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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第37回】住宅ローンの借換えを考える 新しいローンの組み方

2015/10/08 11:00

借換えで金利の引下げに成功すると、家計は大助かりです。【第36回】住宅ローンの借換えを考える借換えに先立ってに続き、新しいローンの組み方をお伝えします。


金利の引下げによる効果

まず、金利の引下げによる効果を見てみましょう。5年前に3,000万円を借りて、30年ローンを組んだとします。金利を年2.92%とすると、毎月の返済は12万5千円と少しです。

5年の返済を経て、今の借入残高はおよそ2,660万円、残期間は25年です。これを、年利1.73%で借り換えるとします。金利が下がった分、毎月の返済は約10万9千円に。今より1万6千円近くも減って家計は楽になります。総返済額も470万円ほど減らせる計算なので、諸費用を加味しても十分な借換えメリットを得られることがわかります。

※元利均等毎月返済の場合

期間を短縮する効果

借換えにあたって毎月の返済額を減らす必要がなければ、期間を短くして毎月の返済額を調整しましょう。今の返済と同程度でいいのなら、4年も短縮できます。その結果、総返済額をさらに100万円ほど圧縮できます。金利引下げと期間短縮の合わせ技で、およそ570万円もの節約に成功です。

※元利均等毎月返済の場合

ローン返済は貯蓄とセット

借換えプランを検討するときに気を付けたいのは、期間を短くしすぎないことです。基本は、ローン返済を行いながら、必要なだけの貯蓄をコンスタントに行うこと。家計に合った期間を選択しましょう。

手元の貯蓄にも余裕があれば、更に一歩進んで、少なく借り換える選択もできます。200万円を貯蓄から出して2,460万円で借り換えるといった感じです。しかしこちらも家計と相談を。手元に残すべき貯蓄をしっかり確保することが欠かせません。

そのほか、金利の引下げ分で団体信用生命保険の保障を厚くする借換えや、金利上昇リスクを避けるために金利タイプの変更を伴う借換えを行うケースもあるでしょう。いずれにしても、借換えは家計を見直すいいチャンスです。将来まで見据えたローンに組み直したいですね。

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