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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第24回】保証会社の役割

2014/09/11 11:00

住宅ローンを借りるとき、保証会社に保証をお願いすることがあります。「数十万円もの保証料を払うのはいやだな」と思う人も多いでしょうが、それが住宅ローン利用の条件であれば仕方ないですね。ところで、保証会社とは、何をするところなのでしょうか。


保証会社の業務

保証会社の業務は、大きく「保証審査」と「保証履行」です。
保証審査は、これから保証を受けたい(ローンを利用したい)という申込みについて、審査を行うこと。いざとなったら、肩代わり(代位弁済)をするのですから、「申込者は滞りなく返済できる人だろうか」「取得する住宅は担保価値があるだろうか」といったことを調査して、保証を引き受けるかどうかを判断しています。

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保証履行は、住宅ローンの返済が滞ったときに、それを肩代わりする業務です。 ローンの借入者は、保証会社に肩代わりをしてもらった後は、金融機関ではなく、保証会社に対して返済を行うことになります。
具体的には、担保である自宅を売却して返済、それでも債務が残る場合は、返済を続けなくてはなりません。保証料は、保証を引き受けてもらうことの対価で、いざというときに返済を免除してもらうための対価ではありませんから、返済の義務はなくならないのです。

保証会社は必要か

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最近は、保証会社を利用しない金融機関も増えています。保証会社の利用を前提とする金融機関であっても、年収や返済比率などの条件によって保証会社の利用を不要とするケースもあります。つまり、保証会社を利用しなくても住宅ローンの利用はできるということ。しかし、こういった商品の利用条件は、厳しめに設定される傾向にあるようです。

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一括で払うなら数十万円、金利に上乗せなら0.2パーセントなど、保証料の負担は決して軽くありません。しかし、保証会社の保証という信用補完によって、より多くの人が、住宅ローンの利用を検討できるのも事実です。そこに保証会社の存在意義もあると感じます。

保証料の例

借入れのときに一括払いする場合(借入額100万円あたり、元利均等返済)

毎月の返済分とあわせて払う場合

融資利率に年0.2%上乗せした金利を適用する

金融機関への返済がままならず、保証会社に肩代わりをしてもらうと、その後の借入れやクレジットカードの利用が難しくなってしまいます。何かあれば、早めに金融機関に相談しましょう。
さまざまな事情があるとは思いますが、できることなら、返済計画を見直すなどの対策をとりたいものです。

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