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「いい日、いい日」介護の日

皆さんは「介護の日」をご存知ですか?平成20年7月に厚生労働省が意見を募り、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、"いい=11"の語呂合わせで、11月11日を「介護の日」と定めました。
介護とは日常生活に援助を必要とする人へ様々なサポートを行うことですが、特に高齢者介護は誰にとってもいずれは関わる問題だと思います。そんな高齢者介護の基本をご紹介します。

介護サービスを受けたいと思ったら

平成25年の厚生労働省調査によると、介護が必要となった原因として多いのは「脳血管疾患(脳卒中等)」18.5%、「認知症」15.8%、「高齢による衰弱」13.4%、「骨折・転倒」11.8%などで、「関節疾患(リウマチ等)」は要支援(介護の前段階)の原因として最も多くなっています。
介護が必要かもしれないと感じたら、どうすればよいでしょう?私達は40歳になると介護保険の被保険者となります。64歳以下では特定の疾病に限られますが、65歳以上なら認定されれば誰でも介護保険サービスを受けられます。
そのためには、まずは市区町村の窓口へ申請し、訪問調査を受けます。認定区分には「非該当(自立)」、予防的な対策が必要な「要支援1〜2」、介護が必要な「要介護1〜5」があり、結果が出ると自宅に認定結果通知書や保険証が届きます。

介護保険サービスのいろいろ

介護保険で受けられる在宅サービスには、ホームヘルパーが訪問し入浴や食事、洗濯などを援助する「訪問介護」、日帰りで入浴や食事、健康チェックなどを受けられる「通所介護(デイサービス)」、同じく日帰りで入浴や食事、機能訓練など受けられる「通所リハビリテーション(デイケア)」、施設に最大30日まで入所できる「短期入所サービス(ショートステイ)」などあります。
その他にも、車椅子などを安く借りられる「福祉用具貸与」や、自宅のバリアフリー工事費を助成してもらえる「住宅改修費の支給」などもあります。
自宅で介護できない場合は施設サービスもあります。日常生活の介護や機能訓練、レクリエーションなどが中心の「介護老人福祉施設サービス(特別養護老人ホーム)」や、退院後すぐ自宅へ戻るのが不安な場合に利用する、病院と自宅の中間的な役割である「介護老人保健施設サービス(老健)」などです。
介護施設は民間運営のものも含めると実に様々な種類があります。それぞれの特徴をつかみ、自分達にあった介護施設、そして介護サービスを選びたいですね。

「体育の日」から考えるオリンピック。選手にも観客にも安心な大会を目指そう

2020年東京オリンピックはなぜ秋に開催しないの?

10月8日は「体育の日」。ご存知の通り、1964年の東京オリンピックで、10月10日に開会式が行われたことが由来です。そういえば、2020年の東京オリンピックでは、開会式は7月24日の予定。なぜ今回は、よりによって真夏の暑い時季に開催するのでしょう?オリンピックの開催期間について探ります。

夏は、他のスポーツや大会の閑散期

東京でのオリンピック開催が決まって喜んだ人も、開催期間が7〜8月と聞いて心配になった人も多いのでは?「時季をずらせないの?」と思った人も・・・。
夏季オリンピックは、文字通り夏に開かれるものですが、1964年の東京オリンピックが天候を配慮して、10月に開催された話は有名です。同じように暑さを避けて秋に開催した例として、1988年のソウルオリンピックが挙げられます。
このように、昔はわりと柔軟にスケジュールを組むことができました。しかし、1992年のバルセロナオリンピック以降は厳しくなり、南半球のシドニーオリンピックを例外として7〜8月開催が前提となったのだそうです。
しかし、どうして7〜8月開催にこだわるのでしょう?

巷間よく言われるのは、7〜8月は欧米で人気のプロスポーツが開催されていないため、欧米のテレビがオリンピックを放映する時間が長くなり、その分、IOC(国際オリンピック委員会)は放映権料を得られる。つまり、より多くの収入を得るために、IOCが開催時期を調整しているというものです。
また、今はオリンピック以外にも世界レベルの大会が多数開催されているため、空いているのは7〜8月くらいだから・・・という説もあります。いずれにせよ、秋にずらすのは難しそうです。

どうなる?2年後の暑さ対策

そうはいっても、今や亜熱帯といっても過言ではない日本の夏。選手のコンディションは、観客の体調は大丈夫なのでしょうか?
これに対し環境省は、暑さ対策へ乗り出しています。マラソンコースを保水性の高い舗装にして温度を下げたり、水を霧状にして噴霧するミスト噴霧器を沿道や会場に設置したりしたいとのこと。是非とも効果的な対策を講じて、素晴らしいオリンピックにしたいですね。

信仰の対象でもあった"お月様"。収穫を祈願・感謝し団子や芋をお供え

十五夜のお団子、供えるのはいくつ?

旧暦の8月15日は「十五夜」。今年は新暦の9月24日にあたります。この日は「中秋の名月」と言って、団子やススキを供え、お月見をするのが習わしです。さてこのお供え、意外と深い意味や決まりがあったり、地方によって違いがあったりします。そんな十五夜飾りのあれこれをご紹介します。

なぜ団子やススキをお供えするの?

そもそも月見の風習は唐より伝わり、平安貴族が取り入れ、庶民に広まったもの。貴族の月見は風雅を楽しむものでしたが、庶民に広まると収穫を祈る、あるいは感謝する行事になっていきました。月が美しい時期と収穫の時期が重なったのもありますが、かつて月は農作業に深く係わる信仰の対象だったからです。

昔は月の満ち欠けをもとに、太陽の動きを加味した太陰太陽暦を使っていました。農作業において暦は大切です。いつ種をまき、自然災害に備え、収穫するかの基準となるからです。暦のもととなる月に信仰が集まるのも当然でしょう。 そこで十五夜では、月にお供えをするようになりました。団子は満月を表し、物事の結実を、ススキは稲穂の代わりで、神の依り代であると共に、米の収穫を祈願・感謝していると言われています。

十五夜飾り、どう飾ればいい?

十五夜は別名「芋名月」といい、芋類の収穫祭でもあります。むしろ稲作が普及する前は、米で作った団子ではなく、里芋が主役だったとか。十五夜飾りは、団子やススキのほか、収穫された芋・野菜・果物、また秋の七草など季節の草花を飾ります。そのため、かなり地域差があるのです。
よって、これが正解!という飾り方はありません。ですが、比較的スタンダードと思われる飾り方をご紹介しましょう。
お団子は、「三方」という器に紙を敷き、ピラミッド型に15個飾ります。下段に3×3個、中段に2×2個、上段に2個縦に並べます。
このお団子を、花瓶等に挿したススキや秋の草花、器や籠に盛った秋の作物と共に、月から見えるところか床の間に飾ります。
団子は、しばらくお供えしたらその日のうちに食べてOK!お月様のパワーで、健康や幸せを得られるそうですよ。

涼しげな金魚の泳ぐ姿を見て、夏の暑さを乗り切ろう

涼を誘う金魚

暑い夏を涼しく過ごす知恵はいろいろありますが、金魚もまた夏の風物詩。優雅に泳ぐ姿が涼しげで、夏祭りの金魚すくいも定番です。ただ、長生きさせるのは難しい印象がありますね。せっかく飼うのなら、できるだけ長く一緒に過ごしたいもの。金魚を育てるコツや、飼育されるようになった歴史などを紹介します。

美しく縁起の良い魚として

金魚の起源ははっきりしませんが、3〜4世紀頃の中国南部で赤色のフナが発見されたという記録があり、そのような突然変異のフナが金魚の祖先だと考えられています。美しさは元より福や富を招く魚として珍重され、飼育されるようになり、品種改良も盛んに行われました。
金魚が日本に渡来したのは室町時代中期と考えられていますが、飼育が広まったのは江戸時代初期、大名や富裕層などの贅沢品として受け入れられました。やがて江戸時代中期になると、商人・町人が力をつけ、また武士が副業として金魚養殖を行ったことから、庶民にも金魚文化が広がりました。

ガラスの器が金魚ブームを後押し

このように、金魚は古くから鑑賞されてきたわけですが、昔はガラスの水槽などありませんでした。最初は池で、次は焼き物や木の器で飼われていたため、金魚は上から見るものであり、品種改良も「上見」を前提になされてきました。
ところが、江戸時代中期にガラス製造技術が輸入され、ガラス製の「金魚玉」が誕生しました。上見だけではなくさまざまな角度から金魚を鑑賞でき、また透明なガラス自体も美しく、インテリアとしての魅力が増したのです。

金魚を長く飼うには

金魚とともに見る人の心を魅了する金魚鉢ですが、当の金魚にとってはあまり良い環境ではないようです。金魚鉢は水量や酸素量が少なく、水も汚れやすいからです。
金魚の健康を第一に考えるなら、大きな水槽で水質を保つ装置を完備するのがベストです。それが無理、あるいはやっぱり金魚鉢で飼いたいという場合は、できるだけ大きなものを選び、こまめに水を替えましょう。水を入れる際には、塩素中和剤などでカルキを抜き、水質調整剤も入れるとよいでしょう。金魚を金魚鉢に入れる時は、金魚が元々入っていた水と金魚鉢の水を少しずつ入れ替え、温度差を少なくしてあげるのがポイントです。

金魚の数もできるだけ抑えて、餌のやりすぎにも注意しましょう。光合成で酸素を供給する水草は、中央に配置すると金魚が周回するように泳げるのでベターです。
涼しげな金魚に楽しませてもらう分、飼うほうも金魚の快適さに気をつけたいものですね。

天の川を見るなら、やはり夏。星明りが頼りの静かな場所で

七夕以外でも楽しめる天の川

七夕伝説に出てくる「天の川」。普段は星に興味がない人も、この日ばかりは夜空を仰ぐのではないでしょうか?そして、あいにくの梅雨空にがっかりするのではないでしょうか・・・。 しかし、天の川が見えるのはなにも七夕だけではありません。いつどこでなら見られるのか、意外と知らない天の川について紹介します。

天の川の正体とは

天の川とは何かを一言でいえば、「天の川銀河を地球から見た姿」です。銀河とは、たくさんの星の集まりのこと。宇宙は無数の銀河から成り立っており、そのうち太陽系が属する銀河を「天の川銀河」と呼んでいます。天の川銀河には、太陽のような恒星が数千億個、直径約10万光年の範囲に、中心が膨らんだ円盤のような形で、渦を巻くように集まっていると考えられています。
天の川銀河を上から見れば円形に見えるのでしょうが、横から見れば帯状に見えます。そして、銀河の中から見れば、星の集まりが帯状にぐるりと取り囲んでいるように見えるはずです。夜空の天の川も、地平線に隠れた部分は見えませんが、空をぐるりと一周しているのです。このため、天の川は一年中どこかしらに見えているということになります。

天の川を見るなら

ご存知のように、星は季節によって見える星が違います。同様に、同じ天の川といっても、夏と冬とでは見える場所が違っています。太陽系は、天の川銀河の外側に位置しています。中心方向を見れば星がたくさんありますが、外側をみるとあまりありません。夏の天の川は銀河の中心部分を見ているので、帯が太く明るいのですが、冬の天の川は銀河の外側を見ているので、星の数も少なく暗いのです。
七夕(新暦7月7日)頃から、太くて明るい天の川が見られるようになるのですが、あいにくの梅雨空ということが多いですよね。実は、本来の七夕は旧暦の7月7日、新暦では8月にあたります。今の基準で七夕に天の川を見ようとしても、難しいのは当たり前。本当に天の川を見るのに良い時季は、8月だったわけです。
とはいえ、夏でも周りが明るいと天の川を見ることは困難です。人口の光はもちろん月明かりも、天の川の繊細な輝きをかき消してしまいます。できれば新月など月のない夜に、都会から離れた暗い場所で夜空を眺めてみてください。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

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