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収納家具でインテリアを演出

収納家具をひとつ取り入れることで、部屋のインテリアが素敵に生まれ変わります。

収納家具の役割

室内を素敵に感じさせるインテリアのひとつに収納家具があります。収納家具といっても収納性だけではなく、室内をさまざまに演出できるデザイン性に優れたものが数多くありますから、絵画やタペストリーなど壁面の装飾を上手に組み合わせての、インテリアコーディネートを楽しむことが出来ます。

さらに季節の花を飾ったり、床にアクセントラグを加えることで、周辺が華やかになり暮らしに潤いも生まれてきます。 このようにデザイン性のある収納家具は、インテリアの演出と暮らしにゆとりと寛ぎの時間をつくってくれます。

選び方のポイント

収納家具を選ぶ場合には、どこに置き、どのような目的で使うかを決めます。多くの種類があるので、室内に置いたときにどの様なイメージになるかを考えることが大切です。例えば同じ大きさのチェストであっても、北欧のものとアジアのものでは、素材も形態も異なるため、雰囲気が違ってきます。
また見せることを目的にするのであれば、ガラス扉のついたコレクションボードやサイドボードなどがあります。お気に入りのものを収納することで、家具の魅力が一層引き立ちます。
家具を置くリビングや玄関などの広さや色調とのバランスを考えてお気に入りの収納家具を選んでください。長く付き合える家具に出会えたら、住まいへの愛着がさらに深まるでしょう。

収納家具の楽しみ方

収納家具の楽しみ方を部屋ごとに考えてみましょう。
リビングは、家族が集まりくつろぎの中心となる場所ですから、実用性とデザイン性とのバランスをとることが大切です。家族写真やお子さまが描いた絵、そして季節の花をあしらう場として、チェストはいかがでしょう。家族がよく使う日用品や雑誌などを収納しておけば、室内はいつもすっきり片付きます。

また低めのリビングボードならソファと背中合わせに配置すると、リビングダイニングを柔らかく仕切る役目を果たしてくれます。これまでとは違う配置にすることで新鮮な気分を味わえるので、模様替えの時におすすめです。

お客さまを迎える玄関にも、個性的なチェストやサイドボードを置くだけで印象が変わります。例えば李朝や中国のアンティーク家具などは、歴史が刻まれた重厚感がありますので、小さなものでも格調の高い雰囲気を醸し出してくれます。
寝室はプライベートな空間ですから、やや大きめのチェストをおすすめします。衣類を収納するのはもちろんのこと、鏡を置いて化粧台に使ったり、ホテルのようにテレビを備えるといった使い方もできます。

収納家具がひとつ加わることで、室内は素敵に変わります。しまうだけでなく、飾りつけを楽しむ家具として、秋の模様替えをしてみませんか。

もっと気軽に花を飾ってみませんか

もっと気軽に花を飾ってみませんか。
一輪の花を小さな器に飾るだけで周囲が華やかになり心を和ませてくれます。

花のはたらき

花は不思議な力を秘めています。眺めているだけで良い気分になります。また気分が落ち込んだり悲しいことがあったときには、ゆっくりと心を癒してくれます。それは花のもつ力がはたらいているからでしょう。
そのほかにも花の色や香りには、ストレスを緩和させたり、気分をリフレッシュさせてくれる効果もあると言われています。
たとえ一輪の花であっても、コップに入れて飾るだけでその周辺を華やかにし、心を和ませてくれます。暮らしの中に気軽に花を取り入れて、花のさまざまな力を感じてみませんか。

花の選び方、楽しみ方

心にゆとりを与えてくれる花を、もっと身近に飾って楽しみたいものです。最近、花屋さんの店頭には新種の花々や、さまざまにアレンジされた花が並んでいます。まずは自分の好きな花を選んでみましょう。何をどう選んで良いか迷ったときには、お店の方に気軽に相談してみましょう。希望に合わせておすすめの花を教えてもらえたり、組み合わせ方や管理方法などを聞くこともできます。

買ってきた花はすぐに水につけ、早めに茎の先端を切って活けます。花束になっているものであれば形を整え、お気に入りの花瓶に活けるだけでも、素敵なアレンジができあがります。花の楽しみ方は、花と向き合う時間を少し持つことで生まれてきます。季節に合った花を行事に合わせたり、身近にある器と組み合わせるなど、暮らしに花を取り入れることで、楽しみ方の発想はさらに広がっていくことでしょう。

花の飾り方

花を飾る場合、初めから大きなボリュームのあるアレンジは難しいので、まずお好きな花を一輪飾るところから始めてみましょう。まず最初に花を飾る場所を決めましょう。自分がいつも眺められるところ、家族の視線の集まるところなど、花を飾るためのスペースを決めると、自然に花を飾る習慣が身についてきます。飾る場所が決まったら、次は花器選びです。

飾る場所の雰囲気やスペースに合わせて選びますが、適当な花瓶がない場合は、使っていないグラスやおしゃれなジャムの瓶などを利用してみましょう。
花器と花の取り合わせはあまり堅苦しく考えず、自由に楽しんでみてください。そして飾った花の水換えは、毎日してあげましょう。
水の吸い上げをよくするために、茎の先を少しずつ切っていくと日持ちが良くなります。茎が短くなったら、花丈に合った器に入れ替えていきます。最後は花を広い皿に浮かべて飾るなどの工夫をすれば、花との時間を長く楽しむことができます。
暮らしの中に花があると気分も華やいできます。お気に入りの花を飾る習慣が身につくと、花のない暮らしは少し寂しさを感じてしまうかもしれません。暮らしにさまざまな楽しみを与えてくれる花を気軽に飾ってみませんか。

「スローフード」で広げる食の楽しみ

旬の味には季節を楽しむ喜びがあります。家族で囲む食卓には笑顔が生まれます。
毎日の「食」をもっと楽しむ方法についてご紹介します。

「食」は教えてくれる。

「食」は暮らしの中の喜びであり楽しみの一つです。「食」をもっと楽しむために、スローフードの考え方を取り入れた「食」の楽しみ方をご紹介します。

一つ目は「食材を活かす」ことです。まずは、旬の食材をつかうことをおすすめします。他の時期にはない食材本来の味わいや香りが楽しめると同時に、栄養価も高く、まさに季節を食べる喜びを感じるはずです。
地元の食材を使うことも大切です。地域の気候風土になじんだ食材と代々受け継がれてきた調理方法から生まれる味は、子どもたちの心に故郷の味として残っていくでしょう。

二つ目は「家族で作る」ことです。最近は親子で料理を作る機会が少なくなり、食材や調理方法を知らない子どもが増えています。
まずはお子様と一緒に買い物に出かけることから始めてください。食材について話す機会になるうえ、一緒に料理を作るきっかけにもなるはずです。

週末はぜひ家族一緒に料理を楽しんでください。家族で役割を決め、全員が参加すれば、食べることへの期待も膨らみます。庭で野菜を育て、収穫し、料理に使うことができれば、わが家の理想的なスローフードができあがります。

「楽しい食事」は美味しさを増すだけでなく、家族の時間を創り出してくれます。スローフードをわが家の食卓に取り入れ、「食」の楽しみを広げてみませんか。

和室で寛ぎのひとときを楽しむ

和室はさまざまに活用できる機能性と伝統美を合わせもった空間です。機能と伝統から生み出される和室の居心地のよさを再確認してみましょう。

和室をもっと気軽に活用してみませんか。

畳は直接触れることを想定して作られています。まず横になって思いきり手足を伸ばしてみましょう。きっとリラックスするための最適な空間であることがわかるはずです。畳の適度なやわらかさと、ひんやりした肌触りは心地よく、夏の疲れたからだを癒してくれます。ゆっくりと呼吸をしてみるとイグサの香りも広がり、ストレスも緩和されていくことでしょう。

和室はまた、ゆっくりと語らうのにもよい空間です。たまには食卓をダイニングから和室に移してはいかがでしょうか。いつもと雰囲気が変わり、思いがけない話題が広がるかもしれません。ご夫婦でワインを楽しみながら、普段ゆっくり話せないことを心ゆくまで語り合うのもよいものです。

和室はものを広げて作業する空間としてもおすすめです。家族の写真を広げてのアルバムづくり、手紙の整理や着物の手入れなど、テーブルの上ではできない作業が可能です。また、始めてしまうと片付けることが難しい鉄道模型やジグソーパズルなど趣味に没頭する場合も、ふすまで隠せる便利な空間です。

小さなお子さまがいらっしゃる場合は、遊び部屋としても使え、畳であれば転んでも心配が少なく安心です。
和室はくつろいだり、家族との語らい、そして趣味を楽しむなど多様な使い方ができる部屋です。もっと気軽に活用して、居心地のよさを見直してみませんか。

やわらかな灯りでつくる 寛ぎの時間

灯りを抑えると室内に奥行きと落ち着きが生まれます。照明の工夫でつくる灯りの演出と寛ぎの時間を楽しんでみませんか。

暮らしに見る日本の灯り

日本の夜はどこの国よりも明るいといわれます。これは街路灯の明るさに加え、家庭内にある蛍光灯が強い光を出しているためです。一方ヨーロッパの夜景は、日本に比べると明るさが控えめです。夜が更けてもなかなか電気をつけないこともありますが、主にフロアスタンドやブラケットだけで部屋の灯りをとっているからです。

日本でも、かつてはあんどんやローソクなどで室内の灯りをまかなっていました。蛍光灯は第二次世界大戦後、豊かさの象徴と考えられ、急速に一般家庭に広まっていきました。しかし今は、ホテルの照明のように明るさを抑え、室内を落ち着いた雰囲気に見せる傾向にあります。

明るさがつくる体内リズム

明るさを抑えた空間では、なぜ寛ぎや落ち着きを感じるのでしょうか。人は、太陽光や蛍光灯などの強い灯りを受けると、交感神経の働きによって緊張感を高めます。逆にほの暗い灯りであれば、副交感神経が働きリラックスするという体内リズムを持っています。ホテルに入って落ち着いた印象を受けるのは、フロアスタンドやブラケットなどの補助照明による灯りで空間を演出しているからです。このように室内に陰影を生む補助照明を上手く取り入れることで、家庭でも寛いだ雰囲気をつくり出すことができます。

灯りでつくる寛ぎの時間

明るさを抑えた照明の演出で、寛ぎを感じる空間づくりをしてみましょう。例えばリビングは、家族の会話やテレビを楽しむ空間ですが、主照明を消し、フロアスタンドやアッパーライトで天井や壁を照らしてみましょう。反射したわずかな光は室内に拡散し、いつもと違う雰囲気になるはずです。大人同士の落ち着いた語らいを楽しむ時には、スタンドの灯りか床からの照明だけにしてみましょう。リラックス効果が高まりますし、寛ぎの空間演出にもなります。

寝室は、眠りまでの時間を大切にしたい空間です。交感神経を刺激しないよう、光源は目に直接入らない位地に置きます。

フロアスタンドは足元側におき、ダウンライトも照度を落とすか壁側を照らすと安らぎの時間をつくる灯りになります。またわずかな灯りは安眠を誘います。ダイニングテーブルの上には、料理をよりおいしそうに見せる暖色系の電球を取り入れてはいかがでしょう。ペンダントの灯りをメインにすれば、家族の会話もさらに広がります。このように補助照明によって灯りを上手に取り入れると、部屋に奥行き感と落ち着いた雰囲気が生まれ、心と体をリラックスさせてくれます。

そして灯りを抑えることは、エコライフにもつながります。暮らしのさまざまなシーンで灯りを工夫し、寛ぎの時間を楽しんでみませんか。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

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