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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第27回】賃貸併用住宅を建てる

2014/12/11 12:48

マイホームを建てるとき、賃貸部分の併設をすすめられることがあります。その最大の魅力は、「賃料」というプラスアルファの収入を得られることでしょう。賃貸併用住宅のメリットと、その注意点を整理します。


賃料収入でローン負担を軽減できる!?

マイホームだけを建てる場合、賃料収入はありません。そのため、ローンを利用すると、その返済は自分の収入から行うことになります。自己資金をどの程度用意するかによるものの、それなりの負担感はあるでしょう。
一方で、賃貸部分を併設すると、賃料収入を得られるようになります。計画によっては、賃貸部分だけでなく、マイホーム部分のローンまで賄えるようになるでしょう。賃貸部分とマイホーム部分の割合や、賃料がどのくらい見込めるのかなどによって、その程度は異なりますが、家計は大助かりですね。

但し、賃貸併用住宅を建てると、建設費もそれだけ膨らみます。その分、借入れが多くなると、返済負担も重くなるのは必至です。収支のシミュレーションをするときは、賃料の下落や、修繕費の増加、利用するローンが変動タイプなら金利上昇による返済額の増加を見込むなど、慎重な検討が欠かせません。

賃貸部分の併設で相続対策!?

内装画像

所有する土地に家を建てて人に貸すと、建物はもちろん、土地についても、相続税の評価の引き下げが可能です。建物の評価には、固定資産税の課税明細書に記載されている金額を利用します。自宅は100%の評価で割引なしですが、これを人に貸すと、貸した部分については「貸家」の評価となって、30%引きに。自宅を100とすると、貸家は70ということです。
土地の評価には、路線価方式、もしくは倍率方式のいずれかで、国税庁が定めている方を使います。エリアにもよりますが、こちらについても「貸家建付地」ということで、賃貸した部分についておよそ20%の割引を受けられます。自宅の敷地を100とすると、貸家の敷地は80前後といったところでしょうか。

更に、土地については、被相続人等の貸付事業用の宅地等として、小規模宅地等の特例の適用も視野に。いずれも節税対策としては有効です。適用の有無や、そのルールについて、計画段階から確認しておきましょう。
ところで、賃貸併用住宅を建てると、資産が一か所に集中しがちです。そこで気を付けたいのが、相続がおきたときの分割について。将来のこととはいえ、子ども同士が分割で、もめることのないようにしておきたいですね。

賃貸併用住宅の「Belle Lead HOME plus」はこちら

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