Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

高断熱で夏も冬も快適なエネルギー収支ゼロの暮らし

[神奈川県 Uさま邸]

<きっかけは、大容量の太陽光発電>
家を建てられる前は、駅近くの分譲マンションに住まわれていたUさま。「近所にいい土地が売りに出ているのを知り、プランニングや資金計算を依頼しました。ZEHには以前から関心があったので、太陽光発電がどのくらい設備できるかも確認してもらったところ、10kWもの太陽光パネルが載せられるとわかったんです。それが背中を押しましたね」

年間の売電額シミュレーションの結果、平均で月2万円ほど売電できる予想となったことや、平成26年度のZEH支援事業の補助金制度により、予算を大きくアップせずにZEH仕様にできることが後押しとなり、購入を決断されました。

<温度変化も結露も、まとめて改善>
断熱性や機密性が高いミサワホームの住まいですが、UさまはZEHにするにあたり、特に窓の断熱性について意識されたといいます。「性能の良いエアコンを付けても、窓から熱が逃げてしまったら空調のロスが多くなってしまうということで、樹脂サッシを選択しましたが、一冬を過ごしてみて快適さに驚きました。

冬の夜、1階LDKの暖房を消して寝ても、朝起きた時にあまりに温度が下がっていないんです。マンションのころと比べても全然違いますね。

保温性がいいというのを実感します。夏も同様で、外気の影響を受けにくいんだと思いますね」また、マンションでは窓の結露がひどかったそうですが、今ではまったく結露もないとのこと。

オール電化でキッチンもIHクッキングヒーターになったことで、温度や湿度が変わりにくく、夏場の調理が快適なのもご家族に好評だそうです。また、屋内でガスの燃焼がないことで「部屋の空気もきれいになった気がします」とメリットを実感されていました。

<今まで通りの生活でも、おトクで快適>
「洗濯機や食洗機くらいは、なるべく深夜電力を使うように心がけていますが、エアコンは気にせずつけていますね。調理の時間帯なども特に意識していないのですが、電気代がとても安いんです」とUさま。マンションの頃は電気代が月々平均13,000円、ガスが平均10,000円、合わせて23,000円ほど光熱費を払っていたそうですが、いまは電気代だけで月平均13,000円程度。「かなりの光熱費削減になっていますよね。太陽光発電の売電額を計算に入れると、毎月光熱費の収支がプラスになってしまうほどです」

さらに、設備面では大容量の蓄電池をレンタル。昼間はご家族が皆出かけているため、冷蔵庫や照明、炊飯器やコーヒーメーカーなどで使う電気は、ほぼすべてを太陽光発電と蓄電池でまかなえており、万一の災害などの停電時に備えられる安心感も魅力だといいます。

「『enecoco』でどれくらい発電したのか見るのが楽しいですね。チェックしているのは主に私で、家族はほとんど何も気にせず暮らしていますが、今まで通り生活して今まで以上に快適でおトクに暮らせるのはすごいですよね」と語るUさまは、ZEHに大満足のご様子でした。

家族の動線を間取りに活かし、快適で便利な「蔵」のある暮らし

[神奈川県横浜市 Tさま邸]


ご主人が特にこだわったのフラットルーフの外観。シャープな形状にモノトーンの色調がよく似合う。


家族が集うダイニング。キッチンはシンクが収納棚でうまく目隠しされている。

シャープな形状、墨色のようなカラー、ルーバーや外構のやわらかい色調。建物とエクステリアの調和が印象的なTさま邸は、中古住宅からの建て替えでした。


ベッドルームには、ウォークインクロゼットと書斎がある。

傾斜した敷地を活かし、かつて地下にあったガレージを1階にビルトイン。その上に「蔵」を設けることで居室をより広くとるようデザインされています。


リビングのテレビボードには壁面の両側に明かり取りの窓があり、空間の心地よいアクセントとなっている。

1階のパブリックスペースは広々とした明るい空間で、リビングの横には和室が続いています。実は和室を最も利用しているのは、二人のお子さまたち。カウンターを設置したことで、宿題や勉強をする学びの場になっているのです。キッチンやダイニングからも目が届くため、奥さまも安心できるとのこと。


2階のコモンスペースには造り付けのデスクがあり、奥さまが家事コーナーとして活用している。

2階は、コモンスペースを中心に、主室と2つの子ども部屋、浴室と洗面所が配置されています。洗濯関連の家事はすべて2階で済ませられるため、動線もコンパクトで効率的とのこと。またコモンスペースは、テキスタイルフロアにしたため、寛ぎやすいと人気です。ライブラリーや家事コーナーもあり、お子さまたちが本を読んだり、ゲームをしたり、思い思いに利用されています。


コモンスペースはお子さまたちのお気に入りだ。

ご夫妻の希望でもあり、実際に好評なのが、ガレージ上の大収納空間「蔵」です。ちょうど階段の踊り場に扉があり、1階と2階どちらへのアクセスも便利とのこと。家具から備蓄品まで、多彩なモノが収納されています。


ビルドインガレージから続くアプローチの階段。やわらかい色調がやさしく玄関へ導く。

ご家族の動線がよく考慮されているため、入居後も大満足だとご夫妻は語ってくれました。


斜めのラインが印象的な玄関には、シューズクロゼットや洗面台が設けられている。


リビング横の和室は、お子さまたちの学びの空間。掘りごたつ式のカウンターに座り、ここで宿題をするという。

光と素材の質感が美しい家

[神奈川県 Iさま邸]


ホームシアターを堪能できる広びろとしたリビング。高い天井の空間にやわらかな光が満ちています。

新居を構えるにあたって、Iさまのご要望は「広いリビングでスポーツ観戦や映画鑑賞をゆったりと楽しみたい」というものでした。そこで、天井高3.2mという伸びやかな空間に、本格的なホームシアターを楽しむ環境を実現しました。インテリアを損なう配線類は巧みに目隠しする工夫もしています。 高窓やスリット形の窓など、プライバシーを守りながら光を取り入れることができる室内空間は、アイボリーの色合いでまとめ、ディテールにいたるまで端正なモダンテイストを貫いています。


櫛引仕上げとタイルの切り替えで、シンプルなBOXシェイプにアクセントをつけています。

光と広がりの演出で開放感を

住まいづくりの大きなポイントは、光と広がりの演出。階段になった玄関アプローチから玄関に入ると、正面に坪庭が見える設計で、どこまでも視線が抜けていく奥行きのある空間が感じられます。また、リビングとキッチンはフロストガラスでソフトに仕切りながら一体感を持たせたことも空間を開放的に見せるアイデア。明りとりの小窓は採光だけでなく、外観のアクセントにもなっています。


微妙な陰影が豊かな表情を見せる、テッセラタイルの外壁。

すみずみまで素材の質感にこだわり

外観も、室内も、素材の質感にこだわったことで、真の高級感とぬくもりが生まれました。外壁には櫛引仕上げとテッセラタイルを使い分けて、シンプルな箱形のフォルムに変化をつけています。また、室内も余計な装飾を排したシンプルなインテリアを心がけるとともに、内壁は微妙な陰影を生む塗り壁にするなど、すみずみまで美意識が息づく住まいになっています。


シックな色調に抑え、スタイリッシュな雰囲気にまとめたキッチン。

所在地 神奈川県
家族構成 ---
敷地面積 142m²
延床面積 120m²(1階 56m²、2階 56m²、KURA 7m²)
建ぺい率 39%
容積率 79%


中2階には大収納空間「KURA」の小さな出入り口が設けてあります。

和モダンの和室を2階に配置。琉球畳が清々しい雰囲気をつくっています。

ホワイトで統一した清潔感と開放感あふれるバスルーム。

洗面室もホワイトで統一し、一体感と広がりが感じられる空間に。

割れ石の風合いのテッセラタイル。


自然な仕上げが美しい櫛引仕上げ

つながりと、程良い距離感が「心地良い家」

[神奈川県 Kさま邸]


広いオープンなパブリックスペース。ひとつにつながっていながら、思い思いに過ごす個室感覚もある空間になっている。

外壁のテクスチャーと玄関のアーチが美しい端正な外観のKさま邸。ここは、鉄骨ラーメン構造と外壁が特徴の「ハイブリッド住宅」です。家をつくろうと決心したとき、ご主人があちこちの展示場を丹念に巡り、さまざまな情報を収集して検討した結果、もっとも「腑に落ちた」のがハイブリッド住宅でした。
たとえば耐震性は、構造体が揺れることで地震の揺れを吸収し、その揺れをさらにMGEOで制御するという仕組みです。それはとても理にかなっていると思いました。また、外壁が断熱性や耐火性、耐久性など多機能で、厚さ8㎝のセラミック素材であることも、気に入った理由です」


ハイブリッド住宅ならではの美しい外壁が独特の雰囲気を醸し出している外観。

便利で機能的な空間

1階に広いパブリックスペース、2階にプライベートスペースを配置。そして、空間に求める考えやアイテムを明確に伝えたことで、便利で機能的な空間を実現しています。
お気に入りのひとつが、玄関の両側それぞれにシューズクロゼットと駐車場に通じる広い収納を設けていただいたことですね」とご主人。奥さまも「シューズクロゼットは靴だけでなく、宅配品など、整理前のちょっとした荷物などを置けますし、もう一方の収納からはそのまま駐車場へ出入りできるので、とても助かっています」と大好評。


2階にあるマルチスペースは、ご家族のセカンドリビングとしてくつろぎ空間となっている。

互いの気配を感じながら過ごすことができる空間「コモンズ」

リビングは広く明るいうえに、タタミコーナーもあるオープンなつくり。「キッチンから子どもたちを見守りたい」という奥さまの願いをご主人が叶えたものです。コモンズとは人が集まるという意味ですが、Kさま邸の場合は、二人のお子さまが勉強したり、お絵描きができるラーニングコモンズ。キッチンの真横にあり、親子がお互いの気配を感じながら、それぞれに過ごすことのできる空間になっています。


リビングにあるコモンズは、個室感覚の学びの空間だ。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・子供3人
敷地面積 268m²
延床面積 197m²(1階 105m²、2階 91m²)
建ぺい率 −−−
容積率 −−−


女の子用のピンクの壁がアクセントになっている子ども部屋。


玄関扉に向かって右にシューズクロゼット、左に駐車場へ通じる収納がある。

子ども部屋には落書きができるクロスが貼ってあり、お子さまたちのキャンバスに。

古い街並みに調和するパノラマ眺望の家

[神奈川県 Kさま邸]


境川を臨み、悠々と建つハイブリッド住宅。端正な外観が街並みにとけ込んでいます。

明るい光と風があふれる湘南。その閑静な住宅地にある築80年の日本家屋を、Kさまはハイブリッドの二世帯住宅に建替えられました。 選ばれた理由は、第一にシンプルで風格あるデザインが街並みにとけ込むこと。第二に頑丈な構造がもたらす揺るぎない安心感。第三に長期の仮住まいでお母様に負担をかけたくないことから、比較的工期が短いことが評価されました。 「家族の歴史や思い出を大事にしたい」ということで、古い門構えや庭はそのまま残されましたが、新しいハイブリッド住宅の外観は見事に調和しています。


川の対岸から見たKさま邸。

眺めの良い2階リビングの家

建替えにあたってのコンセプトは「眺めの良い2階リビングの家」。敷地の目の前に流れる川をゆったりと船が行き交い、水鳥が戯れる絶好のロケーションをいかすことが、Kさまのたってのご希望でした。そこで、リビングを2階とし、大開口を3面に設けてパノラミックな眺めを実現しました。晴れた日はキラキラ輝く川面が天井に反射して、うっとりするほどの美しさだそうです。


家族の歴史を継いでいくため、古い門構えを大事に残されました。

空間の遊び心と気配り

Kさま邸には暮らしを思う"空間遣い"がすみずみにあります。ご主人は仕事柄、インテリアの専門家。そのセンスをいかして、リビングにはアンティークのビリヤードの台を置かれたり、床材には目地がなくホコリが溜まりにくいリノリウムを採用することで、砂ぼこりの多い当地への細かな配慮も盛り込まれました。ビリヤード台は普段は天板をのせてビッグテーブルとして活用されているそうです。


シンプルでやさしい表情の玄関ホール。正面の飾り棚がアクセントに。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・お母さま
敷地面積 214m²
延床面積 164m²(1階 82m²、2階 82m²)
建ぺい率 40%
容積率 240%


光と風と眺望が贅沢なまでに入るリビング。遊び心があふれています。


リビングアンティークのビリヤード台を配置。普段は天板をのせてテーブルにしています。

1階はワンルームのような広びろ住宅

[神奈川県 Sさま邸]


やさしい色調ながら、重厚感が漂うニューセラミック外壁の邸宅。

仕事の関係でアメリカでの生活が長かったSさまご家族。「空間は広びろしている方が良い」との ご希望から、1階は一つの大空間としてLDKをオープンに配置しました。 ニューセラミックの重厚な外壁をはじめ、床から天井までの大開口、「M-Wood」の色合いも決め手になったというご主人。さらに20~30年後を見据え、バリアフリーも積極的に採用されました。 居室間の床段差をなくしたり、階段やトイレ、浴室に手すりを設けたりしたことで、 奥さまからは「段差がないと掃除がラクで、生活が便利になった」と今から高評価を頂きました 。


ホワイトが基調の清潔感あふれる空間を、ナチュラルな木の縁どりがやさしく引き締めています。

あえてLDKを仕切らない開放感

1階フロアは仕切り壁がほとんどないワンルームのような大空間。白を基調とした清潔感のあるインテリアはいっそう広がりが感じられます。また、アクセントウォールを上手に使って、大空間の良さをいかしつつリビングとDKをさりげなく仕切っています。キッチンは吊り戸棚をなくし、視線の抜けを良くした対面式。奥さまは料理をしながらカウンターテーブルのお子さまたちと会話も弾みます。


アクセント的な壁と柱を設けることで、大空間の中に適度な独立性が生まれています。

2階はプライベートタイムを大事に

2階は家族のプライベートフロア。南面バルコニーに面して、主寝室と2つの子ども室を配置しました。各部屋にクロゼットを設け、共有の納戸もあるので収納量は万全です。主寝室は落ち着いた雰囲気にまとめ、シッティングコーナーも配せるゆとりを確保。浴室も2階に設けたことで、朝起きてすぐに利用でき、1階に来客がある時でも気兼ねなく入浴できます。


ナチュラルな雰囲気の主寝室。軽くくつろげるシッティングコーナーも確保しました。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 230m²
建築面積 160m²
延床面積 149m²(1階 91m²、2階 69m²)
建ぺい率 50%
容積率 80%

ホワイトで統一された開放的な玄関ホール。ドアがアクセントになっています。

採光の見晴らしが満喫できる、広びろとしたアウトデッキスペース。

2階トイレとバスルームは床段差のないフラットなつくりになっています。

勉強と睡眠のための子ども室ですが、自然なぬくもりが感じられます。

高い壁で囲み、中心にパティオを設けた家

[神奈川県 Nさま邸]


外部には閉じながら、住まいの中心にパティオを設けることで心地よい通風・採光が得られます。

「ふだん仕事が忙しいので、家では心からくつろげる時間がほしい」というNさま。 そこで住まいの設計にあたっては、周囲からの視線を遮るために約5mの壁で囲むとともに、家の中心に広いパティオを設けました。パティオに向かって居室が開かれたことで、光と風を心ゆくまで楽しめる住まいとなりました。 敷地の傾斜を利用した地下1階・地上3階の建物。外観デザインは水平と垂直のラインを整え、シャープな造形美を感じさせますが、美しい風合いの珪藻土を広い面に使うことでやわらかな印象になっています。


細く・長く・高い空間としたことで、風格と心地よい緊張感が漂う玄関アプローチ。

ゲストを迎えるためのパブリック空間

この住まいにはお客さまをお迎えする心遣いがすみずみに込められています。たとえば、玄関アプローチ。艶のある白いタイル、高さ約8.5mの壁で囲われた空間は、訪れる人を厳粛にもてなす風格が感じられます。さらに玄関ホールは約24m2という広い接客スペースを確保。ここでゲストと応対することで、1階はパブリックゾーン、2・3階はプライベートゾーンと明確に区別されています。


接客スペースを兼ねた玄関ホール。巧みな素材づかいでパブリックな雰囲気を出しています。

パティオから広がるリラックス空間

Nさま邸のプライベート空間の象徴といえるのが、約 30m2のパティオです。白い壁と植栽、照明が美しく調和したスペース。ここから住まいの中に光や風を取り込めるだけでなく、各部屋にも視線が気持ちよく通るので、室内がより広く感じらる効果もあります。また、夜はライトアップした光が間接照明のように室内を照らし、心からリラックスできるひとときを演出してくれます。


大勢で料理を楽しむこともあるため、大きなアイランド型キッチンを選ばれました。

所在地 神奈川県
家族構成 ---
敷地面積 358m²
建築面積 164m²
延床面積 494m²(地階 140m²、1階 151m²、2階 129m²、3階 72m²)
建ぺい率 60%
容積率 150%


広びろとしたパティオ。白いタイルで構成された空間に、まん中の植栽植物が美しく映えます。


パティオに隣接した2階リビング。モダンな造形ながら、やわらかな色調に癒されます。

中庭を抱くように「回廊」に憩う家

[神奈川県 Tさま邸]


中庭を囲むように続く長い回廊は、四季を通して暮らしを楽しめる空間でもあります。

Tさまの住まいの特徴は、中庭を中心として4つの空間が「回廊」のように取り囲んだ個性的なプラン。 外部へは完全に閉じてプライバシーを確保するとともに、広い中庭を設けることによって採光を確保し、住まいの内側にひときわの開放感をもたらしています。 外観はシンプルなBOX型フォルム。Tさまの「美術館のような雰囲気に」とのオーダーに応え、外壁の造詣と色使いでアーティスティックな印象を与え ています。 また、中庭を囲む回廊は単なる廊下ではなく、さまざまな楽しみ方が広がるマルチユーススペース。住まうご家族の心を豊かにしてくれることでしょう。


心からのくつろぎのためにつくられたリビング・ダイニング。やさしい光に包まれます。

美術館のような雰囲気の外観に

美しい直線と面で構成されたフォルムをより美しく見せるために、笠木は薄いタイプを使い、スカイラインをシャープにおさめています。さらにアルミルーバーを取り付ける金具類も外から見えないように施工するなど、きめ細かなディテールの処理がデザインクオリティを高めています。また、玄関ホールは一転してホワイトでまとめ、思いがけない開放感を演出しています。


まさに美術館を想わせる佇まい。プライバシー確保のため、開口は南側にも設けていません。

リラックス感が広がる「回廊」スペース

T邸の「回廊」プランは、玄関を入ってすぐのサロンスペースをはじめ、ご主人のための読書スペース、屋外へと続くアウトリビングスペースなど、床材にはすべてベージュ系のタイルを使い統一感を演出するとともに、光と風を存分に満喫できる空間になっています。リビングルームもベージュとオフホワイトの淡い色調でまとめ、格別なくつろぎ感を生みだしています。


お客さまをお迎えするサロンスペース。塗り壁の質感に、ぬくもりが感じられます。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 448m²
建築面積 132m²
延床面積 174m²(1階 128m²、2階 46m²)
建ぺい率 29%
容積率 39%

回廊の途中にある読書スペース。大開口から陽ざしがたっぷりと入ります。

夜のライトアップで、さらに美しさが際立つ玄関。

シンプルモダンの"極み"といえる家

[神奈川県 Tさま邸]


余計な装飾をそぎ落とした外観。アルミルーバーからこぼれる光が幻想的です。

「シンプルモダンの洗練された住まいにしたい」というTさまのご要望を受けて、外観のデザイン性を追求しました。 外観は墨色の塗壁にアルミルーバーをアクセントとし、室内はホワイトインテリアでコーディネイト。ハードなマテリアルの質感と塗壁のやわらかな質感とのコントラストが、とても印象的な住まいに仕上がっています。 また、外に向いた開口は地窓とハイサイドライトのみとして、中庭面の開口を大きく確保した都市型プランを採用。これもTさまのご要望だった「防犯性とプライバシー」を高める配慮もなされています。


オブジェを想わせる外観。ダークカラーの壁面とアルミルーバーの対比が印象的です。

シンプルモダンを極めたデザイン

美しい直線と面で構成されたフォルムをより美しく見せるために、笠木は薄いタイプを使い、スカイラインをシャープにおさめています。さらにアルミルーバーを取り付ける金具類も外から見えないように施工するなど、きめ細かなディテールの処理がデザインクオリティを高めています。また、玄関ホールは一転してホワイトでまとめ、思いがけない開放感を演出しています。


墨色のフローリングと白いクロス。ハイサイドライトから光が降りそそぐ心地よいリビングです。

外に閉じ、内に開いて心地よさを演出

住まいの中央に約20m²の広さのパティオを設け、自然の光と風はここから室内に招き入れるようプランニングしています。陽ざしは上から入り、外部からの視線はカットされるため、セキュリティとプライバシーを守ることができる構造です。また、2階 のサービスバルコニーの壁面にはすりガラスを使うことで、やわらかな光を十分に取り入れる配慮もされています。


パティオの美しい緑を眺めながら、食事を楽しめるダイニングルーム。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま1人
敷地面積 282m²
建築面積 101m²
延床面積 195m²(1階 51m²、2階 93m²)
建ぺい率 60%
容積率 180%

白で統一した玄関ホール。床や壁に異なる素材を使い、豊かな表情が感じられます。

パティオには落葉樹のヤマボウシを植え、四季折々の景色を楽しめるよう配慮しました。

"別荘感覚"で、美しい中庭を楽しむ家

[神奈川県 Uさま]


オーソドックスで落ち着きある外観。外壁の2階部分にはレッドウッドを用いて素朴な雰囲気に。

いま所有されている別荘がとてもお気に入りというUさま。ご自宅を建替えるにあたっても「その別荘のイメージに近づけたい」というご希望でした。 そこで、門から玄関までの長いアプローチをはじめ、美しい中庭、建物の内外装などにいたるまで、別荘のイメージを踏襲し、素材についても極力同じものを選択しています。 また、贅沢なゆとりを住宅街の敷地で実現するため、玄関からホールまで変化のあるアプローチを配し、中庭の景色を楽しみながら部屋に入っていけるよう配慮しました。


余分な装飾が一切ない空間では、美しい家具はより美しく映えて、心を楽しませてくれます。

"別荘感覚"でゆったり暮らす

日常の喧騒を忘れ、自然と親しむ。そんな"別荘感覚"を自宅に取り入れるために、たとえば外壁の2階部分には自然素材のレッドウッドを使ったり、軒の深い屋根をかけるなどで、味わい深い印象をかもし出しています。また、敷地の高低差をいかして変化のある庭の風景をつくったり、"庭を眺めて歩く楽しみ"を豊かに広げるアプローチ空間を設けるなどの工夫を込めました。


心地よい採光・通風を確保するため、南面いっぱいに大きな開口を設けました。

シンプルで上質感あふれる空間

1階LDKは"別荘のイメージ"に近づけるため、同じ内装材を選びました。フローリングは高級感のあるオイルフィニッシュで、壁はやさしい水性ペイントで仕上げており、光を反射しすぎずに程よく吸収するため、室内全体にやわらかな雰囲気が満たされます。こうした余分な装飾がないシンプルな空間にこそ、美しいデザインの家具はよりいっそう映えるものです。


訪れた人が中庭の景色を楽しみながら室内に入れる、ガラス張りのアプローチ空間。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 219m²
建築面積 87m²
延床面積 162m²(1階 86m²、2階 76m²)
建ぺい率 40%
容積率 80%

敷地の高低差をいかし、リズミカルな変化と奥行き感を楽しめるアプローチに。

室内からの中庭の眺め。樹種の選定や植える位置なども熟慮が必要です。

空間を広く見せる工夫を満載した家

[神奈川県 Kさま邸]


明るい色調、大きな開口、らせん階段で、広がりを演出したリビングルーム。

モダンでスタイリッシュなデザインとのびやかな開放感を追求したKさまの住まい。タイルと吹き付けはホワイトで統一し、スクエアなフォルムをより強調した外観に仕上がっています。 道路面に対して大きな壁を仕立てることで、建物が大きく見える堂々としたファサードを表現。それでいて、大きな開口から陽ざしがふんだんに注ぎ込むリビングや寝室は、とても明るく開放感に満ちています。 約32坪(104m²)の延床面積ですが、間取りや内装材選 びの工夫によって、実際以上にのびのびとした開放感が感じられます。


建物正面の大きな壁面と、中庭まで視線が通るルーフバルコニーの対比が魅力的です。

広く感じる工夫をすみずみに

K邸には限られた空間を広く感じさせる工夫があります。一つ目は視線を遮らない設計。大開口やガラス素材を使って、視線を遠くまで通すことで広がりを生んでいます。二つ目は圧迫感のない内装カラー。白を基調に淡いトーンでまとめています。アクセントは家具や雑貨で付けています。三つ目は合理的な間取り。廊下は必要最小限とし、LDKにはらせん階段を設けるなど、スペースの無駄をなくしています。


広々としたオープンキッチンは奥様のご希望。

スタイリッシュなダイニング・キッチン

室内にスタイリッシュな雰囲気を生んでいるダイニングキッチン。約11帖ながら、高さ約3.5mの勾配天井が空間をより広く感じさせています。アイランド型のオープンキッチンはプロ感覚。収納扉のカラーやレンジフードのデザインが空間をスタイリッシュな雰囲気に演出しています。IHクッキングヒーターは表面がフラットでスッキリとしている上、火炎がでないので安全性にもすぐれています。


"トンネル"のような構造がユニークな玄関アプローチ。2階バルコニーを兼ねた構造です。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 173m²
建築面積 64m²
延床面積 104m²(1階 60m²、2階 44m²)
建ぺい率 37%
容積率 60%

らせん階段は視線が抜けるため、ゆるやかに空間を仕切りながらも、狭さを感じさせません。

まっすぐ視線が抜ける廊下。奥行きを強調することで実際以上の広さを感じさせます。

大収納空間「KURA」のある主寝室。勾配天井が空間に変化を与えています。

桜並木の借景と眺望を楽しむ家

[神奈川県 Yさま邸]


3つのキューブを組み合わせた、シンプルで力強い外観。

中庭を囲むように3つのキューブを大胆に配置した、シンプルなフォルムのY邸。南側に設けた2つの大きなルーバーが洗練された外観のアクセントになっています。 Yさまの敷地の南側には神社の桜並木があり、東側はワイドな眺望が楽しめるというメリットを活かすよう、中庭やバルコニーを効果的にプランニングしました。 中庭は室内との段差を無くし、リビング・ダイニングの延長として四季の移ろいを楽しめるスペースに。また、広いバルコニーは借景となる桜並木と見晴らしの良い眺望をともに楽しめるスペースとなっています。


光と影が織りなす、表情豊かな外観夜景。3つのキューブの色のコントラストが見事。

桜並木の眺めを楽しむ暮らし

「大好きな桜並木をいつも眺められる家にしたい」というYさまのご要望に応え、桜並木を借景として取り込む中庭を中央に、それをL形に囲むようにLDKや寝室などの居室を配しました。ご家族の団らん空間は3面の全開口サッシから入る光と風で心地よさはひときわ。キッチンに立つと中庭越しにリビングまで見渡せるので家族の気配が感じられ、空間もより広く見えます。


ご家族の安心を守る、風格ある佇まい。ルーバーからこぼれる光がやさしい印象です。

限られた空間を広く見せる

見た目にも美しいインテリアを保つために、Y邸では「収納プラン」にこだわりました。基本は、モノを片付けやすい場所に必要十分な収納スペースを確保したこと。リビングに隣接した大収納空間「KURA」も大きく貢献しています。リビングに余計な収納家具を置かなくてもモノが散乱しない、すっきりと美しい空間を可能にしました。


中庭のあるリビング。全開口サッシから中庭越しに桜並木の美しさを満喫できます。

所在地 神奈川県
家族構成 ---
敷地面積 238m²
延床面積 119m²
(1階 65m²、2階 53m²)
建ぺい率 49%
容積率 38%

開口部を大きくとった、光と風を感じるダイニング・キッチン。

DKへ通じる廊下はリビングに"兼用"させ、限られたスペースをいかしています。

約6畳分もの広いバルコニー。桜並木の眺めも楽しめます。

室内と戸外がつながる、爽快なくつろぎスペース。リゾート気分のパラソルも素敵です。

中庭は、桜並木の景観を「借景」として楽しめる絶好の位置に設けました。

シンプルモダンのなかにこだわりの個性を

[神奈川県横浜市 Aさま邸]

Aさまご夫妻が求めていた住まいは、シンプルモダンスタイルをベースに個性を表現した唯一無二の家でした。お二人とも、展示場の見学を中心に、念入りな情報収集によって明確なイメージを描き、特に細部へのこだわりのあるご主人がプランニングを牽引。シンプルながら、Aさま邸ならではの素敵なお住まいを実現しました。

Aさま邸へは、まず小径のようなアプローチを通ってエントランスへ。扉を開けると、白い壁、白い床の人工大理石に囲まれた広いホールに光が満ちていました。ホールの西側と正面に開口部があり、そこからの光がエントランス全体に明るい表情を添えているのです。また、正面中央のスケルトンの階段も印象的で、奥の開口部にはお隣のグリーンが借景のように映り込んでいます。

そして2階のパブリックスペースへ。Aさま邸は、1階に主室や書斎、子ども部屋などの個室、洗濯室が配置され、2階にリビング、ダイニング、キッチンがあるという空間構成。特徴的なのは、2階に扉がないことでしょう。「蔵」が設置されている分、天井が高いこともあり、空間全体にすっきりとした抜け感があります。それでいて、ダイニングとリビングの位置をずらしてあるため、落ち着きのある心地よい空間となっています。

このリビングに連続した「ヌック」は、ご主人のこだわりのひとつ。ヌックとは、家族が自然に集まる場所としてフロアと段差を設けてつくられる空間のこと。ここにはテキスタイル畳を敷き詰め、お子さまのプレイルームになったり、お客さまをおもてなしする和室になったり。家族がさまざまにくつろぐために活用されています。

また、照明にもこだわりを発揮。ダイニングにはモダンスタイルの美しいペンダントライトが、リビングにはダウンライトのほか、壁に庇を設けてその内部から天井面に柔らかな光を拡散させるコーブ照明を配置。夕暮れから夜にかけて、照明に明かりが灯ると、空間全体がドラマチックに演出される仕掛けです。さらに、奥さまがこだわったのは、キッチンのアイランド型ワークトップ。ご自分の使い勝手を考えたオーダーメードで、インテリア家具のような美しさです。

さて、Aさま邸では空気環境をデザインする「エアテリア」が採用されています。室内のヒートショックを憂慮したご主人のご希望で、室内の温度・換気・清浄を整え、夏も冬も、梅雨でも花粉の季節でも、家中どこでも快適に過ごすことができると好評です。

こだわりの家は、まさに永く愛着を持って住むことのできる家。Aさまご家族が、ここで楽しく暮らす様子が素直に伝わってきました。

スキップフロアで狭小敷地をリズミカルに

[神奈川県横浜市 Kさま邸]

Kさま邸の魅力のひとつは、コンパクトな敷地を感じさせないドラマチックな空間構成にあります。

まず長い外階段を上って塀を回り込むと、表情のある石板のアプローチと庭が現れ、外壁と大きな窓が織りなす独特の開けた空間が迎えてくれます。庭の石板がそのままリビングへと続き、「内と外」の連続性が程よい一体感を生み出しています。
そして1階のリビングには蔵があり、その上1.5階がダイニングキッチン。さらにそこから2階の寝室や子ども部屋へと続き、スキップフロア独特のリズミカルな空間が展開していきます。

しかもダイニングキッチンには壁面いっぱいに窓が広がり、公園の松林が絵画のように映り込んでいます。借景による豊かな緑、白とライトグレーを巧みに組み合わせたキッチンやインテリア。それらが程よく調和した心地のいい空間にやさしく差し込む冬の光が、Kさま邸をさらにドラマチックに演出していました。

都心のマンションから横浜郊外の戸建住宅へ。ご夫妻が求めたのは、周囲の景色をうまくとり入れられたシンプルでモダンな住まいでした。
なかでも奥さまがこだわったのが窓。大きな窓はもちろん、小さくてもたくさんの窓があることで、光や風が室内を明るく温かいものにしてくれると考えたからです。とはいえ、ここは住宅街。
そのため、外からの視線は遮りつつ室内から景色がしっかりと楽しめるようにデザインされています。

 また印象的なのが、シンクと作業台が独立しているアイランド型キッチン。アイランド型は広い空間で採用されることが多いのですが、Kさま邸ではコンパクトな空間にうまく配置され、ライトグレーのやさしい色調によって空間に見事に馴染んでいます。面白いことに、1階と1.5階の間にも窓があり、奥さまはキッチンで作業しながらも階下のリビングの気配がわかるようになっています。

そして想像以上に使い勝手がいいと好評なのが、1階のリビングにある蔵だといいます。
大収納空間である蔵には、家具や調度品はもちろん、お子さまが学校でつくった作品や遊具などがたくさん収められています。来客も多いため、ものがすぐに片付けられる点もメリットとのこと。
「空間がうまくつながっているだけではなく、要所要所に窓があって、どこにいても家族の気配が感じられるのがうれしいですね。季節の移り変わりも味わえますし、ここでの時間を家族みんなで楽しんでいます」とご夫妻。
お子さまたちの笑う声が心地よく響くお住まいでした。

コミュニケーションを重視したコモンズのある住まい

[神奈川県横浜市 Kさま邸]

外壁のテクスチャーと玄関のアーチが美しい端正な外観のKさま邸。ここは、鉄骨ラーメン構造と外壁が特徴の「ハイブリッド住宅」です。家をつくろうと決心したとき、ご主人があちこちの展示場を丹念に巡り、さまざまな情報を収集して検討した結果、もっとも「腑に落ちた」のがハイブリッド住宅でした。

「たとえば耐震性は、構造体が揺れることで地震の揺れを吸収し、その揺れをさらにMGEO(エムジオ)で制御するという仕組みです。それはとても理にかなっていると思いました。また、外壁が断熱性や耐火性、耐久性など多機能で、厚さ8cmのセラミック素材であることも、気に入った理由です」

ハイブリッド住宅の特徴を熟知しているご主人。間取りについてもご主人主導でプランニングが進みました。1階に広いパブリックスペース、2階にプライベートスペースを配置。そして、空間に求める考えやアイテムを明確に伝えたことで、便利で機能的な空間を実現しています。

「お気に入りのひとつが、玄関の両側それぞれにシューズクロゼットと駐車場に通じる広い収納を設けていただいたことですね」とご主人。奥さまも「シューズクロゼットは靴だけでなく、宅配品など、整理前のちょっとした荷物などを置けますし、もう一方の収納からはそのまま駐車場へ出入りできるので、とても助かっています」と大好評。

もうひとつ、Kさまご夫妻の思いのこもった空間がリビングにある「コモンズ」です。
リビングは広く明るいうえに、タタミコーナーもあるオープンなつくり。「キッチンから子どもたちを見守りたい」という奥さまの願いをご主人が叶えたものです。コモンズとは人が集まるという意味ですが、Kさま邸の場合は、二人のお子さまが勉強したり、お絵描きができるラーニングコモンズ。

キッチンの真横にあり、親子がお互いの気配を感じながら、それぞれに過ごすことのできる空間になっています。「子どもが小さいうちは、リビングやダイニング、このコモンズで過ごしてほしいですね」と奥さま。

コモンズとリビングを緩やかに仕切るビルトインのシェルフは、現在はお子さまのものがたくさん並ぶギャラリーに。お子さまたちが成長されたら、ここにはたくさんの本が並ぶのでしょう。

また2階にも、フロアの中央にマルチスペースがあり、現在はセカンドリビングとして利用されています。

広いけれど、使い勝手もよく考慮されたKさま邸。ご家族の明るい笑顔がとてもお似合いでした。

空間に絶妙なアクセントを添える インテリアのカラーコーディネート

[神奈川県横浜市 Fさま邸]

Fさま邸を訪れたなら、おそらくその「色」の使い方に感心するのではないでしょうか。しかも「色」は家具や調度品ではなく、キッチンや壁面といった広い面積部分に大胆にあしらわれ、それが空間に絶妙なアクセントを添えています。そんなカラーコーディネートが、Fさま邸の大きなこだわりのひとつといえるでしょう。

まず目に飛び込んでくるのが、キッチンのビビッドなブルーグリーンです。壁やワークトップの白とのコントラストが美しく、ブルーグリーンという鮮やかな「色」が視覚ポイントとなって、リビングダイニングをより広く明るく見せています。またシンクの上には吊り戸棚がないため、開放的なキッチン空間をつくり出し、リビングダイニングとの一体感を生み出しているのも見逃せません。

壁面のカラーコーディネートが絶妙なのは、2階にある2つの子ども部屋。ロフトを利用した子ども部屋には、屋根の傾斜による四辺形の壁にポップなピンクがあしらわれ、小窓もあって、空間そのものが楽しい印象を与えてくれます。また、もう一つの子ども部屋にはキュートなブルーの壁が、やわらかな陽射しに輝いています。

Fさまご夫妻は、現在の住まいに建て替える際、2つのポイントにこだわりました。一つは明るいこと。もう一つはシンプルで素敵なこと。建て替え前の住まいは採光に恵まれなかったことから、できるだけ窓を効率よく設け、広くて明るい空間にしたいと考えていました。そんなときに出会ったのが、現在の住まい「ハイブリッド住宅」でした。

ハイブリッド住宅は鉄骨ラーメン構造で、開口部を広くとることができ、「蔵」の空間を利用することで床面積を減らすことなく吹き抜けを設置することが可能です。それにより光の通りと風の流れをデザインした空間にもなっています。そんなハイブリッド住宅のシンプルなカッコよさが特にお気に入りのご主人。そして、大開口で明るい空間がお気に入りの奥さま。それぞれの住まいに対するイメージとこだわりをしっかりと実現しているのが、ハイブリッド住宅というわけです。

加えて、インテリアコーディネーターとの相性が抜群だったと微笑む奥さまは、ご自身もインテリアコーディネートの勉強をされていただけに、互いの感性を住まいという形にしていくプロセスも楽しかったと振り返ります。

広く明るい空間と奥さまの感性が光るカラーコーディネート。この2つの合わせ技で、Fさま邸だけのオリジナルな素敵な空間となっていました。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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