美しいまち並みを見ると幸せな気分になるもの。統一性のある建物や外構のデザインは大切なポイント。自然の地形や植生をいかしたり、シンボルツリーや植栽を取り入れると、まち全体が緑あふれる環境に。敷地の区画割りや建物配置の工夫で、隣どうしが快適に暮らせるように配慮されたまちもあります。
「微気候デザイン」を取り入れたまちなら、四季を通じて心地よく暮らせます。微気候とは、住まいとその周辺に限った局地的な気候のこと。街路の植栽を計画的に行うことなどで、日射や通風、気温などをコントロールできます。地域によって異なる風の流れにも配慮されているかなどを確認しましょう。
安心して暮らせるまちかどうかは重要なポイントです。ご近所づきあいのあるまちなら不審者をすぐに見分けられ、高い防犯効果を期待できます。コミュニティを育む集会所や広場をはじめ、フットパス(歩行者専用の小道)、ボンエルフ(車の速度を抑える工夫)といった安全面への工夫もチェックしましょう。
住み始めたときはきれいでも、住み続けるとともに時代遅れになったり、見栄えが悪くなったりするようでは困ります。10年先、20年先まで考えて植栽計画がされているか、建物の外壁やデザインに風格を増す工夫があるか、など歳月とともにエイジングするように考えられているまちが理想的です。
暮らす人が愛着をもてるまちは、住む人とともに成長していきます。そこには新たな価値が生まれ、魅力もアップ。暮らすことが誇りになるまち、誰もが住みたくなるまちなら、将来の資産価値も高まります。グッドデザイン賞やまち並み賞など会社の実績も参考にしながら、本当に価値あるまちを選びましょう。
2020.10. 12020:10:01:11:00:00
これからの住まいに求められるのは「環境」への配慮と「安全・安心」東京大学 未来ビジョン研究センター 教授髙村ゆかり
2020.9.242020:09:24:11:00:00
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2020.9.172020:09:17:11:00:00
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2020.9.102020:09:10:11:00:00
自然と、家族と、心地よくつながりお子さまたちが伸びやかに楽しく遊ぶ住まい
2020.9. 32020:09:03:11:00:00
コロナ禍による暮らしの変化と 住まいに求められるもの東京ガス都市生活研究所小泉貴子 / 木村康代