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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第7回】ライフスタイル別 住宅ローンの組み方
~子どもの教育費と住宅ローン~

2013/04/11 12:00

GENIUS Link-Age with kids 連載も第7回目。そろそろ、具体的なローンの組み方が気になり始める頃ではないでしょうか。そこで今回は、子どものいるファミリーをとりあげ、住宅ローンを組むにあたってのポイントをお伝えします。

 

子どもの成長に伴って負担が増す教育費

みなさんが、住宅ローンを返済する期間はどのくらいでしょうか。15年、20年、25年、もっと長いかもしれませんね。
その間、子どもは成長し、教育費がかかるようになります。その負担は決して軽くありません。まず、教育費のデータを見てみましょう。表は、学齢ごとのおおよその教育費の推移を示したものです。

▼教育費推移表
教育費推移表
※文部科学省のデータを元に作成した概算値です。
 


子どもが幼いファミリーのポイント

GENIUS Link-Age with kids 子どもが幼いうちに住宅ローンを組んだ人は、借入れから10年も経つと、少なからずその返済を負担に思い始めるとか。おもな原因は、子どもの成長に伴う教育費の負担増を甘く見ていたからだと聞きます。

実は、まだ子どもが幼いうちは、家計に余裕がうまれやすい時期。しかし、そのことを自覚せず、そのときの家計の余裕度に合わせて住宅ローンを組んでしまうと、次第に返済が苦しくなってしまうのです。
表でも、子どもの教育費がじわじわと重くなるさまが見てとれますね。進路にもよりますが、大学に進学する頃には、負担が倍増などということも十分にあり得るのです。

子どもが幼いファミリーは、一定の時期に教育費の負担が重くなることを念頭に、月々の返済額を検討してください。また、金利タイプの選択においても安心を優先。金利変動リスクをとった結果、「教育費のピークに返済額が増えてしまった」ということがないようにしましょう。

 

教育費のピークにあるファミリーのポイント

GENIUS Link-Age with kids 教育費のピークにローンを組んだ人は、老後資金に不安を残すケースが少なからず見られます。退職金に過度に依存したプランになっていたり、リタイア後も延々と返済を続ける想定になっていたりするからです。

教育費のピークにあるファミリーは、月々の返済においては、無理をしない傾向が見られます。これはいいことですね。しかし、期間を長くすることで、借入額を増やしているケースが少なくありません。その結果、老後に不安を残すことになってしまうのです。

心配なのは、先の世代に比べると年齢が高めであること。そのため、老後を視野に入れた期間選択がより大切になるのです。「住宅ローンは、長めに組んで短く返すのが理想」とはいいますが、限度があるというもの。長く組み過ぎては、短くすることが難しくなってしまいます。
金利タイプを選ぶ際は、少なくても教育費の負担が終わるまでは、金利変動リスクをとらないようにしましょう。例えば、子どもが高校1年生なら10年程度の固定を利用するなど、金利変動リスクを避けながらも、少しでも返済額を抑える工夫をしたいですね。

GENIUS Link-Age with kids 住宅ローンを組むにあたってのポイントは、その時々の家計の余裕度を推し量り、それに合わせたプランを立てることです。家計の余裕度は刻々と変化します。特に、子どもがいるファミリーの場合、子どもの教育費の負担とローン返済の兼ね合いをしっかり把握するようにしてくださいね。


 

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