• トップ  >
  • ファイナンシャルプランナー 久谷真理子&税理士 池田里美「住まいとお金」

ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第40回】親子それぞれが住宅ローンを組む

2016/02/18 11:00

第39回に引き続き、親子が力をあわせて住宅ローンを組む方法をご紹介します。今回は、親と子が別々にローンを組む方法についてです。
【第39回】親子でひとつの住宅ローンを組む


親子ペアローン

親子ペアローンは、親子それぞれが債務者として、その返済能力に応じたローンを組むことをいいます。例えば、親は2,000万円を10年返済で借りて、子は3,000万円を30年返済で借りるといった感じです。多くは、お互いが連帯保証を行う形態をとります。親子だけでなく、夫婦の間でもよく用いられる方法です。

ペアローンのメリットをひと言で表すと、「わかりやすさ」でしょう。親子でひとつのローンを組む場合と違って、それぞれの借入額がはっきりしているため、分担があいまいになることはありません。

親も子も、年末残高に応じた「住宅ローン減税」を受けられるのはもちろん、それぞれの借入れについて「団体信用生命保険」にも加入します。万一のときに、自分の借金を残してしまう心配がないのは安心です。

利用にあたっての注意点

親子ペアローンの利用にあたっては、注意点もあります。

まず親です。ペアローンは、子にローンを引き継ぐことを前提としません。そのため、収入の変わり目を意識のうえ、返し切るプランを立てることが大切です。
リタイアの時期を超えるローンを組むのであれば、リタイア時のローン残高を確認。「繰上げ返済で返せるのか」「退職金に頼りすぎるプランになっていないか」といったことを検討しておきましょう。

次に子です。当たり前のことですが、借入れ当初から返済がスタートしますから、背伸びは禁物です。長期にわたる返済期間を視野に入れ、安定感のあるプランニングを重視してください。
まだ結婚前などで、ライフプランが定まりきらないなら、マイホームを建てる時期についても慎重になったほうがいいでしょう。結婚を機に、事情がかわることがあるかもしれません。

最後にコスト面ですが、2本のローンを組むことになるので、事務手数料が倍になるなど、コスト高になることが想定されます。あらかじめ確認しましょう。

ソーシャルブックマーク

  • 資金計画が良く分かる!カタログプレゼント
  • ご相談・お問い合わせ