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光や木々の美しさを楽しむ居心地の良い住まい

[新潟県 Iさま邸]

シンプルなスクエアを組み合わせた美しい外観が目を引くIさま邸。若いご夫婦のデザインイメージを叶えたお住まいは、空間にも素材にもこだわりが光ります。

2m85㎝の天井高が伸びやかさを生むLDKは、板張りの天井とミャンマーチーク無垢材のフローリングが調和した木の温もり溢れる空間。くつろぎのリビングは、床から天井まであるフルハイトサッシの効果で、まるで庭とリビングがひと続きに繋がっているかのようです。

5.1Chサラウンドのスピーカーから流れるジャズを聴きながらソファでくつろぐIさまは「この空間は格別ですね。窓から庭の木々を眺めるひととき、ほっと心が和みます」と微笑みます。

一方、ダイニングはあえて窓から離して、お家に優しく包まれた心地よさと安心感のある雰囲気を出しています。床暖房の入った無垢のフローリングは「暖かくて、肌触りや香りが良く住み心地も満点です」と笑顔の奥さま。

照明は、ダウンライトで壁を照らしてアクセントにしたり、間接照明を使って明るさのメリハリをつけてお部屋を演出しています。

ダイニングキッチンは賑やかに会話をしながら食事が楽しめるよう、天井の間接照明とペンダントライトで明るく演出。リビングは一人でもゆっくりとくつろげるよう、テレビの上のダウンライトだけに絞り、落ち着きがありリラックスできる環境にしています。

「一つのLDKの中に、庭へのつながり方や明るさに違いがあり表情豊かで、気分に合せて居場所を変えて楽しんでいます」とIさまは語ります。お二人の美意識をデザインしたお住まいで心地よい暮らしを満喫されています。

伝統の和に、ゆとりが息づく住まい

[新潟県 Iさま邸]


200坪以上もの庭と一体で設計された、数寄屋風の佇まい。上質な和の趣が漂います。

日本百名山のひとつ、妙高山を仰ぎ見る新潟県。その歴史と自然に恵まれた地にIさまの住まいは建っています。住まいづくりを検討された当時は東京にお住まいだったご夫妻ですが、「いずれは生まれ育った新潟の地に帰って暮らしたい」と相談されていたそうです。 そんな折り、上越市で自然と人間の共存をめざした街づくりを行うという「アーバンビレッジ構想」がスタートしたことを耳にされ、お二人はこの考え方に共鳴。生まれ故郷の美しい自然とともに暮らす終の住み処づくりが始まりました。


木肌も清々しいヒバを用いた門。敷石には大谷石を使っています。

住まいと庭を一体でデザイン

「一生住み続ける住まいだからこそ地域に長く残っていくものを」と考えたIさまは、建物だけでなくエクステリアも含めてトータルな住まいづくりを進められました。20坪以上の広さを持つ庭はヤマボウシやケヤキなど20種以上の木々が植えられ、玄関アプローチや建物のまわりには種々の山野草が一体となった美しさで心を和ませてくれます。この環境が、ゆとりの暮らしを実現しているのです。


壁も床もやさしい色調で統一したリビング。家具の美しさを引き立てます。

ふれあい温まる、囲炉裏の部屋

全室南面の部屋は、雁行プランによって光や風をより多く招き入れることができ、住まい全体に心地よさが広がります。また、Iさまの一番のこだわりは「囲炉裏のある部屋」。高い天井と美しい木肌で包まれた空間はシンプルそのもので余計な家具は一切置かれていません。日常を忘れてリラックスできるひとときは格別。みなさん、時の経つのを忘れておしゃべりに熱中してしまうそうです。


囲炉裏の間は、ご主人の最もお気に入りの空間。日常を忘れる別世界です。

所在地 新潟県
家族構成 ご夫婦・お子さま1人
敷地面積 1,000m²
延床面積 297m²(1階 228m²、2階 69m²)
建ぺい率 30%
容積率 50%

玄関ドアには門と同じヒバを使用。アプローチ脇の山野草が訪れる人を温かく迎えます。

日本伝統の美意識を表現した中庭。玄関から居室へつながる廊下から眺められます。

光が注ぎ、風が流れる内と外が融け合う家

[新潟県 Nさま邸]


Nさま邸は幹線道路沿いにある。広く長いアプローチをとることで喧騒を避け、数台が止められる駐車場を配置。アプローチ沿いの見事な植栽も庭として機能している。

三世代にわたって受け継がれてきた広大な日本の伝統的な庭園と家屋があったNさま邸。その建て替えに当たり、もっとも気を配ったのが光と風、そして庭だったという。木々がうっそうと茂り、採光の少なかった家屋から風通しのいい光あふれる住まいへ、広くて手のかかる日本庭園から季節の花々が身近に感じられる親しみのある庭へ。Nさま邸にとって住まいの快適性を支えているのが、内と外をつなぐ庭なのだといえる。


2階から望むメインの庭。中央には背の高い樹木が植えられ、庭のアクセントに。タイル貼りのテラスがリビングと庭を巧みにつないでいる。

どこからも庭が楽しめる空間配置に工夫

Nさま邸の特徴は、住まいを囲むように庭が続き、どの部屋からも庭の気配が感じられる空間配置になっているところにある。リビングから望むメインの庭に加え、玄関と廊下に面した坪庭、さらには裏庭もあり、窓の外にはいつも花や木々の姿が目に映るよう工夫されている。


玄関脇からの敷石が誘導役となって庭へと続く様子は、日本の伝統的家屋を思わせる。住まい全体が洋風でありながら、そうした和風の味付けが施されているのも特徴だ。

洋風のなかに和風のエッセンスを

とにかく明るい家を。そして広くて居心地のいい部屋で構成したい。それがNさまご夫妻の望みだった。そのため、1階の中央に広く吹き抜けのあるリビングと和室を設け、南側には連続するようにダイニングとキッチンが続く。また北側には広い仏間もあり、2階の3つの寝室にはそれぞれ広いテラスが設けられている。全体としては洋風ながら、どこか和のテイストが感じられる住まいは、おおらかで親しみのある空間となっている。


吹き抜けのある広いリビングは開口部も大きく、庭との一体感を醸し出している。連続するダイニング側にも庭が続き、日常の多くの時間を緑とともに過ごすことができる。

所在地 新潟県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 988m²
延床面積 362m²(1階 258m²、2階 103m²)
建ぺい率 27%
容積率 36%

広い玄関の正面からは、まるで額縁の中の絵画のように坪庭が見える。この坪庭は玄関からは洋風に映り、左手の廊下側からは和風に見える仕掛けが施されている。

リビングに隣接した和室から望む坪庭。灯篭やつくばいは以前の日本庭園から受け継いだもの。障子を開けて畳でくつろぎながら坪庭を眺められると、お客さまにも好評だという。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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