Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
著名人によるコラムなど、毎月厳選した住まいに関する情報をお届けいたします。

子どもの本音を引き出すために「聞き上手」な親になろう! (2)

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

親子のコミュニケーションでは、子どもが「話す側」、親が「聞く側」が多いはず。子どもの話を聞くときに、毎日同じ台詞を繰り返していませんか?気がつくといつも同じ返事をしていませんか?また根掘り葉掘り聞きすぎたり、つい聞き流してしまったりといったことはありませんか?

話を聞くときのクセがすれ違いの一因に

自分では気づかなくても、人によって聞くときのクセがあり、それがかみ合わないコミュニケーションの一因にもなっています。まずは自分を見つめ直し、子どもと本音を話すことができる豊かな会話を心がけたいものです。

「聞き下手」タイプ別傾向と対策

前回のチェックシートでもっとも多く当てはまったのが、あなたの典型的なタイプ。ほかにも複数のチェックが入ったタイプがあれば、その傾向もありますので要注意。
「警察官」タイプになっているとしたら、親子の会話に「赤信号」がともっているようです

1が多い人は 気づくと詰問口調 警察官 タイプ
  • 話の細部を正確に知りたいあまりに、普通に聞いているつもりでも、詰問するような口調になりやすいようです。知らず知らずのうちに自分の価値観を押しつけてしまい、子どもの話す意欲を削いでしまうことも。
  • このタイプは親のユーモアが不足しがち。意識して明るい言葉を使ってみましょう。
2が多い人は 聞いているつもりで語っている 語り部 タイプ
  • 聞き役では物足りず、ついつい自分中心に話してしまうタイプ。会話が盛り上がっているときはいいのですが、子どもの話をさえぎってしまわないよう注意が必要です。
  • どうせ語るなら、自分の周りの出来事より、子どもの気持ちに共感して「うれしい」「残念」など感情を表現するようにしましょう。
3が多い人は 子どもの話を一刀両断 裁判官 タイプ
  • 常に冷静沈着。わが子の話であっても、できるだけ客観的に聞く姿勢を持つタイプ。ささいないたずらも社会通念上の善悪で評価しがちで、子どもにはちょっと息苦しい思いをさせているかもしれません。
  • ときには自分の判断基準をおいて、子どもに「自分はこう思うけど、あなたはどう?」と聞いてみるのもいいでしょう。
4が多い人は 何だかいつも上の空 トンネル タイプ
  • 何ごとにもたんぱくな性格で、悪気なく当たり障りのない受け答えをしてしまいがち。子どもの話にもあまり興味を持てず、「ちゃんと聞いてるの?」と言われやすいタイプです。
  • 友だちとゆっくり話す時間を設け、相づちを打ったり、じっくり人の話を聞いたりする練習をしてみませんか。
5が多い人は そもそも聞ける状態にない おおわらわ タイプ
  • 単純に時間がなくて、上手に話を聞くことができないタイプ。何か作業をしながらの会話がかみ合わないコミュニケーションを生んでいます。なんでも完璧にこなそうとする人に多いタイプです
  • たまには外食にするとか、家事代行を頼んでみるなど、人の助けを借りることを厭わず、子どもと向き合う時間をつくりましょう。

子どもの本音を引き出すために「聞き上手」な親になろう! (1)

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

子どもの話をしっかりと聞いているつもりでも、きちんとコミュニケーションがとれていないと感じることはありませんか?子どもは本来的に自分の話を聞いて欲しいと思っています。その願いが叶わないことが繰り返されると、いつしか本音で話すことをあきらめてしまいがち。今回は子どもの本音を引き出す「聞き上手」になるためのお話です。

かみ合わないコミュニケーションの一因は?

自分の話をあまり聞いてくれないと感じることが繰り返されると、子どもは不満がたまり、本音で話すことをあきらめるようになります。不満の表れには個人差がありますが、親に反発する、黙り込む、なかには親が求める答えを予想して話を合わせるといった子どももいます。そこには、お互いに話す気も聞く気もあるのに、今ひとつかみ合わない、親子のコミュニケーションがあるのではないでしょうか。

意外に自分じゃ気づかない「聞き下手」タイプチェック!

当てはまる項目にチェックを入れてみましょう。もっとも多いチェックシートがあなたの「聞き下手」タイプです。

Check Sheet 1
  • 「いつ?」「誰と?」などと話の細部を必ず聞く
  • 子どもが学校で何をしているかは何でも知りたい
  • 「要はこういうこと?」と話を先取りすることが多い
  • 子どもが相手でも、話に矛盾があれば指摘したくなる
  • 子どもが何か隠しごとをしているのではないかと、つい疑ってしまう
Check Sheet 2
  • 昔から「話が面白いね」とよく言われる
  • 友だちと話すときは、たいてい自分のほうが多くしゃべっている
  • 相手の話が長いとイライラする
  • 思いついたことがあると、その場ですぐ話さないと気が済まない
  • 「独り言が多い」と言われたことがある
Check Sheet 3
  • 物事は常に論理的に考えたい
  • 世の中の善悪は、親が教えなくてはならない
  • 子どもの行儀が悪いときは、人前でも関係なく叱る
  • 人に相談されたら、具体的な解決策をアドバイスする
  • 話の白黒をはっきりさせたい
Check Sheet 4
  • 見ていなくてもテレビをつけていることがよくある
  • 複雑な相談を持ちかけられると、つい話をそらしたくなる
  • 「人それぞれ」「いろいろだから」とよく口にする
  • 子どもに「ちゃんと私(ぼく)の話を聞いてる?」と聞かれることが多い
  • 食事中でも受信メールがあればチェックする
Check Sheet 5
  • 「ちょっと待って」が口グセ
  • 子どもが話していても、家事に追われて聞けないことが多い
  • せっかちだと言われることがある
  • もっと自分の時間が欲しいと思う
  • 家事も育児も仕事も、完璧にこなしたい

印刷用チェックシートはこちら(pdf 形式)

次回のコラムでは「聞き下手」タイプ別傾向と対策をお送りします。

どんなふうに付き合う?子どものプライバシー(2)

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

子どもを「まるごと」観察するのが大切

親子の信頼関係においては、情報公開は大事なことです。できればそれをフェアに行うことが望ましく、事前に「心配なときは持ち物をときどき見るからね」と伝えるなど、最低限のルールを設けるのもいいかもしれません。

そのうえで、子どもがなにかを隠すなら、なぜ隠すのかを考える必要があります。隠し事は悩み事のサインのひとつではありますが、持ち物からだけでそれを探るのではなく、生活態度や体調も含め、子どもを「まるごと」観察することからサインをキャッチすることが大切です。

朝なかなか起きてこない、食欲がない、勉強が手につかない、家族に対して反抗的になるなど、子どもをまるごと見守ることで、サインを見逃さないようにすることが重要なのです。

そして多くの親御さんが、工夫をしながら声をかけていることも、アンケートの結果からわかりました。「最近食欲がないようだけど、なにかあった?」「勉強に身が入らないのは、どうしたのかしら?」と声をかける以外にも、「子どもと二人きりで話す」あるいは「あえて深刻そうに言わない」など、子どもの気持ちを考えながら話しています。あくまでもフェアに、子どもと対等な立場で言葉をかけることが大事だということがわかります。

子どもたちに聞きました!

東京都内の2つの小学校で4年生から6年生に聞きました。
インタビュー内容は子どもの状況に応じて配慮して構成しています。
『AERA with Kids』より

Q. 親に絶対に見られたくないものは?
●交換日記。先に「見るよ」って言われてもイヤ(6年女児)
●80点位上とれなかったときのテスト(5年女児)

Q. チェックされたときはどんな気持ち?
●なんか疑われているのがいや(5年女児)
●冗談じゃないって思った(5年女児)
●ヤダ。秘密のものが入っている場所を触られるのはイヤだ(5年女児)

Q. 親に見られないために工夫してる?
●携帯はチェックされるから、見られてイヤなメールはあまりしない(5年女児)
●携帯を見られるから、秘密の事を書くと消去しなきゃいけないから大変。あの子嫌いだな〜とか、お母さんへの怒りのメールとか(5年男児)

Q. イヤという気持ちを親に伝えた?
●言わない。めんどくさいし、長い話になる(5年女児)
●「メール見るのやめてよ」って言ったら、「携帯はアンタのものじゃないのよ」って言われた。「言えないようなこと、メールに書くんじゃないわよ」って(5年女児)
●「見ないで」って言っても、夜中とか勝手に見られてる(5年男児)
●お母さんに「友だちからの手紙を見るのをやめて」と言ったら、「落ちてるのがいけないんです」だって(5年女児)

どんなふうに付き合う?子どものプライバシー(1)

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

学校生活や勉強、友だちとの関係など、子どもが成長するに従って親の心配はあとを絶ちません。
一方で小学生にもなると、子ども自身も自分の世界、つまりプライバシーを持ち始めます。子どものプライバシーを尊重したいと思う反面、子どものことをしっかりと把握したい……。今回は、そんな親心から部屋をのぞいたり、持ち物をチェックするといった行動について考えてみました。

JH168_350A1.jpg

「本当の心配」と「なんとなく心配」

『AERA with Kids』のアンケート結果によると、携帯電話やカバン、机の引き出しなどをチェックする親御さんが意外に多いことがわかります。
子どもが低学年の間は、親のチェックが欠かせないところもありますが、高学年ともなると、親の完璧な管理が必須であるとは言い切れない学年。それでもチェックしてしまう背景のひとつは、子どもを取り巻く環境の変化が考えられます。かつては親の目の届かないところでは地域社会が子どもを見守っていました。しかし、今では子どもがなにかをすると、「親はなにをしている!」と一方的に責められることが多く、親が予防的にならざるを得ない状況があるようです。
また、いじめなど、子どもがトラブルや深刻な問題に巻き込まれている場合も考えられます。そうした「本当の心配」によって、SОSを見逃したくないという思いが強いこともあるでしょう。
問題は「なんとなく心配」という気持ちから、過度に子どものプライバシーに踏み込んでしまうことだといえます。子どもにもひとりになれる空間は必要で、自己対話によって精神的にも成長していきます。子どもとのコミュニケーションはとても重要ですが、親の干渉が過ぎると「信頼されていない」と子どもが感じることもありますから、上手にバランスをとって接したいものです。

こんなときどうする? 子どもたちの恋愛 9つのケーススタディ(2)

AERA with Kids ☓ ミサワホーム

child_03.jpg

さまざまな情報があふれる現代社会。子どもたちを取り巻く環境は複雑化しており、親世代の子ども時代と異なる状況をつくり出しています。
恋愛もそのひとつ。 小学生でも「カレシ」や「カノジョ」の話に話を咲かせることもある昨今、親としてはおおいに気になるところでしょう。
今回は、子どもたちの恋愛について、ケーススタディとともに考えてみました。

Case4

Q. どうやら子どもが失恋したらしいのですが、どう声をかけたらいいでしょう…。
A. 失恋やそこから立ち直る経験は、成長する絶好のチャンスでもあります。「告白したなんてエライ!」などと共感してあげることが大切。ちゃかしたりするのではなく、子どものがんばりをほめてあげられるかどうか、親の力の見せどころです。親の体験など、失恋のような失敗は誰にでもあることを知ると子どもは安心します。

Case5

Q. 6年生になっても恋には無関心の息子。それはそれで気がかりです…。
A. 男の子をもつお母さんに、意外と多いのがこの悩み。背景には、受験勉強を優先するため恋心を封印したり、お母さんが世話してくれる状態がラクなので自立心が育ちにくいといったこともあるようです。それでも思春期はやってきますから、心の準備はしておきましょう。

Case6

Q. 娘が学校で「好きな人をみんなに知られた」と友だちとトラブルになりました…。
A. 子どもたちは「○○ちゃんは○○君が好きらしい」といううわさ話が大好き。友だちにばらされた、同じ子を好きになったなどが原因で、トラブルに発展することも少なくありません。日ごろの子どもの様子をよく見ておくだけではなく、すぐに相談できる関係をつくっておきましょう。

Case7

Q. 好きな子ができた娘のダイエット宣言。朝食もとらない日があって心配です…。
A. 高学年になると女の子のオシャレ熱が高まり、特別太っていなくてもダイエットに励む子や、徐々に大人の体形に変わっていく自分が受け入れられずにダイエットにのめり込む子もいます。からだが成長途上の小学生にとってダイエットはとても危険。キレイになりたい気持ちを尊重しつつ、危険性をしっかりと伝えましょう。

Case8

Q. 「セックスって何?」と答えにくい質問をされたときはどう対処したらいいのでしょう…。
A. ヘンなごまかしや「何言ってるの!」などと怒るのは禁物。対応のコツは、あくまでさらりと話すことでしょう。「夫婦が仲よくすること」「裸で抱き合うこと」などと伝え、「だからあなたが生まれてきたの」と加えることも忘れずに。今から避妊や性感染症など、伝えたいことを整理しておくことも大切です。

Case9

Q. 「オレはかっこ悪いから」とすねる息子。放っておいても大丈夫でしょうか…。
A. 子どもはときとして、自分を卑下してしまうことがあります。そんなときは、下手に慰めるのは逆効果になる場合も。「お母さんも自信がなかったけど結婚できた」とか「ごめん、お母さんの子だからね」と開き直ってみせるぐらいがいいようです。ときおり、「今日はなんだかかっこいいね」などと言葉をかけるのも、自信回復には効果的です。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
  • 資金計画タイプ別診断 あなたの資金の傾向をタイプ別で診断!

PAGE TOP