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エアコンに頼り過ぎない、暑さの賢い乗り切り方

体にも家計にも環境にも優しい?天然素材の"すだれ"と"よしず"

ここ数年、エアコンに頼らずに涼をとる方法がいろいろと紹介され、実践されています。ツル性植物を利用したグリーンカーテンなどもその一つですが、もっと手軽に取り入れられるのが"すだれ"や"よしず"です。見た目にも風情ある"すだれ・よしず"で、暑い夏を乗り切りましょう。

"すだれ"と"よしず"、その特徴

"すだれ"と"よしず"、具体的にどう違うのでしょう? 簾(すだれ)は、主に細く割った竹を原料とし、一本ずつ糸で編んでシート状にし、室外の軒下などに吊るします。もう一方の葦簀(よしず)は、2~3メートルの葦(あし)を棕櫚糸(しゅろいと)で結びつなげ、軒下やベランダの掃き出し窓に立てかけて使います。
いずれも、直射日光や人目を遮る、カーテンやブラインドと同じ役割を果たします。カーテンやブラインドより優れているのは、風をよく通すこと。エアコンが苦手な人には、強い味方でしょう。

また、ブラインドやカーテンと違って室外に設置するため、室内に熱がこもらないないというメリットがあります。日除けとして利用される物は、直射日光が当たるため熱を帯び、室内にあれば室内に熱を放射します。室外に設置したすだれやよしずなら、その心配がありません。窓を閉めてエアコンをつける場合も、冷房効率が良いというわけです。

設置時・設置後の涼感UPポイント

"よしず"は大きいので、買った店から運ぶのは大変かもしれませんが、設置は立てかけるだけなので簡単です。窓に近づけすぎず、斜めに立てかけて開口部を大きくすると、風通しがさらに良くなります。設置後は、水をまくと室内に入る風の温度が2度ほど下がります。近くに植物を置いても、葉から水分が蒸散することで周囲の温度が下がるそうです。 
なお、外の気温が室内よりも低くなる夕方以降は、よしずを畳んだ方が涼しいとのことです。

"すだれ"も、窓から数十センチ離して取り付ければ風通しは抜群です。室外に掛ける場所がなく、カーテンレールを利用して室内に掛けた場合でも、素材が金属ではないため、ブラインドより部屋の中が暑くなりにくいそうです。
実際に室温が下がるだけでなく、見た目にも風情があって涼しげな"すだれ"や"よしず"。さらに風鈴を吊るし、かき氷を食べ、五感で涼しさを感じるのも乙ではないでしょうか?

「尊敬」「子の愛」「無事を願う」...父への感謝を花束にのせて

母の日に負けるな!?「父の日」のプレゼント

6月の第3日曜日は「父の日」。母の日に比べると、若干盛り上がりに欠ける印象の父の日ですが、やはりお父さんにもしっかりと感謝の気持ちを伝えたいですね。
そんな父の日の由来は? 定番の花はあるの? 実際にどんなふうに祝われているの? 父の日のあれこれを紹介します。

制定のきっかけは「母の日同様、父の日もつくるべき!」

父の日の始まりは母の日同様、南北戦争時代のアメリカ。提唱者であるドット夫人の父親は、復員後妻に先立たれ、男手一つで6人の子供を育て上げました。そこでドット夫人は、父に感謝する「父の日」制定を教会に嘆願したのですが、これは既に提唱されていた母の日がモデルになっていました。ドット婦人が父の墓前に白いバラを供えたことから、アメリカでは健在の父親には赤いバラ、亡くなっている父親には白いバラを贈るという風習があるようですが、これも母の日のカーネーションと似ていますね。
しかし、やはり後追いだったからでしょうか、母の日に比べ父の日が定着するには長い時間を要しました。母の日が1914年にアメリカの国民の祝日になったのに対し、父の日は1972年になってやっと国民の祝日に制定されました。

イメージカラーは黄色、花はバラ、ユリ、ヒマワリなどが人気

日本においても、母の日に比べ父の日はなかなか浸透しませんでした。しかし、1981年にメンズファッション協会が「日本ファーザーズ・デイ委員会」を設立。父の日に黄色いリボンを巻いてプレゼントすることを推奨したり、ベスト・ファーザー賞を発表したりして、だんだんと認知度が上がっていきました。ちなみに黄色がイメージカラーに選ばれたのは、「身を守る、愛する人の無事を願う」という意味があるからだそうです。  

でも、いざ「父の日に何を贈るか?」となると、やはりちょっと悩んでしまいますね。そこで、母の日と同様に、花を贈るのはどうでしょう?ドット夫人が亡き父に贈ったのは白いバラ。花言葉に「尊敬」という意味があり、父の日にはぴったりです。ただ、故人に贈ったという由来から、赤や黄色のバラにする人もいるようです。
ところが、黄色のバラには嫉妬という花言葉があり、これも気にする人は避けるようです。由来や花言葉が気になる場合は、色を混ぜると良いかもしれません。他には、「子の愛」という花言葉を持つユリ、父の日のイメージカラーである黄色のヒマワリなどが人気のようです。いずれにせよ、花を贈られる機会は少ないであろうお父さん。嬉しいサプライズになるといいですね。

初夏の光と風を暮らしにいかす

心地よい日射しや風を感じられる季節になりました。窓を開けて光や風を取り込んだり、アウトリビングを楽しむなど、自然とひとつになった暮らしを楽しみましょう。

自然を感じる暮らしへ

日射しは日ごとにまぶしくなり、木々の緑も一段と輝きを増し、やわらかな風は爽やかな初夏の薫りを運びます。自然を感じる暮らしは、五感に刺激を与え、毎日の生活を穏やかなものにします。これまで寒さに閉ざしていた窓を開け、爽快な自然を室内に取り込みましょう。

先人に学び、今を楽しむ

自然を暮らしに活かす工夫。それぞれの季節を快適に過ごすための知恵。それは私たち日本人の生活の中に今も活かされています。住まいで言えば、伝統的な日本の家屋にみられる深い軒や長い庇です。夏の陽射しを遮る一方、冬の陽射しは室内に取り込めるよう計算されています。また、地窓、高窓、天窓などさまざまな窓を設けて風の通り道をつくったり、土壁で室内の湿気を調節してきたのは、高温多湿の日本の気候風土を快適に過ごす知恵と言えるでしょう。こうした先人の知恵に学びながら、今の暮らしに自然を活かす工夫をご紹介しましょう。

光と風を暮らしに活かす

天気のいい日は、テラスやデッキに出て、自然の空気の中で過ごしてみましょう。爽やかなこの季節ならではの楽しみ方です。光や風の中で本を読んだり手紙を書いたり、家族や友人とお茶やランチを楽しむのもよいでしょう。自然に包まれていつもと違う時間が流れます。リビングにも、初夏の爽やかな光と風を迎え入れてください。ただ窓を1ヶ所開けるだけでは風が通りません。対面、対角にある窓も開け、風の通り道を作りましょう。風の流れを遮る家具がある場合は、置く場所を考えてみましょう。季節に合った模様替えのきっかけにもなります。陽射しが強く入る室内には、簾やスクリーンなどをおすすめします。風は通し、日射しや視線を遮ってくれるばかりではなく、お洒落なインテリアにもなります。

最近では、和洋室を問わずに使えるモダンな簾やウッドスクリーンなどが市販されています。風に揺れるレースのカーテンやリネンのクッションカバー、またフローリングに敷く自然素材のラグなど爽やかなインテリアで季節を表現してみましょう。風に揺らぐモビールもこの季節を楽しむインテリアのひとつです。ゆるやかな動きを見ているだけで、気持ちは穏やかになってきます。初夏の光と風は、日々に新鮮な気持ちをもたらします。まずは身近なところから暮らしを楽しんでみませんか。

春の装いを快適に、衣替えでリフレッシュ!

日本では昔から、6月と10月に衣替えをする風習があります。しかし、4月に入ると、朝晩は冷えることもありますが、日中の気温も上がってきますので、衣服での調節が重要になってきます。また学校への入学などに絡め、4月に衣替えを行う家庭もあるようです。さわやかな春、衣替えでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

冬物のお手入れのポイントは?

春の衣替えのポイントは、まずセーターやコート、ダウンジャケットなど、シーズンオフとなる冬物のお手入れです。そのコツは、汚れをしっかり落とすことと、湿気を防ぐことにあります。汗や食べ物の汚れは、シミの原因になりますし、衣類につく虫のエサにもなります。しっかりお洗濯し、乾燥させてからしまいましょう。ドライクリーニングから戻ってきた衣類は、天気の良い日にビニールをはずして風通しの良いところで陰干しをします。石油系の洗剤も、カビやシミの原因になるので、しっかり揮発させることが大切です。元のビニールをかけてしまってしまうと、再び湿気がこもることにもなりがちですので、長期保管のためには、不織布などの市販のカバーをかけるのが適切です。

衣替えを機に、整理収納の見直しを

日々、ストレスなく着たい洋服を選ぶことができるように、クローゼットの中を整理しましょう。ハンガーに掛けたままにしておくのが楽と思いがちですが、スペースに限りがある以上、コンパクトにまとめることのできる、"たたむ収納"が基本になります。特に、ハンガーに掛けると跡が残ったり、伸びてゆがんだりするものは、たたんで収納してください。ジャケットやコートをたたんで衣装ケースにしまう場合は、折り目にタオルをはさんで、たたみジワがつかないように工夫しましょう。

衣類をシーズンで大まかに分けて、ひとまとめにして収納ケースを割り当てておくと、衣替えをするときに、ケースごと入れ替えることができるので便利です。年間を通して着る衣類は、常に出し入れしやすい場所に収納すると良いでしょう。

新生活にふさわしい快適な部屋作りのコツとは?

春は新年度が始まる季節。学校が変わったり、職場が変わったり、周囲の顔ぶれが変わったりする人も多いのではないでしょうか。
新しい環境には、気持ちも新たに臨みたいもの。そのためにも、お部屋の模様替えはいかがでしょう?今回は、快適な部屋作りのコツをご紹介します。

ゆっくりくつろげる広々とした部屋を作るポイント

快適な部屋とはどんな部屋でしょう?
感じ方は人によって違うでしょうが、圧迫感のある窮屈な部屋がいいという人はあまりいないでしょう。
まずは、天井や壁など面積の広い部分を明るく淡い色にすると、部屋全体が広く見えます。その最たる色が白。
さらに、大きな家具の色も壁等に合わせると、家具が壁になじんで広く見えます。
次に、視線や動線を遮らないように家具を配置することです。歩くときに邪魔にならないよう、床が見える面積が広くなるように、家具を固めて配置します。

視線を通すには、家具の配置もポイントですが、家具自体の背を低いものにできればより効果的です。ほかには、カーテンを(窓枠の大きさにかかわらず)天井からつるすと、天井が高く見えます。また大きな鏡を、できれば窓や外の景色が写るように置くと、部屋が広く明るく見えます。

無難になり過ぎないように手軽にメリハリをきかせるには?

白っぽい色を基調に部屋作りをしたら、確かに広々したけど無難でつまらない、アジアンテイストに憧れる、ビビッドカラーを使ったメリハリのある部屋にしたい... そんな不満・希望が出てくるかもしれません。そんなときは、小物に濃い色・鮮やかな色を使うと、部屋の印象が引き締まります。面積が小さくても、使う色に統一感があれば、部屋全体の印象を変えることができます。
あるいは、比較的交換しやすいファブリックで味付けをするのもおススメです。カーテンまで変えればかなり印象が変わりますので、クッションカバーなど小さなものから少しずつ変えて、調整していくとよいでしょう。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

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