• トップ  >
  • ファイナンシャルプランナー 久谷真理子&税理士 池田里美「住まいとお金」

ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第38回】【フラット35】Sを利用予定の人はスケジュールの確認を

2015/11/12 11:00

今、【フラット35】Sの金利がお得です。来年(平成28年)1月29日までに申し込むと、当初10年間もしくは5年間にわたって、【フラット35】の金利から0.6%もの引下げを受けられます。


金利引下げ幅が0.6%に拡大中

【フラット35】Sとは、省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅を取得する場合に、【フラット35】の金利を、一定期間にわたって引き下げる制度をいいます。

金利引下げ期間は、住宅の技術基準のレベルに応じて、AプランとBプランに分かれます。金利の引下げ幅は、平成28年1月29日までの申込受付分まで0.6%に拡大中。以後は、従前と同じ0.3%になる予定です。
※当制度には予算があるため、終了日が前倒しになる可能性もあります。

▼表1

金利プランA・Bの技術基準の詳細はこちら >>

【フラット35】Sの効果を確認しよう

表2は、【フラット35】と【フラット35】Sを借りた場合の試算です。【フラット35】Sを利用できると、ローン返済がグッと楽になることがわかります。

▼表2

※3,000万円を35年、元利均等毎月返済、ボーナス併用なしで借りた場合。金利は、平成27年11月における【フラット35】取扱金融機関の提供する金利で最も多い金利のうち、返済期間21年以上35年以下、融資率9割以下のもの。

まず、毎月返済額です。今、【フラット35】と【フラット35】Sには、金利差が0.6%もありますから、当初の返済に約8,600円の差がつきます(①と②の差)。 5年経つとBプランの金利引下げは終了です。それでも、当初5年間の金利が低かった効果で、毎月返済額は【フラット35】に比べると、1,000円以上少なくて済みます(①と③の差)。更に5年の経過で、Aプランの金利引下げもなくなって毎月の返済額が上昇。しかし同様の理由から、Bプランより更に1,000円以上の負担減です(③と④の差)。

その結果、総返済額にも差がつきます。【フラット35】と比べて、【フラット35】SのAタイプは約175万円のお得、Bタイプでも約94万円のお得です。参考までに、金利引下げ幅が0.6%ではなく0.3%になると、Aタイプのお得は約88万円に縮小、Bタイプも約47万円に縮小です。いずれにしてもお得ですが、できるなら引下げ幅の大きいときに利用したいものです。利用を検討したい人は諸条件を含め、スケジュールの確認を急ぎましょう。

ソーシャルブックマーク

  • 資金計画が良く分かる!カタログプレゼント
  • ご相談・お問い合わせ