Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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三世代8人家族が楽しく団らんできる旅館のような憩いを感じる和モダンの家

[宮城県 Kさま邸]

東日本大震災の後、6年半の仮設住宅生活を経て、三世代8人家族が一つ屋根の下で暮らせる念願のお住まいを建てられたKさま。入母屋の大屋根が風格を漂わせる佇まいは、住宅地でひときわの存在感を放っています。

玄関ホールには大谷石の壁をあしらった床の間風のニッチがあり、お母さま作の生け花が美しく飾られていました。
「夫婦で飲食店を営む多忙な毎日なので、帰宅後や休日にホッと心がなごむ温泉旅館のような住まいにしたいと思いました」とKさま。その言葉通り、脱衣室の入り口に「ゆ」の暖簾をかけ、浴室の続きには露天風呂もつくって、旅館風の入浴タイムを楽しまれています。

30畳以上もあるLDKは天井高が約3.5mあり、ダークな板張り天井にしても圧迫感がありません。高い位置の窓からも光が差し込み、障子が醸す和の落ち着きと吹き抜けの開放感が両立しています。今年のお正月には家々を回る獅子舞の人たちも集い、広いLDKが大勢で祝いのお酒を酌み交わす場として賑わったそうです。

リビングから続く小上がりの和ダイニングは8人が座れる掘り座卓を造り付けて、粋な小料理屋のような雰囲気に。
「キッチンに立つと掘り座卓を囲む家族と目線が揃うので、会話が自然に弾みます。大きな四つ窓から庭の景色が眺められるのもいいですね」と奥さまもお気に入りです。

 リビングに集まって家族みんなで映画を観たり、お子さま達と階段上の壁でボルダリングを楽しんだり。ゆとりのお住まいで遊び心に満ちた暮らしを満喫されています。

離れのあるおおらかな二世帯住宅、たくさんの人が集い心豊かに住まう

[宮城県 Oさま邸]

歴史ある閑静な住宅街に壮大な姿を見せるOさま邸は、二世帯で暮らす母屋に離れが連結した大邸宅。東南の広大な庭は公園が隣接し、豊かな緑が遠くへ連続しているため、住まい全体がリゾート地にあるかのような風情に包まれています。

広大な敷地に離れ付きの邸宅を建てたのは、Oさまが「人の集まる家にしたい」という願いを叶えるため。そして、周囲の自然と一体感が味わえる立地は、「長年、共に働いている妻は、多忙で旅をしたことがありませんので、日常で旅気分を味わってほしくて」と微笑みます。

玄関の扉を開けると、まず二世帯が共有する玄関の広さに驚かされます。玄関本来の機能の他に、土間の一部にテーブルと椅子が置かれ、ここで仕事の打ち合わせをすることも多いそう。また、1階のOさまご夫婦の居室は、中心となるLDKに光があふれ、大きな窓には公園の豊かな緑が広がります。

「日差しと床暖房のおかげで、冬もぽかぽか。朝、キッチン横の窓からきれいな朝焼けが見えるんです。まさにリゾート気分で一日が始まる。とても気持ちがいいんですよ。それに収納をたっぷり設けていただいたので、ストレスがなくなりました」と奥さまにもたいへん好評です。

一方、2階のご子息夫婦の居室は、白を活かしたカジュアルな空間で、リビングの窓から渡り廊下を通って離れへ行くことも可能。
「親戚や友人が集まっても、離れなら気兼ねがありません。住まいが『暮らしを楽しんで!』と後押ししてくれている感じですね」と、心豊かに暮らすOさまご夫婦でした。

住宅密集地でも、間取りの工夫で明るく開放的な暮らし

[宮城県 Oさま邸]

Oさま邸は住宅街の旗竿地を生かした奥行き感のある佇まい。植栽に美しく彩られた路地風のアプローチを進むと玄関ポーチが見えてきます。リビングのドアを開ければ、思いがけないほどのダイナミックな吹き抜け空間が現れ、開放感もひとしお。上下の窓から自然光が明るく差し込み、ここが住宅密集地であることを忘れそうです。床から天井までひと続きに見える縦型ブラインドがより天井を高く感じさせます。

「ソファでくつろいでいるときも、吹き抜けの窓を介して2階にいる家族と笑顔がつながり、おしゃべりができるので楽しいですね」とOさま。

東西南北に窓を設けた風通しの良い設計もご夫妻のお気に入りです。西側の窓からは遠くの森の緑が目に入り、開けると川風が涼しく吹き抜けるので、夏も冷房を使わない日が多いそうです。

ダイニングの南側に設けたキッチンはリビングから丸見えにならないよう、セミオープンの独立型に。キッチンに立つと中庭や玄関ポーチまで目が届き、お子さまの帰宅や中庭で遊ぶ様子もわかります。

「門扉から続く長いタイル貼りのアプローチは、息子の格好の遊び場になりました。週に一度、幼稚園帰りに息子のお友達が寄り道して、ここでみんなでボール遊びをして帰ります。そんなときはクッキーを焼いてふるまい、ママ友と子ども達の様子を見守りながら、おしゃべりを楽しんでいます」と奥さま。
旗竿地を上手に生かして思い通りの明るく開放的な暮らしを実現されたOさま。ご近所のママたちとの楽しい交流の輪も広がりました。

光舞う「白」の空間でくつろぎ、趣の異なる5つの庭を楽しむ邸宅

[宮城県 Sさま邸]

緑豊かな山を背にしてゆったりと気品高くたたずむ白亜のSさま邸。玄関ドアを開けると、ホール正面のガラス壁を通して坪庭や雑木林に視線が抜け、リビングに入ればワイドなサッシから視界いっぱいに大きな芝生の庭園が広がります。

さらに和室の地窓やバスルームからも違った風情の庭の景色が楽しめます。Sさまのお住まいは、100坪の敷地とロケーションを上手に生かして、それぞれの場所から趣の異なる5つの庭が眺められるようにデザインされているのです。「設計デザイナーの佐々木さんが手描きのスケッチで提案してくださったプランに一目惚れでした」とSさまは振り返ります。

「白」ですっきりと統一されたLDKは、ご夫妻と愛犬の憩いの場。リビングとダイニングの間に設けた吹き抜けの高い窓から光が差し込み、住空間を明るく包みます。

「テレビの後ろは、割り肌の大理石タイル壁にして変化を付けました。夜、ダウンライトに照らされた大理石の表情もステキですよ。美しい光の陰影が生まれて優雅な雰囲気が楽しめます」とSさま。

一方、和室は趣向を凝らし、玉砂利の前室を設けて旅館のようなしつらえに。バスコートを設けたリゾートスパさながらの浴室もご夫妻のお気に入り。雑木林の息吹を感じながら露天感覚で入浴できます。
「忙しい毎日ですが、家に帰るとホッと心が和みます。メインの庭は薔薇を植えてイングリッシュガーデンにしていきたいですね」と奥さまの笑顔が弾けました。

緑豊かな眺望、光、そして風。自然を存分に感じる暮らし

[宮城県黒川郡 Sさま邸]

玄関から廊下を抜けてリビングの扉を開けた瞬間、ガラス越しに広がる眺望に目を奪われます。Sさま邸のこだわりは、なんといってもロケーションを最大限に活かすことにありました。

東南に向いた1階リビングダイニングにたっぷり設けられた開口部はそのままテラスや庭へと続き、その先は広い下り斜面。視界の向こうには田んぼや神社の森、さらには遠く山々が広がります。

「そろそろ自分たちの家がほしい」と思ったとき、Sさまご夫妻が最初に考慮したのは立地の地形でした。ご主人が大学で森林の研究をされていることもあり、平坦ではなく山や谷があるような起伏を活かした立地に家を建てたいという思いがあったからです。そして出会ったのが、現在の場所であり、「CENTURY蔵のある家」だったのです。

またご夫妻は、天井の高い明るい空間にもこだわりました。そこで1階のリビング脇に蔵を設け、その上に和室をつくることで、リビングは1.5階分の高さの吹き抜け空間に。そのため東南からは光が燦々と注ぐうえ、和室の窓を開けると風が心地よく吹き抜けていきます。緑・光・風という自然の息吹が、存分に感じられる家が実現しました。

リビングには東北の冬の寒さを考慮して床暖房を設置していますが、吹き抜けが1.5階分と高すぎないためか、予想以上に暖房効率がいいそうで、真冬でも床暖房だけで十分快適に過ごせるといいます。

2階はご夫婦の寝室と子ども部屋があり、どちらも東南に向いた広く明るい空間。廊下や階段の幅もできるだけ広くとることで、各部屋へのアプローチにもゆとりが生まれています。さらに蔵の構造を活かした約2部屋分の収納スペースもあり、収納面での希望も叶えました。

現在、テラスを増設したり、庭や畑をつくったりと、ご夫妻のライフスタイルに合った空間づくりを楽しんでいます。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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