• トップ  >
  • ファイナンシャルプランナー 久谷真理子&税理士 池田里美「住まいとお金」

ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第36回】住宅ローンの借換えを考える 借換えに先立って

2015/09/10 11:00

ご承知のように今は低金利です。インターネットやチラシなどで、借入れ中の住宅ローンよりも、金利水準の低い商品を目にすることもあるでしょう。そのようなときは、「いいなあ」で終わらせず、借換えを検討してみませんか。


住宅ローン借換えの好機

住宅ローンの借換えとは、新しい住宅ローンを借りて、それを原資に、借入中のローンを完済することです。
まず、今の金利水準を見てみましょう。グラフは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携する長期固定金利の住宅ローン、フラット35の金利推移を表したものです。これを見ると、少し前に住宅ローンを借りた人でも、借換えでメリットを得られそうだと感じます。

フラット35の金利推移

フラット35の金利推移

※取扱金融機関の提供する金利で最も多い金利(21年以上35年以下)
詳細は住宅金融支援機構ホームページへ

新しい住宅ローンを借りられるかどうかをチェック

ところで、住宅ローンの借換えができるかどうかは、「新しいローンを借りられるかどうか」にかかっています。そこでおおよその見当をつけるために、チェックしたい項目をご紹介しましょう。

まず、収入をチェックします。当初と比べて大きく減っているなどがあれば、不安材料です。健康状態もチェック。新たに団体信用生命保険に加入できなければ、今のローンを借り続けたほうが安心という結論になるでしょうか(※1)。借入れ中のローンの返済履歴もチェックします。約束どおりに返済しているかどうかは審査で重視される項目です。その他、頭金をほとんど入れなかったケースなどでは担保割れの程度も気になるところ。さて、新しいローンを借りられそうでしょうか。
(※1)借入れ中の住宅ローンで団体信用生命保険に加入している場合

コストを負担してもメリットが出るかをチェック

あわせて、借換えにかかるコストをチェックします。新しいローンについては、事務手数料、保証料、ローン契約書に貼る印紙代、それから抵当権を設定するため費用など、どのような費用がどの程度かかるかを調べましょう。
完済するローンについては、抵当権を抹消するための費用はもちろん、完済のための手数料も必ず確認。想定外の費用がかかることもあると聞きます。戻し保証料がある場合はそれも加味してください。さて、諸々のコストを負担しても、借換えのメリットを得られそうでしょうか。

住宅ローンの借換えで、少しでも返済の負担を軽くすることができたら、その分、返済を早く終わらせることができます。節約できたお金を、教育や老後のための資金にまわすこともできるでしょう。何より、家計に合ったローンに組み直すことができれば安心です。

新しいローンの組み方については次回にお伝えします。

ソーシャルブックマーク

  • 資金計画が良く分かる!カタログプレゼント
  • ご相談・お問い合わせ