて、玄関先に目を向けると、Yさま邸を印象づけているのが、玄関アプローチです。一部が壁になっているため、トンネルのなかを抜けていくような気分に。

そして玄関扉を開けると、正面の大きな窓にモミジが映り込み、まるで絵画のよう。ここも、ご夫妻のこだわりの一つです。
広く開放的なYさま邸。お子さまたちがのびのびと過ごす姿がとても印象的で した

家族全員を見守れる明るく伸びやかな空間を実現

[広島県広島市 Iさま邸]

Iさま邸は、広島市の郊外、山々に囲まれた風光明媚なエリアにある住宅地に立地しています。1階が吹き抜けのパブリックスペース、1.5階にマルチルーム、2階に水回り、2.5階にプライベートルームが配置されているIさま邸。

ご夫妻が設計に当たって望んだことは、まずキッチンから1階の空間が見渡せることでした。3人のお子さまが小さいこともあり、家事をしながら、お子さまの様子を見守ることができる空間構成を考えたとのこと。リビングに隣接した蔵上のマルチルームもキッチンからよく見え、視覚的にはリビングと一体化しています。2階への階段もリビング側に設け、家族がお互いの顔を見ながら、1階と2階を往来できる仕掛けです。

また、Iさま邸は収納にもこだわっています。1階の蔵は、屋外からも出入りができるため、駐車場から直接荷物を運び込むことが可能。

また、キッチンの奥には、広いパントリーがあり、食品やキッチン用具などさまざまなものが収納されています。その分、キッチンにゆとりが生まれ、すっきりと使うことができると好評です。さらに、2.5階の中央にはファミリークロゼットを設置。約4.5畳の広さのなかに、ご家族全員の衣類が並んでいます。洗濯後に取り入れた衣類を各部屋に収納するといった手間も省け、家事の軽減にも役だっています。
ちなみに、Iさま邸には2.5階にインナーバルコニーがあり、洗濯後はここで乾燥。壁に囲まれたインナーバルコニーは、洗濯物が雨に濡れる心配も不要です。さらに、外から見えることがないため、外観の美観を損なうこともありません。

Iさま邸の周囲には、瀟洒な家々が建ち並んでいますが、そのなかでひときわ目を引くのが、Iさま邸のエクステリアでしょう。高さ1m70cmの柱を42本、半円状に並べることで目隠し効果となっていると同時に、外観全体のアクセントにもなっています。柱の内側はリビングから続くテラスがあり、休日にはここでバーベキューを楽しむことも。

また、ハーブや季節の花々が植えられ、テラスや柱の周囲に彩りが添えられています。これまで園芸にはほとんど興味がなかったというご主人も、今では花々の手入れをしたり、家庭菜園を楽しんだり。採れたてのトマトをお子さまたちのおやつにしたり、ナス、ネギやニンジンを使って、奥さまが料理の腕を奮うことも楽しみのひとつとのこと。

お子さまたちがリビングで思い思いに遊ぶ様子をにこやかに見守るご夫妻。ここにはご家族の暖かい笑顔が溢れていました。

対話と学びが自然にできる 子育てが楽しくなる住まい

[愛知県 Sさま邸]

Sさま邸の外観は、近隣の家並みに比べてちょっぴり背が高い。ここは、2階の上に「小屋裏」が設けられ、そこに「ホームコモンズ」があるお住まいだ。

Sさまご夫妻がこの住まいをつくったきっかけは、ご主人がホームコモンズ設計を提唱している東京大学大学院情報学環の山内祐平准教授の考え方に深く興味を抱いていたことに始まる。

ホームコモンズ設計とは、子ども自身のプライベートな空間と、家族と過ごすパブリックな空間を上手に融合するための仕掛けで、子どもの年齢や成長に合わせたそれぞれの「学びの空間」を設けることで、気軽に家族とのコミュニケーションを楽しみながら、子どもの「学び」を育む設計提案である。

展示場でホームコモンズ設計を実現した「HYBRID自由空間Edu」に共感され、分譲地に実際に建っているものを見学。ご夫妻ともにひと目見て「これだ!」と納得し、迷うことなくプランニングをスタートさせたという。

空間構成は、1階にご夫妻の主室と和室、2階に、リビング、ダイニング、キッチンと水廻り。さらにその上に「ホームコモンズ」と子ども部屋がある。「ホームコモンズ」には、ラウンジコーナーとご夫妻の机が並ぶ。ここは、幼稚園に通うお子さまの大のお気に入り。家族揃って過ごすことも多い。

また、ご夫妻がこだわったのはライブラリーの存在だ。所蔵する書籍類が多いため、それらを収納しつつ、気軽に読書ができるスペースが欲しかったと いう。お子さまの本も混在するライブラリーは、さながら小さな図書館。それぞれが思い思いに本を手に取り、読書を楽しんでいる。

またSさま邸には、年齢に合わせて「トークサイト」や「ホームワークコーナー」という仕掛けも用意されている。子どもが小さいうちは、キッチンやダイニングに勉強机を置いて、親と対話しながら学べるスペースをつくるというもの。

当初、あまり意識せずに机をダイニングの横に設置したところ、ごく自然にお子さまが利用するようになったという。お子さまは自分の興味のあることをしながら、奥さまは家事をこなすなか、さりげなく対話ができると好評だ。

ご家族に見守られながら本を読んだり、机に向かうお子さまの凛々しいお顔がとても印象的でした。

親子が自然に交わる二世帯住宅

[京都府京田辺市 Sさま邸]

マンション住まいのSさまご夫妻が二世帯住宅を考えるようになったのは、「将来は平屋住宅に住みたい」というご両親のひと言からだった。それまで2階建ての戸建住宅に住んでいたご両親。階段の上り下りから解放されたいと思うようになったのだという。そろそろ子どもがほしいと考えていたこともあり、共働きのSさまご夫妻にとっては二世帯住宅が最適な選択だと考えるようになった。

二世帯住宅を建てる際、親世帯と子世帯ともにこだわったのは、それぞれのライフスタイルやプライバシーをしっかり確保すること。そして気軽に往来できる空間構成にすることだった。

Sさま邸は親世帯と子世帯の玄関は個々だが、ホールはつながっているため、ここで互いの世帯を行き来できるようになっている。

1階はご両親の住まい。ご希望通りの平屋風で、キッチン、ダイニング、リビング、寝室、水回りがひとつの大きな空間の中に配置されている。ユニークなのは、ダイニングの畳と掘りごたつ。「畳は座る人数を限定しないので、人が集まるときにはとても便利です」とご両親。実際、家族の誕生日やお正月には、Sさまご家族が一同にこの掘りごたつを囲んで楽しく過ごすという。

そして2階から2.5階がSさまご夫妻の住まいだ。2階にダイニングキッチンと水回り、2.5階がリビングと寝室。寝室からダイニングを望むこともできる。寝室以外は扉や間仕切りがなく、全体にひとつの空間となっているのが特徴だ。

Sさま邸に2.5階があるのは、1階に「蔵」があるからだ。蔵は1階のご両親のリビングにあり、この上にマルチスペースが設けられ、リビング側の開口部はガラス張りになっている。子世帯側からこのマルチスペースに来ると、親世帯のリビングやダイニングが一望できるという仕掛けだ。つまり、このマルチスペースがほどよい交わりの要であり、空間構成にとっても重要な役割をはたしている。
互いのライフスタイルを尊重しながら、気軽に行き来するSさまご家族。自然なコミュニケーションができる心地よい二世帯住宅になっていた。

スキップフロアで狭小敷地をリズミカルに

[神奈川県横浜市 Kさま邸]

Kさま邸の魅力のひとつは、コンパクトな敷地を感じさせないドラマチックな空間構成にあります。

まず長い外階段を上って塀を回り込むと、表情のある石板のアプローチと庭が現れ、外壁と大きな窓が織りなす独特の開けた空間が迎えてくれます。庭の石板がそのままリビングへと続き、「内と外」の連続性が程よい一体感を生み出しています。
そして1階のリビングには蔵があり、その上1.5階がダイニングキッチン。さらにそこから2階の寝室や子ども部屋へと続き、スキップフロア独特のリズミカルな空間が展開していきます。

しかもダイニングキッチンには壁面いっぱいに窓が広がり、公園の松林が絵画のように映り込んでいます。借景による豊かな緑、白とライトグレーを巧みに組み合わせたキッチンやインテリア。それらが程よく調和した心地のいい空間にやさしく差し込む冬の光が、Kさま邸をさらにドラマチックに演出していました。

都心のマンションから横浜郊外の戸建住宅へ。ご夫妻が求めたのは、周囲の景色をうまくとり入れられたシンプルでモダンな住まいでした。
なかでも奥さまがこだわったのが窓。大きな窓はもちろん、小さくてもたくさんの窓があることで、光や風が室内を明るく温かいものにしてくれると考えたからです。とはいえ、ここは住宅街。
そのため、外からの視線は遮りつつ室内から景色がしっかりと楽しめるようにデザインされています。

 また印象的なのが、シンクと作業台が独立しているアイランド型キッチン。アイランド型は広い空間で採用されることが多いのですが、Kさま邸ではコンパクトな空間にうまく配置され、ライトグレーのやさしい色調によって空間に見事に馴染んでいます。面白いことに、1階と1.5階の間にも窓があり、奥さまはキッチンで作業しながらも階下のリビングの気配がわかるようになっています。

そして想像以上に使い勝手がいいと好評なのが、1階のリビングにある蔵だといいます。
大収納空間である蔵には、家具や調度品はもちろん、お子さまが学校でつくった作品や遊具などがたくさん収められています。来客も多いため、ものがすぐに片付けられる点もメリットとのこと。
「空間がうまくつながっているだけではなく、要所要所に窓があって、どこにいても家族の気配が感じられるのがうれしいですね。季節の移り変わりも味わえますし、ここでの時間を家族みんなで楽しんでいます」とご夫妻。
お子さまたちの笑う声が心地よく響くお住まいでした。

2階リビングと屋上を設けた眺望重視の家

[東京都大田区 Aさま邸]

車や人の往来が激しい幹線道路から坂を上ると、そこには尾根状の高台が続いています。ここは都心ながら空の広さが実感できる気持ちのいいエリア。折しも桜がそこかしこで咲き乱れています。そんな環境に立地するAさま邸は、端正なフォルムに白とグレーのツートンカラーが施されたモダンな姿を見せていました。

家をつくろう。そう決心したときに、まずご主人がこだわったのは「眺望」でした。それまで住んでいたのは高層マンションの上階。そこでの視界は周囲を遮るものがなく、遠くに富士山がくっきり見えるほどの素晴らしい眺めが確保されていました。そのため、戸建てとはいえ見晴らしのいい環境を求めるうちに、この土地と出合ったのです。

そして明るい2階をリピングにして広い開口部をとり、そこに「蔵」を設けることで、蔵の高さの分だけ中3階ができるとともに、屋上を設置。周囲は閑静な住宅街ということもあって、屋上からは都心が見渡せるだけではなく、富士山もちらり。リピングからも美しい桜並木が堪能できます。

一方、奥さまがもっともこだわったのがキッチンと収納です。家事をしながら子どもたちと会話ができるオープンキッチンにすること、家事の動線に沿った場所に収納を設けることが希望でした。なかでも便利なのが、2階の「蔵」。設計当初は不要と思ったそうですが、ご主人の勧めで設置。リピングに隣接しているため、日常よく使うものから普段あまり使わないものまで収納することで、リピングをより広く使うことができると大好評です。

そうしたご夫妻のこだわりを含め、設計には3人のお嬢さんたちの意見もしっかり反映されています。部屋の位置や内装など、それぞれが求める居心地を実現するため、設計段階から積極的に参加されたとのこと。各部屋を拝見すると、まさに三者三様の楽しそうな空間になっていました。

1階には、子ども部屋がひとつと、ご夫妻の寝室とご主人の書斎があります。寝室にも広い開口部があって、そこから直接庭へと出ることもできます。庭のあることも、ご主人のこだわりのひとつでした。暖かい季節となった今、本格的な庭づくりに取り組みたいと笑顔で語るご主人。そしてみなさん、この家が大好きだと語ります。家族全員で考え、つくりあげたAさま邸は、永く家族に慈しまれていくことでしょう。

北陸の気候風土に合った住まい

[石川県 Kさま邸]

風通しがよく、陽射しがたっぷりと注ぎ込む明るい住まい。これが、Kさまご夫妻が家を建てるときのご希望でした。

お住まいのある住所は、石川県のなかでも比較的温和な気候。それでも冬は、北陸特有のぐずついた天気が続きます。そんな冬をより快適に過ごすことのできる住まい。風通しや明るさに対するご希望には、そんな思いがこめられています。

そして完成したプランは、ご家族がもっとも多くの時間を過ごすパブリックスペースを1階の南面に配するというもの。リビング、ダイニング、キッチンが直線的につながって、高く大きな開口部からは光がたっぷりと注ぎ込みます。

そして、白い壁とやわらかな色調のフローリングや建具、北欧デザインのインテリア。それらが絶妙に調和して、空間全体をやさしい明るさで包み込んでいます。リビングに隣接する和室は、大きな窓から隣地の豊かな竹林が借景となり、琉球畳がいっそう和モダンな印象に。

特に奥さまがこだわったのは、パントリーとファミリークロゼットを設けることでした。広いパントリーがキッチンのちょうど裏側にあり、ここにも南側の窓から光が入り込みます。また、1階の階段室の横に配置されているのが、ファミリークロゼットです。ここはご家族全員のウォークインクロゼットともいえる空間で、ふだん着用する衣類などをたっぷりと収納。出かけるときも帰宅後も、ここで着替えることで、ご家族の動線が短縮される仕掛けです。

また、Kさま邸には、さまざまな北陸ならではの建築様式や暮らしに必要な空間が採り入れられています。たとえば、玄関ポーチ。冬の風雪を逃れるために雁木のような下屋が張り出し、壁の一部には伝統的な面格子がはめ込まれています。玄関ホールの正面にあるピクチャーウィンドウには、窓枠を覆う壁に越前和紙が貼られ、これも北陸ならではのあしらいとのこと。窓からは、季節ごとに異なる表情を見せるアオハダの木が映り込みます。

さらに、北陸では、住まいのなかに洗濯物が干せるスペースを設けるのが一般的なのだそう。Kさま邸にも、2階の南に面したランドリールームが設けられていました。

その土地の気候風土に合った様式を採り入れ、空間に工夫を凝らすことで、四季それぞれのよさを味わいながら暮らす。それこそが、住まいにとっての本来の豊かさなのではないでしょうか。ご家族の温かさが、そのまま住まいにも表現されていました。

家族の誰もが自然に家事に参加できる工夫で楽しく暮らす住まい

[福島県 Sさま邸]

広いアイランド型キッチンとウォークインクロゼット

Sさま邸は、ご夫妻と小学6年生から生後2カ月までのお子さま5人が暮らしている。7人の大家族が住むには十分な広さのあるSさま邸だが、お子さまが多いだけに家事をいかにスムーズにこなせる住まいにするか、それが新築時のひとつのテーマだったという。

そこでまずキッチン。中央に作業台のあるオープンなアイランド型キッチンは、とにかく広く、収納もたっぷりある。しかもシンク、IHクッキングヒーター、食洗機がそれぞれ2台ずつ備えられている。シンクや食洗機は、食器用と鍋やフライパン用に分けて、大量に発生する洗い物を処理しやすくするためだ。また一方のシンクや食洗機の片付けが間に合わない場合でも、もう一方で作業ができるのもメリットとなっている。中央の作業台には収納もあり、ここを中心に家族みんなで食事の準備をするという。

またユニークなのが、ウォークインクロゼットの位置である。ウォークインクロゼットは、ふつうなら寝室の隣にあることが多い。ところがSさま邸の場合は、1階の洗濯機置き場のすぐそばにある。洗濯が終わると、浴室乾燥機や廊下、洗面所などに干し、乾いたらそれらをウォークインクロゼットにどんどん収納していく。洗濯機、干し場、収納がまとまった場所に集中していることから、短い距離の移動だけでたくさんの洗濯物が処理できるというわけだ。

さらに、実際に暮らしてみて便利だと感じているのが、駐車場から出入りができる勝手口だという。ここはキッチンやパントリーと直結しているため、車から荷物の移動がスムーズで、収納もすぐにできる。家族の出入りは、この勝手口が中心になっているという。もちろん、メイン玄関にも広いシューズクロゼットが備えられてあり、靴だけではなく、よく利用するコートなども掛けられるようになっている。

広いSさま邸も、家事が必要な場所に効率よく作業ができる工夫を施すことで、移動や時間を短縮することができている。また、育児や家事に積極的なご主人をはじめ、お子さまたちもよくお手伝いをする。Sさま邸は、家族が自然に家事参加できる住まいといえる。

家族のコミュニケーションを 大切にしたやさしく明るい モダンスタイルの家

[香川県高松市 Fさま邸]

F_O4H2338_原寸.jpg

真っ白なキュービックデザインの外観が印象的なFさま邸。その姿は、ご夫妻がともに望んでいた「モダンスタイル」を象徴しているかのよう。もちろん室内にも機能的で快適性に優れたモダンスタイルが貫かれています。

A_O4H2292.jpg

お子さまがまだ小さいFさまご夫妻。お二人がもっともこだわったのは、「モダンでありながら、家族のコミュニケーションを大切にしたやさしい家」でした。そのひとつが、1階のオープンな空間です。キッチンからダイニングとリビングがひとつの空間として続いており、隣接する和室も建具を開けるとさらに開放的に。また、階段をリビングダイニングに設け、2階へ行くにも必ずリビングダイニングを通るようにしました。そのため、1階のどこにいても、家族がそれぞれの気配を感じながら過ごすことができます。これは、日常の多くの時間をキッチン中心に過ごす奥さまの強い要望でもありました。

D_O4H2211.jpg

また2階にもコミュニケーションを重視したユニークな仕掛けがあります。寝室や子ども部屋をつなぐ廊下は、階段を中心にまるで回廊のようにぐるりと巡らされ、その一画にご主人の書斎が設けられています。書斎コーナーの本棚上部にはご主人の本、下段にはお子さまの本が並び、お子さまが自分の絵本を手にとって「読んで」とご主人にせがむこともしばしば。回廊はオープンですから、1階にいる奥さまにもその様子が伝わると大好評です。
そうした空間を彩っているのは、北欧をはじめとするヨーロッパモダンの家具調度や照明。奥さまが一つひとつ選び抜いたものだけに、そのセンスが光ります。
そして家族にやさしい空間ながら、全体としてモダンな印象を与えているのが、大理石調のフローリングでしょう。玄関から続く広いホールからリビングダイニングまで敷き詰められています。

G_O4H2351_原寸.jpg

さらに、鉄骨ラーメン構造の利点を生かし、南側には天井までの広い開口部が設けられ、家族が集まる1階のオープンな空間には光がたっぷりと注ぎ込みます。開口部の外には室内の床面と同じ高さの広いテラスが張り出し、ここは天気のいい日にはアウトドアリビングに。家族や友人たちとランチを楽しんだり、バーベキューで盛り上がったりできます。
家族にやさしい空間は明るい光に満ち、笑顔のよく似合う、あたたかな空間でした。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

PAGE TOP