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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第34回】住宅ローンの分割融資

2015/07/09 11:00

マイホームを建てるときは、あらかじめ支払のスケジュールを確認のうえ、それに従ってお金を準備する必要があります。【第33回】つなぎ融資に続き、住宅ローンの分割融資についてご案内します。


分割融資のしくみ

内装画像

住宅ローンの分割融資とは、住宅ローンの総借入額を、分割して融資することをいいます。多くの金融機関が行っているのは、土地の引渡しのときと、建物の引渡しのとき、トータルで2回に分けての融資です。

しかし金融機関によっては、建物の資金についても、分割融資に対応しています。その回数に違いはあるものの、建物の分割融資を利用できれば、着工、上棟、引渡しといったタイミングにあわせてお金を準備できるから便利です。

建物を建てる場合の支払いイメージ

土地から購入する場合の支払いイメージ

分割融資とつなぎ融資

住宅ローンを借りると、翌月から返済が始まります。分割融資も住宅ローンなので同じです。土地の引渡しのときに融資を受けると、翌月からその返済がスタート。建物の着工のときにも融資を受けたら、こちらも翌月から返済が始まるのが原則です。分割融資を受けるほど、返済が増えます。

その結果、今の住まいの住居費がある場合、家計は2軒分のコストを負担することになります。それは大変だからということでしょう。建物の引渡しを受けるまでは、元金返済を据え置けるのが一般的です。支払うのは利息だけ。これで少し楽になります。

例えば1,000万円の分割融資を受けたとしましょう。通常どおりに返済すると、毎月の負担は3万3千円と少しです(※1)。でも、利息を払うだけなら1万7千円くらい。負担を減らすことができます。
但し、元金返済を据え置くと、その間の元金がいっさい減りません。そのため、元金も返済する通常の形に比べると、トータルで支払う利息は増えてしまいます。忘れないでください。

※1 35年、2%、元利均等返済、ボーナス併用なしの場合

なお、分割融資を利用するときも、金利をはじめとする相応のコスト負担があります。スケジュール通りに資金の融通を受けられることも大切ですが、コスト感覚もしっかり持つようにしてください。

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