Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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"心を解き放つ住空間"アウトリビングを愉しむ

アウトリビングとは、文字通り戸外にリビング空間を作ってしまおうという発想。居間から庭側へデッキやバルコニーを広げていくことで、そこに光や風や緑に抱かれた開放的なスペースが生まれます。室内と外を一つの空間として活用すれば、使い勝手も大きく広がっていきます。リビングでのなにげない日常も、戸外の空気の中では、くつろぎに満ちあふれたかけがえのない時間となることでしょう。

アウトリビングは、心を解き放つ住空間といえるかもしれません。同じ食事をするのでも、家の中より外で食べた方がなぜか美味しいと感じますね。それは、食事を五感で味わえるからだと思います。舌で味わいながら、目で風にそよぐ葉を見、耳で小鳥のさえずりを聞き、肌で光や風を感じる。体全体で美味しい時間が共有できれば、おのずと味も変わっていくのでしょう。もちろん、食事だけではありません。一人で本を読む時も、家族や友人たちとくつろぐ時も、アウトリビングでのひと時は室内とは違った新鮮な時間を作ってくれます。

自然を楽しむ

アウトリビングではガーデニングも気軽に楽しめます。例えばコンテナを使い、デッキの上で草花を育ててみましょう。そこに咲く花や集まる蝶や蜜蜂を見ていると、小さな命の大切さに気づいたり、季節の移り変わりが実感できるはずです。ハーブや野菜を育ててみるのも楽しい発見につながります。子供たちの手でパセリやバジルなどを摘んでもらい、そのまま食卓のサラダに添えてもらえば、家族にとってもかけがえのない食卓になると思います。

雨の日のアウトリビングもまたよいものです。小雨なら、パラソルの下で雨を眺めるのもいいでしょう。雨の音や匂いなど、室内では気付かない発見があるはずです。四季を通して自然を感じる暮らしを愉しんでください。

食を楽しむ

家族でバーベキュー、友だちを招いてガーデンパーティ。考えただけでもワクワクしてきます。その楽しさを日常の中にも広げてみましょう。 例えばキッチンで作ったお料理をデッキなどに運んできたり、ホットプレートを使って空の下でのクレープづくり、ブランチや午後のティータイムなど、自然の中でゆっくりと食を楽しむライフスタイルは、家族の会話を弾ませてくれるでしょう。

季節感を大事にした日本人 「おはぎ」に込められた意味とは?

素朴な疑問!お彼岸に食べるのはおはぎ?ぼたもち?

秋分の日(9月22日)を中日とした一週間は、秋のお彼岸。お彼岸といえば、おはぎを食べる風習が広く浸透しています。米をついて丸め、餡をまぶした食べ物がおはぎですが、ぼたもちも似たような作り方をしますね。実際、どこが違うのでしょう? おはぎとぼたもちの違いを探ります。

基本的にはおなじ食べ物 名前が違うのは季節から

「おはぎとぼたもちの違いは?」と聞かれ、どんな答えが浮かびますか?「こし餡がおはぎ、つぶ餡がぼたもち」「米粒が残っているのがおはぎ、完全に餅になっているのがぼたもち」「大きいのがぼたもち、小さいのがおはぎ」「ぼたもちの高級バージョンがおはぎ」。
諸説ありますが、基本的にふたつは同じもので、違うのは食べる時期だけという説が有力のようです。おはぎは「お萩」、つまり萩の季節である秋に食べるもの。ぼたもちは「牡丹餅」、つまり牡丹の季節である春に食べるものというわけです。

ただ、季節が違うことによって、形に違いが出てくることは事実のようです。ぼたもちは、牡丹の花を模して丸く大きく豪華に、おはぎは、萩の赤紫の花を模して小ぶりで長めに作られるとか。
餡も、秋(おはぎ)は収穫したばかりの皮が柔らかい小豆を使うため、皮ごとつぶしてつぶ餡に、春(ぼたもち)は冬を越した皮の固い小豆を使うため、食感を良くするために皮を取り除いてこし餡になるのだそうです。

手作りおはぎはいかが? 作り方とポイント

餡は、洗った小豆をたっぷりの水に入れ、3回ゆでこぼします。再び小豆の3倍の水を入れて沸騰したら一番弱火にし、2〜3時間煮ます。柔らかくなったら砂糖と塩で味を整え、心持ち柔らかい位まで煮詰まったら火を止て餡の完成です。
もちは、もち米とうるち米を合わせて洗い、通常より控えめの水で炊きます。10分ほど蒸らし、温かいうちにすりこぎで粒が少し残る程度までつぶします。
このもちをまるめ、餡で包めばおはぎのできあがり。季節の風物詩として、是非チャレンジしてみてください。

早起きして朝時間を活用する -朝時間活用術-

朝食でエネルギーを補給し活動的な一日のスタート

睡眠中にエネルギーが消費され、朝の脳はエネルギー不足の状態にあります。目が覚めて、お腹が空いているのは健康的な証拠です。朝食は単に空腹を満たすだけではなく、脳を目覚めさせ、活動的に過ごすために不可欠なもの。朝日の入る明るいダイニングで朝食をとれば、「今日も一日がんばろう!」という気持ちになるでしょう。すがすがしい朝、いつもより1時間自由な時間ができたら、あなたなら何をしますか?

朝日の入る明るいダイニング

北側に配置するのが一般的だったキッチンも、最近では、リビング、ダイニングと一体化したLDKとして、奥まった場所から、家の中心に配置されることが多くなりました。キッチンとダイニングとの間仕切り壁を取り払いオープンにすることで、開放感のある明るい空間が生まれます。

アウトリビングで朝食

晴れた日は外に出て朝食を食べてみては。ウッドデッキを設置して、リビングに連続した「アウトリビング」をつくれば、室内から室外への移動がスムーズになり、気軽に外の空間を楽しむことでできます。

朝の時間をサポートする暮らしの設備

「朝、時間ができたら何をしますか?」との質問には、勉強、読書、散歩、ウォーキング、ジョギング、ヨガなどの運動、趣味の時間、家事、掃除、お弁当づくり、など、さまざまな答えが返ってきます。早起きすることで生まれる基調な朝の自由時間をより快適にしてくれる、便利な設備をご紹介します。

浴室でホットヨガ

女性の間で人気の健康法「ヨガ」。暖かい場所で行う「ホットヨガ」も人気です。暖かい場所では筋肉がほぐれやすく、発汗にも効果があります。近年、家庭用の浴室設備として注目されている浴室暖房乾燥機のミストサウナ機能を活用して、ご家庭のお風呂でもホットヨガを楽しむことができます。ミストサウナは、細かい霧状のやわらかいミストがしっとりと全身を包み込むので、湯船につかるよりも短時間で体の芯から温まり、発汗を促します。浴室の床に、バスマットかバスタオルを敷いてヨガマットの代わりに。キャンドルを灯したり、音楽を流すことでリラックスできる環境が整います。

ガーデニング

広いスペースが無くても、庭の一角やテラスのプランター、バルコニーなどを利用して収穫の楽しみを味わえます。庭やテラスサイドに、収穫したものを水洗いする「洗い場」や、保存する「収納」といったワークスペースがあると、より快適にガーデニングを楽しむことができます。

「洗い場」は建築廃材などをリサイクルした外構素材「M-Wood2」なら、水に強く腐りにくいので、エクステリアに最適です。

朝のうちの家事を済ませる

家事の手間を減らす家電を活用して、家事を朝のうちに済ませてしまえば、午後の時間を有意義に使うことができます。
電力会社の契約内容によっては、午前7時までの深夜電力を有効活用できるものがあり、朝のうちに洗濯や炊事など、電気を使う作業を済ませるのがお得なことも。起きるころに仕上がるよう洗濯機のタイマーをセットして寝て、朝日を浴びながら洗濯物を干せば、体を動かすこともでき、頭も体もすっきり目覚めます。ライフスタイルに合わせて、契約内容の見直しをしてみてはいかがですか。

食器洗い乾燥機

手洗いよりも、水や洗剤の使用量が少なく、負担も軽減されるお助け家電です。食器を洗っている間にほかのことができ、時間の節約にもなります。

早起きして朝時間を活用する -快眠環境-

生活習慣を改めて質の良い睡眠環境づくり

早起きをして、心身ともにすっきりした状態で一日をスタートさせるには、早めに就寝して質のよい睡眠を確保することがとても重要です。快眠のためには、食事、運動、入浴といった一日の過ごし方や、寝室の照明や温度・湿度なども関係してきます。
夏は早起きしやすい季節ですが、日の出が早いため起きたい時間よりも早く目が覚めたり、熱帯夜でなかなか寝つけない、夜中に目が覚めてしまうなどの悩みもつきものです。質のよい睡眠のために、生活習慣と睡眠環境を見直してみましょう。

夕方の適度な運動が効果的

一日を活動的に過ごしていれば自然と夜には疲れて眠くなるものですが、夕方に30分程度の有酸素運動をするとより眠りにつきやすく、眠りも深く安定するようです。

夕食は軽めに

遅い時間に食事を摂ると、消化にエネルギーを使ってしまい寝つきにくくなります。夕食は軽めを心がけ、就寝3時間前にはすませるようにしましょう。

ゆったり入浴でリラックス

運動ができないときは、入浴することで同様の効果を得られます。夏場や疲れて眠いときなど、ついシャワーだけですませたくなりますが、5分だけでもいいので湯船に浸かってみましょう。疲れているときこそ、湯船に浸かることで血行がよくなり眠りやすい状態になり、疲労回復につながります。リラックスするには、40度前後のぬるめのお湯が適温です。就寝1時間前までに入ると、寝るときには体温が下がるので、深い眠りにつきやすくなります。

快眠のための寝室環境

理想的な寝室の室温は夏が25℃前後、冬は15℃前後、湿度は年間を通して50~60%に保つことが目安とされています。最近のエアコンは、節電機能はもちろん、温度コントロールもしっかりしているので、一晩中つけていても冷えすぎることはありません。一晩中つけることに抵抗があるなら、深い眠りに入ったころに切れるようタイマーを2~3時間セットしてから眠るとよいでしょう。節電も大事ですが、我慢しすぎると熱中症を起こす危険があるので注意が必要です。
冬場の乾燥対策として、湿度コントロール機能付きのエアコンは加湿器がなくてもエアコン一台で温度・湿度管理が可能です。

寝室の位置

寝室が西向きにあると、西陽によって室内に熱がこもってしまい、夜寝苦しい原因になります。夏の間だけでも東や北の部屋で眠るのが理想ですが、難しい場合は、遮光カーテンやすだれ、緑のカーテンなどで防ぎましょう。寝室に陽が入り込まないように2階建ての家なら、夏の間だけ1階に眠るようにするとよいでしょう。

騒音対策

寝室での音のレベルが40デジベルを超えると眠りに影響を与えると言われています。静まりかえった夜間、家庭内から出る音は意外と大きいので、電化製品の音の大きさにも配慮する必要があります。人の話し声や車のアイドリングなど外からの騒音には、二重サッシや防音効果のある窓ガラス、厚手のカーテンなどが防音対策として有効です。

騒音レベルの例
エアコン 40~60デジベル
テレビ 55~70デジベル
風呂・給排水音 55~75デジベル

就寝1時間前に光を落とす

朝は目覚めるために強い光を必要としますが、夜の強い光は睡眠の妨げになります。体は眠ろうとしているのに、遅くまでテレビを見るなど脳に刺激を与えてしまっていませんか?
眠りに着く前の室内の照明は300~500ルクス程度がおすすめです。就寝前の1時間ほど前から、光を落とし、眠るときは、真っ暗にするよりも10ルクス(豆電球1つ分)程度のほのぐらい環境のほうが適しているとされています。間接照明などで、眠りへ誘う環境を工夫してみましょう。

なかなか寝付けないときは

ヒーリングミュージックや静かなクラシック音楽、自然の調べなどを聴いてリラックスすることで自律神経が整い、気持ちよく眠ることができます。
ラベンダーやカモミール、マジョラム、ネロリなどの神経沈静効果がある精油(アロマエッセンス)をお風呂に数滴入れたり、アロマポットで香りを楽しむほか、精油を数滴垂らしたハンカチを枕元に置いても効果的です。

早起きして朝時間を活用する -早起きの習慣化-

夜よりも朝のほうが、頭が冴え、効率的ということで、いつもより1~2時間早起きして、朝の時間を仕事に家事に勉強に有効活用する人が増えているようです。夜型のスタイルに慣れてしまっていると、起床時間を早めるのはなかなか難しいものですが、この時期は、陽が早く昇り、空気も早朝は涼しいので、早起きを習慣化させるチャンスです。早起きのコツをつかみ、生活習慣や住まいの環境を見直してみませんか?

早起きのコツをつかみ慣習化させましょう

早起きをして、朝の時間を有効活用している人たちは、「一日が充実している」「ポジティブになった」「仕事の効率があがった」「資格をとってスキルアップ」など、効果を実感しているようです。では、なぜ、朝のほうが仕事の効率が上がるのでしょうか。その理由と、早起きを習慣化できるコツを探ってみましょう。

なぜ朝は仕事の効率が上がるのか?

早朝のほうが仕事や家事がはかどる理由として、まずひとつに朝は頭がさえているということ。眠ることで一日の記憶が整理され、心身も休まるので、朝は頭がすっきりし、体も動きやすくなっています。そのため、夜の疲れた状態よりもリフレッシュした朝のほうがより集中力が増し、思考も前向きになるようです。
また、電話や来客がない早朝は、作業をストップされることが少ないため、集中して物事に取り組むことができるという利点も。それならば夜も同じでは?と思われるかもしれませんが、夜は急な用事が入ったり、仕事が長引いたりと、思うようにならないこともあるでしょう。その点、朝は自分だけの独立した時間を確保できるので、心にも余裕が生まれます。

無理な早起きは逆効果 十分な睡眠が必要

朝早く起きて時間を有効に活用するためには、何より早めの就寝が大切です。睡眠時間を削ってまで早起きをしても、効率が悪く逆効果になることも。睡眠時間は、6時間半以上7時間半未満が最適とされ、それより短すぎても長すぎてもよくないといわれています。必要な睡眠時間は個人差があるので、目覚めたときの体調などをチェックして、自分に適した睡眠時間を見つけましょう。まずは必要な睡眠時間を確保したうえで、自分の生活スタイルに合わせて、朝起きる時間を決めていくのがよいでしょう。起きる時間から睡眠時間分さかのぼった時間が就寝の目安となります。

規則正しい生活で早起きのサイクルを確立

睡眠時間が確保できても、就寝時間や起床時間が毎日バラバラでは、生体リズムも崩れてしまう可能性があります。平日いくら早起きをしても休日に昼ころまで寝てしまっては、せっかくのサイクルが狂ってしまいます。「十分な睡眠をとる」ことに加え、「規則正しい生活を送る」ことが重要です。

早起きの習慣を身につける

起きたら太陽の光を浴びる

すっきり目覚めるために、起きたらまず窓を開け朝日を浴びましょう。人間の体内時計は25時間周期にセットされていますが、太陽の光を浴びることで、24時間に調整され目覚めを促します。さらに、眠気を誘う「メラトニン」というホルモンの分泌を抑えるので、目覚めがすっきりします。
朝日を浴びることで、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが大量に分泌されるといわれています。朝型生活でポジティブになったと答えた方にはこうした作用が働いているのかもしれません。
朝日を浴びられないとき、たとえば曇りや雨の日、また日の出時刻より早く起きる場合は、まぶしいと感じる明るさの照明で代用できます。市販のタイマーコンセントを利用すると、起きたい時間に強い光が顔に当たるようにセットできます。朝日も照明も、いずれも15分以上光を浴びると効果的です。

コップ一杯の水分補給

目覚めに水分補給も忘れずに。寝ている間に大量の汗をかくため、起きたての体はカラカラの状態です。水分を補給し、体の内側からすっきり目覚めましょう。目覚めの一杯は、排泄を促す効果もあります。

熱めのシャワーを浴びる

40℃より熱いお湯は、交感神経を刺激するので、シャキッと目覚めたい朝は、42℃くらいの熱めのシャワーを3~5分浴びましょう。ペパーミントやジャスミン、ローズマリーなどの香りには覚醒効果があるので、シャンプーや石鹸に取り入れてみると爽快感がアップします。

朝食を食べる

朝食を食べないという人も多いようですが、効率のよい一日を送るために朝食は欠かせないものです。脳は一日の記憶を眠ることで整理しているため、睡眠中はかなりのエネルギーを消費します。エネルギーが不足したままでは脳の働きも鈍ってしまうもの。脳のエネルギー源となるのは炭水化物に含まれるブドウ糖です。朝食にごはんやパンを食べるのは理にかなっているのです。

アドバイス

早起きを始めて最初のうちは、昼間眠たくなってしまうかもしれません。無理に眠気を覚まそうとせず、15分程度の仮眠をとることで、その後の作業効率が上がるといわれています。ただし15分以上眠ってしまうと脳が仕事に戻りにくい状態になってしまうので要注意。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

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