Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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赤・青・黄をテーマカラーにデザイン、ポップな3階建てのオフィス併用住宅

[東京都 Yさま邸]

ビジネスにも便利な都心エリアに、Yさまが建てられたのはオフィス併用の3階建て住宅。ブルーの壁や赤のラインを効かせた外観デザインは、まるでモダンアートのよう。オフィスの玄関ポーチには黄色を用い、Yさまのお好きな赤・青・黄の3色でポップに演出しています。

2階のLDKは細長い敷地を生かして、南北に視線が抜ける間取りに。フルオープンの全開口サッシを開けると、ダイニング、バルコニー、リビングが直線でつながります。
「愛犬はバルコニーでひなたぼっこをするのが大好き。春や夏はサッシを開け放つと、心地よく風が通り抜けます」とYさま。近隣からの視線が気になるリビングの東側は、高い位置に3連の窓を配置し、都心の住宅密集地でありながら、明るく開放感に満ちた暮らしを実現しました。

ダイニングキッチンのインテリアにもこだわりが光ります。白ですっきりと統一した空間は、レザー調のクッションウォールで柔らかみを生み出し、赤いガラスのペンダント照明を鮮やかな差し色に。ガラス照明はバカラ製で、奥さまが一目惚れされたもの。「この赤を生かすコーディネートをお願いしました。タペストリーのような和紙染めのクロスも素敵でしょう?設計士の廣瀬さんがデザインしてくれました」と奥さま。

併設のオフィスは、さらに3色を大胆に生かして楽しい雰囲気に。
「リキテンスタインの絵のような、アメリカンポップアートのイメージでデザインしてもらいました。お気に入りの空間で気持ちよく過ごせるから、ストレスが溜まりません」と顔をほころばせるYさまです。


自宅玄関の並びにオフィスの玄関を配置。オフィスの玄関ポーチは、側面壁と庇を鮮やかな黄色で個性的に。


幾何学模様のシックなクロスが素敵な主寝室。カーペットの床で落ち着きを。


縦長の大窓から光が差し込む玄関ホール。アイアンの格子をあしらった階段のデザインが美しい。

ご主人と奥さまのご両親との意見が一致して実現した完全同居

[東京都 Oさま邸]


2階バルコニーの存在が印象的なOさま邸。ガレージ部分は、将来、介護などが必要になった際は居室にも変更できるよう考えられている。

閑静な住宅地に建つ3階建ての住まいには、Oさま夫婦と、奥さまのご両親、8歳と6歳の娘さんの6人が生活している。玄関はひとつ、キッチンや浴室も共用する完全同居型の二世帯住宅だ。


1階の和室は親世帯のリビング。子どもたちもお気に入りの場所だとか。置き畳にしたのは、将来的な可変性を考えてのことだ。

二世帯それぞれの意見をまとめた住まい

最初は、キッチンや浴室を世帯ごとに分ける案も出たそうだ。けれどもご主人・ご両親とも一緒がいいとの意見。中心になってプランづくりを進めた奥さまは「思いが一致してよかったです。でもその後、具体案に入ってからは、細かい部分までそれぞれの希望が出て、調整は大変でしたね」と。 ひとつの世帯なら、物事を決定するのは早い。しかし二世帯で一軒の家を建てるとなると、双方の生活文化の違いも出てくる。どちらか一方だけが我慢することはなるべく避けたい。
「結局、キッチンは母、主寝室は夫というように、その空間を主に使う人の意見を尊重しながら全体のイメージを固めていきました」 完成した住まいは統一感のある明るい雰囲気。暮らす人それぞれの動線を考えたつくりは、とても快適そうだ。共用部と各世帯の空間、個人の空間が違和感なく溶け合い、互いの気配を感じる仕掛けも随所に施されているのがわかる。


2階のリビングダイニングは親世帯・子世帯の共用空間。食事のときだけではなく、いつも家族が集まる空間になっている。

生活空間をフロアごとにゆるやかに分離する

広い玄関を入ると、1階は主に親世帯が使う空間。庭に面した和室は両親のリビングであると同時に、子どもたちの遊び場や客間にもなる。家族は皆、玄関と行き来するたびに開け放った引き戸のそばの廊下を通る。奥にはお父さま・お母さまそれぞれの個室がある。
2階は二世帯共用の場だ。階段を上がるとすぐに洗面と浴室。これは、両世帯が気兼ねなく使えるように考えられた配置だ。 普段、キッチンを預かるのはお母さま。奥さまは晩に仕事から戻ると家事を交代する。 「2人でキッチンに立つことも考えましたが、母娘でも家事のやり方は違います。母が中心と割り切ったほうがいいとわかりました」 小さい子どもがいると、リビングはどうしても乱雑になりがちだが、「両親も過ごす場所なので、なるべく落ち着いた雰囲気にし、収納もかなり計算しました」 子ども部屋はリビングの横に。家事をしながらも子どもたちに声をかけられる位置だ。
3階は子世帯専用。階段上部にはご主人の書斎があり、横を通る家族とは必ず顔を合わせるつくり。 奥の主寝室は、子世帯のセカンドリビングとしても機能する。夜、親世帯が1階に下りた後は、ここでゆっくりとテレビなどを見て過ごすことが多いという。 完全同居ならではの工夫豊かな住まいには、家族が互いに思いやる、さりげない知恵が満ちている。


3階に上がると、階段上の小屋裏部分にはご主人の書斎がある。階段と手前床との間の壁は全面をガラスにして開放感を出した。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・ご両親
敷地面積 110m²
延床面積 181m²(1階 63m²、2階 64m²、3階 53m²)
建ぺい率 59%
容積率 164%


子ども部屋はLDKから見える位置。ここは2人の娘たちの遊び場兼勉強部屋。大人たちがリビングで過ごしていても様子がわかる。


3階の子どもたち用寝室。扉は1間半分の引き戸にし、通常は開放している。中高生になったら、また使い方も変わっていくだろう。


3階の広い主寝室は子世帯のセカンドリビング。ご主人の好みの都会的なインテリアで揃えた。親世帯は3階には上がらないルールにしている。

ダイニングの外のバルコニー。柵をルーバーにしたのでカーテンは不要。子どもたちと育 てている野菜も常に見える。

1階和室の外には、和の風情の小さな庭をつくった。水鉢も据え付けてある。

和室の2面は光を透かす引き戸。ふだんは開け放って廊下部分と一体感を出す。

白い空間とスクエアな外観の三階建

[高知県 Dさま邸]


スクエアなフォルムに、重厚感のあるタイル貼りとシャープなバルコニーの対比が印象的です。

住まいづくりにあたってDさまご夫妻のご希望は2つ。「大好きなインテリアに囲まれた暮らしを実現したい」と「将来的な親との同居を考えた三階建の二世帯住宅にしたい」ということでした。 そして完成したプランは、1階はご両親の居室としてミニキッチンを備えた洋室と和室を、2階はパティオ形式のルーフバルコニーを囲むようにLDKとワークコーナーを、そして3階はご夫婦の寝室と子ども室という、空間を最大限に有効活用した住まいになりました。 外観にもDさまのセンスが反映され、街並みに美しく映えるシンプルモダンの佇まいに仕上がっています。


リビングからキッチンの眺め。パティオ形式のルーフバルコニーから明るい光と風が入ります。

ルーフバルコニーを囲む家族の空間

2階はバーベキューも楽しめるルーフバルコニーを囲むようにコの字型に居室を配置したことで、プライバシーを確保しながら自然の光や風を取り込むことができます。リビングとキッチン・ダイニングを半独立とした上に、ふだん使うモノの収納も兼ねたワークスペースも配置。実際の広さよりも、明るく広びろと感じられる開放的なスペースが実現しました。


ゆとりあるスペースを確保し、アイランド型としたキッチン。機能美があふれます。

白を基調にした洗練されたインテリア

キッチンは奥さま念願のアイランドタイプに。奥さまは「ここで料理をしながら、リビングもワークスペースも見通せるので、常に子どもたちに目を配ることができるの安心」とのことです。また、居室全体は白を基調にしたシンプルな空間に統一。Dさまご夫妻がこだわって選び抜いたインテリア家具たちは、まるでこの空間のためにつくられたかのような一体感で調和しています。


シンプルモダンで、しかも落ち着きを感じさせるご夫婦の寝室。

所在地 高知県
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 148m²
延床面積 191m²(1階 74m²、2階 62m²、3階 54m²)
建ぺい率 51%
容積率 114%


ご両親用の居室。和室は茶道をたしなまれるお母さまのために茶室風にしつらえています。


3階子ども室。お子さまが大きくなったら2部屋に仕切れる1ルーム2ドア設計としました。

玄関ホールはコンパクトながら、視線の抜ける坪庭を設けるなど、開放感を演出。

2層分のガラスウォールが開放的な家

[北海道 Aさま邸]


吹き抜けのリビングは、壁一面ガラス張り。屋敷林を借景として「まるで森の中にいるような気分」に。

まるで森の中の別荘のような、ゆったりとした雰囲気。しかし、住まいがあるのは札幌の中心にほど近い住宅密集地で、工場の倉庫に隣接した敷地です。 この立地条件にも関わらず、Aさまがここに新居を構えられたのは、「土地のハンデを見事にプラスに転じるプラン提案があったから」といいます。 ミサワホームがご提案したのは、隣家との境界にある屋敷林を借景として最大限に活用した住まいづくり。その結果、シンプルでコンパクトな建物に、驚くほど開放感のあるライフステージが生まれました。


視界が広がる対面式キッチン。明るく清潔感漂う空間です。

敷地のハンデをプラスに変えたプラン

吹き抜けのリビングは、壁一面をガラスのカーテンウォールとしました。ウッドデッキの先には屋敷林が茂り、日中はやわらかな木漏れ日が入ってきます。「家を建てる前は、この木が邪魔になって部屋が暗くなるのではと心配していましたが、吹き抜けにしたことで陽ざしが十分入るし、四季折々の景色も楽しめます」とご主人。訪れる方々も「森の中にいるみたい」と驚かれるそうです。


コンパクトなBOX形の外観。暖色系2色のカラーリングが印象的です。

1階と2階を吹き抜けでつなぐ

2階のプライベートスペースも吹き抜けによる開放感を存分に満喫できる工夫を込めました。階段ホールはリビング上の"展望ロフト"のようにつくられ、1階ファミリースペースとのつながりも感じられる明るい空間になっています。また、壁厚を利用した飾り棚や間接照明が住まいのアクセントとして効果的に配置され、暮らしを美しく彩っています。


ダイニングの天井も一部を吹き抜けとし、自然の光が降りそそぐのびやかな空間に。

所在地 北海道
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 187m²
延床面積 124m²(1階 67m²、2階 56m²)
建ぺい率 37%
容積率 66%

リビングの中に設けたスケルトン階段は、視線が抜けるので圧迫感がありません。

和モダンの照明と飾り棚。飾り棚には温かみのあるクルミ材を使っています。

家族のふれあいと地階のくつろぎがある家

[東京都 Sさま邸]


出窓がアクセントになったスクエアな外観。パーゴラとリズミカルに配置された塀が印象的です。

Sさまの住まいが建っているのは、閑静な住宅街。ご新居の計画の際には住宅展示場を数多く見学され、住宅メーカーも慎重に選ばれたそうです。 「こちらの要望に対して、すばやく答えを出してくれたのがミサワホームでした」とご主人。「しかも、プランを押し付けるのではなく、一緒に考えてくれたのが良かったですね」。 外観デザインはBOX形のシンプルなフォルム。間取りは地階と屋上を含めて4層のライフステージという構成。お子さまたちの明るい笑い声がはじける明るい住まいです。


静かな地下に設けたホームシアタールーム。右手にはバーコーナーも設置。

家族のふれあいを第一に

Sさまがもっとも大切にされたのは、ご家族のコミュニケーション。そのため、玄関から各部屋へ入る動線が必ずリビングを通る「センターリビング」設計としました。「ほんの短い時間でも子どもに声をかけたり、顔色で何かを察してあげたり、そういうことが家族の一体感につながると思う」とご主人。そんな思いを込めたリビングにはいつも笑顔が揃い、まさに住まいの核になっているそうです。


2面の開口から光が入る開放的なリビング。3帖の付け和室が和の趣を添えています。

お楽しみ空間は地階に

Sさま邸のもう一つの特等地が地階にあります。それがドライエリアに面したバスルームとホームシアター。大きな開口によって地下とは思えないほどの豊かな光が入るこの空間。お風呂好きのご主人は休日の午前中、露天風呂気分を堪能されているそうです。また、ご趣味の映画や音楽鑑賞を思う存分楽しめるホームシアタールームには小さなバーコーナーも設けています。


Sさまご一家の笑顔が集まるリビング。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま2人・祖母
敷地面積 181m²
延床面積 210m²(1階 71m²、2階 70m²、地階 69m²)
建ぺい率 40%
容積率 80%


地下の居室にも豊かな光と風をもたらすドライエリア。

ドライエリアに面した大開口のある浴室。露天風呂の心地よさが味わえます。

地元とのネットワークを大切にした二世帯住宅のカフェ&レストラン

[東京都 Oさま邸]


周囲とも調和している外観。右奥にあるのが住居部分の玄関。

カフェ&レストラン「AllPurpose Seasoning」は店舗併用型の3階建て二世帯住宅である。アンティークグレーのシックな外壁に囲まれた建物に、黒を基調としたファサード。店舗がカジュアルモダンなスタイルにも関わらず、全体として周囲ともしっかりと調和している。


アンティークな扉を活かしたファサード。モダンなスタイルながらオープンであたたかい雰囲気をつくり出している。ご主人がつくるフレンチベースのランチやディナーは、誰もが「美味」と絶賛。

ほどよい距離感を保つ二世帯

ご主人のお父さまがここで店を営んでいたが、Oさまご夫妻との同居を機に、3階建て二世帯住宅に建て替えた。そして、10年ほど飲食業界に従事していたご主人が、自分の店を持つという願いを叶えることになった。 Oさま邸の二世帯住宅は、親世帯と子世帯の住居が「ほどほどに独立」しているタイプ。キッチンやリビング、水回りなどは完全に独立しているが、玄関を共有することでお互いの気配を感じることができている。


木がもつ自然の風合いを活かしたカウンター。既製品の設備機器を利用しながら、巧みにつくり込んだオリジナルだ。

めざしたのは町の『洋食屋さん』

店舗部分の設計とインテリアは、ミサワホームと飲食店を手がけるデザイナーとのコラボによるもの。 店舗の場合、電気などの配線や水道やガスの配管といったインフラをどう効率的に配置するのかに工夫が必要だという。 また、ご主人が効率よく動くことができるよう厨房機器や客席などの配置も重要となる。さらに、店舗ならではのさまざまな法規制もクリアしつつ、こだわりの店舗スタイルへと仕上げていく。
「お互いにアイデアを共有しながら、店舗としての姿を模索していくプロセスは、とても楽しかったですね」とご主人。 ご主人がめざしたのは、地元の人々に親しまれる『洋食屋さん』。カジュアルモダンな粋なデザインが魅力の店舗ながら、オープンであたたかい印象だ。


ソファはすべて手づくり。背もたれの裏や座面の下は収納となっている。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・ご両親
敷地面積 94m²
延床面積 158m²(1階 56m²、2階 55m²、3階 45m²)
建ぺい率 59%
容積率 166%

ご主人が一人で対応できるよう、厨房はすべて動線を考慮して配置されている。

ご両親のキッチンとダイニング。大小のたくさんの窓により、心地よい風が通っていく。

リゾートホテルの安らぎを生む家

[東京都 Mさま邸]


ベージュ系の塗り壁がやわらかな印象を、パティオを囲むガラスがシャープな印象をかもし出しています。

Mさま邸の敷地はバス通りに面し、向かいには4階建のマンションがありますが、そうした都会ならではの環境の中でも、開放感とプライバシー確保を両立する住まいを実現されました。 外観はシンプルなBOX形。塗り壁と木のやわらかさとガラスの硬質な印象という異質な組み合わせがデザインを引き締めながら、豊かな表情を生み出しています。 また、「都市部でも閉鎖的になりすぎず、楽しい雰囲気の家にしたい」と、Mさま邸が特にこだわったのがバスルーム。休日には日中も入浴を楽しめるリゾートホテルのようなリラックス空間が実現しました。


高級リゾートホテルを想わせるバスルーム。まるでリビングのようにリラックスできます。

囲うことで開放感を広げる工夫

M邸ではパティオを上手に活用することで、快適さとプライバシー確保を両立しています。約22m2の広いパティオはフロストガラスで囲むことにより、視線を遮りながら光が通り抜ける心地よい空間になっています。また、ガラスの隙間を30mm開けているため心地よい通風も得られます。このパティオに隣接したリビング・ダイニングには都心部とは思えない開放感が満ちあふれます。


パティオと隣接したリビング。同じ床レベルと大開口によって一体感のあるスペースになっています。

リゾートライクな、こだわりのバスルーム

バスルームはMさま邸のご要望に応えて、十分な広さを確保するとともに"アマンリゾート風"にコーディネイト。床・壁、洗面台には大判タイルを使用して重厚感を出しながらも、天井や収納部分には質感のある木を使ってやわらかな印象にしています。また、間仕切りやドアにはガラスを採用して視線の"抜け"を良くしたため、明るくのびのびと入浴が楽しめる空間になりました。


リビングとは別面にパティオと隣接したダイニング。こちらも大開口があり、リビング、パティオとの大型一体感スペースを実現しました。

所在地 東京都
家族構成 ご主人・奥様・長女・次女・三女
敷地面積 198m²
建築面積 112m²
延床面積 348m²(BF 108m²、1階 101m²、2階 111m²、3階 27m²)
建ぺい率 60%
容積率 200%

壁一面の窓から坪庭を眺める玄関ホール。孟宗竹の清々しい緑が目を楽しませてくれます。

ウッドデッキを敷き詰めたパティオ。採光と通風を考え、フロストガラスで囲んだ快適スペースです。

地下を快適LDKにした都心の二世帯住宅

[東京都 Sさま邸]


一見、住宅とは思えないモダンなデザインの二世帯住宅。都市の洗練された美意識が息づいています。

Sさまは、都心近くの約50坪の敷地に、モダンでシャープな外観の二世帯住宅を新築されました。当初は3階建をお考えでしたが、用途地域上、建物の高さに制限があるため、2階建+地下室の3層とし、子世帯は地階、親世帯は2階をメイン居住スペースとされました。 外観は、コンクリートとガラスで構成された極めてモダンなデザイン。細かなディテールまでこだわった、都市のオブジェのような造型です。また、都市部でのプライバシーとセキュリティー確保のため、接道面には窓を設けない"クローズド・ファサード"としています。


外構の照明に照らし出された外観。シャープで力強い面構成がさらに際立ちます。

親世帯ゾーンは、明るく心地よい2階に

親世帯のリビングは明るい陽ざしが入る2階に設けました。室内は、ホワイトの壁にダークブラウンのフローリングや建具を合わせ、落ち着いた雰囲気に。ピュアホワイトの造り付けTVボードも美しいコントラストを見せています。また、南面の大開口には天井までのバーチカル(縦型)ブラインドを取り付け、光を微妙にコントロールして心地よさを創り出せるようにしています。


親世帯のリビング。白い壁とダークブラウンのフローリングが心地よく調和しています。

地下でも驚くほど明るい、地階の子世帯ゾーン

子世帯のLDKは、ドライエリアのある南側に広い開口を確保することにより、地下の常識を超えた、明るく開放的なスペースになっています。キッチンはフルオープンとし、奥さまが料理などの家事をしながらお子さまを見守れるようにしました。また、ドライエリアやハイサイドライトの配置といったプランニングの工夫により、自然の風が心地よく通り抜ける"風の道"を設けています。


地階にある子世帯のLDK。南面のドライエリアと北側の高窓から光がたっぷり入ります。

所在地 東京都
家族構成 ご両親・ご夫婦・長女・長男
敷地面積 176m²
建築面積 88m²
延床面積 232m²(地下 70m²、1階 82m²、2階 79m²)
建ぺい率 49%
容積率 86%

限られたスペースに、最大限の使いやすさと機能美を込めたサニタリースペース。

静かで落ち着ける地下の長所をいかした、約4.5畳の書斎スペース。

二世帯共用の玄関ホール。2階への階段はオブジェとしてデザインされ、空間のアクセントに。

高い壁で囲み、中心にパティオを設けた家

[神奈川県 Nさま邸]


外部には閉じながら、住まいの中心にパティオを設けることで心地よい通風・採光が得られます。

「ふだん仕事が忙しいので、家では心からくつろげる時間がほしい」というNさま。 そこで住まいの設計にあたっては、周囲からの視線を遮るために約5mの壁で囲むとともに、家の中心に広いパティオを設けました。パティオに向かって居室が開かれたことで、光と風を心ゆくまで楽しめる住まいとなりました。 敷地の傾斜を利用した地下1階・地上3階の建物。外観デザインは水平と垂直のラインを整え、シャープな造形美を感じさせますが、美しい風合いの珪藻土を広い面に使うことでやわらかな印象になっています。


細く・長く・高い空間としたことで、風格と心地よい緊張感が漂う玄関アプローチ。

ゲストを迎えるためのパブリック空間

この住まいにはお客さまをお迎えする心遣いがすみずみに込められています。たとえば、玄関アプローチ。艶のある白いタイル、高さ約8.5mの壁で囲われた空間は、訪れる人を厳粛にもてなす風格が感じられます。さらに玄関ホールは約24m2という広い接客スペースを確保。ここでゲストと応対することで、1階はパブリックゾーン、2・3階はプライベートゾーンと明確に区別されています。


接客スペースを兼ねた玄関ホール。巧みな素材づかいでパブリックな雰囲気を出しています。

パティオから広がるリラックス空間

Nさま邸のプライベート空間の象徴といえるのが、約 30m2のパティオです。白い壁と植栽、照明が美しく調和したスペース。ここから住まいの中に光や風を取り込めるだけでなく、各部屋にも視線が気持ちよく通るので、室内がより広く感じらる効果もあります。また、夜はライトアップした光が間接照明のように室内を照らし、心からリラックスできるひとときを演出してくれます。


大勢で料理を楽しむこともあるため、大きなアイランド型キッチンを選ばれました。

所在地 神奈川県
家族構成 ---
敷地面積 358m²
建築面積 164m²
延床面積 494m²(地階 140m²、1階 151m²、2階 129m²、3階 72m²)
建ぺい率 60%
容積率 150%


広びろとしたパティオ。白いタイルで構成された空間に、まん中の植栽植物が美しく映えます。


パティオに隣接した2階リビング。モダンな造形ながら、やわらかな色調に癒されます。

シンプルなフォルムで素材美をいかす家

[東京都 Mさま邸]


リビングとダイニングの仕切りに大理石のレッドトラバーチンを採用。力強い存在感があります。

素材のテクスチャー(質感)と色の美しさを主役にするために、フォルムは極力シンプルに抑える。これがMさま邸の設計における基本テーマでした。 外観もシンプルなデザインですが、タイルや木、コンクリートなど、さまざまな素材を巧みに使い分け、豊かな表情を生みだしています。 また、大理石のレッドトラバーチンやジャラ材といった重厚感のある素材をふんだんに用いたリビング・ダイニングはもとより、エントランスやサニタリーなどすべての空間にこだわり、シンプルながらも優美な印象の住まいとなっています。


広びろとした2階リビング。本物の自然素材をいかした空間には気品と重厚感が漂います。

シンプルな中に優美さを演出

インテリアにも「シンプルな中の優美さ」を追求しました。2階リビング・ダイニングは、一枚岩を想わせるレッドトラバーチンで空間を大胆に仕切り、床には重厚感のあるイペ材を採用。この二つの素材が際立つよう、壁面は白、照明はダウンライトのみとシンプルにまとめています。バスルームも御影石を主役として、それ以外の素材は存在感を抑えるような配慮がなされています。


バルコニーのルーバーからは外の明るい陽射しが入り込みます。

都市部でプライバシーを守る工夫

道路からの視線をカットするため、玄関ホールにはハイサイドライトを選びました。窓が高い位置にあるので、プライバシーは確保しながら光を存分に取り入れることができます。また、リビングに隣接するバルコニーはフェンス部分にルーバーを設け、隣家の視線が届かないように配慮しました。通風・採光を確保しながら目隠しができるため、都市部のプライバシー確保には最適です。


シンプルで端正な美しさを備えた外観。シャープでありながら、どこか温かみが感じられます。

所在地 東京都
家族構成 ご夫婦・お子さま1人・祖母
敷地面積 133m²
建築面積 92m²
延床面積 259m²(1階 92m²、2階 87m²、3階 80m²)
建ぺい率 69%
容積率 194%

御影石とガラスのみで構成したバスルーム。徹底した美意識が貫かれています。

照明はダウンライトのみでシンプルかつ優美さを演出。

リビングに隣接するバルコニー。床やルーバーには木を用い、室内との一体感を演出しています。

整然としたテクスチャーが魅力の外観。

中庭を抱くように「回廊」に憩う家

[神奈川県 Tさま邸]


中庭を囲むように続く長い回廊は、四季を通して暮らしを楽しめる空間でもあります。

Tさまの住まいの特徴は、中庭を中心として4つの空間が「回廊」のように取り囲んだ個性的なプラン。 外部へは完全に閉じてプライバシーを確保するとともに、広い中庭を設けることによって採光を確保し、住まいの内側にひときわの開放感をもたらしています。 外観はシンプルなBOX型フォルム。Tさまの「美術館のような雰囲気に」とのオーダーに応え、外壁の造詣と色使いでアーティスティックな印象を与え ています。 また、中庭を囲む回廊は単なる廊下ではなく、さまざまな楽しみ方が広がるマルチユーススペース。住まうご家族の心を豊かにしてくれることでしょう。


心からのくつろぎのためにつくられたリビング・ダイニング。やさしい光に包まれます。

美術館のような雰囲気の外観に

美しい直線と面で構成されたフォルムをより美しく見せるために、笠木は薄いタイプを使い、スカイラインをシャープにおさめています。さらにアルミルーバーを取り付ける金具類も外から見えないように施工するなど、きめ細かなディテールの処理がデザインクオリティを高めています。また、玄関ホールは一転してホワイトでまとめ、思いがけない開放感を演出しています。


まさに美術館を想わせる佇まい。プライバシー確保のため、開口は南側にも設けていません。

リラックス感が広がる「回廊」スペース

T邸の「回廊」プランは、玄関を入ってすぐのサロンスペースをはじめ、ご主人のための読書スペース、屋外へと続くアウトリビングスペースなど、床材にはすべてベージュ系のタイルを使い統一感を演出するとともに、光と風を存分に満喫できる空間になっています。リビングルームもベージュとオフホワイトの淡い色調でまとめ、格別なくつろぎ感を生みだしています。


お客さまをお迎えするサロンスペース。塗り壁の質感に、ぬくもりが感じられます。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 448m²
建築面積 132m²
延床面積 174m²(1階 128m²、2階 46m²)
建ぺい率 29%
容積率 39%

回廊の途中にある読書スペース。大開口から陽ざしがたっぷりと入ります。

夜のライトアップで、さらに美しさが際立つ玄関。

シンプルモダンの"極み"といえる家

[神奈川県 Tさま邸]


余計な装飾をそぎ落とした外観。アルミルーバーからこぼれる光が幻想的です。

「シンプルモダンの洗練された住まいにしたい」というTさまのご要望を受けて、外観のデザイン性を追求しました。 外観は墨色の塗壁にアルミルーバーをアクセントとし、室内はホワイトインテリアでコーディネイト。ハードなマテリアルの質感と塗壁のやわらかな質感とのコントラストが、とても印象的な住まいに仕上がっています。 また、外に向いた開口は地窓とハイサイドライトのみとして、中庭面の開口を大きく確保した都市型プランを採用。これもTさまのご要望だった「防犯性とプライバシー」を高める配慮もなされています。


オブジェを想わせる外観。ダークカラーの壁面とアルミルーバーの対比が印象的です。

シンプルモダンを極めたデザイン

美しい直線と面で構成されたフォルムをより美しく見せるために、笠木は薄いタイプを使い、スカイラインをシャープにおさめています。さらにアルミルーバーを取り付ける金具類も外から見えないように施工するなど、きめ細かなディテールの処理がデザインクオリティを高めています。また、玄関ホールは一転してホワイトでまとめ、思いがけない開放感を演出しています。


墨色のフローリングと白いクロス。ハイサイドライトから光が降りそそぐ心地よいリビングです。

外に閉じ、内に開いて心地よさを演出

住まいの中央に約20m²の広さのパティオを設け、自然の光と風はここから室内に招き入れるようプランニングしています。陽ざしは上から入り、外部からの視線はカットされるため、セキュリティとプライバシーを守ることができる構造です。また、2階 のサービスバルコニーの壁面にはすりガラスを使うことで、やわらかな光を十分に取り入れる配慮もされています。


パティオの美しい緑を眺めながら、食事を楽しめるダイニングルーム。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦・お子さま1人
敷地面積 282m²
建築面積 101m²
延床面積 195m²(1階 51m²、2階 93m²)
建ぺい率 60%
容積率 180%

白で統一した玄関ホール。床や壁に異なる素材を使い、豊かな表情が感じられます。

パティオには落葉樹のヤマボウシを植え、四季折々の景色を楽しめるよう配慮しました。

異なるご要望に応えた完全独立型の二世帯住宅

[Aさま・Sさま邸]


敷地中央のガレージスペースを挟んで、両世帯が並び立つプランとしています。

住まいへのご要望やライフスタイルが異なるご姉妹のための二世帯住宅。玄関をはじめ、リビング・ダイニング・キッチン、浴室などすべてを別々に設け、内部では世帯間の行き来ができない「完全独立型」のプランとしました。 外観はシンプルなBOX形。ガレージのシャッターや屋根の笠木にシャープなアルミ素材を使用して、堂々とした水平ラインを強調しています。また、正面のファサードには開口部を設けず、プライバシーの確保をはかっています。 それぞれの異なるご要望に的確にお応えしながら、無理なく2つのスタイルが寄り添う二世帯住宅が実現しました。


間取りやデザインに対する両世帯のご要望をかなえた「完全独立型」二世帯住宅。

和の趣と洋のくつろぎを両立させた「Sさま邸」

姉のSさま邸は、日本文化に造詣の深い海外からのゲストが多いこともあって、和の趣を重視されました。玄関ホールから見えるゲストルームの市松模様の襖や、数寄屋の遊び心や粋を感じさせる和の空間、ディテールまで細かく配慮することで、日本の伝統を感じる空間になっています。また、団らんの場である2階LDKは明るさと開放感にこだわり、1階の和空間とは異なるくつろぎが満ちています。


リビングは2階に設定。大きな開口でデッキテラスとつながっています。

自然素材で和みの空間を演出した「Aさま邸」

妹であるAさまの「落ち着いた雰囲気の住まいにしたい」というご要望を受け、まずエントランスの一部には御影石を用いて上品でモダンな空間にまとめました。さらに室内の壁は白の漆喰を使ってやわらかな印象に。リビングなどの床や収納扉はオイル仕上げとして、ナチュラルな色合いやマットな質感、しっとりとした肌ざわりなど、自然素材ならではの魅力をいかしています。


数寄屋の遊び心を感じるゲストルーム。和のもてなしの心を表現しています。

■Aさま邸

所在地 ---
家族構成 Aさま、次女、母
敷地面積 190m²
建築面積 118m²
延床面積 200m²(1階 113m²、2階 86m²)

■Sさま邸

所在地 ---
家族構成 Sさま、ご主人、子供2人
敷地面積 216m²
建築面積 124m²
延床面積 186m²(1階 120m²、2階 65m²)

シンプルな空間に美しく映える家具。足もとに開口を設け、美しい緑を室内にとりこんでいます。

自宅の一部を活用して洋菓子店を開いている、Aさまの店舗スペース。

たたき・廊下共にゆとりあるスペースをとり、奥行40cmの壁面収納を設けています。

"別荘感覚"で、美しい中庭を楽しむ家

[神奈川県 Uさま]


オーソドックスで落ち着きある外観。外壁の2階部分にはレッドウッドを用いて素朴な雰囲気に。

いま所有されている別荘がとてもお気に入りというUさま。ご自宅を建替えるにあたっても「その別荘のイメージに近づけたい」というご希望でした。 そこで、門から玄関までの長いアプローチをはじめ、美しい中庭、建物の内外装などにいたるまで、別荘のイメージを踏襲し、素材についても極力同じものを選択しています。 また、贅沢なゆとりを住宅街の敷地で実現するため、玄関からホールまで変化のあるアプローチを配し、中庭の景色を楽しみながら部屋に入っていけるよう配慮しました。


余分な装飾が一切ない空間では、美しい家具はより美しく映えて、心を楽しませてくれます。

"別荘感覚"でゆったり暮らす

日常の喧騒を忘れ、自然と親しむ。そんな"別荘感覚"を自宅に取り入れるために、たとえば外壁の2階部分には自然素材のレッドウッドを使ったり、軒の深い屋根をかけるなどで、味わい深い印象をかもし出しています。また、敷地の高低差をいかして変化のある庭の風景をつくったり、"庭を眺めて歩く楽しみ"を豊かに広げるアプローチ空間を設けるなどの工夫を込めました。


心地よい採光・通風を確保するため、南面いっぱいに大きな開口を設けました。

シンプルで上質感あふれる空間

1階LDKは"別荘のイメージ"に近づけるため、同じ内装材を選びました。フローリングは高級感のあるオイルフィニッシュで、壁はやさしい水性ペイントで仕上げており、光を反射しすぎずに程よく吸収するため、室内全体にやわらかな雰囲気が満たされます。こうした余分な装飾がないシンプルな空間にこそ、美しいデザインの家具はよりいっそう映えるものです。


訪れた人が中庭の景色を楽しみながら室内に入れる、ガラス張りのアプローチ空間。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 219m²
建築面積 87m²
延床面積 162m²(1階 86m²、2階 76m²)
建ぺい率 40%
容積率 80%

敷地の高低差をいかし、リズミカルな変化と奥行き感を楽しめるアプローチに。

室内からの中庭の眺め。樹種の選定や植える位置なども熟慮が必要です。

空間を広く見せる工夫を満載した家

[神奈川県 Kさま邸]


明るい色調、大きな開口、らせん階段で、広がりを演出したリビングルーム。

モダンでスタイリッシュなデザインとのびやかな開放感を追求したKさまの住まい。タイルと吹き付けはホワイトで統一し、スクエアなフォルムをより強調した外観に仕上がっています。 道路面に対して大きな壁を仕立てることで、建物が大きく見える堂々としたファサードを表現。それでいて、大きな開口から陽ざしがふんだんに注ぎ込むリビングや寝室は、とても明るく開放感に満ちています。 約32坪(104m²)の延床面積ですが、間取りや内装材選 びの工夫によって、実際以上にのびのびとした開放感が感じられます。


建物正面の大きな壁面と、中庭まで視線が通るルーフバルコニーの対比が魅力的です。

広く感じる工夫をすみずみに

K邸には限られた空間を広く感じさせる工夫があります。一つ目は視線を遮らない設計。大開口やガラス素材を使って、視線を遠くまで通すことで広がりを生んでいます。二つ目は圧迫感のない内装カラー。白を基調に淡いトーンでまとめています。アクセントは家具や雑貨で付けています。三つ目は合理的な間取り。廊下は必要最小限とし、LDKにはらせん階段を設けるなど、スペースの無駄をなくしています。


広々としたオープンキッチンは奥様のご希望。

スタイリッシュなダイニング・キッチン

室内にスタイリッシュな雰囲気を生んでいるダイニングキッチン。約11帖ながら、高さ約3.5mの勾配天井が空間をより広く感じさせています。アイランド型のオープンキッチンはプロ感覚。収納扉のカラーやレンジフードのデザインが空間をスタイリッシュな雰囲気に演出しています。IHクッキングヒーターは表面がフラットでスッキリとしている上、火炎がでないので安全性にもすぐれています。


"トンネル"のような構造がユニークな玄関アプローチ。2階バルコニーを兼ねた構造です。

所在地 神奈川県
家族構成 ご夫婦
敷地面積 173m²
建築面積 64m²
延床面積 104m²(1階 60m²、2階 44m²)
建ぺい率 37%
容積率 60%

らせん階段は視線が抜けるため、ゆるやかに空間を仕切りながらも、狭さを感じさせません。

まっすぐ視線が抜ける廊下。奥行きを強調することで実際以上の広さを感じさせます。

大収納空間「KURA」のある主寝室。勾配天井が空間に変化を与えています。

桜並木の借景と眺望を楽しむ家

[神奈川県 Yさま邸]


3つのキューブを組み合わせた、シンプルで力強い外観。

中庭を囲むように3つのキューブを大胆に配置した、シンプルなフォルムのY邸。南側に設けた2つの大きなルーバーが洗練された外観のアクセントになっています。 Yさまの敷地の南側には神社の桜並木があり、東側はワイドな眺望が楽しめるというメリットを活かすよう、中庭やバルコニーを効果的にプランニングしました。 中庭は室内との段差を無くし、リビング・ダイニングの延長として四季の移ろいを楽しめるスペースに。また、広いバルコニーは借景となる桜並木と見晴らしの良い眺望をともに楽しめるスペースとなっています。


光と影が織りなす、表情豊かな外観夜景。3つのキューブの色のコントラストが見事。

桜並木の眺めを楽しむ暮らし

「大好きな桜並木をいつも眺められる家にしたい」というYさまのご要望に応え、桜並木を借景として取り込む中庭を中央に、それをL形に囲むようにLDKや寝室などの居室を配しました。ご家族の団らん空間は3面の全開口サッシから入る光と風で心地よさはひときわ。キッチンに立つと中庭越しにリビングまで見渡せるので家族の気配が感じられ、空間もより広く見えます。


ご家族の安心を守る、風格ある佇まい。ルーバーからこぼれる光がやさしい印象です。

限られた空間を広く見せる

見た目にも美しいインテリアを保つために、Y邸では「収納プラン」にこだわりました。基本は、モノを片付けやすい場所に必要十分な収納スペースを確保したこと。リビングに隣接した大収納空間「KURA」も大きく貢献しています。リビングに余計な収納家具を置かなくてもモノが散乱しない、すっきりと美しい空間を可能にしました。


中庭のあるリビング。全開口サッシから中庭越しに桜並木の美しさを満喫できます。

所在地 神奈川県
家族構成 ---
敷地面積 238m²
延床面積 119m²
(1階 65m²、2階 53m²)
建ぺい率 49%
容積率 38%

開口部を大きくとった、光と風を感じるダイニング・キッチン。

DKへ通じる廊下はリビングに"兼用"させ、限られたスペースをいかしています。

約6畳分もの広いバルコニー。桜並木の眺めも楽しめます。

室内と戸外がつながる、爽快なくつろぎスペース。リゾート気分のパラソルも素敵です。

中庭は、桜並木の景観を「借景」として楽しめる絶好の位置に設けました。

建築家の美意識をカタチにした自邸

[北海道 Tさま邸]


チーク色が映える、すっきりとした印象のファサード。

建築デザイナーT氏が、自らの設計思想をカタチにした住まい。3つのボックスを組み合わせたようなシンプルなフォルムですが、その一部分に木材を使ってアクセント的な変化をつけています。 また、壁の面構成をうまく使って、外からは開口部が見えない、スッキリした印象のファサードを実現しました。 その空間は個性的そのもの。倉庫の壁に使われるような木毛セメント板をはじめ、電車の手すりのようなステンレスパイプなど、ユニークな素材を随所に採用。モダンかクラシカルか。和風か洋風かといったジャンル分けが通用しない新たなスタイルが生まれました。


木毛セメント板を用いた、力強さのある勾配天井のあるリビング・ダイニング。

光と色と素材の質感で空間演出

玄関を入ると、左側にいろは紅葉が見える大きな窓。半透明のロールスクリーンがかけられ、外からの視線を遮断しています。15帖のLDは、南側に大きな窓を設け、明るい日差しを招き入れます。ゆるやかな勾配天井が落ち着いた色調のインテリアに開放感とリズム感を生んでいます。床にはチークのフローリングを、天井には木毛セメント板という素朴な質感の素材を採用しています。


リビングの天井と壁の間をアルミのラインが引き締めています。

美意識と遊び心を住まいの随所に

扉の開閉で表情が異なる和室も、建築家らしいアイデア。玄関とキッチンの扉を開け放つと、フローリング部分が通路となり、来客時にリビングを通らずに行き来できます。また、LDとキッチンの間の階段は、角度や組み方などの細部にこだわり、家具職人の技をいかしたもの。手すりにはステンレスパイプを使用。お子さまがぶら下がって遊べるようにとの意図がカタチになっています。


ステップの横面もきれいに処理された、オブジェのような階段。職人の技が光ります。

所在地 北海道
家族構成 ご夫婦・お子さま2人
敷地面積 202m²
延床面積 125m²(1階 73m²、2階 52m²)
建ぺい率 34%
容積率 62%

和室の畳や扉のラインと合わせ、ダウンライトもスクエアに配置しました。

フローリング、扉や棚などの建具はチーク材で統一。

高窓から自然の光が差し込むコンパクトで機能的な洗面所

シンプルを極めて個性が輝く家

[東京都 Tさま邸]


シンプルなBOX形の外観。計算された凹凸のレイアウトが美しい陰影をつくります。

新居の設計にあたり、Tさまからは「1950年代のバウハウス系のデザインが好きなので、シンプルでインテリア家具が映えるような住まいにしたい」というご要望を頂きました。 そこで、外部から程よく遮断された立地条件をいかして南面に大開口を設け、シンプルな空間に自然の光がたっぷり入るプランニングとしました。 シンプルなボックスデザインの建物は、外壁をホワイトで統一していますが、大小の窓をリズミカルに配置した彫りの深い印象と、植栽や周囲の緑が"額縁"のような役割を果たし、建物の造形的な美しさをいっそう際立たせています。


白壁とフローリングで構成されたシンプルなリビングが、家具の美しさも引き立てています。

上質なくつろぎを生む創意工夫

リビング・ダイニングには南面に設けた大開口だけでなく、格別のくつろぎ感を生むための多彩な工夫を込めています。たとえば、照明を「一室多灯」にしていること。複数の照明器具で陰影ができるため、空間に奥行き感が生まれるのです。また、リビングの一角にあるウォールドアを開け閉めすることで、一体の大空間にしたり、仕切って仕事部屋や勉強コーナーにしたりすることができます。


モダンなデザインの家具や照明器具が自然に馴染む、シンプルな空間。

すみずみまで洗練された美を追求

T邸では住まいのすみずみまでシンプルな機能美を追求しました。玄関ホールは白を基調にコーディネート。自然の光を取り入れて空間を広く見せるとともに、インテリア小物をより美しく引き立たせる効果も発揮しています。また、サニタリースペースも白を基調色としたホテルライクな仕様に。鏡やガラスなどの素材を効果的に使うことで、ゆったりとした広さと心地よさを演出しています。


スライド式のウォールドアを開け閉めすることで、用途に応じた空間利用が楽しめます。

所在地 東京都
家族構成 奥様・お子さま1人
敷地面積 252m²
建築面積 77m²
延床面積 97m²(1階 75m²、2階 22m²)
建ぺい率 30%
容積率 38%

玄関ホールは、高窓と地窓の合わせ使いで、プライバシーを確保しながら開放感を実現。

リビングの奥に設けた階段。シンプルなフォルムとシックな色調が印象的です。

長いカウンターや壁いっぱいの鏡などでゆとりある広さを表現したサニタリー。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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