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ファイナンシャルプランナー 久谷真理子「住まいとお金」

久谷真理子(くたにまりこ) 株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター 都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。
また、日本経済新聞(M&I)等にて情報を発信。


池田里美(いけださとみ) 株式会社フリーダムリンク
税理士、ファイナンシャルプランナー。
税理士事務所、大手商社経理部で勤務後、現在は相続・不動産関連の税務、コンサルティング、セミナー講師などを務める。

【第41回】夫婦でローンを組むときの団信

2016/04/14 11:00

住宅ローンを組むにあたって、団体信用生命保険(以下、団信)に加入すると、死亡したり、所定の高度障害状態になったりしても、家族に借金を残さないですみます。だから安心です。


第11回 万一に備える団体信用生命保険

しかし、夫婦2人で住宅ローンを組む場合は、そう単純ではありません。組み方によって、団信への加入方法が変わるからです。


ローンの組み方で団信の加入方法が変わる!

夫婦で住宅ローンを利用するとき、ローンの組み方は、大きく2つです。


  • ・夫婦で連帯して、ひとつのローンを組む(連帯債務ローン)
  • ・夫婦それぞれが、その返済能力に応じたローンを組む(ペアローン)

連帯債務での借入れを選択すると、例えばある金融機関の場合、収入の多い方だけが団信に加入することになります。仮にそれを夫とすると、夫に万一があっても、借入れが残ることはありません。一方で、妻には保障がありませんから、妻に万一があると、夫がひとりでローンを背負うことになります。2人の収入でローンを組むのに、不安は残らないでしょうか。

ペアローンの場合、夫婦それぞれが、その借入れについて、団信に加入することになります。そのため、夫も妻も、万一のときに、自分の借入れを残す心配はありません。しかし、亡くなった人の借入れはゼロになりますが、もうひとりの借入れは残ります。夫婦それぞれが、自身の返済能力に応じたローンを組むと思えば、問題はなさそうです。それでも、ローンを返しながら、生活費や教育費をひとりで負担していくことに、不安はないでしょうか。

連生団信の利用も

こういった不安をなくすためには、別途、保険に加入するなどで、不足する保障に備える方法があります。また、連帯債務での借入れであれば、「連生団信」の利用も一案です。連生団信に加入すると、夫婦のいずれかに万一があっても、借入れがゼロになるので安心です。相応のコストもかかりますが、利用しやすい商品も見られるようになりました。

住宅ローンを選ぶときは、万一について、いかに備えることができるかといった視点も必要です。ひとりで多くの負担を抱えることになるかもしれない可能性に、目をつぶるのは得策ではありません。

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