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近所で野草採り?遠出して山菜取り?食べて、出掛けて、春を堪能

舌で味わう春の風物詩"山菜"と"食べられる野草"

春は様々な植物が芽吹く季節。様々な山菜や食用となる野草もいっせいに姿を現します。山菜とは山野に自生する食用の植物をいい、土手や畔道に自生するものがありますが、それは自然のままの証拠。野菜に季節感が乏しくなったからこそ際立つ、春の山菜・野草の魅力をご紹介します。

フキノトウ

山菜の中で最も早く採れるのが、フキの蕾であるフキノトウ。雪が解け始める頃に出てくる、春の訪れを感じる山菜の代表格です。アクが強く苦みがあるので、天ぷらが定番の食べ方です。"ふきのとう味噌"も、ご飯にあう一品です。

タラの芽

タラの木の新芽で、こちらも天ぷらが定番です。ほのかな苦みともっちりした食感が人気の"山菜の王様"。採取時期が桜の開花時期と重なることでも知られています。

ワラビ・ゼンマイ・コゴミ

"山菜"と言われて思い浮かぶ姿は、先がくるんと丸まった芽ではないでしょうか?そういった外見を持っているのが、ワラビ・ゼンマイ・コゴミです。

ワラビは先の丸まっている部分が3つなのに対し、ゼンマイ・コゴミは1つ。ゼンマイは産毛のようなものに覆われているのが特徴です。

ワラビ・ゼンマイはかなりアクが強く、特にワラビは微量の発癌成分が含まれていますが、伝統的なアク抜きをすれば分解・無毒化します。一方、コゴミはアク抜きの必要が無いので、手間がかからず食べやすい山菜です。

ツクシ

暖かくなると土手や畔道に顔を出すツクシは春の季語にもなっています。茎の節々についている袴を取り、湯がいてアクを取った後、おひたしや和え物、卵とじ等にして食べると美味しいです。

ヨモギ

ヨモギは繁殖力が強く、稀に市街地などでも見ることができます。春に採れる新芽を茹でておひたしや和え物に、また下茹でなしで天ぷらにすることもできます。しかしなんといっても一番はよもぎ餅(草餅)ではないでしょうか。春の和菓子の定番ですね。

ここでご紹介したのはほんの一部。現在食べられている山菜は、約300種類と言われています。自然の植物には毒を持つものもありますから、むやみやたらと食べるのは危険です。山菜・野草取りの際は、きちんと知識を身に付けて行きましょう!

似ているようで結構違う?春を代表する花木たち

梅・桃・桜、見分けられる?

ひなまつりは別名「桃の節句」。桃の花は春の到来を感じさせますが、同じく春を告げる木の花に梅・桜があります。この梅・桃・桜の見分けはつきますか?写真は左から梅・桃・桜です。いかがでしょう、なかなか難しいのではないでしょうか。見分け方のポイントを紹介します。

花弁の形と花柄(かへい)の長さ

梅・桃・桜はいずれもバラ科サクラ属。どうりで似ているわけですね。開花時期である程度区別がつきますが、北に行く程その差は縮まり、東北や北海道では3つの花が同時に咲くのだとか。できれば花そのもので判別したいところです。そこで注目したいのが花弁の形。梅の花弁は先が丸く、桃は先が尖っていて、桜は先が割れているのだそうです。

次に注目したいのが、花柄(かへい)・・・要は花を支える茎の事です。桜はこの花柄が長く、こぼれるような花の付き方。一方桃は花柄が非常に短く、花が枝に沿うような形です。そして梅は花柄がほぼないので、枝にくっつくように花が咲いています。

1節に付く花の数

桜の長い花柄は特徴的なのですぐにわかると思いますが、梅と桃の花柄はあまり区別がつかないかもしれません。そこで着目したいのが、1つの節にいくつ花が付いているかです。
梅は1節に1つの花で、ポツンポツンと花が付く感じです。桃は1節に2つの花が付いて、梅より密集した感じに、開花と同時に葉も出る品種が多いようです。なお、梅は花と葉が同時に出ることはありませんので、ここも判断の基準になりますね。

梅・桃・桜は今も昔も日本人に愛され、改良が加えられてきました。それゆえ様々な品種があり、上記の判別法が適用できない場合もあります。一筋縄ではいかないからこそ、色々な面から違いを見つけ、それぞれの花をよく知る事もまた、愛で方のひとつなのではないでしょうか。花が咲き始めたら、是非じっくり観察してみてくださいね。

新旧の"年明け"と厄を払う節分の豆まき

節分と厄年の深い関係?

2月3日は「節分の日」、節分といえば、厄年の人が厄払いをしたり、豆まきで特別な役割を担ったりします。また、厄払いをするのは、松の内から節分までが適しているなどとも言われますね。節分と厄年には深い関係があるようですが、どうしてでしょうか?厄年と節分の関係に迫ります。

そもそも厄年とは?

厄年とは、文字通り災厄に遭いやすいとされる年齢のこと。由来や根拠ははっきりしませんが、平安の昔から根強く伝わる風習です。
厄年とされる年齢は地域や寺社によって違いますが、一般的に男性が数え年で25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳と言われています。厄年を「本厄」、厄年の影響が出る前後一年を「前厄・後厄」と呼び、厄払いの祈祷を受け付けている寺社が多くあります。
では、どのタイミングで厄払いをしたらいいのでしょう。基本的にはいつでも構わないし、寺社でも通年受付けているようですが、よく言われるのが「元日から節分までの間」です。

厄年が始まるのはいつからか?

「元日から」というのは、年が明けて厄年に突入したら、ということですね。初詣と一緒に厄払いもしてしまおうという人は多いでしょう。
ただ、この元日とは新暦の元日なので、伝統的な元日とは日にちが違います。月の満ち欠けをベースとした旧暦では、元日は立春に一番近い新月の日。しかし、太陽の動きを元に季節を分ける二十四節気では、立春が一年の始めとなります。

そして「節分」ですが、これは季節の分かれ目という意味。実は、立春・立夏、立秋、立冬、の前日をすべて節分と呼んでいましたが、年が改まる立春が特に重要視され、立春の前日だけが「節分の日」として残りました。
昔からこうした"節目"には、厄払いをしてその後の安泰を願いました。節分の豆まきも、鬼を災厄に見立てたまさに厄払いです。そこで、厄年の人が節分に厄払いをする風習が生まれたのでしょう。
元々の節分の性格に加え、新旧の"年明け"の存在が、「じゃあその間に厄払いをするのが適当かな」という考えを生んだのではないかと思います。とはいえ、厄年に関しては地域や寺社でいろいろと考え方が違います。厄払いに行って当日戸惑わないように、事前によく調べておいた方がよいですね。

江戸時代には五節句のひとつでもあった七草の節句

お正月のシメにお腹にやさしい七草粥

1月7日の朝に七草粥を食べる習慣がありますが、皆様は実践されたことがありますか?七草粥とは、春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)を入れて炊いた粥のこと。どうして7日に七草粥を食べるのか、由来や簡単な作り方などをご紹介します。

中国の汁物を食す習慣が、日本風に変化したのが七草粥

かつて中国では、1月7日を「人日(じんじつ)」といって人を大切にする日とし、7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を祈る風習がありました。
一方日本では、年の初めに若菜を摘んで食べ、自然から新しい生命力をいただく「若草摘み」という風習がありました。さらに、小正月の1月15日に小豆粥を食べ、邪気を払い一年の健康を願うという風習もありました。
中国の人日の風習が日本に入り、若菜摘みと小豆粥の風習に影響を受けて出来上がったのが、1月7日に春の七草を入れた粥を食べる七草粥の風習です。 七草粥を食べ無病息災を願うのは、若々しい青菜の生命力にあやかるといったまじない的な意味だけでなく、青菜の不足しがちな時期にそれを補うという栄養学的な意味もあります。また、正月のご馳走を疲れた胃腸をいたわり、日常生活へ戻る節目の意味も込められています。

レシピはいろいろ。最終的にはお好みで

それでは、七草粥をどのようにして作るのでしょうか?
①米1合を研ぎ、30分ほど水に浸します。②水を切った米を土鍋に入れ、水1リットルを入れて軽く混ぜます。③蓋をして最初は強火で、沸騰してきたら弱火にして40〜50分ほど炊きます。④米が柔らかくなったら刻んだ七草を入れます。⑤七草に火が通ったら塩で味付けし、しばらく蒸らせば、4人分の七草粥が出来上がりです。

春の七草は、昔は野に出ればすぐ手に入る馴染み深い青菜だったと考えられますが、現在はスーパーなどにセットで売られています。七草は刻んで入れますが、かつては刻む際に"七草囃子"を歌ったそうです。
ご紹介したのはシンプルな塩味ですが、お好みでだしや醤油をいれてもいいでしょう。小さく切ったお餅を入れると腹持ちがよくなります。青臭さが気になる人は、あらかじめ軽く塩茹でしてからお粥にまぜてもよいです。時間が無い場合は、炊いたご飯を2〜3倍の水で炊き直す"入れ粥"という方法もあります。
お好み・生活スタイルに合わせて、七草粥を楽しんでください。

新年を迎えるために大切な大掃除(2)

大掃除が終わったら、いよいよ新年を迎えるお正月の準備です。最近では本格的な門松を飾るご家庭は少なくなりましたが、門松は、年神様を家にお迎えする目印とされています。玄関に飾るしめ縄は、古い年の邪気払いや家内安全の願いをこめて飾るものです。鏡餅は、年神さまをお迎えしたときのお供え物で、床の間、または高いところに飾ります。毎年何気なく目にしていたお正月飾りには、こうした意味や由来があるのです。

お正月飾りは28日までに飾りましょう

お正月飾りは正月前に飾りますが、29日は「二重苦」「苦立て」「苦松(=苦が待つ)」など苦に通じるため嫌われます。また、31日に飾るのは、お葬式と同様、「一夜飾り」であり縁起が悪いことや、年神さまをお迎えするのに一夜限りでは失礼とされています。30日も旧暦では大晦日にあたるため、31日と同じ意味になるので、28日までに飾るのが習わしです。

お正月飾りは7日まで

お正月飾りを飾っておくのは、年神さまがいるとされる期間「松の内」の間です。「松の内」は、地域によって異なりますが、一般的には元旦から7日までと言われています。鏡餅を割って食べる鏡割り(鏡開き)は、1月11日が正式とされています。

お正月気分を小物で演出

大掃除ですっきり片付いた空間で、新年のおもてなしやお正月のインテリアを考えるのは楽しいものです。最近は雑貨屋さんやお花屋さんで、モダンなタイプの門松やしめ縄が販売されているので、ライフスタイルに合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。

また、特別な物を用意しなくても、ちょっとした小物がお正月を演出してくれます。例えば、クッションカバーの素材や色、柄には部屋のイメージを変える効果があるので、金や朱色などをポイントに使えば、お正月のお祝いにふさわしいインテリアになります。
身近なものでは、おしゃれ小道具でもある手ぬぐいが便利です。額に入れてアートとして楽しんだり、テーブルまわりのファブリックとして、またお酒やギフトを包むラッピング素材として、幾通りもの使い方を楽しむことができます。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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