Column│新しいライフスタイルのご提案や、子育て、オーナーさまのこだわりのお宅拝見、
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感性を育む子供部屋 -感性を育む-


幼少期の体験が感性を育み、新たな世界を築きます

子どもは身の回りの環境から刺激を受け、新たな世界を学んでいきます。子ども部屋には、遊びながら想像力を膨らませることができるような工夫をしてあげましょう。また、幼少期に多くの色に触れることは、感性を育み、豊かな色彩感覚を養います。大人の好きな色を押し付けるのではなく、子どもが好む色でコーディネートしてあげることも大切です。


子どもの作品を展示するギャラリースペース

子どもが書いた絵や、折り紙などの作品を飾るスペースがあるとよいでしょう。壁に貼るだけでもいいですが、棚を用意してギャラリーのように作品を大事に飾り、褒めてあげることで、子どもの創作意欲は一層増し、喜びを強く感じるものです。


元気が出る色を差し色に取り入れる

子ども部屋だからといって四方の壁にプリント柄を選ぶのは、うるさい印象になってしまいます。一面だけをプリント柄にしたり、色を取り入れることで、部屋の印象を変えながらも落ち着いた雰囲気に仕上がります。成長に合わせて壁紙や家具を変えるのは大変!という場合は、ベッドカバーやクッションなどのファブリックに元気な色を取り入れるとよいでしょう。色を変えたくなったら手軽に変えることができます。


落書きOKの場所を設ける

小さな子どもは、場所をわきまえず絵を描いたり、シールを貼ったりするものです。もちろん壁や家具に落書きをされては困りものですが、「落書きはダメ!」と頭から叱っては、子どもの感性を摘み取ってしまうようなもの。大きめの黒板やホワイトボード、ダンボール製の玩具などを用意して、落書きしてもいい場所とダメな場所を教えながら、自由に描かせてあげるとよいでしょう。


植物を通して自然を身近に感じる

自然を感じる身近なものに植物があります。植物を育てることで、子どもの植物をいつくしむ心、想像力や好奇心も養われます。鉢植えの中にお気に入りのおもちゃを忍ばせたり、植木鉢に自分で絵を描いたり色を塗ったり、植物の世話が楽しくなる工夫をしてあげましょう。 植物の中には、エコプランツと呼ばれる、ホルムアルデヒトなどの有害物質を吸収し、葉から新鮮な空気を放出するものもあります。手に入りやすいガーベラやポットマムなどは、きれいな花を咲かせます。


屋根裏を活用して隠れ家に

子どもは誰にも邪魔されない自分だけの隠れ家的空間に憧れるものです。屋根裏がある家にお住まいなら、空間を上手に利用して、子どもの秘密基地としてみてはいかがでしょう。他の部屋に比べて狭いため、明るい色使いにしたり照明を工夫してあげるとよいでしょう。

寝室は1日の1/3を過ごす大事な場所


快適な寝室は、一日の疲れを癒し、心地よい眠りに導いてくれます。寝室は、寝るだけの部屋と思われがちですが、一日のおよそ1/3の時間を過ごす大事な場所です。寝室の色使い、照明の明るさ、インテリアや部屋全体の雰囲気などに配慮しながら、寝室環境を快適に整えましょう。


室内の温度・湿度

理想的な寝室の室温は夏が25℃前後、冬は15℃前後、湿度は年間を通して50〜60%が目安とされています。 冬の暖房時は、窓などの開口部から48%もの熱が逃げてしまうといわれています。複層ガラスの採用や、厚手のカーテンを重ねるなど、あたたかさを逃がさない工夫により快適な温度が保てます。

また、冬場は温度が低いため湿度も低く、暖房によって室内はさらに乾燥します。風邪予防のためにも加湿は大切ですが、加湿のしすぎが原因で結露やカビが発生することもあるので適度なコントロールが必要です。寝室では、枕元に小型の加湿器を設置するなどのスポット加湿がおすすめ。湿度コントロール機能付きのエアコンなら、加湿器がなくてもエアコン一台で温度・湿度管理が可能です。 寝室には、温度計・湿度計があると便利ですが、あまりこだわり過ぎも不眠のもとなので、暑過ぎず寒過ぎない室温・湿度を心がけましょう。


照明の明るさ

寝室の明るさは、一般的に、物の形がおぼろげに見える程度の20〜30ルクスがよいとされていますが、個人差があるので、自分に適した明るさで眠りにつくのがよいでしょう。ただし、明るい場所ではホルモンの分泌量が低下するという調査結果が出ているので、どうしても明かりが必要という人には直接照明よりも間接照明がおすすめです。また、電球は、蛍光灯よりも暖かみのある白熱灯のほうが心身をリラックスさせる効果があります。


騒音対策

静まりかえった夜間は、ちょっとした物音にも敏感になり、寝つけない原因になります。 家庭内から出る音は、エアコン:40〜60デジベル、テレビ:55〜70デジベル、風呂・給排水音:55〜75デジベル、と意外と大きく、寝室での音のレベルが40デジベルを超えると眠りに影響を与えると言われているので、電化製品を選ぶ際は音の大きさにも配慮しましょう。人の話し声や車のアイドリングなど外からの騒音には、二重サッシや防音効果のある窓ガラス、厚手のカーテンなどが防音対策になります。


カラーコーディネート

寝室はリラックスしたい場所なので、壁紙やカーテン、ファブリックには、刺激的な色彩は避けたほうがよいでしょう。黄緑から青、紫といった寒色系の色には、心を落ち着かせてくれる効果があります。グリーンには目の疲れを癒してくれる効果もあるので、寝室に適しています。また、ベージュやブラウンといったスモーキーカラーも、落ちついた雰囲気に。冬の季節は、オレンジや赤などの暖色系が、あたたかさを演出してくれます。


レイアウト

ベッドをはじめインテリアの高さを抑えることで、空間に空気の流れができ、圧迫感を感じることなくリラックスできます。

ホームシアターを楽しもう -ライフスタイルにこだわる-


ライフスタイルに合わせてさまざまな楽しみ方を

ホームシアターをつくるにはある程度の広さがあれば実現できます。 家族みんなで楽しめるリビングでのシアターづくりがおすすめです。 大勢でわいわいスポーツ観戦やゲームを楽しむもよし、一人で映画に浸るのもよし。 ライフスタイルに合わせて快適なホームシアターを実現したいものです。


リビングをリビングシアターに

家族の集まるリビングをリビング兼ホームシアターにするには、防音対策をしておくとよいでしょう。 天井や壁を吸音材で仕上げたり、フローリングの床にカーペットを敷くだけでも効果があります。 大型液晶テレビを壁掛けする、またはテレビを収納できる大型の収納システムを設置すると空間がすっきりして見え、リビングとして使用する際も違和感がありません。

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本格的にリビング兼シアターにしたい場合は、内装を防音仕様にしたり、ドアや窓などの開口部から音をもらさないよう防音対策をすることをおすすめします。 シアターとして部屋を暗くさせるため、窓周辺は、雨戸や遮光カーテンで遮光対策もしておきましょう。


寝室をくつろぎのシアタールームに

くつろいで映画や音楽を楽しみたいなら、寝室をシアタールームにしてみては。 ただ、寝室に大掛かりなAV機器を設置したくなかったり、リビングほどスペースに余裕がなくAV機器を設置できないということもあるでしょう。 そこで注目したいのが、ブルーレイレコーダーの多くに搭載されているDLNAサーバーという機能です。 DLNAサーバーを使ってレコーダーとディスプレイをLANでつなげば、リビングのブルーレイレコーダーに入っている映像やサウンドを他の部屋でも楽しむことができます。 ディスプレイを設置するだけで、すっきりシンプルに寝室のホームシアターを実現できます。


バスタイム

寝室同様、DLNAを使えばバスルームでも映像を楽しむことができます。 また、最近のAVアンプに搭載されているマルチゾーンという機能を使えば、リビングに置いてあるミュージックプレーヤーやサーバーに入っている音楽をバスルームの防滴スピーカーで楽しむこともできます。 AVアンプのマルチゾーン機能は、どの部屋にも対応できるので、楽しみ方の可能性が広がります。

ホームシアターを楽しもう −インテリアにこだわる−

インテリアが演出するスタイリッシュなシアター空間

ホームシアターを本格的に楽しみたい場合は、インテリアとの調和も欠かせません。 ゆったりくつろげるソファ、すっきり整った空間、収納などのアイテムにもこだわって、スタイリッシュなシアター空間をつくりましょう。


まずはソファ選びから

ホームシアターの醍醐味は、自宅だからこそできる自由なスタイルで視聴するくつろぎ感といえましょう。 ソファはリクライニングできたり、足を載せられるフットレストのあるものがおすすめ。 時間の経つのも忘れて作品の世界にじっくり浸ることができます。 ただし、リビングにつくる場合はリビングチェアとしても違和感がないデザインにしておくことも大切です。 同時に、飲み物を置けるサイドテーブルやDVDなどのソフトを収納できるリビングボードなどを設えると室内がすっきり美しく収まります。


テレビ周辺の収納にも工夫を

ブルーレイ、DVDソフトやCDのフレームの色に合わせて、収納を選ぶと、モニターとの一体感が得られてすっきりした空間になります。 スピーカーなどの音響機器もデザイン性の高いものを選ぶとより統一感のある空間になります。


ダウンライトや間接照明で演出

ホームシアターを昼間に楽しみたい場合は遮光カーテンなどで光を遮ることが必要です。 本格的なシアター空間を演出するには、照明計画は不可欠な要素。 テレビの場合は、照明は控えめにして画面へ映りこまないようにします。 プロジェクターを使うときは、スクリーンへの投影光を遮らないように天井の照明に注意。 いずれも部屋は暗くするか照明を控えめにすることが大切。 部分照明や手元の灯りで雰囲気を演出しましょう。 明るさをコントロールできる調光器を用いると映画館さながらの演出も可能です。 消費電力の少ない蛍光灯でも調光機能付きの機器が販売されていますので検討してみるとよいでしょう。

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長時間にわたって画面を見ることが多いホームシアター。 快適に鑑賞するには、照明の使い方も大切です。 真っ暗な部屋で画面を見続けると、明るさの対比がありすぎて目が疲れてしまうので、画面の背後を照明でかすかに照らしてみましょう。

ホームシアターを楽しもう −音を楽しむ−

より迫力ある映像とサウンドを楽しむために、自宅にいながら映画館やコンサートホール、スタジアムの臨場感を味わえるホームシアターをセットアップしてみませんか?
大画面液晶テレビをメインにした自分だけの本格的なシアタールームや、プロジェクターやスクリーンを使用した家族で楽しむリビングシアターなどで、映画やドラマを楽しみましょう。


迫力あるサウンドで臨場感がさらにアップします

ホームシアターには、大画面化の液晶テレビを利用したものと、プロジェクターを使ってスクリーンに映像を映し出すものがあります。 液晶テレビは高画質なうえ3Dが登場するなど多様化していますが、プロジェクターを使用する後者のほうがより本格的です。 100インチを超えるスクリーンでは映画館そのものの迫力が味わえます。


プロジェクターの設置位置

最近では、プロジェクターの価格が手頃になったことなどから、自宅で大画面スクリーンを楽しむ人が増えています。 プロジェクターの設置については、床やテーブルの上に置いてスクリーンに映す方法もありますが、部屋の最後部に天吊りするか、埋め込んでしまうのも良いでしょう。


壁をスクリーンがわりに

テレビモニターやスクリーンを設置しないで、白の壁に映像を映すのも大画面を楽しむ一つの方法です。 壁がスクリーンに早変わりするので、使用しないときは壁面がすっきりします。


5.1chサラウンドで臨場感ある音響効果を再現

5.1chサラウンドをご存知ですか。モノラルは1つのスピーカーで、ステレオは2つのスピーカーで音声を再生しますが、5.1chサラウンドでは6つのスピーカーで構成された音響システムです。 正面、右前方、左前方、右後方、左後方、低音出力用サブウーファーの6つによって映画館のような臨場感のある音響効果を再現できます。 スピーカー1台が1ch、サブウーファースピーカーは出力できる音域が限られているため、0.1chとカウントされています。 5.1chサラウンドは地上デジタル放送にも応用されているので、今や映画はもちろん、音楽やスポーツ番組まで5.1chサラウンドで楽しむことができます。


ムダな音の反射を防ぐ

上質なサラウンド音声の臨場感を楽しむなら、できる限りムダな音の反射を抑えるようにしたいものです。 室内の向き合った壁は、音が繰り返し反射するため、特定の音が強調されがち。壁面の仕上げを凹凸や斜めにすると音の反射を拡散させることができます。 天井の高さは2.4mあれば十分。これ以上低い場合は音の反響に支障が出るようです。また、フローリングのような硬い床は音を反射しやすくスピーカーの音と干渉しがち。 フロントスピーカーと視聴ポイントの間に毛足の長いラグを敷くと改善できます。ほかにも室内にボリューム感のあるソファなどを配置すると反射音を吸収してくれます。


気兼ねなく楽しむためにも防音の配慮も

せっかくのホームシアターですから、ご近所や家族に気兼ねなく大きな音で楽しみたいものです。 そのため近隣に音漏れしない対策を施し、同居する家族にも配慮しましょう。 防音工事をする箇所は天井や壁、床などの内装、ドア、窓など外部に面した場所も必要です。 防音シートを既存の壁に張り、その上から防音ボードを二重に貼るのも一案です。 窓は二重サッシにする、あるいは複層ガラスを採用すると防音効果は高まります。 また、扉の芯材に防音材を組み込んだ防音ドアなどを採用すれば同居する家族に気兼ねなく大音響が楽しめます。

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フローリングの床は音が響きやすいので、カーペットを敷いたり、壁に厚手のカーテンを取り付けるなどの工夫をすると、音を吸収し、音の響きを抑えることができます。

  • 連載「住まいとお金」ファイナンシャルプランナー 久谷真理子
  • わが家の建てどきガイド
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