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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第39回】親子でひとつの住宅ローンを組む

2015/12/10 11:00

二世帯住宅を建てるにあたり、親と子が力をあわせて住宅ローンを組むことがあります。
方法は大きく2つ、親子でひとつの住宅ローンを組む方法と、親子がそれぞれに住宅ローンを組む方法です。今回は、親子がひとつの住宅ローン方法について見てみます。


親子ローンとは

親子でひとつの住宅ローンを組むとき(以下、親子ローン)、多くは連帯債務の形をとります。連帯債務とは、複数の人が連帯して借入れをすることです。この場合、親も子も借入れについて、同じように責任を負う形をとることになります。

親子ローンならではの特殊事情として、共に借入人となる親と子の年齢に、大きな開きがあることが挙げられます。一般的に、借入れの当初は返済能力があるとしても、親が返済を続けられる期間には限りがあるもの。

それに対して子どもは、まだまだ返済を続けることができそうです。親子ローンの特徴は、「親は一線を退くけれども、子どもは引き続き返済を行う」ことを前提とするなど、二世代にわたる事情に配慮したプランニングができることでしょう。

利用にあたって考えておきたいこと

親子ローンには、気を付けたい点もあります。まず、親と子では返済能力に違いが出るだろうということ。借入れにあたっては、親と子の分担について、あらかじめしっかりとした話し合いをしておくことが大切です。

まだライフプランの定まらない子どもの利用にも慎重になりましょう。結婚を機に独立を考えても、新たに住宅ローンを組むのは難しいと思われるからです。親子ローンで建てた家は、親の自宅であります。そこを売却して住宅ローンを精算することは現実的でしょうか。

そのほか、団体信用生命保険に誰がどのように加入するかなど、取扱いの詳細は金融機関によって異なります。そもそも親子がひとつのローンを組むことに前向きでないところも少なくありません。利用を考えるのであれば、早目の確認をお勧めします。

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