Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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大開口と高天井の開放感あふれるLDK。ご家族の笑顔が集う将来の二世帯住宅

[岐阜県 Wさま邸]

「以前の住まいは寒くて、収納が少なく、駐車スペースも足りなかったんです」と語るご夫妻。そこでゆとりある敷地に、広い外構と大屋根を施した明るいお住まいを新築しました。室内は開放感あふれる大開口や高天井、リビング内のベンチ階段、大収納空間「蔵」など、「ぜひ欲しかった」という希望を叶えつつ、将来は二世帯住宅として利用できるよう配慮されています。

「世帯間のプライバシーを尊重しながら、気軽に交流できる共用スペースの多い二世帯住宅が望みでした」とにこやかに語るご夫妻。そこで、1階にご家族が集うオープンなLDKとご夫妻の主寝室を、2階にはミニキッチンを備えたセカンドリビング、お子さま達の個室や洗面カウンターなどを配置。

庭に面した1階の大開口の先には、ご主人のこだわりでもあるウッドデッキが施され、室内空間にさらなる広がりを与えています。また、主寝室のウォークインクロゼットには外へ抜けられる「蔵」を併設。その蔵上を和室とし、リビング側に幅広のベンチ階段を設けました。

さらに木目を基調とした内装の室内には随所に収納スペースがあり、「下にモノを置かない生活が理想でしたので、この収納力が本当にうれしいですね」と奥さま。一方、ご主人はキッチンのバーカウンターがお気に入り。「仕事から帰ると、まずこのカウンターでくつろぐのが習慣になっています」

開放感に満ちたWさま邸は、「冬は温かく、夏も過ごしやすい」と好評で、ご家族の笑顔が似合う温かなお住まいでした。

家族、一人の時間、ゲストを大切にする家

[岐阜県 Mさま邸]


堂々とした風格を漂わせつつ、街並みに美しく調和する外観デザイン。

開業医で毎日お忙しい日々を送られているMさまは、この程、病院まで車で約20分の地に新居をお建てになりました。 「建てるならデザイン性の高い家にしたいと思っていたので、常々好感を持っていたミサワホームにお願いしました」とご主人。外観はシャープなフォルムが印象的なデザインとなり、彫りの深い外壁はライトアップによってさまざまな表情が楽しめます。 地階のゲストルームをはじめ、木のぬくもりのリビング、心和むライトコート、一人ひとりの時間も大切にする空間など、上質なゆとりを楽しむ住まいが実現しました。


ライトアップされたM邸の外観。シャープなフォルムの美しさが際立ちます。

来客に対応できるゲストルーム

お仕事柄、来客が多く「新居にはゲストルームが欲しかった」とのことで、敷地の傾斜をいかして、地階に広いカーポートとゲストルームを設けました。玄関も地階にしたことで、お客さまを直接ゲストルームにお招きできるようになっています。「パーティシンクも地階に設置しました。ここで料理をしたり、お酒をお出ししたりできるので、お客さまにも好評です」と奥さまも満足のご様子です。


地階ゲストルームと連続したライトコート。目も心も和ませてくれます。

家族の時間も、一人の時間も大事

リビングはご家族が集まる憩いの空間。大開口から美しい庭の景色が堪能できます。壁面にはご主人の趣味のカメラを"見せながら収納する"ギャラリーも設けられました。また、キッチンは読いつ性の高い空間とし、その一角には便利な家事コーナーも設置しています。2階にはご主人の書斎コーナーや奥さま専用の居室など、一人ひとりの時間を大切にする空間も確保しました。


1階リビングルームとギャラリースペース。"見せる収納"が空間にぬくもりを与えています。

所在地 岐阜県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 497m²
延床面積 376m²(1階 139m²、2階 131m²、地下 105m²)
建ぺい率 31%
容積率 75%


本格的な和室続き間。ご親族が集まっての行事などに重宝されています。

明るく開放的な玄関ホール。吹き抜けがタテの広がりも感じさせてくれます。

ゲストを気軽におもてなしできる空間。ライトコートから自然の光もあふれます。

玄関の左右両翼に親世帯・子世帯を配置 自然にプライバシーが確保できる二世帯住宅

[岐阜県 Kさま邸]


緻密な照明計画により、夜景が美しい外観。門扉から長いアプローチを通って玄関へと続く。

Kさま邸は共用の玄関を中心に左が親世帯、右が子世帯という空間構成。これにより、自然にプライバシーが確保され、玄関ホールを介してほどよい距離感を保っている。


左の開口部奥が子世帯のリビング。愛犬用の土間があり、外のテラスとの一体感をつくり出している。右の開口部奥は共用のダイニング。子世帯のリビングを通らずにダイニングへ行くことができるから、それぞれの気配を感じながらも、個々にくつろぐことができるようになっている。

敷地を活かした二世帯の工夫

プライベートはしっかり分けるという思いから考え出されたのが、玄関の左右にそれぞれの世帯を配置するというシンプルなデザインだった。そして広い敷地を活かして南面に庭を設け、それぞれの住居には庭に面した大きな開口部がとられている。開口部には、土間やテラスを配することで庭との一体感を生み出し、居住空間をより広く明るいものにしている。


子世帯側にある共用のダイニングキッチン。外からは見えない位置に大型のピクチャーウィンドウが設置され、なかから坪庭が楽しめる。

共有空間とプライベート空間

Kさま邸の場合、リビングや寝室といったプライベート空間は、親世帯と子世帯それぞれに設けられている。そして玄関、水回り、さらにダイニングキッチンが共用空間だ。とくにダイニングキッチンは、東南のもっとも良い位置に配置されている。 Kさまご家族は全員が仕事をもっているため、唯一顔を合わせる朝食の時間を大事にしたいとの配慮からだ。 玄関左にある親世帯は、1階にリビングと和室、寝室、「蔵」があり、「蔵」の上のスキップフロアはお父さまの書斎となっている。一方の子世帯は、1階にダイニングキッチンとリビング、2階に寝室と将来の子ども部屋がある。
両世帯ともにこだわったのは、収納だったという。そのため、「蔵」や広いウォークインクロゼット、シューズクロゼットなどを設置。キッチンの横にも広いパントリーが設けられ、どの部屋もすっきりと広く使うことができる。 親世帯と子世帯が同居するKさま邸。それぞれのライフスタイルを尊重しながら、暮らしを存分に楽しんでいる様子が印象的だ。


ロフトから見た親世帯のリビング。クラブハウスから庭を見るという発想でデザインされている。

所在地 岐阜県
家族構成 ご夫婦・ご両親
敷地面積 615m²
延床面積 237m²(1階 150m²、2階 86m²)
建ぺい率 28%
容積率 38%

建物中央にある玄関ホール。ライトコートを正面にスワロフスキーを横目に見ながら左右それぞれのエリアへと進む。

クールな佇まいの「蔵のある家」

[岐阜県 Tさま邸]

住宅街のなかでも、ひときわ目をひくTさま邸。その白くクールな佇まいは周囲とは異なる趣を漂わせつつも、街並みにしっくりと調和しています。

ご夫妻がこだわったのは、「蔵のある家」、そしてプライバシーでした。敷地は南が道路に面し、周囲にも住宅のある敷地。そのため設計のポイントは、「見え隠れ」を生かしたセミオープンな住まいにありました。

1階に「蔵」を設けたことで通常の2階建てよりも。0.5階分高くなるため、その高さを美しく見せる工夫として玄関とリピング側の下屋に、母屋の切妻屋根と平行に屋根を設けました。また、白い塀には「見えるようで見えない」フレームレスのフロストガラスをはめ込み、さらに玄関アプローチ上のバルコニーにもフロストガラスを設置。これらの工夫によって、独特のクールな外観をつくり出しています。

またプライバシーを重視するため、正面に玄関をつくらず、下屋を設けた左側に設置。
そのため、庭や広いアプローチからも玄関内部が見えることはありません。「見え隠れ」というコンセプトは、室内にも生かされていました。1階のダイニング側に「蔵」があり、その上が和室。ダイニングとは太い格子で仕切られています。

格子は、空間の広さや高さを考慮した独自の間隔でつくられたオリジナル。格子による「見え隠れ」が空間を程よく仕切り、適度な一体感を生み出しています。同じ格子がダイニングテーブルの脚やキツチンの仕切りなどにも使われ、視覚効果だけではなく、空間のデザイン的なアクセントになっています。

また外観に使われているフレームレスのフロストガラスをダイニングにも使用。外から見られることなく、内部を明るく保つことが可能です。しかもカーテンが不要なため、開口部全体がすっきりとした印象に。
ちなみに「蔵」は、室内はもちろん、外側ともつながつている2WAY。半分が土間になっているため、収納だけでなく、愛犬の出入口として活用されています。機能的な空間構成に加え、巧みな仕掛けを施したTさま邸。そこにはご家族の明るい笑顔が見え隠れしていました。

ディテールにこだわり ファサードの美しさとともに 室内の心地よさを実現

[岐阜県 Kさま邸]

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真っ白な外壁、片流れの屋根に矩形のフォルム、正面の開口部、うっすらと映り込む階段のシルエット……。Kさま邸は、なんといっても、その大胆なファサードがひときわ印象的です。
設計の際、Kさまご夫妻の唯一の希望は、「ふつうには建てたくない」というものでした。この漠然とした希望を叶えるために考え出されたのが、このファサードです。夕刻、室内に明かりが点ると、その姿は幻想的な美しさを見せてくれます。
ファサードのデザインイメージは、「白い矩形が石の塊にのしかかっている」というものでした。玄関からリビングへ抜ける空間が、外から見るとちょうど石の塊部分。外壁に石材を用い、白い矩形との絶妙なバランスのなかでしっかりと全体を支える役目をはたしています。
また雨樋や外部ダクト、配管など住宅に欠かせない部分は、全てファサードのデザインに影響を与えないよう位置を検討したうえで、機能をまっとうしながら美しさを確保することに成功しています。

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こうした高いデザイン性やディテールへの配慮は、室内にも活かされています。たとえば、天井高と照明による明暗です。玄関はあえて天井高を低めにし、照明も暗めに設定。それがリビングへ入った瞬間に感じる開放感をより大きなものにしています。またリビングのアルミ階段は、開口部を通して外からも見える仕掛けに。北側でも明るい玄関となってファサードのほどよいアクセントになっています。

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キッチンはアイランド型。しかもダイニングに隣接する和室は扉部分が若干せり出ており、梁とのメリハリのある構成により、空間に動きを与えています。
このように、Kさま邸は室内外ともに全体のデザインと各ディテールが見事に調和した素敵なお住まい。設計が進み、漠然とした希望が形になっていくに従い、ご夫妻自身もまたデザインやディテールにこだわりをもつようになったといいます。そして日々、このオリジナル空間を存分に楽しんでいます。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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