自然と、家族と、心地よくつながりお子さまたちが伸びやかに楽しく遊ぶ住まい
[新潟県 Sさま邸]
自然豊かな環境で3人のお子さまを大らかに育てたいとの思いから、新潟県へと移住されたSさま。2つの中庭を抱いた眺めの良いお住まいは、歩く都度に目に入るシーンが変わり、いたるところにお子さまたちが遊べる仕掛けが施されています。
「子どもたちが家の中で自由に楽しく遊べて、家族と思う存分コミュニケーションできる家づくりを目指しました」とSさまは語ります。
玄関ホールと一体にしつらえた小上がりの和室はオープンなくつろぎの間で、五月人形や雛人形を飾る場としてもうってつけ。地窓から見える和庭の眺めは一幅の絵画のようです。
玄関ホールからLDKへと続く中庭に面した長い廊下には、壁一面に天井まである本棚を造り付けてご家族みんなの「図書室」になっています。お子さまたちは好きな絵本を選び、ハンギングチェアに揺られて読書をしたり、外のウッドデッキで遊んだり。
「本を手にリビングのベンチソファで寝そべって、田園風景を眺めるのも気持ちがいいですね」とSさま。
リビングの吹き抜けを介して上下階の視線がつながり、家族がどこにいてもお互いの気配が温かく伝わってきます。2階の渡り廊下からはLDKが見下ろせて楽しそう。
子ども部屋の手前に設置したカラフルなボルダリングウォールも育ち盛りのお子さまたちのお気に入りです。
「子どもたちが伸び伸びと楽しく遊んでいる姿を見るのが何よりの幸せですね。こうした住まいで育つことで兄弟愛が深まり、大人になってもずっと仲良しでいてくれると思います」と目を細めるSさまです。
『中庭を囲んで四季の移ろいを愛でる』開放感とプライバシーを両立した住まい
[新潟県 Aさま邸]
どこにいても中庭のシンボルツリーが眺められる3階建てのお住まいで、四季の変化を愛でる情趣豊かな暮らしを満喫されているAさま。 中庭をコの字に囲んだプランで、道路側からの視線をルーバーで遮ってプライバシーを守り、カーテンいらずの明るく開放的な住空間を実現しています。
「落葉広葉樹のアオダモを植えたので春は新緑、夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめます」とAさま。
1階には茶事をたしなむ奥さまのために、水屋をしつらえた本格的な茶室が設けられ、ここの地窓から見える中庭は飛び石や下草で和風の趣に演出されています。
2階に上がると、そこに広がるのはリビングを吹き抜けにしたLDK。 ウォールナットのフローリングにグレーの石タイルを張ったアクセント壁が気品高く調和し、吹き抜けの大きな窓からも、中庭からも、光がふんだんに差し込みます。
LDKとつながるバルコニーは、中庭に面して自然と親しむ空間。 「お茶を飲んだり、バーベキューをしたり、我が家のリゾートスペースです」と奥さまはにっこり。
3階は吹き抜けを囲む間取りで、お子さまたちのスタディースペースを広々と確保しました。 テキスタイルフロアの床は足触りも心地よく、お子さまたちは走り回って楽しそう。 大きなガラス壁越しに2階リビングが見下ろせます。 「子どもは一人で宿題をしていても、2階の家族の顔が見えるから寂しくないみたいです」とAさま。
家族を慈しみ、心豊かに過ごす美しい暮らしがここにありました。
吹き抜けリビングで中庭を眺めて憩う、ラグジュアリーホテルのような住まい
[新潟県 Oさま邸]
Oさま邸の玄関ホールに入ると、そこに広がるのは虚飾を排し、ラインで建築美を際立たせた白の世界。大きな窓越しに見えるホワイトタイルの中庭に目が奪われます。
モザイクタイルの水盤にたたえられた水が陽光を受けてゆらめき、モダンアートの美術館のよう。この中庭はリビングにも面しており、高い壁で外からの視線を遮ることで、プライバシーが守られています。
「家にいながら非日常的な雰囲気が味わえる暮らしがしたくて、ハワイのお気に入りホテルのテイストを設計に取り入れてもらいました」とOさまは語ります。
玄関から続く階段ホールの壁際には、マッキントッシュの名作椅子、ラダーバックチェアを飾ってインテリアのアクセントに。ブラウンガラスの壁越しにリビングが透けて見える演出も素敵です。
LDKは約30畳の大空間で、6mを超える吹き抜けリビングは、上の窓からも光が差し込んで圧巻の明るさです。白い大理石調フロアに黒革ソファやアールを描くアルコランプが調和する上質な空間は、ラグジュアリーホテルさながら。
「夜は間接照明とアルコランプだけを灯し、落ち着いた雰囲気でくつろいでいます。中庭の水盤をライトアップすると水面が煌めいてきれいですよ」とOさま。
テレビボード側のタイル壁の後ろは家事コーナーとパントリー。雑多なモノをここに隠せるのも、生活感の漂わない美しい暮らしの秘訣でしょう。
「木目の質感を取り入れたメタルスモークのキッチンは奥さまのお気に入り。フランスの伝統陶器をコレクションしている奥さまは、家づくりをきっかけにテーブルコーディネーターの資格も取得されたそう。
「ときどき仲良しの友人とダイニングで食事会をしています。今度は好きな食器でテーブルコーディネートも楽しみたいですね」
ダイナミックな吹き抜けの大きな窓から、絵のように空を楽しむ洗練された住まい
[新潟県 Sさま邸]
箱を組み合わせたような外観が印象的なSさま邸。玄関をあえて正面から見えない位置に配置、ガレージシャッターと四角い大きな窓のみをアクセントにした佇まいは、まるでモダンアートの美術館のようです。スケルトン階段が走る玄関ホールも、大空間のLDKも、すべて大理石調フロアで美しく統一され、中庭に1本だけ植えられた樹木の緑が「白」の世界に鮮やかな色を添えています。
LDKに入ると、リビングのダイナミックな吹き抜けに目を奪われます。
「圧迫感のない暮らしがしたかったので、吹き抜けを思い切り大きくしてもらいました。南側の高い位置にある大きな窓から空の景色がきれいに見えて、一日中眺めていても飽きません。赤く染まる夕暮れも美しく、夜にはお月見や星空も楽しめます」と奥さまは笑顔で語ります。
カウンタートップと扉をセラミックの風合いで統一したキッチンは高級家具のよう。デザインタイルの壁や木目の収納と調和して、インテリアを引き立てています。
家事動線にもしっかり配慮。洗濯物がすぐにインナーバルコニーに干せるよう、洗面・浴室は2階に配置。続きに室内干しのできるランドリールームも設けました。
また、サーフィンが趣味のご主人のご希望で、インナーガレージの奥にはシャワーブースとサーフボードの置けるスペースが設けられています。
「早朝にすぐそばの海で波乗りした後、シャワーを浴び、着替えてそのまま仕事に出かけます」とご主人。
生活感の漂わない美しい住まいで、憩い、語らい、趣味を楽しむ充実した暮らしを満喫されています。
光や木々の美しさを楽しむ居心地の良い住まい
[新潟県 Iさま邸]
シンプルなスクエアを組み合わせた美しい外観が目を引くIさま邸。若いご夫婦のデザインイメージを叶えたお住まいは、空間にも素材にもこだわりが光ります。
2m85㎝の天井高が伸びやかさを生むLDKは、板張りの天井とミャンマーチーク無垢材のフローリングが調和した木の温もり溢れる空間。くつろぎのリビングは、床から天井まであるフルハイトサッシの効果で、まるで庭とリビングがひと続きに繋がっているかのようです。
5.1Chサラウンドのスピーカーから流れるジャズを聴きながらソファでくつろぐIさまは「この空間は格別ですね。窓から庭の木々を眺めるひととき、ほっと心が和みます」と微笑みます。
一方、ダイニングはあえて窓から離して、お家に優しく包まれた心地よさと安心感のある雰囲気を出しています。床暖房の入った無垢のフローリングは「暖かくて、肌触りや香りが良く住み心地も満点です」と笑顔の奥さま。
照明は、ダウンライトで壁を照らしてアクセントにしたり、間接照明を使って明るさのメリハリをつけてお部屋を演出しています。
ダイニングキッチンは賑やかに会話をしながら食事が楽しめるよう、天井の間接照明とペンダントライトで明るく演出。リビングは一人でもゆっくりとくつろげるよう、テレビの上のダウンライトだけに絞り、落ち着きがありリラックスできる環境にしています。
「一つのLDKの中に、庭へのつながり方や明るさに違いがあり表情豊かで、気分に合せて居場所を変えて楽しんでいます」とIさまは語ります。お二人の美意識をデザインしたお住まいで心地よい暮らしを満喫されています。
伝統の和に、ゆとりが息づく住まい
[新潟県 Iさま邸]
200坪以上もの庭と一体で設計された、数寄屋風の佇まい。上質な和の趣が漂います。
日本百名山のひとつ、妙高山を仰ぎ見る新潟県。その歴史と自然に恵まれた地にIさまの住まいは建っています。住まいづくりを検討された当時は東京にお住まいだったご夫妻ですが、「いずれは生まれ育った新潟の地に帰って暮らしたい」と相談されていたそうです。 そんな折り、上越市で自然と人間の共存をめざした街づくりを行うという「アーバンビレッジ構想」がスタートしたことを耳にされ、お二人はこの考え方に共鳴。生まれ故郷の美しい自然とともに暮らす終の住み処づくりが始まりました。
木肌も清々しいヒバを用いた門。敷石には大谷石を使っています。
住まいと庭を一体でデザイン
「一生住み続ける住まいだからこそ地域に長く残っていくものを」と考えたIさまは、建物だけでなくエクステリアも含めてトータルな住まいづくりを進められました。20坪以上の広さを持つ庭はヤマボウシやケヤキなど20種以上の木々が植えられ、玄関アプローチや建物のまわりには種々の山野草が一体となった美しさで心を和ませてくれます。この環境が、ゆとりの暮らしを実現しているのです。
壁も床もやさしい色調で統一したリビング。家具の美しさを引き立てます。
ふれあい温まる、囲炉裏の部屋
全室南面の部屋は、雁行プランによって光や風をより多く招き入れることができ、住まい全体に心地よさが広がります。また、Iさまの一番のこだわりは「囲炉裏のある部屋」。高い天井と美しい木肌で包まれた空間はシンプルそのもので余計な家具は一切置かれていません。日常を忘れてリラックスできるひとときは格別。みなさん、時の経つのを忘れておしゃべりに熱中してしまうそうです。
囲炉裏の間は、ご主人の最もお気に入りの空間。日常を忘れる別世界です。
所在地 | 新潟県 |
---|---|
家族構成 | ご夫婦・お子さま1人 |
敷地面積 | 1,000m² |
延床面積 | 297m²(1階 228m²、2階 69m²) |
---|---|
建ぺい率 | 30% |
容積率 | 50% |
玄関ドアには門と同じヒバを使用。アプローチ脇の山野草が訪れる人を温かく迎えます。
日本伝統の美意識を表現した中庭。玄関から居室へつながる廊下から眺められます。
光が注ぎ、風が流れる内と外が融け合う家
[新潟県 Nさま邸]
Nさま邸は幹線道路沿いにある。広く長いアプローチをとることで喧騒を避け、数台が止められる駐車場を配置。アプローチ沿いの見事な植栽も庭として機能している。
三世代にわたって受け継がれてきた広大な日本の伝統的な庭園と家屋があったNさま邸。その建て替えに当たり、もっとも気を配ったのが光と風、そして庭だったという。木々がうっそうと茂り、採光の少なかった家屋から風通しのいい光あふれる住まいへ、広くて手のかかる日本庭園から季節の花々が身近に感じられる親しみのある庭へ。Nさま邸にとって住まいの快適性を支えているのが、内と外をつなぐ庭なのだといえる。
2階から望むメインの庭。中央には背の高い樹木が植えられ、庭のアクセントに。タイル貼りのテラスがリビングと庭を巧みにつないでいる。
どこからも庭が楽しめる空間配置に工夫
Nさま邸の特徴は、住まいを囲むように庭が続き、どの部屋からも庭の気配が感じられる空間配置になっているところにある。リビングから望むメインの庭に加え、玄関と廊下に面した坪庭、さらには裏庭もあり、窓の外にはいつも花や木々の姿が目に映るよう工夫されている。
玄関脇からの敷石が誘導役となって庭へと続く様子は、日本の伝統的家屋を思わせる。住まい全体が洋風でありながら、そうした和風の味付けが施されているのも特徴だ。
洋風のなかに和風のエッセンスを
とにかく明るい家を。そして広くて居心地のいい部屋で構成したい。それがNさまご夫妻の望みだった。そのため、1階の中央に広く吹き抜けのあるリビングと和室を設け、南側には連続するようにダイニングとキッチンが続く。また北側には広い仏間もあり、2階の3つの寝室にはそれぞれ広いテラスが設けられている。全体としては洋風ながら、どこか和のテイストが感じられる住まいは、おおらかで親しみのある空間となっている。
吹き抜けのある広いリビングは開口部も大きく、庭との一体感を醸し出している。連続するダイニング側にも庭が続き、日常の多くの時間を緑とともに過ごすことができる。
所在地 | 新潟県 |
---|---|
家族構成 | ご夫婦・お子さま2人 |
敷地面積 | 988m² |
延床面積 | 362m²(1階 258m²、2階 103m²) |
---|---|
建ぺい率 | 27% |
容積率 | 36% |
広い玄関の正面からは、まるで額縁の中の絵画のように坪庭が見える。この坪庭は玄関からは洋風に映り、左手の廊下側からは和風に見える仕掛けが施されている。
リビングに隣接した和室から望む坪庭。灯篭やつくばいは以前の日本庭園から受け継いだもの。障子を開けて畳でくつろぎながら坪庭を眺められると、お客さまにも好評だという。
-
アートを愛するご夫妻のこだわりが光るギャラリーの楽しさに満ちた平屋のお住まい
2021.01.21
-
古い時代の面影を残す「小正月」の行事 せわしない現代こそ見直したいもの
2021.01.14
-
新しい日常を安心して子育てができる住まいとはAERA with Kids編集長江口祐子
2021.01.07
-
自宅でのんびり派も、カウントダウン派も年越しは歴史いろいろ人それぞれ
2020.12.24
-
2020.12.17
-
水平ラインが際立つ風格あふれる佇まい 上質感漂うLDKで美意識が高まる暮らしを
2020.12.10
-
新しい日常を安心して送るために在宅避難も視野に入れた災害対策NPO法人プラス・アーツ理事長永田宏和
2020.12.03
-
1/fゆらぎ効果と非日常体験が味わえる「焚き火」で心身をリフレッシュ!
2020.11.26
-
2020.11.19
-
ホテルのラウンジを思わせる美しいリビング 高い天井の開放感あふれる平屋の暮らし
2020.11.12
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月