Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

雑木林に佇むような別荘風の平屋、風情ある庭を眺めて憩うご夫婦の暮らし

[兵庫県 Yさま邸]

お子さまが巣立たれ、ご夫婦だけの生活になったのを機に、2棟が並ぶ平屋の建売住宅の1棟に住み替えをされたYさま。「散歩中に完成した家を目にして、自然の風景に溶け込む別荘風の佇まいや前庭の風情に一目惚れでした。雑木林の中にぽつんと佇んでいるような雰囲気が素敵でしょう?二人で住むのにちょうどいい広さですし、平屋で階段の上り下りがないのも老後を過ごすのに快適だと思いました」と語ります。

天井を羽目板張りにした伸びやかなLDKは木の温もりいっぱい。4枚サッシの大開口窓から、郷土樹の桜や山ツツジをメインに、多種の植物で原生林を再現した風情ある庭が眺められ、リゾート感が味わえます。
「リビングからも寝室からも景色が楽しめて、特に設計者の意向がうかがえるキッチンからの眺めに心を癒やされます。朝昼晩と違う顔を見せてくれるので見飽きることがありません。絵心があれば写生したいほど」と目を細める奥さま。

夏は窓を開けると東西南北に自然の風が心地よく通り抜け、大開口サッシの外の深い軒が直射日光をほどよく遮ってくれるので、エアコンをほとんど使わずに済んだとのこと。また、断熱性能が高いので、寒い冬も暖かく快適に過ごせるそうです。

「近所の友人が縁側感覚で庭先から気軽に立ち寄ってくれるので、カバードポーチのテーブルでコーヒーを飲んでお喋りするのが楽しくて。居心地がいいので、みんな長居をしていきます」と笑顔のご夫妻。四季折々の自然が息づく庭を愛で、ご家族やご友人との交流を楽しみながら、心豊かな日々を満喫されています。


造形家の荻野寿也が手がけた庭。自然石や樹木で里山の雑木林を思わせる景色を作り出している。

印象派の絵画のような景観を独り占めした別荘

[兵庫県篠山市 Oさま邸]

丹波の山の豊かな自然を背景に、青緑色の水をたたえる美しい大池にせり出すように佇むOさまの別荘。リビングのワイドな窓から広がる景観は印象派の絵画さながら。「夏になると池面に睡蓮の花が咲き、まるでクロード・モネの絵のような眺めです」とOさまは目を細めます。

リビングとダイニングキッチンはオープンに続く間取りながら、前後にずらして設計されているため、どちらにいても二面の窓から光がたっぷりと差し込み、窓を開けると風が心地よく通り抜けます。

「初めて訪れたとき、池の上に浮いているような雰囲気や、自然を切り取ったような景色に感嘆しました。週末は2匹の愛犬と一緒にこの別荘で、読書や音楽を楽しみながらゆったりとくつろいでいます」とご夫妻。

床は愛犬が走っても滑りにくい突板チーク材のフローリングに。落ち着いた色味と風合いがテレビボードや収納カウンターなど、こだわりの造作家具ともしっくりと調和し、木格子の仕切りや石張りの装飾壁がアクセントになって、上質な大人のくつろぎ感を醸し出しています。

対面キッチンのダイニングは、池側が全開口する窓サッシで、開け放つと屋内と外のウッドデッキが一続きにつながり、開放感ひとしお。
「気候の良い季節は、外のデッキでお茶を飲むと気持ち良くて。ここでバーベキューも楽しむつもりです」

お仕事をリタイアした後は、こちらに永住しようとお考えのご夫妻。
「キッチンのパントリーや寝室のウォークインクロゼットなど、収納もたっぷりと設けてもらいましたし、床暖房で冬も暖かく過ごせます。春夏秋冬の自然を愛でながら、ここでスローライフを送るのが夢ですね」

自然と共に静かな時を過ごす、木立の中に佇むセカンドハウス

[長野県 Aさま邸]

豊かな自然のなかに、こだわりの別荘が点在する軽井沢。Aさま邸もまた、周囲の木立に調和した素敵なセカンドハウスを実現しています。

森をくぐり、風情たっぷりの長い石畳を歩いて行くと、特徴のある外観が見えてきます。風除室とエントランスは縦の直線を活かしたシャープな印象で、2枚の壁で山小屋を切り開いたかのよう。この独特の外観が存在感を放っています。

Aさまのご希望は、3家族が利用できるホテルのような空間でした。そこで室内は、キッチン、ダイニング、リビングというラウンジの役割を担うパブリックスペースと、3つの個室で構成されています。個室にはそれぞれバス、トイレが併設され、まさにホテルライク。

また軽井沢という立地もあり、周囲の自然との一体感もご希望でした。そこで、パブリックスペースの床は、木の風合いを存分に活かしたなぐり調の床材で統一。しかもリビングとテラスの床材が同じ幅となっているため、空間がのびやかに広がり、大きな開口部から眺める自然とも見事に調和しています。

ホテルのような空間とはいえ、長期滞在した場合に備え、日常生活に必要な空間も設けられています。特徴的なのは、洗濯コーナーとパントリーがリビングにあるテレビボードの裏側に位置していること。ここでのくつろぎは非日常的な感覚を大事にしたいため、できるだけ生活感を感じさせない配慮もされています。
ここには日常の喧噪から開放された、静かでゆったりとした時間が流れていました。

高級旅館を思わせる気品と和モダンに暮らす平屋の家

[愛知県 Tさま邸]

定年を機に、ご自宅をご夫婦で伸びやかに暮らせる平屋に建て替えられたTさま。訪れてまず目を見張るのが、広々としたタイル土間の玄関ホールです。高級旅館を思わせる気品あるしつらえで、和風庭園に面した大きな窓から光がふんだんに差し込み、サンルームのよう。廊下に美しく連なる木製ルーバーの引戸を開けると、27畳大もある高天井の開放的なLDKが広がっています。

「夏は引戸を閉じた状態でも、ルーバーを開けておけば庭からの心地良い風がスッと通り抜けて、冷房がいらないくらいです」と奥さま。

床はうづくり加工を施した足触りのいいフローリング。梁の上を走る間接照明がリビングの天井をやさしく彩ります。そして対面キッチンのダイニングは、ご夫婦のこだわりを叶えた和モダンなスタイル。対面キッチンの前に、無垢材のカウンターとダイニングテーブルを一体に造り付け、さらに掘り座卓のように足が下ろせる小上がりの畳コーナーも設けて、椅子でも畳でも、好きな方に座って食事ができるようにしました。

「朝は東面の大きな窓から光が入るから気持ちが良くて。カウンターで趣味の手芸をしたり、畳コーナーはヨガにも重宝しています。このダイニングは友人たちにも大好評で、よく集まって、みんなでランチやお茶をするようになりました」と奥さま。

一方、ご主人は「畳に座ってカウンターで晩酌するのが私の楽しみ。小洒落た居酒屋のような雰囲気が気に入っています」と満面の笑み。お二人の幸せな時間がゆったりと紡がれています。

和と洋が美しく融合した平屋の家

[長野県 Hさま邸]


団らんの中心に据えた暖炉。ナチュラルな色調のインテリアには時間もゆったり流れます。

信州で医院を開業されているHさまは、医院の研修などにも利用できる住まいをお建てになりました。 「和の伝統を生かしながらも、洗練された現代の住まいにしたい」とのご要望にお応えするべく、大屋根の日本家屋のイメージを基調に、洗練された洋瓦を組み合わせるなど、新感覚の和モダンを表現しました。 また、住宅会社の選定にあたってはミサワホームの耐震性や断熱性・気密性といった基本性能の高さが決め手になったというHさま。その結果「安心で快適な暮らしが楽しめます」と満足のご様子です。


水平ラインが美しい平屋の佇まい。櫛引仕上げの外壁にフランス瓦の組み合わせが新感覚の和モダンを表現しています。

心まで温まる暖炉のあるリビング

約25帖大のリビングは、ゆるやかな勾配天井がいっそうのびやかな開放感を生んでいます。「団らんの中心にはテレビの代わりに暖炉を置きました」というご主人。その結果、家族と過ごす時間が増え、ゆったりくつろぎながら会話も弾むそうです。また、キッチンは栄養士さんたちが医院の新しい献立を研究したり、奥さまがご友人を招いて食事会を開けるよう、オープンなアイランド型としています。


大きなダイニングテーブルとアイランド型のキッチンを配した"おいしいコミュニケーション空間"。

ゆとりと暮らしやすさをすみずみに

全室南面の各居室をつなぐようにデッキテラスを配し、気軽に行き来できるようにしました。デッキは新木素材「M-Wood」を使い、あたたかみのある雰囲気を演出しています。また、ゆとりある主寝室をはじめ、将来は二つに間仕切れる子ども室、洗面所、トイレ、廊下にいたるまで、全館床暖房を採用。冬の寒さが厳しい土地にあっても、足もとから穏やかに温まる快適さを実感されているそうです。


リビングにあふれる自然の光が連続する、開放的な玄関ホール。

所在地 長野県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 674m²
延床面積 246m²
建ぺい率 60%
容積率 200%

ダイニングの飾り棚は、家族の思い出を彩るギャラリーです。

出窓を飾るステンドグラス。和の中に洋のセンスをさりげなく取り入れました。

定年退職を機に故郷で建て替え、ご夫婦二人だけの快適空間に

[徳島県 Sさま邸]


広大な庭の向こうに寄棟屋根の端正な姿がたたずむ。セラミック外壁が映える外観。

端正な姿を見せるSさま邸は、その敷地の広さを生かした平屋づくり。ご夫婦二人だけで暮らす住まいは、リビングダイニング、多目的に使用できる和室、寝室、ご主人の書斎、それに水回りというシンプルな空間構成となっている。


モダンなインテリアが似合うダイニングキッチン。向こうに見えるリビングは、特大の勾配天井と共にハイブリッド住宅ならではの大空間と大きな窓で絶妙な広がり感を生んでいる。

将来を考慮した住まいづくり

こだわりは、シンプルであること。また、少しリフォームをすれば車椅子などが利用できるよう、できるだけユニバーサルなつくりにすることだった。そうした要望を実現できたのが、鉄骨ラーメン構造のハイブリッド住宅。柱や間仕切壁のない大空間をつくることができ、デザインの自由度が高いため、ユニバーサルなつくりなどにも容易に対応ができたといえる。
奥さまの「モノを置きたくない」という希望を採り入れ、分散収納によって広くすっきりとしたリビングとダイニングが印象的だ。 定年退職というタイミングで建て替えた、ご夫妻二人が快適に暮らせる空間がここにある。


ダイニングから続く廊下の両側に、寝室やご主人の書斎などが配置されている。


すっきりとしたインテリアのリビングとダイニング。

所在地 徳島県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 ---
延床面積 146m²(1階 146m²
建ぺい率 ---
容積率 ---

リビングに隣接した和室もコーナーの開口部で広々した印象に。

入口にはクロークを挟んでメインの玄関とプライベートな玄関がある。

自然と仲良くなる平屋の住まい

[京都府 Yさま邸]


大空間を、天井勾配や床素材、低いパーティションなどでゆるやかに仕切っています。

「家づくりは人生における総合的な表現活動」というYさまご夫妻。ご主人は建築やアート、デザインに造けいが深く、奥さまは美術の先生という、高いセンスをお持ちのお二人は実に個性的で、遊び心にあふれた住まいをお建てになりました。 また、敷地はのどかな自然に囲まれながらも、京都・奈良のどちらの市街地にもほど近い好立地。何よりもご主人が「ひと目見て惚れ込んだ」という見晴らしの良い高台にあります。この絶好の環境を住み心地に十二分にいかすべく、さまざまな創意工夫が盛り込まれています。


切妻屋根の変化のある重なりが美しい。落ち着いた平屋建ての住まいです。

住まいの内と外の境がない

Yさま邸はゆとりある敷地を有効に使った平屋建。その大きな特徴の一つは「全室外履き」の暮らしです。住まいの内と外が自然につながる設計のため、気楽な行き来が可能。リビング前のホールや寝室の大開口からウッドデッキや緑豊かな庭へとそのまま出て、自然の光と風を楽しむことができます。周りに遮るものがない高台のメリットをいかした、開放感あふれるくつろぎ空間です。


デッキテラスと寝室がひとつながりになった快適空間。

大空間を共有できる暮らし

もう一つの特徴は、居室ごとの仕切りをほとんどなくした大空間設計です。しかも、リビングやダイニングなどの空間の仕分けは、天井の勾配や床の段差、開口の配置などによって見事に表現。家族の時間も、一人の時間も、大空間を共有しながら楽しめる住まいといえます。また、全室爽やかな風が通り抜ける「風の道」も考慮され、暑い夏でもほとんどエアコンは必要ないそうです。


放射状の階段が個性的な、玄関アプローチ。

所在地 京都府
家族構成 ご夫婦
敷地面積 407m²
延床面積 141m²
建ぺい率 38%
容積率 34%


茶室をイメージした、にじり口のある和室。ゲストをもてなす空間です。


カフェテラスでくつろぐような雰囲気のホール。


北側に設けたリビングにも、トップライトから明るい陽ざしが入ります。

和風モダンな格子戸が、住む人の温かさを感じさせます。

書斎コーナーも大空間の連続の中で設計されています。

軽井沢の四季を楽しむ快適な別荘

[長野県 Kさま邸]


軽井沢の景観と調和して穏やかな表情で佇む、Kさまの別荘全景。

日本有数の別荘地として知られる軽井沢。豊かな自然と便利な交通アクセスにも恵まれた地として、最近では定住する人も増え、ますます人気が高まっています。そんな軽井沢に惚れ込んだKさまはセカンドハウスとしてミサワホームのハイブリッド住宅を選ばれました。 その建物にはご主人のお人柄を映したかのような温もりが漂います。余計な装飾を施さず、あくまでシンプルにこだわった外観デザイン。都会の忙しい日常を抜け出して、手足を思いきり伸ばせる。まさに上質な時間を楽しめる空間です。


本格的な暖炉も設置した、大空間リビング。勾配天井が高さと広がりを感じさせます。

日常を忘れる特別な空間

ご家族の一番のお気に入りは、何といってもリビング。広びろとした空間にはレンガ造りの暖炉が置かれ、避暑だけでなく、四季を通じて軽井沢の自然を楽しめます。とくにご主人は「ここで読書をする時間が、何より心のご馳走」と満足のご様子。また、リビングと連続した南面のデッキテラスは、新緑や紅葉を味わいながら、ご家族やゲストとくつろげるアウトリビングになっています。


リビングとL型につながるダイニング・キッチン。のびのびとした開放感があふれます。

厳寒の冬もくつろげる快適性能

軽井沢は涼しい気候で避暑には最適ですが、四季折々の良さを味わうためには冬の厳しい寒さへの対策も大切です。K邸ではハイブリッド住宅のすぐれた断熱性・気密性に加え、床暖房をトイレや浴室にいたるまで全室に設置して穏やかな暖かさを感じられるようにしました。また、雪による凍結で屋根や外壁が傷まないよう、雨樋に電熱線を通した凍結防止対策なども施しています。


本格的な暖炉が快適な暖かさを提供してくれます。

所在地 長野県
家族構成 ご夫婦・お子さま1人
敷地面積 1354m²
延床面積 269m²(1階 221m²、2階 48m²)
建ぺい率 17%
容積率 19%


ご夫婦の寝室。スギのムク材を貼った壁が温もりを感じさせます。


自然と一体になれる、南面のデッキテラス。戸外にある、もう一つのリビングです。

M-Woodのウッドデッキで自然を感じながらくつろぎのひとときを。

断熱性、気密性に優れたハイブリッド住宅の外壁。

廊下にも十分なゆとりを実現。床暖房で足もとからポカポカ、快適です。

"床座"でくつろぐ、新・数寄屋の家

[静岡県 Kさま邸]


数寄屋門から玄関へと続く、白砂に配した飛び石。心が凛とする空間です。

本格的な和の邸宅を求められたKさま。そのご希望を十二分にかなえながら、海沿いの景勝地という絶好の環境にとけ込む住まいを実現しました。 数寄屋をイメージした室内は、床をフローリングにするなど「洋」のスタイルを取り入れ、現代に息づく「SUKIYA」の雰囲気に仕上げています。 また、敷地内の池を通る水路をつくり、数寄屋門から玄関までのアプローチに石橋を設けるなど、和の趣を演出。さらに既存の樹木を活かしたプランニングで、自然との共生も楽しめるよう配慮しました。


豊かな植栽と水の流れに迎えられて玄関へ。おもてなしの心に満ちています。

人の心を和ませる和の意匠

訪れる人を心から出迎え、お送りするために、門から玄関への空間に「おもてなしの心」を込めました。住まいの正面に設けたのは"数寄屋門"。その棟瓦をしつらえた屋根は重厚感があり、庇の陰影と白い壁が品格の高さを物語っています。また、玄関に入ると印象的なのが、日本建築の伝統に則った「縁無し畳」。端正な美しさとともに柔らかな印象をかもし出しています。


畳を敷き詰めた玄関ホールには和やかな雰囲気が漂います。床の間風の飾り棚もアクセントに。

くつろぎが広がる"床座"スタイル

「来客が多い」というKさまに最適なのが、床に座卓などの低いテーブルを置いて食事をしたり寛いだりする"床座"のスタイル。約20畳の広さと3.4mの勾配天井という、ゆとりあるリビング・ダイニングで、Kさまはそのメリットをフルに活かされています。ダイニングにもテーブルではなく"堀座卓"を設け、食事もここでゆったり楽しまれています。


床に座ってくつろぐスタイルが心地よい。数寄屋を現代風にアレンジした空間です。

所在地 静岡県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 823m²
建築面積 165m²
延床面積 131m²(1階 131m²)
建ぺい率 20%
容積率 15%


堀座卓のあるダイニング・キッチン。和紙のペンダントライトが美しく調和しています。


リビングにつながる広縁。庭の池を眺める、憩いのスペースです。

バリの高級リゾートをイメージした二世帯住宅

[愛知県 Hさま・Nさま邸]


大きな寄棟屋根が印象的。既存の樹木をいかして、自然と共存できる住まいに。

バリの高級リゾートにあるコテージをイメージしたHさまとNさまの二世帯住宅。窯変が味わい深い瓦を葺いた寄棟屋根とセラミックの外壁が調和し、大らかな雰囲気をかもし出しています。 敷地の高低差をうまくいかしながら、2棟の建物を渡り廊下でつなぎ、庭を囲むように配置。二世帯のほどよい距離感を保ちながらも、さりげなく庭越しに気配を感じられるようなプランとしました。 また、天然素材にこだわったインテリアや大開口から入ってくる陽ざしが、まさにバリの高級リゾートでのくつろぎを想わせる空間を演出しています。


建物のデザインと一体で考えられた二世帯共有のガレージ。

バリのコテージを想わせる団らん空間

Nさま邸のリビングの魅力は何といっても、壁いっぱいの大開口と高さ約5mの勾配天井。こののびやかな開放感に加え、勾配天井や壁に使った天然木や石のナチュラルな質感、白とダークブラウンのコントラストが、バリのコテージのような雰囲気を演出しています。またリビングとダイニングキッチンのつながりに変化をつけたことで"心地よい奥行き感"が生まれています。


壁いっぱいの大開口がダイニングのコーナー窓とも連動し、伸びやかな開放感を満喫。

自然の光と風に憩うアウトリビング

室内だけでなく屋外でもくつろぎが広がるよう、アウトリビングを充実させました。広びろとしたスペースを確保しつつ深い軒と塀で囲んだことにより、開放感を感じながらもリラックスできる屋外空間となっています。どの居室からも大きな開口部でつながる上、室内との段差がないので室内空間の一部のように気軽に楽しめるスペースとなっています。


開放感のある勾配天井と、落ち着きのある色調の空間が心地よく調和しています。

所在地 愛知県
家族構成 ---
敷地面積 853m²
建築面積 330m²
延床面積 433m²
建ぺい率 38%
容積率 44%


高さ2.4mある大開口を2面配し、周囲の緑を楽しめます。


両側の壁や軒天で囲まれているため、外からの視線を気にすることなく、落ち着ける空間に。


風通しをよくするため、塀の天然木部分は、視線を遮り風は通す"千鳥張り"に。

大きな屋根の傾斜をインテリアとして生かした個性的なゲストルーム。

木や石など天然素材を基調とした内装。落ち着きと洗練を兼ね備えた空間です。

和室はヒノキの色調で統一し、モダンな印象にまとめました。

中庭から暮らしが広がる平屋

[熊本県 Kさま邸]


水平ラインを強調した、シャープで安定感のある外観。白とアルミカラーを基調色に。

Kさま邸は、落ち着いた街並みの一角に建つ平屋の住まい。水平ラインを強調したフラットな外観は、シャープで安定感のある佇まいを見せています。 住まいづくりにあたってKさまご夫婦がとくに重視されたのは、子どもとのコミュニケーションがとりやすいオープンな間取りであること、周囲の視線を気にすることなく家族でくつろげること、そして防犯もしっかり考えられていることの3つでした。 その答えが「外側は閉じ、中庭に向かって開かれた家」という発想。中庭を中心とした"サーキュレーションプラン"が、この上ない安心とくつろぎを実現しました。


シャープな直線と面で構成された、端正な佇まいの平屋。

中庭を囲んで、家族がつながる住まい

Kさま邸は中庭を囲むように、家族が集まるLDKやワークスペースのあるホール、子ども部屋が配され、どこにいても家族の気配を感じることができます。これが、中庭を囲んでつながるサーキュレーションプランです。また、中庭には日差しがたっぷりと入り、自然の光が室内空間につながりをつくります。シンボルツリーとして植えられたヤマモミジが、四季の彩りで目を楽しませてくれることでしょう。


夜のライトアップにも風情さを演出するシャープな外観

プライバシーとオープンな快適さを両立

Kさま邸の設計コンセプトは、外側は閉じて、中庭に向かって開かれた住まい。そのねらいは防犯性とプライバシーを確保しながら、四季を感じられるオープンな暮らしを楽しむことにあります。まず防犯面では、外側の窓は必要最小限とし、外部から侵入しにくい「高窓」を採用。また、ウッドデッキを敷いた大きな中庭は室内に自然の光と風邪を招き入れ、のびのびとくつろげる開放感を与えてくれます。


白とアルミカラーを基調色にすることで、ライトアップ時に玄関の明るさも演出

所在地 熊本県
家族構成 ---
敷地面積 312m²
延床面積 140m²
建ぺい率 46%
容積率 46%


家の中心にある中庭。季節ごとに異なる表情を見せるヤマモミジを植えました。


大開口を開け放てば内と外が一体につながるリビング・ダイニング


左手に中庭と接するダイニング・キッチン。白とブラウンの2色ですっきりとした印象です。


シンプルで大らかな子ども室。将来は2部屋に仕切る予定です。

中庭まで一直線につながる玄関とリビング。スライドドアを開けると、中庭まで視線が抜けます。

ホールも有効利用。造りつけのキャビネットとデスクを設置しました。

トイレも明るく清潔感のある空間になるよう、すりガラスのスリット窓を設置しました。

キッチンの背後、スリットのFIX窓から、外の植栽が掛け軸のように映ります。

和の伝統美と洋のモダンが融け合う 平屋の家

[愛知県一宮市 Hさま邸]

おおらかな寄棟屋根にセラミックの外壁やアルミ格子が調和し、気品を醸し出すHさま邸。2台分のビルトインガレージが母屋と流れるように連なり、美しいフォルムを形成しています。純和風だった以前のお住まいをモダンに再現したこの端正な平屋は、強靱な構造を持つ鉄骨ラーメン構造のハイブリッド住宅。

「昭和初期に建てられた古い家に父亡き後、母が一人で暮らしていましたが、老朽化が進み、耐震性も心配でした。それで高齢の母が安心して快適に暮らせるよう、地震や火災にも強いハイブリッド住宅に建て替えることにしたのです」と隣家に住むご子息のHさまは語ります。

Hさま邸を訪れた客人が最初に感嘆するのが、目を見張る広さの玄関ホールでしょう。三和土にはタイルで「H」のイニシャルが描かれ、ペイズリー柄のエレガントな壁クロスと相まって瀟洒なホールのよう。

リビングのサッシの外に設けられたインナーテラスはもうひとつの憩いの場。アルミの縦格子壁で外からの視線も気になりません。

洋間と二間続きになった15畳大の和室にもこだわりが反映されていました。障子の外に11メートルにわたって走るM‐Wood(エムウッド)デッキは深い軒下に守られ、お寺の広い濡れ縁さながら。

縁側に座って灯籠や踏み石が美しく配置された和風庭園を眺めていると、豊かな時間が流れ、心が癒されます。
また、法事などで20人以上のご親族が集まることもあり、二間続きのこの間取りは大変重宝されているそうです。

「以前の家と極力変わらない間取りにしてもらったので、高齢の母も戸惑うことなく快適に暮らせて喜んでいます。良い親孝行ができました」と顔をほころばせるHさまです。

リゾートの憩いに満ちた平家の家

[東京都小平市 Kさま邸]

「バリ島のリゾートホテルのようなくつろぎに満ちた住まいで、友人たちと楽しい時間を過ごしたい」。
そんな想いを叶えた平家のKさま邸。舞台となるリビングは、窓の外に広いデッキや南国風の庭が広がり、まさにアジアンリゾートの雰囲気。

ダークな色合いの床や建具と、珪藻土(けいそうど)のコテ塗り壁が調和し、間接照明のやわらかな灯りが優美なムードを醸し出しています。

リビングの一画にしつらえたモダンな和室は、障子を開け放てばひと続きの大空間になり、大勢のご友人が思い思いの場所でゆったりとくつろげます。和室の窓から眺めたときは庭が和風に見えるよう、植栽や庭石に趣向が凝らされていました。

一方で、一人暮らしのKさまがふだんは効率よく快適に暮らせるように、プライベートエリアの間取りをひと工夫。 ダイニングキッチン、寝室、納戸をつなぎ、1LDK感覚のコンパクトな空間で日常生活が完結できるようになっています。

もうひとつ、とっておきのリゾート感を味わえるのが、お風呂好きのKさまの夢を叶えた浴室です。インテリアのような美しいデザインの浴槽に浸かりながら、庭の眺めを楽しむバスタイムは至福のひととき。
「湯上りのほてった体で外に出て庭の東屋でひと休みすると爽やかな風が心地よいです。一日の疲れが癒されて、心身ともにリフレッシュできます」とKさま。

プライベートな空間が見えない造りだから、バスタオル一枚で涼んでいても近隣からの視線が気になりません。

「男の隠れ家」のようなこのお住まいは、多忙なKさまが自分を取り戻す憩いのオアシス。今夜もご友人が集まり、賑やかな宴となりました。

大きな開口部と坪庭を活かしたゆとりある平屋づくりの家

[宮崎県小林市 Fさま邸]

九州南部に横たわる霧島連山。小林市はその山麓に位置し、美しい稜線を間近に見ることができます。Fさま邸からも、深緑色の山々が連なる様子が望め、住宅地ながらうらやましいほどの環境です。

南九州は、住宅の約3割が「平屋」建てといわれています。Fさまご夫妻も、家づくりを考え始めたときから迷うことなく平屋を選択。実際、Fさま邸の周囲の住宅もその多くが平屋です。

Fさま邸の特徴のひとつは、その外観にあります。2棟のフラットな屋根の直方体がつながっているような形をしており、真上から見るとHの文字に似た構造になっています。そして、表情豊かな白い外壁は、切妻屋根の典型的な日本家屋が多いなか、ひときわ目を引きます。

道路に面した玄関側は窓が小さくとられていますが、室内は、大きな開口部のある開放感あふれる空間です。広い玄関の右手には琉球畳が敷き詰められた和室、左手奥には奥さまが開いているピアノ教室用のレッスンルーム。そして玄関正面には、リビングとダイニングキッチンが広がっています。このパブリックルームには大きな開口部が設けられているため、明るく開放感たっぷり。柱のないこれだけの大空間も、この住まいの特徴となっています。

また、リビングや和室、寝室や子ども部屋は、それぞれが直結しているため、廊下がほとんどありません。それも、ご夫妻のお気に入りのひとつです。

ユニークなのは、寝室と子ども部屋の配置。リビングとダイニングキッチンを挟んで、キッチン側の奥にあるのが寝室で、反対側のリビング奥に子ども部屋があるのです。キッチンに直結している寝室は、朝起きて、すぐに家事にとりかかれることがとても便利だと奥さま。一方の子ども部屋へは常にリビングを通る動線になっているため、お子さまとのコミュニケーションがはかりやすいと好評です。

そして、とりわけご主人がこだわったのが、和室と坪庭、それにバスルームでした。和室は、来客用だけではなく、将来的にご両親との同居を考えてのこと。和室の扉を開け放つと、リビングとつながっているだけに、Fさま邸の広さがさらに強調されて、平屋ならではという印象です。

その和室の向こう側には坪庭があり、その右手に自慢のバスルーム。ゆったりと広々としたバスルームには、大きなはき出し窓が設けられ、明るい光が注ぐ坪庭を眺めながらくつろぐことができるという仕掛けです。

ゆとりという言葉がぴったりのFさま邸。そして、霧島連山の風景のように、のびやかなFさまご家族でした。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

PAGE TOP